車載スコップのおすすめ商品14選といざというときに覚えておきたい使い方
車載スコップとは軽量でコンパクトな「車につんでおいても邪魔にならないスコップ」のことを指します。車載スコップの殆どが、通常のスコップより柄の部分が短かったり、折り畳みできたり、軽量化されているのが特徴です。
雪道や未舗装路の道、泥道などでスタックしたときにあると便利な車載スコップのおすすめ商品を紹介、使うときに参考になる実際の使い方のコツや注意点なども解説します。
車載スコップは「先端部の形状」や「組み立て・折りたたみ式」かに着目して選ぶ
1年中アウトドアを本格的に楽しみたいという方にとっての必須アイテムとも言える車載スコップは、先端部の形状や組み立て・折りたたみ式であるかどうかに着目するのが選び方のポイントです。
先端部が尖っている「剣型」のスコップは硬い氷を砕けて「角型」のスコップは一度に多くの雪や泥をすくえる
車載スコップは雪道や泥道にタイヤがスタックしてしまった際に効果を発揮するアイテムです。タイヤの推進力を邪魔して空回りの原因となるシャーベット状の雪や、泥などを多くすくう事ができるのは、先端部が角型のスコップです。一方の先端部が鋭利な剣型タイプのスコップは、硬い氷などを砕くのに適した構造をしています。
コンパクトな状態にできる「組み立て・折りたたみ式」の車載スコップはスペースを取らないので車内に置きやすい
アウトドアなどの趣味を楽しむ際には、ラゲッジスペースには車載スコップ以外のアイテムも積んでおきたいものです。組み立て・折りたたみ式構造によってコンパクトな状態に変化させられる車載スコップは、スペースを取らないので車内での置き場所にも困りません。
雪や泥道などでスタックしたときに便利な車載スコップを厳選
車載スコップの出番は雪や泥道などを走っている時にスタックした場合です。脱出するのに邪魔な雪や砂利などの障害物をよけて、走れるようにします。
車載スコップを載せておくと自分の車がスタックした時以外も周りの車が、走れない時、手伝うこともできます。
シールを剥がしてオリジナル塗装を楽しんでいるユーザーも多い
三共コーポレーション 雄峰 パイプ柄丸形ショベルミニ #3580
「雄峰 パイプ柄丸形ショベルミニ」は、柄の部分が短く・先端部が尖っていて・さじ部に足踏みが付くショベル型であるため、狭いエリアを深く掘れるという特性を備えます。
「雄峰 パイプ柄丸形ショベルミニ」に付いているシールを剥がしたり、オリジナル塗装を施したりして、スコップホルダーに設置しているジムニーオーナーは全国に数多くいます。
実は深緑色!ネットで見ると黒っぽい「雄峰 パイプ柄丸型ショベルミニ #3580」を私は持っています
ネット通販の画面上では黒っぽく見える三共コーポレーションの「雄峰パイプ柄丸型ショベルミニ #3580」のカラーは深緑色をしています。無骨っぽい雰囲気が全開となるので、私もシールは剥がす派です。
私はアウトドア走行に出かける際には、「雄峰パイプ柄丸型ショベルミニ#3580」をティアモス800へと収納して車内に載せています。そうすれば、移動中に尖っている先端部によって車内を傷つけられてしまうリスクが低減するのです。
アウトドア走行時には急に天気が悪化して、地面がぬかるんでしまうようなケースもあります。車がスタックした際に効果を発揮する「雄峰パイプ柄丸型ショベルミニ#3580」を車に載せておけば、いざって時に安心出来ますよ!
