アテンザのマイナーチェンジ

アテンザがマイナーチェンジ 次世代車両構造技術や内装に世界初の素材を採用

アテンザのマイナーチェンジ情報をまとめました。改良型のディーゼルエンジンはCX-8に搭載されているのと同様のもので、360度モニターを搭載して駐車の際や、細い路地から出るときなど死角の多いときに役立ちます。

アテンザがマイナーチェンジ 次世代車両構造技術や内装に世界初の素材を採用

アテンザがマイナーチェンジ!セダンとワゴンに次世代車構造を一部採用

2012年から販売している3代目アテンザは、4ドアセダンと5ドアのステーションワゴンの2つがラインナップしています。2017年には一部改良を行い安全技術の「i-ACTIVSENSE」の標準装備を行っています。
そして2018年5月24日にマツダ公式からマイナーチェンジが発表されました。今回はエクステリア、インテリアを大きく改良しマツダの次世代車両構造「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ-ビークルアーキテクチャー)」の要素を一部採用するビッグマイナーチェンジになっています。
また、内装には量産車では世界初となる「ウルトラスエード ヌー」を採用したのも注目されています。
2018年6月21日に発売される新型アテンザのマイナーチェンジ情報を紹介します。

新型アテンザはフロントにメッシュグリルを採用

2018年マイナーチェンジ前のアテンザマイナーチェンジ前のアテンザ 大きな違いはグリル構造

2018年6月21日発売される新型アテンザ2018年マイナーチェンジ後のアテンザ メッシュグリルを採用して迫力が増した

新型アテンザのエクステリアで最も大きな変化がフロントグリルにメッシュ構造を採用したことです。
マイナーチェンジ前は水平デザインのメッキグリルでしたが、新型アテンザは格子状のメッシュグリルを採用し、フラッグシップモデルらしい迫力あるエクステリアに変更されました。

2018年マイチェン後のアテンザのヘッドライト2018年マイナーチェンジ後のアテンザ メッシュグリルを採用して迫力が増した

その他にも、ヘッドライトは前モデルよりも薄くなり、線で広がる発光を見せ精悍な印象を演出しています。マツダが発表した「エレガンスなデザイン」の通り、走る喜びを感じられる上品なデザインになっています。

2018年新型アテンザのホイール左が17インチ純正ホイール 右が19インチ純正ホイール

2018年のマイナーチェンジでは純正ホイールのデザインも刷新しています。
17インチのガンメタリック塗装アルミホイール、19インチのガンメタリック塗装アルミホイール、19インチの高輝度塗装アルミホイールの3種類がグレード毎に用意されています。

ソウルレッドクリスタルメタリックの新型アテンザボディカラーはソウルレッドプレミアムメタリックをソウルレッドクリスタルメタリックに変更

前モデルのアテンザに設定されていたボディカラー「ソウルレッドプレミアムメタリック」に替えて「ソウルレッドクリスタルメタリック」に変更しています。
フラッグシップSUVのCX-8やCX-5にも採用されているボディカラーで、マツダの技術の粋を集めた「匠塗」で艶やかで透明感ある色合いが魅力です。

インパネデザインを変更しナッパレザーやウルトラスエード ヌーを採用

新型アテンザのインストルメントパネルインパネやドアトリムのデザインを変更

新型アテンザはインストルメントパネルやドアの内側を指すドアトリムのデザインを変更しています。

新型アテンザのステアリングヒーター

グレード「25S L Package」「XD L Package」では、ステアリングホイールを握った際に、左右の手が触れる3時と9時の位置にヒータを内蔵させて、グリップ部を温める「ステアリングホイール」を標準装備します。

新型アテンザの本杢パネル栓の木を使用した本杢パネル 本物の上品な質感を感じられる

新型アテンザのウルトラスエード ヌーウルトラスエード ヌーは量産車では世界初採用の素材

上位グレードLパッケージの細部にはウルトラスエード ヌーを量販車では世界初採用、各パネルには栓(セン)の木を使用した本杢(ホンモク)パネルを配置し、高級感と落ち着きある内装になっています。

