初代WRXのスタッドレスタイヤのおすすめ 低偏平のデメリットはインチダウンでカバー
スバルの初代WRX(VAB/VAG型)のSTIとS4におすすめのスタッドレスタイヤを紹介します。
STI(スバルテクニカインターナショナル)仕様車の初代WRX STIは、ベースモデルの「STI」と上級モデルの「STI Type S」の2グレードで構成されました。S4はベースモデルの「2.0GT EyeSight」、スポーティモデルの「2.0GT-S EyeSight」、STI仕様の最上級モデル「STI Sport EyeSight」の3グレード構成でした。いずれも現行モデルへ世代交代済みで、新車での販売は終了しています。
初代WRXに標準装備されたタイヤサイズは「225/45R18」「245/40R18」「245/35R19」の3種類で、いずれも走行性能を重視した低偏平が特徴です。
偏平率が低く薄いタイヤは、走行性能で有利な反面、乗り心地が硬く、価格も高め、選択肢も少ないというデメリットがあります。スタッドレス選びの幅を広げて費用を抑えたい場合、タイヤ外径を大きく変えずにホイールサイズを下げて偏平率を上げる「インチダウン」が有効な手段です。
WRX S4のベースグレードに標準装備されている18インチのタイヤサイズ225/45R18のスタッドレスタイヤのおすすめ
初代WRX S4の「2.0GT EyeSight」に純正装着された225/45R18にマッチするスタッドレスから紹介します。このサイズは各メーカーから出ているため選択肢が広く、入手しやすいのが特徴です。
ダンロップ ウインターマックス02 氷上性能と雪上性能だけでなくドライ・ウェット路面でも安定走行
DUNLOP WINTER MAXX02 225/45R18 91Q
| 車種 | WRX S4 |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | ウインターマックス02 |
| タイヤサイズ | 225/45R18 |
| ホイールサイズ | 18インチ |
| タイヤ外径 | 664mm |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 26,106円~(2026年調べ) |
ダンロップ WINTER MAXX 02(ウインターマックス ゼロツー)は、液状ファルネセンゴム配合の高密度ゴムで氷上ブレーキ性能とライフ性能を両立させたスタッドレスタイヤです。後継としてWINTER MAXX 03が登場しており、現行ラインナップの中心は03に移っていますが、02も流通在庫として入手しやすく、価格を抑えたい初代WRXオーナーに合います。
ミシュラン エックスアイス 3 plus 表面再生ゴムでタイヤ摩耗後も性能が持続
MICHELIN X-ICE 3+ 225/45R18 95H XL
| 車種 | WRX S4 |
|---|---|
| メーカー | ミシュラン |
| ブランド | エックスアイス3+ |
| タイヤサイズ | 225/45R18 |
| ホイールサイズ | 18インチ |
| タイヤ外径 | 659mm |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | H |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
ミシュラン X-ICE 3+(エックスアイス スリープラス)は、3つの強力グリップ技術と表面再生ゴムを組み合わせ、高い氷上性能を長期間維持するスタッドレスです。後継のX-ICE SNOWが登場済みのため、購入時は世代を確認しておきたいところです。横ブレを抑えるサイプ構造により、初代WRX S4の安定性に貢献します。
WRX S4の上級グレードとWRX STIに標準装備されている18インチのタイヤサイズ245/40R18のスタッドレスタイヤのおすすめ
続いてはWRX S4の「2.0GT-S EyeSight」「STI Sport EyeSight」、初代WRX STIの純正サイズ245/40R18にマッチするスタッドレスです。偏平率40%のため、インチダウンでより安価な銘柄を選ぶ手も有効です。
ブリヂストン ブリザック VRX2 アクティブ発泡ゴム2と非対称パタンが氷上で踏ん張る
BRIDGESTONE BLIZZAK VRX2 245/40R18 93Q
| 車種 | WRX S4/STI |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ブリザック VRX2 |
| タイヤサイズ | 245/40R18 |
| ホイールサイズ | 18インチ |
| タイヤ外径 | 655mm |
| ロードインデックス | 93 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
ブリヂストン BLIZZAK VRX2は、アクティブ発泡ゴム2の採用で氷上ブレーキ性能を従来比で底上げした世代のフラッグシップで、現在は後継のVRX3および最新のWZ-1へ世代交代済みです。中古市場や流通在庫で入手するケースが中心になりますが、初代WRX系オーナーには走行フィールに馴染む銘柄として根強い支持があります。
初代WRX STIの純正サイズ245/40R18からホイールサイズを17インチへ下げる場合、次のタイヤサイズが選択肢になります。
| タイヤサイズ | 245/45R17 |
|---|---|
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | 657mm |
| ロードインデックス | 99 |
| 速度記号 | Q |
このインチダウンでは偏平率が40%から45%へ、ロードインデックスが93から99に上がり、外径は2mm大きくなります。価格は1万円前後安くなる傾向で、コストと乗り心地の両面でメリットがあります。
コンチネンタル バイキング コンタクト7 高速走行時の優れたコントロール性
Continental VikingContact 7 245/40R18 97T
| 車種 | WRX S4/STI |
|---|---|
| メーカー | コンチネンタル |
| ブランド | バイキングコンタクト7 |
| タイヤサイズ | 245/40R18 |
| ホイールサイズ | 18インチ |
| タイヤ外径 | 653mm |
| ロードインデックス | 97 |