コンパクトに折り畳んでラゲッジスペースに置ける「スノップ」は先端部にアルミニウム製の素材を配置する事で圧雪であっても除雪できる耐久性を与えているメルテックのおすすめ車載スコップ
大自工業 メルテック スノップ SNB-13
全長 | 約725mm~915mm |
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全幅 | 約245mm |
素材 | ハンドル:アルミニウム 樹脂部:PP |
重量 | 約700g |
価格(値段) | 1,530円~(2024年調べ) |
雪の状態に合わせて全長を、725mm / 820mm / 915mmの3段階に調整可能な大自工業の「スノップ」は、本体重量が1Kg以下の約700gと軽量で、女性ドライバーでも使いやすいと評判。
本製品は、樹脂部の素材には耐寒性も備えたPP(ポリプロピレン)を採用し、雪をかく・氷を砕く等の作業を行う先端部には、アルミニウム製のプレートを配置して、硬く重量のある圧雪に対する作業のしやすさを実現させます。
「車載用スノースコップ」は雪を乗せる皿部に衝撃力に強いポリカーボネート素材を採用して作業時の壊れにくさを実現している長く愛用できるお勧め商品
CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ 車載用スノースコップ(ポリカーボネート製) M-9694
全長 | 825mm |
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全幅 | 270mm |
素材 | 皿部:ポリカーボネート 柄:鉄(メラミン樹脂塗装) ハンドル:ポリエチレン |
重量 | 約560g |
価格(値段) | 2,059円~(2024年調べ) |
アウトドア用品の総合メーカーであるCAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)が展開する「車載用スノースコップ」は、雪を乗せる皿部には、耐衝撃力に優れるポリカーボネート素材を選択し、柄の鉄素材には耐酸性と耐水性を与えるメラミン樹脂塗装を施す事で、何シーズンにも渡って使用し続けられるロングライフ特性を引き上げます。
泥を取り除く使い方も含めて7通りの方法で利用可能なLOGOSの「たき火ツールショベル」を車内に積んで置けば思わぬアクシデントが起こりやすいアウトドアシーンで安心できる
LOGOS(ロゴス) たき火ショベルツール
全長 | 115mm(ショベル) |
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全幅 | 45mm |
素材 | スチール |
重量 | 約830g |
価格(値段) | 2,750円~(2024年調べ) |
キャンプ用品などを多数手がけるLOGOAS(ロゴス)が取り扱う「たき火ショベルツール」は、雪や泥などを効率的に取り除くショベルとして使用できる以外にも、各種アタッチメントを取り替えれば、ハンマーやノコギリ、缶切りなど計7通りの使い方が可能であるので、想定外のアクシデントが起こりやすいアウトドアに出かける際に、本製品を車内に積んで置けば安心感が高まります。
折りたたんで持ち運べるコンパクトな車載スコップ
ビーカム 折りたたみ式 車載スコップ OSS-240
全長(収納時) | 670mm(310mm) |
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全幅(収納時) | 245mm(245mm) |
素材 | アルミ/ポリプロピレン/ナイロン樹脂 |
重量 | 680g |
価格(値段) | 1,584円~(2024年調べ) |
先端や金具にアルミ素材を、持ち手や皿部分にポリプロピレンを使い680gまで本体を軽量化した車載スコップです。緊急用として車載するのに最適な大きさと重さで、載せているのがわからないくらいのコンパクトさが魅力です。
本体サイズが小さいので、本格的な豪雪などには対応できないですが、街乗りの範囲内では特に不便はないでしょう。あるとなにかと便利なので、初めて車載スコップを購入する方におすすめの商品です。
車載スコップ以外にもお庭やアウトドアでも活躍
CAPTAIN STAG スチールスコップFD
全長(収納時) | 580mm(260mm) |
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全幅(収納時) | 148mm(190mm) |
素材 | ハイカーボンスチール鋼 |
重量 | 1kg |
価格(値段) | 2,070円~(2024年調べ) |
車載用スコップの用途以外にもキャンプなどのアウトドア、自宅のお庭の手入れなど、様々な用途で使える丈夫な折りたたみ式スコップです。重量は1kgで少しずっしり感ありますが、その分丈夫なためハードな作業もこなせるのが特徴です。
折りたたみ式で軽自動車やコンパクトカーでも場所をとらないので、何かあったときのため準備しておきたい方におすすめの車載スコップです。
かっこいい収納袋付きで車内に汚れがつかないのも人気の理由です。
軽くて丈夫なポリカーボネート製の車載スコップ
IRIS ポリカーボネート 車載スコップ
アイリスが販売する車載スコップは折りたたみ機能や伸縮機能はないですが、その分頑丈で重いものも楽々持ち上げられます。皿の面も持ち上げしやすい270mmで足かけが付いているため、より深く差し込むことができます。
雪かき用としてももちろん、砂利や泥などを運ぶ用途にも使えるためベーシックな車載スコップを探している方におすすめの商品です。
脱着式でコンパクトに収納できるアルミ製の車載スコップ
CAPTAIN STAG アルミジョイントスコップ
全長(収納時) | 650mm(390mm) |
