チェロキーがマイナーチェンジ!新開発2.0Lエンジンを搭載しエクステリアも大幅刷新
ジープが2013年から販売しているチェロキー(KL)がマイナーチェンジを行いました!2段に分かれたヘッドライトが統合され1つのユニットとなり、グランドチェロキー寄りのフロントフェイスになりました。これで、コンパス・チェロキー・グランドチェロキーの3モデル全てが新デザインへと変わり統一感が出ました。
新型チェロキーの発売日は、プレミアムモデルのLimitedと限定モデルのLongitude Launch Editionが10月20日から、Trail HarkとLongitudeは2019年でした。
ジープ初の装備が盛りだくさん装備されたチェロキーは、これからのジープの未来を示すモデルとなるでしょう。LimitedとTrail Harkのみに装備される新開発の2.0Lターボエンジンは、チェロキーに燃費向上の力を与え、燃費が悪いというイメージを覆してくれるでしょう。
さっそく、2018年10月20日から発売された新しいチェロキーのマイナーチェンジモデルをチェックしていきましょう。
ジープ・チェロキーが仕様変更し標準装備を充実
FCAジャパンが、ジープのミッドサイズSUV「チェロキー」の仕様変更を発表しました。グレード構成は従来通り「Longitude(ロンジチュード)」「Trailhawk(トレイルホーク)」「Limited(リミテッド)」の3種類です。
今回の仕様変更により、LongitudeとTrailhawkのシート表皮はレザーに変更され、フロントシートヒーターが追加されています。後部座席のスライド機構、盗難防止のセキュリティアラームも用意。さらにLongitudeはリアディープティンテッドガラスを新装備します。
モデル | Longitude | Trailhawk | Limited |
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価格 | 4,490,000円 | 4,990,000円 | 4,960,000円 |
エンジン | 2.4L | 2.0Lターボ | 2.0Lターボ |
トランスミッション | 9AT | 9AT | 9AT |
駆動方式 | 4WD | 4WD | 4WD |
ジープ グランド・チェロキーが2年以内にモデルチェンジか!?開発車両が目撃
ジープがグランド・チェロキーの刷新に着手し、2年以内にモデルチェンジをするのではないかとの噂があり、米国でチェロキーと見られる開発車両が米国で目撃されています。
ボディのほとんどがカモフラージュで覆われていてデザインを垣間見ることはできませんが、サイズは現行モデルよりも大きいのが確認できます。ホイールベースの拡張やリヤのオーバーハングに厚みを持たせているのもわかります。リヤのオーバーハングが拡大しているということは、3列シートになることをうかがわせます。これまでの2列シートに加え、3列シートのモデルが追加されるのではないかと予想します。
これまで判明している情報は、アルファ・ロメオの「ジョルジオ」のプラットフォームを改良し、拡大したものを使用することがわかっていますが、まだ情報が少なく、今後徐々に新情報が入ってくるものと思われます。
日本でもグランド・チェロキーファンは多いので、今後の情報を楽しみに待ちましょう。
改良新型チェロキーのトレイルホーク登場!オフロード仕様がジュネーブモーターショー2019で初披露!
ジープから改良新型のチェロキーのトレイルホークをジュネーブモーターショー2019で初公開すると発表されました。
ジープブランドの中で高性能オフロード車の冠としてつけられる「トレイツホーク」ですが、これまで「グランドチェロキー」「レネゲード」「コンパス」に設定されていますが、今回チェロキーもそのトレイルホークの冠をかぶることになりました。
エクステリアは専用のグレーをフロントグリル、ドアミラー、ボンネット、バンパーにあしらい、下部にある牽引フックに赤を使い、とても目立つアクセントになっています。
オフロードタイヤとアルミホイールは専用デザインとなります。
アプローチアングルやデパーチャーアングルを高めることで、悪路での走行性も向上しています。5種類のモードに切り替えられる「Selec-Terrain」のロックモードが、オフロードでの走行性をよりアップさせています。
エンジン | 2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ |
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最大出力 | 270hp |
最大トルク | 40.8kgm |
トランスミッション | 9速AT |
新型チェロキーのエクステリアはLEDランプを装備した先進的な見た目へ
マイナーチェンジ後のチェロキーは、ヘッドライト・デイタイムランニングライト・ウインカーが一体となったヘッドライトユニットを装着し、グランドチェロキーに似たフロントフェイスへと変わりました。ジープでは初のLEDヘッドライトを装備し、マイナーチェンジ前よりも明るい前方視界を手に入れることができます。
トレイルホークは樹脂バンパーが大型化しオフロード感が増しています。ロンジチュードやリミテッドはオンロード向け、トレイルホークはオフロード向けのスタイリングです。全体的にメッキパーツが少なくなりボンネット中央にはブラックの塗装が行われているのが特徴です。
テールレンズもLED化されていて下弦に沿って赤くなっている部分がテールランプ、ボディ側のクリアレンズがストップランプ、テールゲート側のクリアレンズがウインカーとバックランプになっています。
ボディカラーは全4種類ですが、トレイルホークには専用色の2色が設定されています。また、限定200台のロンジチュードローンチエディションでは、ホワイトとブラックの2色のみです。
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グラナイトクリスタルメタリックC/C -
ブライトホワイトC/C -
ダイアモンドブラッククリスタルP/C -
ヴェルヴェットレッドP/C -
ファイアークラッカーレッドC/C(トレイルホーク専用色) -
オリーブグリーンP/C(トレイルホーク専用色)
