世界の高級車

世界の高級車の主要メーカー別一覧~ ラグジュアリー系の内外装を徹底比較

世界の高級車を、ラグジュアリー系を中心にしてピックアップ。ロールス・ロイスやメルセデス・ベンツ、レクサスなどの主要メーカーが展開する、内外装が充実したVIPカーの車歴や特徴を紹介します。

世界の高級車をピックアップ~ ラグジュアリーな内外装で乗員を満足させて街中で煌びやかに目立つVIPカーのメーカー別一覧

世界の高級車を、ラグジュアリーな内外装で乗員に最上級の快適性を与えて、街中で圧倒的な存在感を発揮している、国内外の主要メーカーが展開している車両の中からピックアップしました。

世界の名だたる自動車メーカーが展開するフラッグシップセダンを中心に、流行りのSUVやEVの最上級モデルも含まれます。

各車の車歴、内装や快適装備の特長も詳しく紹介しておりますので、気になるラグジュアリーな高級車の情報をチェックしてみましょう!

世界の高級車は価格面だけではなくてクルマのブランド力や車歴なども考慮してラグジュアリーな車両を中心にピックアップ

世界の高級車は、車両価格を優先事項としながらも、威厳を備え公用車や社用車としても利用されている車両、グローバル市場での知名度が高いモデル、車内で快適かつ優雅な移動時間を堪能させてくれる装備を備えているラグジュアリー系の車を中心にセレクトしました。

低重心のボディ構造を採用し、モンスターエンジンを搭載して異次元の走りを可能とするスーパーカーは、車両価格は数千万円を超えるクルマが数多いですが、それら車種を含めてしまえば、エンジンスペックの比較にウェートを置いてしまうため、今回はラグジュアリーなイメージの強い車両を中心にピックアップしました。

世界の高級車メーカー別一覧~ ラグジュアリーな内外装でクルマ好き達を魅了している国内外の有名車種

走りではなくて、絢爛豪華なラグジュアリー内外装でクルマ好き達を魅了し、街中で煌びやかに目立つ国内外の高級車を紹介致します。

ロールス・ロイス「Phantom(ファントム)」は前席と後部座席との間をガラスで仕切って極上なプライバシー・スイート空間を誕生させられる世界のVIPが認める高級車

ロールス・ロイスのフラッグシップ「Phantom(ファントム)」の歴代モデルは空港と高級ホテルとの間を送迎する車両としても利用されてきた

ロールス・ロイスの最上級サルーン「Phantom(ファントム)」はパルテノン神殿をモチーフにしてデザインされた大型のフロントグリルによって圧倒的な存在感を解き放つ

ロールス・ロイスがリリースする最上級サルーン「Phantom(ファントム)」の歴代モデルは、オーナー自身はハンドルを握らずに、運転手を付けて移動するショーファーカーや、空港とVIPご用達の高級ホテルとの間を行き来する送迎車として利用されてきた。

2017年にリリースされたロールス・ロイス「Phantom(ファントム)」は、パルテノン神殿をモチーフとした大型フロントグリルの左右に、レザーカットした幾つもの光源を多数設置するスターライトヘッドライトを配置して、煌びやかさを最高レベルに格上げしている。

ショーファーカーとして利用しているオーナーの割合が多い「ファントム」は前席と後部座席との間をボタン操作で仕切れるプライバシー・ディビジョンを搭載

「ファントム」の後部座席には各種操作スイッチが最適な位置に配置されている

「ファントム」の後部座席にはリヤシートに着座するVIP専用のディスプレイが設けられ、前後間でメモなどを渡すプライバシー・ドアも設けられている

ショーファーカーとして利用される機会の多い「ファントム」は、前席と後部座席との間を、防音性が優れ、不透明化も可能なエレクトロクロミック・ガラスで仕切れるプライバシー・ディビジョンが搭載されていて、同パーツはメモ書きなどを前後間で渡す用のスペースであるプライバシー・ドアも設けられていて機能的。

世界のVIPが認める高級車である「ファントム」は、後部座席のクールボックスに用意された飲料を飲みながら、専用ディスプレイで映画などを鑑賞しながら、移動中に現実離れした世界観に浸ることが出来るラグジュアリーカーです。

ファントム(2019年モデル) Extended Wheelbase
全長/全幅/全高 5,990mm/2,020mm/1,645mm

ロールス・ロイス「GHOST(ゴースト)」は洗練された美しい雰囲気が伴う室内空間で幻想的なムードに包まれながら移動できる高級車

「GHOST(ゴースト)」はファントムを一回り小さくしたカラフルなボディカラーも展開されているロールス・ロイスの高級車

「GHOST(ゴースト)」は、ロールス・ロイスのフラッグシップであるファントムのボディサイズを一回り小さくさせた車体構造を備え、ボディカラーはカラフルな色も多数展開している世界のVIPが愛用する高級セダン。