新型アテンザのパワーシートドライバーのベストなドライブポジションに調整できる10wayパワーシート

大幅改良によって誕生する新型「アテンザ」では、運転席では乗車中の腰の位置を、ペストな位置に調整できる、ランバーサポート機能を備えた10wayパワーシートを、助手席では同様の機能が備わる6Way パワーシートを採用します。

両シートは、シートヒーターも装備させて更なる快適性を実現します。

新型アテンザの高級感あるリアシートリヤシートは立体構造で身体にフィットする

リアシートは、乗車する方の体を、優しくしっかりと包みこめる立体造形を採用し、加わる力をうまく分散できるウレタン素材を座面に配置することで、抜群に心地よいフィット感とゆったりとリラックスできる着座感が実現されます。

新型アテンザのリアコンソールボックス後席アームレストからエアコンの風向きとシートヒーターを調整できる

カップホルダーも備わる、アームレスト付大型コンソールボックスでは、後部エリアにエアコンの風向きをピンポイントに調整できる吹き出し口が装備されます。グレード「25S L Package」「XD L Package」では、同ボックスに配置されるスイッチでシートヒーターの温度を3段階に調整できます。

新型アテンザのリアシートセンターアームレストリアシートセンターアームレスト全グレードに標準装備 USB端子付きでスマートフォンやタブレットの充電も可能

全車に標準装備される「リアシートセンターアームレスト」は、リラックスした安定姿勢での乗車をサポートします。2つの充電用USB端子を備えることで、乗車中の楽しみの幅を広げます。

新型アテンザのナッパレザーシートシートデザインを一新 Lパッケージには最高級素材のナッパレザーを採用

ゆったり寛げるシートデザインに変更した新型アテンザは、フェラーリやメルセデス・ベンツにも採用される最高級のナッパレザーを採用します。
しっとりした手触りと乗り心地の良いたっぷりのシート厚で、フラッグシップモデル高級感を堪能できます。

新型アテンザの電動リアウィンドーサンシェイドスイッチで自動開閉できる電動リアウィンドーサンシェイド

セダンのグレード「25S L Package」「XD L Package」では、リアガラスから差し込める陽の光を遮って、後部座席の快適性を高める「電動リアウィンドーサンシェイド」を標準装備します。

同アイテムは、スイッチ操作で自動的に展開・格納できる他、バック時には、自動的に格納される機能を備えます。

セダンのトランクルームは、474L(VDA方式)と大容量です。開口部はワイド設計とするため、荷物の積載性にも優れます。ヒンジはトリム内に格納しているため、出し入れする際に、荷物は傷つきにくくなります。

新型アテンザのトランクルーム最大474Lのトランクルーム

ワゴンのラゲッジルームは、リアシートの背もたれを倒しきることで、最大で1,648L(VDA方式)にまで容量が拡がります。背もたれは、リモコンレバーを用いて簡単に倒せます。

マツダコネクトは人とクルマが外の世界とつながるサポートをする

新型アテンザのマツダコネクトマツダコネクトはSNSなどを利用して最新のサービスを提供

マツダコネクトは、搭載するソフトウェアをアップデートして、常に最新サービスの利用を可能とするコネクティビティシステムです。

同システムでは、「Applications」「Entertainment」「Communication」「Settings」サービスを充実させて、メンテナンス情報・インターネットラジオ・ハンズフリー通話・SNS等の利用を可能とし、人とクルマが外の世界とつながるサポートを行います。

次世代車両構造技術を採用し人間中心の構造に深化

マイナーチェンジを行った新型アテンザには「人間中心」に考えられたマツダの次世代車両構造技術の要素が一部採用されています。
新型アテンザに採用された技術を具体的に説明すると

  • 前後サスペンションの構造を一新
  • 新開発タイヤを採用
  • ステアリング剛性やボディ剛性を向上
  • シートの素材や形状を一新
  • パワートレインへSKYACTIV-G 2.0、気筒休止技術搭載のSKYACTIV-G 2.5を採用
  • SKYACTIV-D 2.2の出力向上