ジープの象徴でもあるフロントの7スロットグリルや台形のホイールアーチなどは継承していて、ボディサイズは全長4,665mm・全幅1,860mm・全高1,700~1,725mmの3ナンバーサイズです。前期型より全長が伸びていて、トレイルホークではオーバーフェンダーを装着し全幅1,905mmになると考えます。
全長 | 4,665mm |
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全幅 | 1,860mm |
全高 | 1,725mm |
ホイールベース | 2,720mm |
最低地上高 | 205mm |
車両総重量 | 2,115kg |
新しいチェロキーは様々な快適装備が充実したインテリアでオーナーを迎えてくれる空間が広がる
新型チェロキーのロンジチュードローンチエディションとリミテッドにはレザーシートが装備されていて、ボディカラーによってブラックかスキーグレーのインテリアカラーとなります。
ブラック内装は「ブライトホワイト」「ダイアモンドブラッククリスタル」「ヴェルヴェットレッド」に設定されているインテリアカラーで、オールブラックのインテリアがカッコいい街乗りが似合うカラーリングです。グラナイトクリスタルメタリックにのみ設定されている「ブラック・スキーグレー」のインテリアカラーは、シートやグローブボックスなどがホワイトカラーになったインテリアで、ブラックとホワイトのコントラストが綺麗な内装カラーです。
どちらのグレードにも標準装備されているUconnectと呼ばれるシステムは、ナビゲーションのほかにもApple CarPlayやAndroid Autoに対応していて、新たにナビを買う必要がありません。8.4インチもあるためとても見やすく操作しやすいシステムです。
上級グレードのLimitedでは、シートヒーターのほかにベンチレーション・8ウェイパワーシート・4ウェイランバーサポートが標準装備され、ドアミラーやシートの位置などを記憶しておけるメモリー機能が2つあるため、たまにオーナーとは違う人が運転する機会がある時などに便利です。
マイナーチェンジ後のチェロキーには新開発の2.0Lエンジンが搭載
新型チェロキーのエンジンは、2.4Lガソリン(タイガーシャーク)のほかに、Limitedに搭載される2.0Lターボエンジンが新開発されています。
新型2.0Lターボ | 3.2L V6(ペンタスター) | |
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種類 | 直列4気筒ターボ | V型6気筒 |
排気量 | 1,995cc | 3,200cc |
最高出力 | 200kW(272PS)/5,250rpm | 200kW(272PS)/6,500rpm |
最大トルク | 400Nm(40.8kgm)/3,000rpm | 314Nm(32.1kgm)/4,300rpm |
燃費 | 10.4km/L | 10.1km/L |
燃料 | レギュラー | レギュラー |
上級グレードのLimitedに搭載される2.0Lターボエンジンは、前期のトレイルホークに搭載されていたV6エンジンと同等のスペックで、最高出力は同じくらいですが最大トルクが上がっています。燃費もわずかに向上しているため、V6エンジンよりも少しだけガソリンの消費が少ないです。
また、日本では自動車税が排気量によって区分されているため3,200ccの58,000円から、2,000ccの39,500円になるのはとても嬉しいポイントです。
新型チェロキーには限定200台の「Longitude Launch Edition」もラインナップ
新しく発売されるチェロキーは、標準グレードのロンジチュードに先行限定200台で「ロンジチュードローンチエディション」が発売しました。通常のロンジチュードは2019年春ごろ発売予定で、後から発売されるチェロキーのロンジチュードにはない特別装備が搭載されます。
新型チェロキー・ロンジチュードローンチエディションの特別装備
- リアディープティンテッドガラス
- レザーシート
- フロントシートヒーター
- スライディングリアシート
- セキュリティアラーム
特別装備の中でも、レザーシートとフロントシートヒーターは嬉しい装備だと感じます。ボディカラーはホワイトとブラックのみですので、インテリアカラーはブラックのみとなります。
搭載エンジンは2.4Lのタイガーシャークがつまれていて、最高出力は130kW・最大トルクは229Nmです。排気量は2,400ccですので、チェロキーのサイズでもストレスなく走ることができます。
チェロキーのマイナーチェンジモデルの発売日は2018年10月20日にLimitedが発売!トレイルホークは2019年春の予定
チェロキーのマイナーチェンジは2018年10月20日に行われ、プレミアムグレードのLimitedと限定200台でLongitude Launch Editionが発売しました。標準グレードのLongitudeとオフロード仕様のTrail Harkは、2019年春。
Longitude Launch Editionはボディカラーごとにホワイト100台・ブラック100台の合計200台限定での発売で、価格は429万円になります。プレミアムグレードのLimitedは479万円になっていて、台数の限定はありません。
無骨なイメージだったチェロキーはクロスオーバーSUVとなり更に先進的に進化した
ジープが販売するチェロキーは5代目のKL型チェロキーでクロスオーバーSUVとなり、2018年10月のマイナーチェンジでグランドチェロキーやコンパスと同じフロントフェイスとなりました。これで、ジープのクロスオーバーSUVファミリーに統一感が出ています。
ジープ初のLEDヘッドライトやハンズフリーパワーリフトゲートなどの快適装備や、新開発の2.0Lターボエンジンなどを装備しています。発売日は2018年10月20日で、プレミアムモデルのLimitedのほかに特別仕様車のLongitude Launch Editionが限定200台で販売しました。
標準仕様のLongitudeとオフロード仕様のTrail Harkは2019年春の販売を予定していて、新型エンジンはトレイルホークにも搭載すると発表されています。新しいエンジンは、チェロキーに燃費性能と動く楽しさを与えてくれるでしょう。