新型テラノ

テラノが24年ぶりに新型復活:PHEV市販版は1年以内に発表、日本導入の可能性に迫る

2002年の生産終了から24年、ついに名車テラノが復活。最新情報として歴代モデルとの違いを詳しく比較解説します。V6ガソリンからPHEVへと進化したパワートレイン、オフロード走破性の継承、知能化技術の搭載など、新旧の共通点と相違点を紐解きます。

テラノが24年ぶりに新型復活:PHEV市販版は1年以内に発表、日本導入の可能性に迫る

新型テラノの最新情報:名車復活!北京モーターショー2026で最新PHEVコンセプトを世界初公開

日産自動車は2026年4月24日、北京モーターショー2026において、新型コンセプトカー「テラノPHEVコンセプト」を世界初公開しました。かつて世界中で愛されたSUV「テラノ」の名を冠する象徴的な一台であり、最新のプラグインハイブリッド技術を搭載した次世代モデルとして大きな注目を集めています。本記事では、エクステリアの特徴から歴代モデルとの比較、走行性能、市販版の展望まで、現時点で判明している情報を詳しく解説します。

日産、名車「テラノ」の復活を宣言!北京モーターショー2026で最新PHEVコンセプトを公開

新型テラノPHEVテラノPHEVコンセプト

日産自動車は2026年4月24日、北京モーターショー2026において、新エネルギー車(NEV)の新型コンセプトカー「テラノPHEVコンセプト」を世界初公開しました。日産にとって象徴的なネーミングを復活させる一台であり、最新のプラグインハイブリッド技術を搭載しています。フロントグリル中央にはブランドロゴを象徴する「NISSAN」の立体的な文字が鮮やかに発光し、その両サイドには水平に連なる4連の白色LEDシグネチャーランプが配置されており、往年のテラノのタフさとは一線を画す、未来的でクリーンな光のデザイン言語を確立しています。

本車両は、日産が歴代モデルで培ってきたオフロードでの高い走行性能を継承しながら、都市部での快適な通勤という現代的なニーズにも応えるSUVとして開発されました。リアに背負ったマッドテレーンタイヤのスペアタイヤ(Mickey Thompson「BAJA LEGEND MTZ」を装着)や、ルーフ上に搭載された大型のラゲッジラック、そしてフェンダー部のイエローのマーカーライトなど、随所に本格的なオフロード走行を想定した装備が見て取れ、アウトドアでの走破性と日常の利便性を高次元で両立させている点が大きな特徴です。日産は「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」という新ビジョンのもと、より安全で直感的、そして多くの人の手が届くモビリティの提供を目指しています。

今後の展開として、今回公開されたコンセプトカーの市販モデルは1年以内に発表される予定です。さらに、この量産モデルは中国国内市場のみならず、グローバル市場への輸出も計画されており、かつて世界中で親しまれた「テラノ(海外名:パスファインダー)」ブランドの新たな歴史が動き出すことになります。日産は2030年度までに中国での販売台数を年間100万台に引き上げる目標を掲げており、本モデルはその中核を担う一台として期待されています。

伝説の名車が最新スタイルで復活!「テラノPHEVコンセプト」のエクステリアが示す次世代SUVの姿

新型テラノPHEVテラノPHEVコンセプト

「テラノPHEVコンセプト」のエクステリアは、かつて世界中で愛されたテラノのタフなイメージを現代に蘇らせつつ、最新の電動化技術と融合させた先進的な造形を纏っています。過去のモデルチェンジを重ねてきた本シリーズの歴史を踏まえつつ、完全新規の世界観を提示している点が大きな見どころです。鮮烈なマットオレンジレッドのボディカラーは砂漠の大地に映え、ボクシーで立体感のあるフォルムが本格オフローダーとしての存在感を際立たせています。