「GHOST(ゴースト)」は2021年にフルモデルチェンジを実施して、ショートボディとロングホイールベース化させてショーファーカーとして利用するのに適したExtend Wheel Baseと、高性能エンジンを搭載させて走りの魅力を引き上げたスポーティタイプのBlack Badgeグレードをラインナップさせた。

ショーファーカーとしての利用も想定している「GHOST」は後部座席に着座するオーナーの乗降性を引き上げるために観音開きのドアスタイルを採用

GHOSTは車内天井部にブランドを象徴するスターライト・ヘッドライナーを配置して幻想的な雰囲気に包まれながらの移動を可能としている

2代目「GHOST」の室内空間は洗練されたスタイリッシュさの伴うデザインを採用し、後部座席に着座するオーナーらが空調などを手元で操作できるように各種スイッチをコンソールボックスに配置。

同車は車内天井部には、星空のように煌びやかに輝くスターライト・ヘッドライナーを配置して、幻想的なムードに包まれながらの移動を実現させている高級車です。

ロールス・ロイスゴースト・ショート (2代目) Extended Wheelbase
全長/全幅/全高 5,716mm/2,000mm/1,570mm
ホイールベース 3,465mm

ロールス・ロイス初のSUV「CULLINAN(カリナン)」はオフロードも可能とする走行性能と絢爛豪華な車内空間の魅力も兼ね備えている高級車

ロールス・ロイスが初めてリリースしたSUV「カリナン」は、雪路面や砂地などのオフロードを安定的に駆動する走行性能を備えている

2018年6月に日本市場でも販売をスタートしたロールス・ロイス初のSUV「CULLINAN(カリナン)」は、BMWが開発したV型12気筒DOHCツインターボエンジンを搭載する事で、雪路や砂地などの荒れた路面においての駆動も可能としている。

「CULLINAN(カリナン)」は天然ウッドをダッシュボードやステアリングホイールに大胆に配置してナチュラルな高級感を与えている

イマーシブ・シーティングを選択すればシャンパンクーラーやウィスキーデカンタに保存してあるドリンクをマッサージ機能が付いたシートに着座しながら贅沢な気分に浸りながら飲酒できる

カリナンの後部座席に着座する方には専用のマルチインフォメーションディスプレイが用意されている

CULLINANはロールス・ロイスブランドの車両に求められる室内空間の絢爛豪華さを、天然ウッドをダッシュボードや、ステアリングホイールに大胆に配置させるデザイン等を採用する事で実現させている高級車。

同車にイマーシブ・シーティングを設定すれば、専用のマルチインフォメーションディスプレイが用意されている後部座席で、シャンパンクーラーやウィスキーデカンタに保存してあるドリンク類を飲みながら贅沢な気分に浸りながら映像を視聴できます。

ロールス・ロイスカリナン(ABA-689X型)のスペック
前長/全幅/全高 5,340mm/2,000mm/1,835mm
ホイールベース 3,295mm

「フライングスパー マリナー」はベントレーが究極のラグジュアリーセダンを目指して開発した熟練職員の手作業によってクラシカルな車内空間を完成させている高級車

高級セダン「フライングスパー」はベントレーの2ドアクーペ・コンチネンタルの派生モデルとして誕生

ベントレーの高級セダンシリーズ「FLYING SPUR(フライングスパー)」は、ベントレーの2ドアクーペ・コンチネンタルの派生車として誕生し、実用性やラグジュアリーな内外装が国際的に評価されている車両。

2019年にフルモデルチェンジを実施したフライングスパーは、最上級グレードの「MULLINER(マリナー)」や、6.0L W型12気筒ツインターボエンジンを搭載して走りの魅力を引き上げる限定車「SPEED EDITION 12」などの複数のモデルを展開。

ベントレーのフライングスパーシリーズのフラッグシップモデルの「MULLINER(マリナー)」は熟練職人たちの手作業によってクラシカルな雰囲気で魅力する室内空間を完成させている

ベントレーが究極のラグジュアリーセダンを目指して開発した「FLYING SPUR MULLINER(フライングスパー マリナー)」は、100kWのポテンシャル備える電気モーターに3.0L V6ガソリンエンジンを組み合わせて、低燃費と圧倒的な加速力を実現させているハイブリッド車もラインナップ

同車は、熟練職人が細部に渡ってまで拘り抜いて完成させて装飾パーツを配置して、クラシカルで気品も伴うラグジュアリーなインテリア空間を誕生させている高級車。

FLYING SPUR MULLINER(フライングスパーマリナー)のスペック
全長/全幅/全高 5,325mm/1,990mm/1,490mm
ホイールベース 3,195mm
総排気量 5.950L

