スバルのWRX S4の内装をコックピット・シートデザイン等に注目しながら紹介!
2014年に誕生した、スバル最高峰のスポーツパフォーマンスを有したスポーツセダン「WRX S4」の内装を紹介します。WRX S4の発売当初のグレード構成は2.0GT EyeSight・2.0GT-S EyeSightの2つでしたが、2018年9月3日にSTI (スバルテクニカインターナショナル)との共同開発で生まれた、より本格的なスポーツ走行が楽しめるSTI Sport EyeSightが追加されています。
SUBARU WRX S4の内装はどれもスポーティでかっこいいですが、最上級モデルとなるSTI スポーツ アイサイトはスポーツテイストの中にラグジュアリーな要素が加わり、さらに満足度の高いインテリアとなっています。コックピット・ラゲッジルーム・カスタムパーツなどを一緒にチェックしていきましょう。
WRX S4のシートデザインはグレードごとに違うデザイン・素材を設定!メーカーオプションで本革に変更も可能
WRX S4 2.0GT EyeSightのシート
スバルWRX S4はグレードによって設定されるシートデザインや素材が違います。ベースモデル2.0GT EyeSightには、ファブリック/トリコットのシートでレッドステッチが入ったデザインが標準装備となります。黒と赤のスポーティな組み合わせがWRX S4の爽快な走りをより加速させてくれそうです。
WRX S4 2.0GT-S EyeSightのシート
2.0GT-S EyeSightの場合は、2.0GT EyeSightと同じブラックにレッドステッチというシートデザインですが、素材に触り心地のよいウルトラスエードと質感高い本革のコンビシートが採用されている点が異なります。高級感のある質感でWRX S4オーナーを満足させてくれます。
WRX S4 STI Sport EyeSightのシート
最上級グレードのSTI Sport EyeSightは、2.0GT-S EyeSightと同様ウルトラスエードと本革のコンビシートで、ブラック×ボルドーにレッドステッチを施したスポーツモデルらしい仕立てです。背もたれの「RECARO」ロゴとヘッドレストのSTIのエンボス加工が特別感を強めています。運転席には8ウェイパワーシートが装備されます。
10ウェイパワーシートとレッドステッチ入り本革シート
2.0GT EyeSightと2.0GT-S EyeSightの2グレードには運転席10ウェイパワーシートが搭載されますが、メーカーオプションでアクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能付きのレッドステッチ入り本革シート(ブラック)に変更することができます。より洗練されたインテリアを求めるユーザーにおすすめのカスタムです。
スバルWRX S4のコックピットは運転に集中できる環境を整えたドライバー主体の設計
2.0GT EyeSightのコックピット
2.0GT-S EyeSightのコックピット
STI Sport EyeSightのコックピット
上からスバルWRX S4の2.0GT EyeSight・2.0GT-S EyeSight・STI Sport EyeSightのコックピット画像です。2.0GT EyeSightと2.0GT-S EyeSightはセンターコンソール部にまでレッドステッチが入っているかなどの違いはあるものの、ほぼ同じデザインとなっています。
走行情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイ
2眼のルミネセントメーター中央部には3.5型のマルチインフォメーションディスプレイを配置しています。走行基本情報を鮮明にわかりやすく映し出します。
車両情報を表示するマルチファンクションディスプレイ
コックピットのセンターにはマルチファンクションディスプレイを有し、5.9型のディスプレイに様々な車両情報を表示します。2.0GT-S EyeSightとSTI Sport EyeSightに標準装備となり、2.0GT EyeSightにはメーカーオプションで搭載可能です。
室内をスポーティにするアルミパッド付スポーツペダル
WRX S4の全グレードにアルミパッド付きスポーツペダルを搭載しています。確かなアクセル・ブレーキ操作性を確保するとともに、乗り込む度にスポーツマインドを刺激されます。
メッキ加飾されたフルオートエアコン
左右独立温度調整機能付フルオートエアコンは全グレードに標準装備されている機能です。メッキ加飾が施されたスタイリッシュなダイヤル式で、温度を直感的に調整できます。
スライド式のフロアコンソールボックスと電源ソケット
各種ホルダーやDC12V/120W電源ソケット付きのフロアコンソールボックスは、十分な容量を確保しているのはもちろん、リッドを100mmスライドできるのも特徴です。
ゲームやスマートフォンを充電するUSB電源を完備
WRX S4のフロントシートにはUSB電源を2個設置してあります。スマートフォンなどの電子機器類の充電に役立ちます。
信号待ちなどでブレーキを保持してくれるオートビークルホールドを装備
電動パーキングブレーキはスイッチを押すだけでオン・オフの操作ができます。アクセルを踏むとパーキングブレーキは解除されます。
WRX S4は最上級グレードSTI Sport EyeSightならではの専用装備にも注目!