伝統の走破性と都市の洗練を融合した「タフ×モダン」な造形

新型テラノPHEVテラノPHEVコンセプト

新型テラノPHEVテラノPHEVコンセプト

新型テラノPHEVテラノPHEVコンセプト

新型テラノPHEVテラノPHEVコンセプト

テラノPHEVコンセプトのエクステリアは、日産が歴代モデルで培ってきたオフロードでの高い走行性能を視覚的に継承しています。サイドビューでは長方形を基調とした直線的なキャビン構成と、短いオーバーハング、そして大径のオフロードタイヤとの組み合わせによって、岩場や砂丘などを踏破するに十分なアプローチアングル・デパーチャーアングルが確保されていることが伝わってきます。ボディ下部全周を覆うブラックアウトされた樹脂製プロテクションや、リア側面に配置された縦長のリアクォーターガラス越しに見える縦型のエアインテーク風オーナメントも、堅牢さを感じさせる仕上がりです。

一方で、フロントピラーからルーフにかけての滑らかな繋がりや、ブラックアウトされたグリーンハウス、クリーンな面構成のボディサイドは、都市部での日常使いや通勤にも馴染む洗練された佇まいを実現しています。多様化する現代のユーザーニーズに応えるべく、どこへでも行けるような「タフな道具感」と、都会的な「スマートな佇まい」を高い次元でバランスさせたデザインに仕上げられています。

日産の未来を象徴する先進のデザイン・ランゲージ

新型テラノPHEVテラノPHEVコンセプト

本モデルには、日産の新ビジョン「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」を具現化する、次世代のSUVラインアップに通じるデザイン要素が盛り込まれています。フロントフェイスでは、左右のヘッドランプを水平に繋ぐ複数段の白色LEDバーが特徴的で、中央に鎮座する立体的な「NISSAN」レターマークと一体となり、遠目にも一目でテラノと判別できる強烈なアイデンティティを形成しています。ボンネット上に装備されたイエローの補助灯やAピラー基部のルーフマウントライトも、機能美を追求した装備として存在感を放っています。

リアビューに目を向けると、中央にリアタイヤを背負ったシンプルかつ立体的なテールゲート造形、左右に大きく張り出したLEDテールランプ、そして下部バンパーに配された「TERRANO PHEV CONCEPT」のネームプレートが、コンセプトカーらしい迫力と未来感を両立させています。単なる懐古的なデザインにとどまらず、最新のプラグインハイブリッド技術(PHEV)を象徴するような、先進的でクリーンなスタイリングが随所に施されており、量産モデルは今後の日産SUVのデザインの方向性を占う上でも重要な役割を担っています。

伝説の復活、日本再上陸の可能性は?「テラノPHEVコンセプト」のグローバル展開に迫る

新型テラノPHEVテラノPHEVコンセプト

「テラノPHEVコンセプト」は、往年のファンのみならず、最新の電動化SUVを求める層からも熱い視線を浴びています。かつて日本市場でSUVの地位を確立しながらも、2002年にその歴史を閉じていた「テラノ」ですが、今回の象徴的な名称の復活により、日本導入への期待が急速に高まっています。

中国から世界へ、量産モデルの「グローバル輸出」を計画

日産は今回の発表において、中国を日本、米国と並ぶ「3つのリード市場」の一つと位置づけています。さらに、中国を単なる消費市場ではなく「グローバルなイノベーションと輸出のハブ」と定義し、現地で開発された競争力のある技術や商品を世界中に展開していく方針を明らかにしました。

注目すべきは、この「テラノPHEVコンセプト」をベースとした量産モデルについて、日産が明確に「輸出することを計画している」と言及した点です。市販モデルの発表は1年以内を予定しており、かつて世界中で親しまれた「テラノ(海外名:パスファインダー)」の名が、再び日本の地を踏む可能性は極めて現実味を帯びています。

24年間の空白を経て、日本の道へ戻る日は近いか

日本では2002年8月に2代目テラノが生産・販売を終了して以来、国内のラインアップからその名が消えていました。しかし、海外では「パスファインダー」としてモデルチェンジを重ねて進化を続けており、日本国内でも本格SUVとしての復活を望むマニアの声は絶えることがありませんでした。