これらの技術が新型アテンザに採用されています。
新型アテンザは「ボディ剛性が高くなることにより静粛性と乗り心地が向上して、ドライバーがアテンザを自由に操れる楽しさを感じられるモデル」に進化した、と言えます。

次世代車両構造技術は今後のアテンザはもちろん、CX-5やCX-8などの主力車種に採用される見込みなので期待しましょう。

新型アテンザのパワートレインはガソリンエンジン2種類とディーゼルエンジンを搭載

新型アテンザのパワートレインはSKYACTIV-G 2.0、CX-5に採用されている気筒休止技術を搭載したSKYACTIV-G 2.5、CX-8に採用されている改良型SKYACTIV-D 2.2を採用しています。

新型アテンザのパワートレイン
名称 SKYACTIV-G 2.0 SKYACTIV-G 2.5 SKYACTIV-D 2.2
種類 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHC 直列4気筒DOHCターボ
排気量 1,997L 2,488L 2,188L
最高出力 115KW(156ps)
/6,000rpm
140KW(190ps)
/6,000rpm
140KW(190ps)
/4,500rpm
最大トルク 199Nm(20.3kgm)
/4,000rpm
452Nm(25.7kgm)
/4,000rpm
450Nm(45.9kgm)
/2,000rpm
使用燃料 レギュラー レギュラー 軽油

改良新型SKYACTIV-D 2.2は最高出力140kW(190PS)、最大トルク450Nm(45.9kgm)に向上しパワフルなドライブが楽しめます。

ガソリン車では「25S L Package」に2.5Lのガソリンエンジンが搭載されていて、最高出力は138KW、最大トルクは250Nmのものなので、出力・トルクともに最大値が伸びています。また、既存のSKYACTIV-G 2.5には、気筒休止システムなどを採用し燃費を向上させています。

SKYACTIV‐G 2.5は気筒休止の新技術を導入

新型アテンザのガソリン車に搭載されるエンジン「SKYACTIV‐G 2.5」は、高圧縮比・エンジン各部の軽量化を実現、低振動・こもり音を低減できるバランスシャフトを採用するなどして、心地よい加速フィーリングや、優れた燃費性能と圧倒的な静粛性を達成します。

同エンジンには、定常走行時などにおいて、4気筒のうち2つの気筒を休ませるマツダの新技術「気筒休止システム」が導入されます。

SKYACTIV‐D 2.2は排ガス性能・走行性・燃費の全てが魅力的なディーゼルエンジン

アテンザのディーゼル車に搭載される、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV‐D 2.2」は、冷却水制御バルブや可変ジオメトリーターボチャージャー、超高応答マルチホールピエゾインジェクター等の技術を導入して、燃費・静粛性・走行性能・静粛性・排ガス性能の全てを進化させます。

マイナーチェンジ後の新型アテンザセダン/ワゴンの搭載エンジン別 スペック情報

マイナーチェンジ後の新型アテンザセダン/ワゴンのボディサイズなどのスペックを、ガソリン車とクリーンディーゼル車で分けて紹介します。

アテンザのセダン(ガソリン車)のボディサイズ
グレード 20S 20S PROACTIVE 25S L Package
全長 4,865mm
全幅 1,840mm
全高 1,450mm
ホイールベース 2,830mm
タイヤサイズ 225/55R17 225/55R17
車両重量 1,510kg 1,540kg
販売価格 2,829,600円~ 2,959,200円~ 3,542,400円~
アテンザのセダン(クリーンディーゼル車)のボディサイズ
グレード XD XD PROACTIVE XD L Package
全長 4,865mm
全幅 1,840mm
全高 1,450mm
ホイールベース 2,830mm
タイヤサイズ 225/55R17 225/45R19
車両重量 1,610kg
販売価格 3,240,000円~ 3,369,600円~ 3,952,800円~
アテンザのワゴン(ガソリン車)のボディサイズ
グレード 20S 20S PROACTIVE 25S L Package
全長 4,805mm
全幅 1,840mm
全高 1,480mm
ホイールベース 2,750mm
タイヤサイズ 225/55R17 225/55R17
車両重量 1,530kg 1,560kg
販売価格 2,829,600円~ 2,959,200円~ 3,542,400円~
アテンザのワゴン(クリーンディーゼル車)のボディサイズ
グレード 20S 20S PROACTIVE 25S L Package
全長 4,805mm
全幅 1,840mm
全高 1,480mm
ホイールベース 2,750mm
タイヤサイズ 225/55R17 225/55R17
車両重量 1,630kg
販売価格 3,240,000円~ 3,369,600円~ 3,952,800円~