ベントレー のラグジュアリーSUV「BENTAYGA(ベンティガ)」は360°全方向で美しさを追求している外観を採用している高級車

「BENTAYGA」はフォルクスワーゲングループのMLB Evoプラットフォームを採用して車両開発の効率化を図った

2016年に日本市場での販売も開始した「BENTAYGA(ベンティガ)」は、フォルクスワーゲンワーゲングループが車両開発の効率化と製造コスト削減を推進させるために導入した、MLB Evoプラットフォームを採用して開発されたラグジュアリーSUV。

「BENTAYGA(ベンティガ)」は、ベントレーブランドの次世代モデルを象徴するマトリックスグリルの周囲に、クリスタルカット装飾を施したLEDマトリックスヘッドランプを配置して、サイドシルでは造形美を追求し、3Dテールランプでは宝石を散りばめたかのようなデザインを採用する事で、エクステリアの全方向で高級感を引き上げている。

「ベンティガ」のインテリアでは天然ウッドや刺繡装飾によって車内の高級感を引き上げている

BENTAYGA(ベンティガ)」は、パワートレインでは3.0L V6ツインターボエンジンに48VのEモーターを組み合わせて、低燃費とコンフォート特性も高水準化させたハイブリッド車も展開しており、室内空間では、レザーシートの配色やステッチのカラーリングをオーナーの好みに合わせてカスタマイズ可能で、ドアトリムなどには天然ウッドの装飾パーツを配置して更なる高級感を与えられます。

BENTAYGA・HYBRIDのスペック
全長/全幅/全高 5,125mm/1,995mm/1,740mm
ホイールベース 2,995mm
燃料消費量(WLTP) 3.4L/100km
総排気量 2.944L

「Mercedes-Maybach S-class(メルセデス・マイバッハ・Sクラス)」は高級車ブランドとしての知名度が高いメルセデス・ベンツグループのフラッグシップモデル

Mercedes-Maybach S-classはベンツの上位ブランドから展開されるフラッグシップモデル

「Mercedes-Maybach S-class(メルセデス・マイバッハ・Sクラス)」は、高級車ブランドとしての知名度が高いメルセデス・ベンツグループが展開する上位モデルにあたるマイバッハからリリースされるフラッグシップ。

ショーファーカーとして利用されるケースも多い「メルセデス・マイバッハ・Sクラス」は、2021年7月に初となるフルモデルチェンジを実施して、従来モデルよりもホイールベースを延長させて室内スペースを拡げ、6.0L V型12気筒ツインターボエンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルと、4.0L V型8気筒直噴ツインターボエンジンにISGを組み合わせる環境性能を高めたグレードを展開。

Mercedes-Maybach S-classのコックピットは本革巻ウッドステアリング / 3Dディスプレイ / ナッパレザーシート等のパーツで構成されている

Mercedes-Maybach S-classのファーストクラスパッケージではウッドパネルで各部に装飾を施し、助手席側にはフットレストを設けている

「メルセデス・マイバッハ・Sクラス」は、音声操作も可能な音楽ストリーミングサービスや、乗員の手や腕の動作によって、車内でよく利用する機能を起動できるMBUXシステム搭載。

同車のファーストクラスパッケージでは、後部座席を利用される方は、ダイヤモンドデザインが施された極上の座り心地を体感できるレザーシートに着座しながら、フロントシート背面に設置された11.6インチディスプレイでTV / 映画 / インターネット / 音楽などのコンテンツを優雅な気持ちで堪能できます。

Mercedes-Maybach S580 (ISG搭載モデル・MP202401)
全長/全幅/全高 5,470mm/1,920mm/1,510mm

メルセデス・ベンツのEVセダンのフラッグシップ「EQS」は新開発のMUBXハイパースクリーンで移動中に安らぎを感じながら動画などのデジタルコンテンツを楽しめる高級車

2021年に販売をスタートしたEQSはメルセデス・ベンツのフラッグシップEVセダン

2021年にリリースされた「EQS」は、メルセデス・ベンツのEV専用アーキテクチャーの基で開発を行って、先端のエアロダイナミクスを導入し空気抗力を低減化させ、次世代型の大容量リチウムイオンバッテリーを搭載する相乗効果によって、航続距離は700Kmを実現しているEVセダンのフラッグシップモデル。

「EQS」はCHAdeMO規格に対応する機器で急速充電を行った場合には、電池残量10%から80%までの電力チャージを約50分で完了させる充電システムを構築している。

EQSはドライバーディスプレイ / センターディスプレイ / 助手席側のディスプレイを1枚のガラスで覆う新開発のMBUXハイパースクリーンを搭載

「EQS」はワイヤレスヘッドフォンが2個セットされるMBUXリアエンターテインメントシステムパッケージをオプションで追加設定できる

高級車ブランドとして名高いメルセデス・ベンツのEVセダンのフラッグシップ「EQS」は、MUBXハイパースクリーンで、動画などのエンタメコンテンツを、AIRMATICサスペンションが可能とする静粛性と乗り心地が優れた走りに安らぎを感じながら満喫できるラグジュアリーカー。