日産は「モビリティの知能化」という新ビジョンのもと、2030年度までに中国での販売台数を年間100万台に引き上げる目標を掲げており、その中核を担うテラノが、次世代の本格電動SUVとして日本市場へ投入されることへの期待は、かつてないほどに高まっています。

40年の時を超えて受け継がれるDNA「テラノPHEVコンセプト」と歴代モデルの共通点・相違点

新型テラノPHEVテラノPHEVコンセプト

「テラノPHEVコンセプト」は、1986年の初代誕生から続く「テラノ」の血統を現代に蘇らせたモデルです。これまでのモデルチェンジを経て、歴代テラノはその時代ごとに革新的なメカニズムとデザインでSUV市場を牽引してきました。最新のコンセプトモデルが、かつての名車たちから何を継承し、どのような進化を遂げたのか、その詳細を紐解きます。

伝統の走破性と「電動化」による劇的なパワーユニットの進化

歴代テラノとの最大の共通点は、日産が長年培ってきた「オフロードでの高い走行性能」の継承にあります。初代はダットサン・トラックのシャシーをベースに、リヤにサファリ譲りの5リンク式サスペンションを採用した本格派でした。2代目はスカイラインGT-Rの技術を転用した電子制御4WD「オールモード4×4」を搭載し、砂漠のラリーを無双するほどの走破性を誇りました。今回のコンセプトモデルも、大径のマッドテレーンタイヤと大きく張り出したフェンダーアーチ、車体下部を覆う強靭なアンダーガード類など、タフネスを視覚的にも機能的にも主張するデザインが歴代モデルの精神を受け継いでいることを物語っています。

一方で、最も大きな違いはパワーユニットの電動化です。

  • 歴代モデル:主に2.7L〜3.2Lのディーゼルターボや、3.0L〜3.3LのV6ガソリンエンジンなど、大排気量の内燃機関が中心でした。
  • 新型コンセプト:最新のプラグインハイブリッド(PHEV)技術を採用しています。

かつて「オフロードのZカー(初代)」や「砂漠のGT-R(2代目)」と称された圧倒的な駆動力を、最新モデルでは環境性能と両立した電動化技術によって再定義しています。

変わらぬ開発哲学:「タフな道具」と「都会的洗練」の両立

新型テラノPHEVテラノPHEVコンセプト

テラノという車名は、ラテン語で地球を意味する「TERRA」に由来し、あらゆる道を自由に駆け巡ることを目指して開発されました。この哲学は最新モデルにも色濃く反映されています。

  • 共通する二面性:初代テラノは「都市部の足として、気がねなく運転できる」という狙いが開発時から織り込まれていました。今回の「テラノPHEVコンセプト」も、「アウトドアでの走破性」と「都市部での快適な通勤」という、二つの相反するニーズに応えることを明確に打ち出しています。
  • デザインの方向性:初代の三角形のサイドウインドウや窓枠部のドアハンドルといった独創的な造形は、当時のRVの常識を覆す洗練されたものでした。新型コンセプトも、グリーンハウス後端に設けられた縦型のベンチレーション風装飾や、リアに背負ったマッドテレーンタイヤを大胆にテールゲート中央に配置する構成など、常に時代を先取りするSUVのパイオニアとしての姿勢を共通して持っています。

メカニズムの変遷:トラックベースから先進NEVプラットフォームへ

新型テラノPHEVテラノPHEVコンセプト

車体構造の歴史を振り返ると、テラノはモデルチェンジのたびに、その時代の最先端のパッケージングを模索してきました。

  • 初代:ダットサン・トラックのシャシーコンポーネンツを流用した「ボディ・オン・フレーム」構造。
  • 2代目:ラダーフレームをモノコックに組み込んだ軽量・高剛性な「モノフレーム(ビルトインフレーム)」構造へと進化しました。
  • 3代目(新興国向け):2013年にインドなどで登場した3代目は、ダチア・ダスターをベースとしており、以前のモデルとはメカニズム的な繋がりはありませんでした。
  • 新型コンセプト:最新の新エネルギー車(NEV)専用のデザイン要素と先進技術を採用しています。

