カローラスポーツのモデルチェンジ情報 誕生60周年記念の特別仕様車 G“Z・ACTIVE ELEGANCE”を設定
トヨタのCセグメントハッチバック「カローラスポーツ」は、北米で売られていた「カローラiM」の後継として登場し、国内では販売を終えたオーリスのバトンを受け継ぐ形でデビューしたモデルです。
2026年7月13日には一部改良を受けると同時に、カローラシリーズ生誕60周年を記念する特別仕様車 G“Z・ACTIVE ELEGANCE”が加わりました(フルモデルチェンジではなく一部改良での設定です)。
このページでは、最新の一部改良と記念車の内容を軸に、2018年の登場から続く一部改良やマイナーチェンジの歩み、エクステリアやインテリア、パワートレイン、安全装備までまとめて紹介します。
カローラスポーツを2026年7月13日に一部改良 誕生60周年記念の特別仕様車 G“Z・ACTIVE ELEGANCE”を設定
カローラ誕生60周年を記念して設定された特別仕様車 G“Z・ACTIVE ELEGANCE”
トヨタはカローラスポーツに一部改良を施すとともに、カローラシリーズ生誕60周年を祝う特別仕様車 G“Z・ACTIVE ELEGANCE”(ジー・ゼット・アクティブエレガンス)を新たに設定し、2026年7月13日に売り出しました。
この記念モデルは上級グレードのハイブリッド G“Z”を土台としており、専用の内外装によって標準車とは一味違う特別感を演出しています。なお同じ60周年記念の特別仕様車は、カローラ(セダン)やカローラツーリング、カローラクロスといった兄弟車にも展開されており、シリーズ全体で節目を盛り上げる構成になっています。
走りの楽しさを掲げてきたハッチバックのカローラスポーツにも記念車が用意された点は、本モデルの立ち位置を考えると納得のいく設定といえるでしょう。
特別仕様車のエクステリア 60周年ロゴと専用2トーン「ブラック×マスタード」を採用
外観では、左右のフロントフェンダーに60周年を示す専用ロゴステッカーをあしらい、記念モデルであることをさりげなく主張。
専用ボディカラーとして、コクのある黄系のマスタードにブラックルーフを重ねた2トーン「ブラック×マスタード」を設定したのが最大の見どころです。この配色は華やかさと落ち着きを併せ持ち、駐車場でも自分の一台をひと目で見分けられそうな存在感があります。加えて、後述の一部改良で加わったニュートラルブラックやプラチナホワイトパールマイカも選択できます。
特別仕様車のインテリア 本革+ブランノーブ®の専用内装色シャトー×ブラック
専用内装色シャトー×ブラックや本革+ブランノーブ®シートを備えた特別仕様車の室内
室内は、フロントスポーツシートに本革とブランノーブ®を組み合わせ、専用の内装色「シャトー×ブラック」でまとめることで上質さを高めています。
インストルメントパネルは合成皮革巻きとし、助手席側に60周年ロゴを配置。加飾はスモークシルバーで統一し、足元にはアルミペダルを備えるなど、乗り込むたびに特別仕様であることを実感できる仕立てです。
自動車専門メディアの情報では、ヘッドアップディスプレイやイルミネーテッドエントリーシステムも標準で加わるとされ、装備の充実度は価格の差以上に感じられそうです。
価格は税込330万円で、ベースとなるハイブリッド G“Z”に対する装備の増加分を踏まえれば、記念モデルとしては手が届きやすい水準に収まっています。
一部改良の内容 新色追加とホイールのブラック化、グレード構成を整理
一部改良で加わった新色とブラック塗装化された18インチアルミホイール
標準モデルの一部改良では、まずボディカラーが見直され、モノトーンに深みのあるニュートラルブラックとダークブルーマイカが加わりました。さらにG“Z”向けの2トーンとして、ブラックにプラチナホワイトパールマイカ、またはエモーショナルレッドⅢを組み合わせた2色がメーカーオプションで用意されます。
外装では、225/40R18タイヤと組み合わせる18×8Jアルミホイールについて、従来ダークグレーだった部分をブラック塗装へ変更。切削光輝とのコントラストが際立ち、足元の精悍さが一段と増しました。
カローラスポーツ 一部改良の主な変更点
- 18×8Jアルミホイールのダークグレー部分をブラック塗装へ変更(切削光輝+ブラック塗装)
- モノトーンにニュートラルブラック、ダークブルーマイカを追加
- G“Z”の2トーンにブラック×プラチナホワイトパールマイカ、ブラック×エモーショナルレッドⅢを設定
- G“Z”の内装色センシャルレッドを廃止しブラックに集約
- G“X”の本革巻きステアリング・シフトノブ、ステアリングヒーター、ナノイーX、エアクリーンモニターを整理(廃止)
グレードの整理としては、G“Z”に用意されていた赤系内装(センシャルレッド)が姿を消してブラックへ一本化され、エントリーのG“X”では一部の快適・上質装備がオプションから外れました。選択肢が絞られる一方で、ラインナップの分かりやすさは増した格好です。
なお複数の自動車メディアによると、今回の一部改良にあわせて既存グレードの価格が5万円前後引き上げられたと報じられています。改定後の金額は今後変わる可能性もあるため、購入時は販売店や公式見積りでの確認をおすすめします。
GRカローラ一部改良を2025年9月実施 ボディ骨格強化などドライバーとの一体感を向上
2025年の改良によりボディ骨格の強化やクールエアダクトを追加したGRカローラ