| 速度記号 | T |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
コンチネンタル VikingContact 7は、ノルディックコンパウンドにより低温下や濡れた路面のグリップ性能を高めたスタッドレスタイヤです。氷雪路でのトラクションと、ドライ路面の応答性を欲張りたい初代WRXオーナーに合います。
WRX STIの上級グレードに標準装備されている19インチのタイヤサイズ245/35R19のスタッドレスタイヤのおすすめ
最後に、初代WRX STI Type Sの純正サイズ245/35R19にマッチするスタッドレスを紹介します。このホイールサイズはWRXで最大、偏平率35%の超低偏平で対応メーカーが少ないため、インチダウンも有力な選択肢です。
ヨコハマタイヤ アイスガード6 iG60 プレミアム吸水ゴムが氷上性能を底上げ
YOKOHAMA iceGUARD 6 iG60 245/35R19 93Q
| 車種 | WRX STI |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | アイスガード6 iG60 |
| タイヤサイズ | 245/35R19 |
| ホイールサイズ | 19インチ |
| タイヤ外径 | 655mm |
| ロードインデックス | 93 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
ヨコハマ iceGUARD 6 iG60(アイスガード シックス アイジー ロクジュウ)は、プレミアム吸水ゴムが氷の表面の水膜を取り除き、氷雪路面でしっかり食い込むスタッドレスタイヤです。後継のiceGUARD 7(iG70/iG70A)が登場済みのため、最新世代と価格を比較して選ぶのが現実的です。
初代WRX STI Type Sの純正サイズ245/35R19からホイールサイズを18インチへ下げる場合、次のタイヤサイズが基本パターンです。
| タイヤサイズ | 245/40R18 |
|---|---|
| ホイールサイズ | 18インチ |
| タイヤ外径 | 653mm |
| ロードインデックス | 93 |
| 速度記号 | Q |
このインチダウンでは、外径が2mm小さくなる程度でロードインデックスは同等のまま、価格は下がる傾向にあります。タイヤ幅をさらに細くしてホイールサイズを1インチダウンする場合は次の組み合わせも選択肢です。
| タイヤサイズ | 225/45R18 |
|---|---|
| ホイールサイズ | 18インチ |
| タイヤ外径 | 659mm |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | Q |
こちらは外径が9mm大きくなり、ロードインデックスも93から95にアップ。価格も大きく抑えられるため、雪道走行が冬季限定の用途であればコスパが高い選択になります。
WRX STIとS4のスタッドレスタイヤは純正タイヤサイズと純正ホイールサイズ一覧を確認してから選ぼう
| WRX STIとS4のグレード | ホイールサイズ | タイヤサイズ | 型式 |
|---|---|---|---|
| STI 2.0 タイプS 4WD | 19インチ X 8.5J(+55) | 245/35R19 | VAB |
| STI 2.0 S207 4WD | 19インチ X 8.5J(+55) | 255/35R19 | VAB |
| STI 2.0 S207 NBR チャレンジ パッケージ 4WD | 19インチ X 8.5J(+55) | 255/35R19 | VAB |
| STI 2.0 S207 NBR チャレンジ パッケージ イエロー エディション 4WD | 19インチ X 8.5J(+55) | 255/35R19 | VAB |
| STI 2.0 S208 4WD | 19インチ X 8.5J(+55) | 255/35R19 | VAB |
| STI 2.0 S208 NBR チャレンジ パッケージ カーボントランクリップ 4WD | 19インチ X 8.5J(+55) | 255/35R19 | VAB |
| STI 2.0 S208 NBR チャレンジ パッケージ カーボンリアウイング 4WD | 19インチ X 8.5J(+55) | 255/35R19 | VAB |
| STI 2.0 4WD | 18インチ X 8.5J(+55) | 245/40R18 | VAB |
| STI 2.0 タイプS 4WD | 18インチ X 8.5J(+55) | 245/40R18 | VAB |
| S4 2.0 tS 4WD | 19インチ X 8.5J(+55) | 255/35R19 | VAG |
| S4 2.0 tS NBR チャレンジ パッケージ 4WD | 19インチ X 8.5J(+55) | 255/35R19 | VAG |
| S4 2.0GT アイサイト 4WD | 18インチ X 7.5J(+55) | 225/45R18 | VAG |
| S4 2.0GT-S アイサイト 4WD | 18インチ X 7.5J(+55) | 225/45R18 | VAG |
| S4 2.0 スポルヴィータ 4WD | 18インチ X 8.5J(+55) | 245/40R18 | VAG |
| S4 2.0GT-S アイサイト 4WD | 18インチ X 8.5J(+55) | 245/40R18 | VAG |
雪が降っても降らなくてもスタッドレスタイヤは準備しておこう
年に数えるほどしか雪が降らない地域ではスタッドレスタイヤは不要に思われがちですが、効果を発揮するのは雪道だけではありません。夏用タイヤは気温が下がるとゴムが硬くなり、摩耗や劣化が早まります。警察庁の冬期事故統計でも、首都圏や関東平野部で年に数日の降雪・凍結時にスリップ事故が集中する傾向があり、突発的な路面変化への備えとしてスタッドレスは有効です。
スタッドレスタイヤは寒冷期に合わせて作られているため、低温下でも柔軟性を保ち摩耗にも強いのが特徴です。寒い時期に履き替えることで夏用タイヤの寿命も延び、突然の雪や路面凍結にも慌てずに済みます。
このため、雪が降ってから慌てて交換するのではなく、冬が近づいた段階でスタッドレスへ履き替えるほうが、安全面でも経済面でもメリットが大きい運用になります。
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