最新のコンセプトモデルは、単なる名称の復活にとどまらず、2代目までが築き上げた「本格派SUV」としての魂を、中国発の最新イノベーションによって「知能化されたモビリティ」へと昇華させている点が、過去のモデルとの決定的な違いと言えるでしょう。

伝統の走破性と電動化が融合、次世代SUV「テラノPHEVコンセプト」の卓越した走行性能

新型テラノPHEVテラノPHEVコンセプト

「テラノPHEVコンセプト」は、かつて「砂漠のGT-R」とも称された歴代テラノのタフな走りのDNAを、現代の電動化技術によって再定義したモデルです。近年のSUVのモデルチェンジのトレンドでは電動化と走破性の両立が重要テーマとなっており、本モデルはまさにその最前線を体現しています。

最新のPHEV技術がもたらす「どこへでも行ける」走破性

テラノPHEVコンセプトには、日産の最新プラグインハイブリッド(PHEV)技術が搭載されており、この新開発のパワートレインが過酷な路面状況下でも力強い走破性を発揮します。砂丘を駆け上がる姿や、水溜まりの残る岩場を踏み越えるシーンから伝わってくるのは、十分なロードクリアランスと、フロント・リアともに大きなアプローチアングルを確保したパッケージングによる圧倒的なオフロードポテンシャルです。足元には深く刻まれたブロックパターンのオフロードタイヤが装着され、泥濘地や砂地でのグリップを最大限に引き出す本格仕様となっています。

本モデルの開発においては、「アウトドアでの走破性」と「都市部での快適な通勤」という相反する二つのニーズを高い次元で両立させることが重視されました。これにより、週末の本格的なオフロード走行はもちろん、日常の市街地走行においても電動化車両ならではの静粛性とスムーズな加速を実現し、あらゆるシーンでストレスのない走行性能を提供します。

「知能化」による直感的で安全なモビリティ体験

新型テラノPHEVテラノPHEVコンセプト

安全性能の面では、日産の新ビジョン「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」を具現化する先進技術が導入されています。日産は、より安全で、かつドライバーにとって直感的に扱えるモビリティの提供を目指しており、本コンセプトカーにもその思想が反映されています。

具体的には、先進の知能化技術を用いることで、「より安全で直感的、より多くの人の手が届くモビリティ」としての価値を追求。ドライバーが日々の生活の中で安全性を体感できるとともに、先進技術がもたらす安心感をより身近なものにすることを目指しています。

待望の復活、テラノPHEV市販版の市場投入と主要パッケージングの展望

新型テラノPHEVテラノPHEVコンセプト

「テラノPHEVコンセプト」は、市販化に向けた明確なロードマップとともに公開されました。この新世代SUVは、日産が培ってきたオフロードの伝統を最新のプラグインハイブリッド技術で現代に蘇らせるものであり、単なる展示車両に留まらず、具体的な量産計画が進行しています。世代を超えたモデルチェンジの系譜に新たな1ページが加わることになります。

テラノPHEV 市販版(量産モデル)の概要・主要諸元

項目 概要・予定内容
車名 テラノPHEV(「テラノPHEVコンセプト」の市販モデル)
パワートレイン 最新世代のプラグインハイブリッド(PHEV)システム
発表予定時期 2026年4月の公開から1年以内
車両コンセプト 伝統のオフロード走破性と都市部での快適な通勤の両立
価格の方向性 より多くの人が手に届く(アクセシブルな)モビリティとしての提供を目指す
主要展開市場 中国国内市場および、グローバル市場への輸出計画