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全幅(収納時) | 210mm(225mm) |
素材 | アルミニウム |
重量 | 600g |
価格(値段) | 4,500円~(2024年調べ) |
ジョイント式で丈夫な車載スコップを探している方におすすめなのがキャプテンスタッグのアルミジョイントスコップです。本体にアルミニウムを使い、重量600gに軽量化されていますが、丈夫さはスチール素材の車載スコップとあまり違いはないため、人気の商品です。
全長はハイタイプとロータイプの2つに替えられるため、自分の身長や場所により最適な長さに調節できます。
アルミ素材を使っているため本体価格は3,000円程度と高めですが、軽さや機能性が気にいる方が多い車載スコップです。
金象印の浅香工業が販売するプロ仕様の車載スコップ
浅香工業 金象印 短丸ショベル A柄
金象印の短丸ショベル A柄は日本初の国産化に成功した浅香工業株式会社が販売する車載スコップです。土木作業や造園業者のプロも愛用する信頼性の高い商品で、車載スコップとして使用する場合も本体重量1.6kgの軽量さで持ち運びには苦労しません。
柄の部分はスチール製ですが焼き入れや焼き戻しを行い、ショベル鋼板S50C相当の硬く丈夫な素材になっています。
コンパクトで持ち運びやすい商品よりも丈夫で本格的な車載スコップを探している方におすすめの商品です。
必要十分な機能を備える高コスパの車載スコップ
福井 SNOWLプラ伸縮型 SN810
全長(収納時) | 945mm(780mm) |
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全幅(収納時) | 266mm(266mm) |
素材 | プラスチック |
重量 | 1kg |
価格(値段) | ~ |
車載スコップには必要十分なシンプルな機能性を求める方におすすなのが福井の販売するSN810です。プラスチック製で持ち運びやすく、2段伸縮で機能性も十分ながら販売価格は1,200円程度と高いコストパフォーマンスが魅力です。
刃先が平らなので子どもがいる方も安全に使用できます。
コンパクトで軽量なアルミ素材を使った車載スコップ
大自工業 車載用アルミスコップ LS-15
全長(収納時) | 645mm(450mm) |
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全幅(収納時) | 220mm(220mm) |
素材 | アルミ |
重量 | 485g |
大自工業のLS-15は上下に伸縮するアルミ製の軽量スコップです。折りたたみ式よりも関節が丈夫なので、重量のあるものを持ち上げる時も安心できるのが特徴です。アルミ素材なのでサビに強くお手入れが簡単なのも魅力的です。
本体重量は485gで女性や子どもでも持ち運びが簡単なのも嬉しいです。
雪や泥の脱出用はもちろんキャンプなどのレジャーにも大活躍で1つあると重宝する車載スコップです。
ノコギリや穴掘りにも使える本格派の車載用スコップ
LOGOSフォールディングショベル
全長(収納時) | 590mm(240mm) |
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全幅(収納時) | 150mm(150mm) |
素材 | – |
重量 | 1kg |
本格的なアウトドアブランドのロゴスが販売する車載スコップは、ノコギリのように使ったり、穴を掘るのにも使える万能型の車載スコップです。本体の重量は1kgで車載するのに丁度良い重さです。
アウトドアでタープやテントを張るとき、車がスタックしたときの脱出用、なにかを切断するとき用など様々な用途に対応していて、車載スコップも兼ねた万能ツールとして大活躍します。
キャンプ用品などで有名なコールマンが販売する車載シャベル
COLEMAN スチールマルチシャベル
全長(収納時) | 405mm(155mm) |
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全幅(収納時) | 95mm(95mm) |
素材 | ハイカーボンスチール |
重量 | 610g |
コールマンが発売する車載シャベルは車載スコップとしてはもちろん、つるはしのような感覚で穴を掘れる人気商品です。本格的なアウトドア用品を販売する有名ブランドなだけに、高い機能性と利便性を持っています。
キャンプなどは持っていく荷物が多いため、少しでも減らしたい方も多いでしょう。スコップとシャベルの両方の機能を持つスチールマルチシャベルがあればスマートにキャンプを楽しむことができるでしょう。
2段階で調整できる伸縮式車載スコップ
Galedge ギャレッジロング レッド
全長(収納時) | 970mm(760mm) |
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全幅(収納時) | 300mm(300mm) |
素材 | アルミニウム |
重量 | 733g |
収納場所を選ばない2段階伸縮機能を持つギャレットの車載スコップは機能性の高さとおしゃれな見た目が特徴の商品です。
刃先が水平なので、広い面で一度に持ち上げることができ、作業の効率化も考えられています。
硬い地面には向かないですが、柔らかな積雪などに効果的な車載スコップです。
車載スコップは緊急用以外にキャンプなどのアウトドアでも大活躍
車載スコップはスタックしたときの緊急用として使えるだけでなく、キャンプをするときや釣りをするときなど、アウトドアやレジャーでも大活躍します。
材質もスチールやアルミ、最も軽量なプラスチックまであり、どのように使うのか使用目的を明確にすることが適切な車載スコップの選び方です。
RV車などが積載しているイメージですが、ミニバンなどのファミリーカーや車高の低いスポーツカーにもあると便利なのでぜひ車載スコップを購入してみましょう。