ボルドーの内装色はレッドステッチと相性抜群
WRX S4 STI Sport EyeSightの内装インテリアは、シートに合わせてドア周りやセンターコンソールの一部にもボルドーを採用しています。丁寧にあしらわれたレッドステッチとの相性も抜群で、大人の魅力が表現されています。
専用装備の本革巻きステアリングやシフトノブ
高触感で操作性に優れた本革巻ステアリングホイールには、STIロゴ入りの艶やかなハイグロスブラックベゼルがあしらわれています。ラグジュアリーな魅力とスポーツテイストをバランスよく取り入れた美しいデザインです。
シフトレバーにもステアリングホイールと同じ生地を採用しています。本革なので運転中も滑りにくく、吸湿性が良いのが特徴です。
460Lの荷室容量を有するスバルWRX S4のラゲッジルームには色々な荷物を載せられる
460Lのトランクは旅行やゴルフなどレジャーシーンで大活躍
ユーティリティの高いWRX S4のラゲッジルームは460Lの大容量を確保。フラットなスペースで、スーツケースやゴルフバッグなどの大きな荷物をスムーズに積載できます。全車に6:4分割可倒式トランクスルーを採用しており、多彩なシートアレンジが可能となっています。
スバルWRX S4につけたいインテリアのおすすめオプションパーツ
肌触りの良い黒のウルトラスエードに赤のステッチが入ったインテリアパッケージは、WRX S4のSTI Sport以外の2グレードに対応します。コンソールリッド・インパネ・コンソールオーナメントの3つがセットとなっています。
WRX S4への乗降時に傷や汚れからボディを守るステンレス製のサイドシルプレートは、GT/GT-S用とSTI Sport用の2デザインが用意されており、それぞれに柄とロゴが入っています。渋い銀色の輝きがドライバーに特別感を与えてくれます。
フロアカーペットもGT/GT-S用とSTI Sport用に、それぞれのロゴがついた2パターンがラインナップしています。2点留めがついているのでズレにくい仕様です。
夜間のドライブが楽しくなるブルーイルミネーション
センターコンソールに装着可能な幻想的なブルーのイルミネーションは、コンソールボックスとドリンクホルダーの2ヶ所を明るく照らします。WRX S4との夜間のドライブを一層盛り上げてくれること間違いなしです。
WRX S4はアイサイトver.3をGT・GT-S・STI Sportの全車に標準装備!
スバルの運転支援システム「アイサイトver.3」は、自動ブレーキや車線逸脱警報など10種類以上の先進安全サポート機能をまとめたパッケージです。アイサイトver.3を全車に標準装備しているWRX S4は、国が定めるサポカーSワイドに該当します。
SUBARU車の1万台当たりの追突事故件数を調査したデータによれば、「アイサイトver2を搭載した車は、非搭載車と比較すると追突事故発生率が8割減少した」との報告もあります。
より高い安全性能をプラスするアイサイト・セイフティプラス(運転支援・視界拡張)はGT以外の2グレードに標準装備されますが、GTについてもメーカーオプションでアイサイトセイフティプラスを装着することができます。
WRX S4のスタイリッシュな内装にはドライバーの心を昂らせる魅力がある!
様々な先進機能を備えたWRX S4の車内では全ての乗員が快適な時間を過ごせるとともに、ドライバーは運転の楽しさを思い切り感じることができます。コックピットやシートインテリアはスポーティなデザインとなっていて、走りへの期待感を高めてくれます。
ベースグレードのGT、その上級グレードとなるGT-S、本格スポーツモデルであるSTI Sportのどれを選んでも質の高い内装ですが、中でもWRX S4のSTI Sportはボルドーを取り入れた専用デザインに加え、エクステリア・インテリアの両方において装備が充実しており、オーナーの所有欲をしっかりと満たした作りです。
デザイン・性能共に優れたスポーツモデルを多く扱うスバル車の中でも、WRX S4は今後もスポーツセダンの代表的存在として多くのオーナーに愛されるでしょう。