キャデラック新型XT4

キャデラック新型XT4が登場 コンパクトSUVの日本販売の可能性は?

キャデラックから新型XT4が発表されました。エスカレード、XT5に続く第三のSUVはキャデラック初のコンパクトSUVとのことで発表前から注目されていました。ニューヨークモーターショー2018で発表された新型XT4の内外装や燃費などのスペック、日本で販売される可能性があるのかどうか解説します。

キャデラック新型XT4が登場 コンパクトSUVの日本販売の可能性は?

新型XT4が発表!プレミアムブランド初のコンパクトSUVが遂に登場

キャデラックはアメリカの自動車メーカービッグ3に数えられるゼネラルモーターズ(GM)の高級自動車ブランドです。
アメリカを代表するフルサイズSUVのエスカレードや、アメリカ大統領専用車両のプレジデンシャル・リムジンを販売するなど、プレミアムブランドに相応しい車を製造しています。

ボディサイズが大きいイメージがあるキャデラックですが、2018年3月27日のニューヨークモーターショーでコンパクトSUVのXT4を世界初公開しました。
世界的に流行しているコンパクトSUV市場へ満を持しての登場とのことで、大注目されています。
新型XT4のエクステリアやインテリア、スペックや予想価格、日本で販売されるかどうかについて解説します。

キャデラックらしい顔を持つエクステリア

新型XT4のエクステリア新型XT4はニューヨークモーターショー2018でワールドプレミア

キャデラックにはフラッグシップモデルになるフルサイズSUVエスカレードとその下のミドルサイズSUVのXT5がラインナップされています。
新型XT4はこれらのSUVにも負けない「キャデラックらしい顔つき」になっています

新型XT4のフロントグリルブラックのメッシュグリルが新型XTの特徴

ヘッドライトの形状はXT5と似ていますが、大きな違いはフロントグリルです。
XT5は中央からヘッドライトへ延びる直線的なグリルですが、新型XT4はブラックメッシュを採用して躍動的なスタイリングになっています。

ハイビーム、ロービームを含む独特のL字型ヘッドライト、デイライト用のランニングブレード、リヤコンビネーションランプは全てのグレードでフルLEDを採用、存在感のある堂々とした佇まいが印象的です。

新型XT4のリヤビューリヤガラスが傾斜 世界的トレンドのクーペスタイルでシャープな印象に

新型XT4のアルミホイール標準装備の18インチアルミホイール オプションで20インチのアルミホイールを選択できる

リヤは傾斜をつけたクーペスタイルを採用しています。
ホイールサイズは18インチアルミホイールを標準装備して、20インチアルミホイールをオプション設定しています。

発表されたXT4はキャデラックではコンパクトSUVという位置づけですが日本のコンパクトSUVを考えている方からすると、大柄なSUVになっています。

ボディサイズは全長4,599mm、全幅1,881mm、全高1,627mmで特に全幅は1,881mmもあるため、日本車で言えばトヨタのプラド(全幅1,885mm)に近い全幅になっています
全長や全高は日本でも取り回しやすいサイズ感になっていますが、道の狭い路地では気を付けて運転しなければならないでしょう。

使い勝手が良い質感高いインテリア

新型XT4のインストルメントパネルブラックで統一された内装 プレミアムブランドのキャデラックらしい荘厳な雰囲気

新型XT4の8.8インチ高解像度モニタースマートフォン感覚で操作できる8.8インチモニター 最新のインターフェース「CUE」を採用

インストルメントパネルには8インチの高解像度モニターを設置、ステアリングはキャデラックが新たにデザインした3本スポークの本革ステアリングを装備しています。
ブラックカラーを採用したフロントシート、リヤシートも厚みがありホールド感の高いシートになっています。

新型XT4のリヤシートコンパクトSUVではトップクラスの広さを持つ1,004mmの足元スペースを確保

後席の足元は1,004mmのスペースを確保しているため、身長170cmの大人3人が乗車しても広々とくつろぐことができます。

新型XT4のラゲッジルームフラットになるラゲッジルーム 車中泊もストレスなく過ごせる

また、後席シートを倒した時の最大積載量が1,385Lと、SUVでは犠牲になりがちな積載量も確保、コンパクトSUVでは最大級の広さをもっています。
使い勝手と質感を高い次元で両立したプレミアムSUVに相応しいインテリアになっています。

パワートレインに新開発2.0Lターボを搭載

新型XT4の2.0Lエンジン新開発のパワートレインは最高出力237hpのパワフルなエンジン

XT4のパワートレインは新たに開発された2.0L 直列4気筒DOHCターボエンジンが搭載されます。
最高出力177kW(237hp)/5,000rpm、最大トルク350Nm(35.7kgm)/1,500~4,000rpmになっていて、低回転からフラットなトルクを発生するツインスクロールターボチャージャーを採用しています

また、全てのグレードで9速ATを採用することでハイパワーながら滑らかな乗り心地になっています。

ニューヨークモーターショー2018の発表時は2.0Lガソリンターボモデルのみでしたが「新型XT4はPHEVで登場する」という噂もあります。
その場合、パワートレインに大きな変化があり、燃費性能もコンパクトSUVトップクラスになることも考えられます。

新型XT4のスペックを紹介!ライバルはレクサスNXやボルボXC40

新型XT4のライバルになるNXとXC40新型XT4のライバルはレクサスNXとボルボXC40

新型XT4のライバルは日本車ではレクサスNX、外車では2018年の欧州カーオブザイヤーを受賞したボルボXC40などが該当します。XT4はPHEVとして登場する噂もあるためハイブリッドモデルが設定されているレクサスNXは最大のライバルになるでしょう。

今回はレクサスNXのAWD駆動ガソリンモデル「NX300」とボルボXC40のAWD駆動ガソリンモデル「XC40 T4 AWD Momentum」のそれぞれのスペックを比較して紹介します。

キャデラック新型XT4・レクサスNX・ボルボXC40のスペック比較
XT4 NX XC40
駆動方式 AWD AWD AWD
全長 4,599mm 4,640mm 4,425mm
全幅 1,881mm 1,845mm 1,875mm
全高 1,627mm 1,645mm 1,660mm
ホイールベース 2,779mm 2,660mm 2,700mm
車両重量 1,660kg 1,570kg 1,690kg
燃費 9.6km/L 12.4km/L 12.4km/L
乗車定員 5名 5名 5名
価格 3,780,000円~ 4,660,000円~ 4,590,000円~

新型XT4の日本販売は未定

新型XT4は2018年秋にアメリカで販売予定になっています。
日本ではフラッグシップSUVのエスカレードや兄貴分のXT5が導入されていることから、新型XT4も日本に導入するとみられています。
明確な時期は公式発表されていませんが、アメリカの販売が2018年秋ということを考えると2019年内には日本に導入される可能性が高いです。

世界のコンパクトSUV市場が新型XT4に注目

キャデラックが新型XT4で初めて参入するコンパクトSUV市場ですが、自動車メーカーの中で比較すると後れをとっていると言えます。
プレミアムコンパクトSUVを販売するジャガーやポルシェやミニはSUVが販売数の大半を占めていて、ドイツ勢のBM、やアウディ、フォルクスワーゲンも新型コンパクトSUVを次々と市場に投入しています。

新型XT4は他社のSUVと差別化するためにも、噂にあるPHEVモデルを投入する可能性は高いかもしれません。2019年以降の日本導入にも期待しましょう。