GRカローラの一部改良を2025年9月18日発表、発売は2025年11月3日。
主な変更点はボディ骨格の強化、クールエアダクトの追加、JBLプレミアムサウンドシステムにサブウーハーを追加したこと。
ボディ骨格の強化では強烈な上下左右Gに耐えられるように構造用接着剤の塗布を13.9m延長、さらに高負荷走行時の吸入空気温度の上昇を低減するクールエアダクトの追加によりG16E-GTSエンジンのパワーを安定して出力できるように改良。
JBLプレミアムサウンドシステムはウーハーを追加した9スピーカーに、アクティブノイズコントロールで雑音を低減するとともにクリアで迫力のある音響を実現。
また供給体制の見直しもされたため安定した出荷体制を確保しています。
| グレード | 駆動方式 | 販売価格 |
|---|---|---|
| ハイブリッド G-X | 2WD(FF) | 2,481,600円~ |
| ハイブリッド G | 2WD(FF) | 2,781,900円~ |
| ハイブリッド G-Z | 2WD(FF) | 3,170,200円~ |
| 特別仕様車 G“Z・ACTIVE ELEGANCE” | 2WD(FF) | 3,300,000円~ |
| GRカローラ RZ MT | 4WD | 5,680,000円~ |
| GRカローラ RZ AT | 4WD | 5,980,000円~ |
カローラスポーツが2025年5月9日一部改良 ハイブリッドモデルに一本化して標準装備を充実
カローラスポーツへ一部改良を2025年5月9日に実施。
既存のガソリンエンジンモデルを廃止してハイブリッドシステム(HEV)搭載モデルのみラインナップ。
その他の改良はステアリングヒーターやパーキングサポートブレーキなどをグレードにより標準化することでより装備が充実したことです。
カローラスポーツ 一部改良の変更点
- ドライブレコーダー 前方+バックガイドモニター(G Zグレードが標準装備)
- ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト(Gグレードが標準装備)
- パーキングサポートブレーキ(Gグレードが標準装備)
- LEDフロントフォグランプ(Gグレードが標準装備)
- デジタルキー(G Zグレードが標準装備)
- ステアリングヒーター(G Zグレードが標準装備)
- ディスプレイオーディオplus(G Zグレードが標準装備)
- アクセサリーコンセント選択時に給電アタッチメント標準装備
| カローラスポーツ | GRカローラ | |
|---|---|---|
| 全長 | 4,375mm | 4,410mm |
| 全幅 | 1,790mm | 1,850mm |
| 全高 | 1,460mm | 1,480mm |
| ホイールベース | 2,640mm | |
| 室内長 | 1,795mm | 1,790mm |
| 室内幅 | 1,510mm | |
| 室内高 | 1,155mm | |
| 車両重量 | 1,360kg-1,390kg | 1,480kg-1,500kg |
| 最小回転半径 | 5.1m-5.3m | 5.5m |
| 最低地上高 | 135mm | 120mm |
| エンジン型式 | 2ZR-FXE型 水冷直列4気筒 | G16E-GTS型 水冷直列3気筒ターボ |
| エンジン総排気量 | 1.797L | 1.618L |
| エンジン最高出力 | 72kW(98PS)/5,200rpm | 224kW(304PS)/6,500rpm |
| エンジン最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/3,600rpm | 400Nm(40.8kgm)/3,250rpm-4,600rpm |
| モーター型式 | 1VM型 | – |
| モーター最高出力 | 70kW(95PS) | – |
| モーター最大トルク | 185Nm(18.9kgm) | – |
| 乗車定員 | 5名 | 5名 |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | 無鉛プレミアムガソリン |
| タンク容量 | 43L | 50L |
| WLTCモード燃費 | 26.2km/L-28.9km/L | 10.4km/L-12.4km/L |
カローラスポーツのボディカラーはオレンジマイカメタリックなど全9色設定
カローラスポーツはモノトーンカラー7色と2トーンカラー2色の全9色を設定、オレンジマイカメタリックやエモーショナルレッド3などアクティブカラーもラインナップ。
2トーンに設定するルーフカラーはブラックで、ボディカラーによりドアサッシュをブラックアウトするため、車名の通りスポーティな印象になります。
カローラスポーツのボディカラー一覧
- プラチナホワイトパールマイカ(33,000円高)
- シルバーメタリック
- グレーメタリック
- アティチュードブラックマイカ
- エモーショナルレッド3(55,000円高)
- オレンジマイカメタリック
- ダークブルーマイカメタリック
- アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ(77,000円高)
- アティチュードブラックマイカ×エモーショナルレッド3(99,000円高)
プラチナホワイトパールマイカ(33,000円高)
シルバーメタリック
グレーメタリック