安全技術i-ACTIVSENSEが進化

走行中のアテンザのサイドビュー

アテンザのマイナーチェンジ後の搭載装備は、安全技術の「i-ACTIVSENSE」を全車に標準搭載し、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロールに全車速追従機能を追加、夜間の歩行者視認精度も向上しています。

i-ACTIVSENSEに追加される装備

・全車速追従機能付きクルーズコントロール
・夜間視認性を向上するアダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)
・歩行者認識精度が向上したアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート

また、CX-8などに搭載されている360度モニターはオプション設定されます。

夜間走行時に必要となる光量を確保するALHを全車標準装備

アテンザは、夜間走行時に必要となる光量の確保に貢献する、LED光源を左右に20ブロック配置して、状況に応じて個別に自動点灯・消灯する、先進のライトシステムである「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」を全車に標準装備させます。

同システムでは、車の速度に合わせて、3パターンのハイビーム配光制御を可能とし、ステアリング操作に合わせて、ヘッドライトの向きを6段階に調整する機能も搭載させて、夜間走行時の安全性を確保します。

夜間歩行者検知機能付きアドバンスSCBSを全車標準装備

新型アテンザでは、先行車や前方にいる歩行者を車載カメラで検知して、衝突の恐れがある場合には、ブレーキを自動制御して、衝突を積極的に回避する「アドバンス・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンスSCBS)」を全車が標準装備します。

同安全システムは、車両に対しては約4~80km/hの速度域で、歩行者に対しては約10~80km/hの速度域で発動されます。今回の大幅改良では、夜間走行時の歩行者に対する検知精度が大幅にアップしました。

新型アテンザは2018年6月21日発売

アテンザのマイナーチェンジモデルの発表は2018年5月24日に行われ、2018年6月21日に販売されます。エクステリアやインテリアの変更、安全装備のグレードアップ、次世代車両構造技術の一部採用など、変更点が多々あります。

新型アテンザのセダンとワゴンの販売価格を紹介します。

新型アテンザの価格
グレード 駆動 ミッション セダン ワゴン
20S 2WD AT 2,829,600円~ 2,829,600円~
20S PROACTIVE 2WD AT 2,959,200円~ 2,959,200円~
25S Lパッケージ 2WD AT 3,542,400円~ 3,542,400円~
XD 2WD AT 3,240,000円~ 3,240,000円~
XD 2WD MT 3,294,000円~ 3,294,000円~
XD 4WD AT 3,477,600円~ 3,477,600円~
XD 4WD MT 3,531,600円~ 3,531,600円~
XD PROACTIVE 2WD AT 3,369,600円~ 3,369,600円~
XD 2WD MT 3,423,600円~ 3,423,600円~
XD 4WD AT 3,607,200円~ 3,607,200円~
XD 4WD MT 3,661,200円~ 3,661,200円~
XD Lパッケージ 2WD AT 3,952,800円~ 3,952,800円~
XD 2WD MT 3,952,800円~ 3,952,800円~
XD 4WD AT 4,190,400円~ 4,190,400円~
XD 4WD MT 4,190,400円~ 4,190,400円~

ガソリンモデルでは4WDの設定がなく、2WDのみのラインナップです。標準グレードと上級グレードは2.0Lのガソリンエンジンを搭載し、最上級グレードのL Packageには改良型の2.5Lエンジンが搭載されます。