アティチュードブラックマイカ
エモーショナルレッド3(55,000円高)
オレンジマイカメタリック
ダークブルーマイカメタリック
アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ(77,000円高)
アティチュードブラックマイカ×エモーショナルレッド3(99,000円高)
GRカローラのボディカラーはモノトーンカラーのみ全5色設定。
無償カラーはスーパーホワイト2のみで、その他のカラーは33,000円から55,000円。
エモーショナルレッド2やプラチナホワイトパールマイカなどピュアスポーツモデルらしいカラーがあり、ボンネットのエアダクトとの相性も良いカラーリングです。
GRカローラのボディカラー一覧
- スーパーホワイト2
- プラチナホワイトパールマイカ(33,000円高)
- プレシャスメタル(55,000円高)
- プレシャスブラックパール(55,000円高)
- エモーショナルレッド2(55,000円高)
スーパーホワイト2
プラチナホワイトパールマイカ(33,000円高)
プレシャスメタル(55,000円高)
プレシャスブラックパール(55,000円高)
エモーショナルレッド2(55,000円高)
カローラスポーツのモデルチェンジ遍歴

カローラスポーツはトヨタが手がけるハッチバック型の乗用車で、北米で「カローラiM」として売られていたモデルの後継にあたります。国内では販売を終えたオーリスのバトンを受け継ぐ形で登場し、TNGAプラットフォームを採用した12代目カローラシリーズの先陣を切った一台です。デビュー後はフルモデルチェンジこそ行われていないものの、一部改良や数々の特別仕様車の投入によって、時代に合わせた熟成が重ねられてきました。
カローラスポーツ MZEA12H/ZWE21#H/NRE21#H型(2018年~)
2018年6月26日、日本で「カローラスポーツ」の販売を開始。パワートレインは1.2Lターボ車の「G」とハイブリッド車の「HYBRID G」を軸に、それぞれへ廉価グレードの「G “X”」と最上級グレードの「G “Z”」を設定しました。続く同年8月2日には、変速・発進をアシストする国内初の「インテリジェントマニュアルトランスミッション(iMT)」を組み合わせた6速MT車(1.2Lターボ・FF)を追加し、みずから操る楽しさを求める層にも応えています。
2019年9月17日、カローラ/カローラ ツーリングのフルモデルチェンジと同時に一部改良を実施し、内外装色の見直しなどを反映。
2020年6月1日には一部改良にあわせ、精悍さを高めた特別仕様車「G “Style Package”」「HYBRID G “Style Package”」を設定しました。
2021年11月15日には、カローラシリーズの世界累計販売5,000万台達成を記念した特別仕様車「HYBRID G “Style 50 Million Edition”」(ベース車:HYBRID G)を発売。フロントフェンダー左右の専用ロゴデカールやマットブラック塗装のホイールなどで特別感を演出しました。
2022年10月3日、トヨタは「パワートレーン刷新・最新安全機能の導入・コネクティッドサービスの進化」を柱とする一部改良を実施。ヘッドライトやバンパーの意匠を引き締めるとともに、ハイブリッドを刷新した1.8Lシステムへ、ガソリン車を2.0Lダイナミックフォースエンジンへと置き換えました。内容が大掛かりなことから一部メディアでは「ビッグマイナーチェンジ」とも呼ばれますが、トヨタの公式呼称はあくまで一部改良です。この改良にあわせて1.2Lターボや6速MT車、4WD車は姿を消し、走りの選択肢はスポーツモデルのGRカローラへと引き継がれました。
その後も改良は続き、2024年4月2日の一部改良ではG “Z”へブラインドスポットモニター+安心降車アシストや後方パーキングサポートブレーキ、ナノイーXなどを標準化。
2025年5月9日の一部改良では2.0Lガソリン車を廃止してハイブリッドへ一本化し、ステアリングヒーターやドライブレコーダーなどをグレードに応じて標準装備とすることで装備水準を底上げしました。
そして2026年7月13日の一部改良では、18インチホイールのブラック塗装化や新色ニュートラルブラックなどの追加とともに、カローラ誕生60周年を記念する特別仕様車 G“Z・ACTIVE ELEGANCE”を設定しています(詳細はページ冒頭で紹介)。
こうして振り返ると、カローラスポーツは大きな世代交代を挟まずとも、こまめな一部改良と記念モデルの投入によって商品力を保ち続けてきたモデルだといえます。次期型となるフルモデルチェンジの時期は本稿時点で公式に案内されていませんが、新たな動きが判明し次第、あらためてお伝えします。
| カローラスポーツのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| MZEA12H/ZWE21#H/NRE21#H型 | 2018年~ |
カローラスポーツハイブリッドGZ
カローラスポーツハイブリッドGZのスペック
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カローラスポーツ HYBRID G-Z MODELLISTA仕様
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カローラスポーツ





