Mercedes-AMG EQS 53 4MATIC+(MP202302)
全長/全幅/全高 5,225mm/1,925mm/1,520mm
航続距離 700Km

BMW「7シリーズ(G70型)」はオーナー自身も運転を楽しめるように配慮されて設計されたVIPカーで後部座席に着座する方は31.3インチの巨大スクリーンで移動中に映画などを視聴できる高級車

BMW「7シリーズ」はオーナー自身が運転を楽しむことを想定して開発されたラージサイズの高級セダン

1977年に初代E23型がリリースされたBMW「7シリーズ」は、オーナー自身にも運転を楽しんでもらう事を想定して開発を行って、他社との差別化を図ったラージサイズの高級セダン。

BMW「7シリーズ」は、2022年にフルモデルチェンジを実施して従来モデル(6代目)よりもボディサイズをワイド化させて、パワートレインはガソリンエンジン / ディーゼルエンジン / PHEVを搭載するモデルをラインナップさせる7代目(G70型)へと移行。

同型「7シリーズ」は、ヘッドライトとキドニー・グリルの周囲をスワロフスキーのクリスタルで煌びやかに装飾して圧倒的な特別感を与えて、前後輪統合制御ステアリング・システムを搭載して走りの俊敏性と安定感を両立させている高級車。

「7シリーズ」はコックピットに配置するインフォメーション・ディスプレイとコントロール・ディスプレイの曲率や配置バランスを最適化させて機能性とラグジュアリー性を追求

BMW「7シリーズ」の後部座席に着座する方はAmazon Fire TVシステムを搭載した31.3インチのBMWシアタースクリーンで移動中に映画などを視聴できる

「7シリーズ(G70型)」の後部座席に着座する方は、人間工学によって心地良さを追求したシートに座りながら、Amazon Fire TVシステムの動画サービスも視聴可能とする31.3スクリーンで移動中に優雅な気分に包まれながら、好きな映像を観る事が可能。

BMW 740i Excellenceのスペック
全長/全幅/全高 5,390mm/1,950mm/1,545mm
ホイールベース 3,215mm
総排気量 2.997L

BMW「iX」は量産車としては初めて曲面ディスプレイを採用し航続距離は650Kmを実現させているピュアEVの高級車

BMW「iX」はエンジン車とプラットフォームを共通化させる効果で開発コストを引き下げたEVタイプの高級車

BMW「iX」の航続距離は650Kmで急速充電を利用すれば80%の容量まで1時間以内で充電できる

2021年に日本市場でも販売をスタートした「iX」は、BMWのエンジン車とプラットフォームを共有化させる効果で、開発コストを引き下げて車両価格へと反映させているピュアEVの高級車。

「iX」は、電費効率を向上化させるために、先進の空力技術を搭載し、BMWがリリースするSUVとしては初めてフラッシュ・ドア・ハンドルとフレームレス・ドア機構を採用する相乗効果によって、航続距離は650Kmを実現。

急速充電システムを利用すれば80%の容量まで1時間以内で充電可能とするBMW「iX」は、エンジンルームへと空気を送るという役割から開放されたキドニー・グリルの裏側に、予防安全性能に寄与する車載センサーやカメラを配置している。

「iX」は量産車としては初めて曲面型ディプレイ(BMWカーブド・ディスプレイ)を採用

iXは素材とカラーに拘りぬいたシートを採用してBMWブランドに相応しい高級感のある雰囲気を完成させている

「iX」は、音楽や映像といったメディアの利用可能とするBMW iDRIVEシステムを指先によりタッチ・コントロール操作だけではなくて、音声あるいはジェスチャーによる操作も可能としている。

同車は、素材やカラー選び、デザインに徹底的に拘り抜いて完成させたシートを配置して、開口部がワイドに設計されたスカイ・ラウンジ・パノラマ・ガラス・サンルーフとの協調効果によって、開放的な雰囲気に包まれなが、心地良さを実感しながらの移動を可能としている。

BMW iX M50スタンダードモデルのスペック
全長/全幅/全高 4,955mm/1,965mm/1,695mm
ホイールベース 3,000mm
航続距離 650Km (WLTCモード)

「Panamera(パナメーラ)」は実用性を備えたポルシェの高級スポーツセダンで移動中の車内で臨場感のある音楽や映像を楽しむ事もできる

「Panamera(パネメーラ)」はホイールベースとリヤオーバーハングを長くしてポルシェの車らしいシルエットを完成させている高級スポーツセダン

初代モデル(970)が2009年に誕生したポルシェの高級スポーツセダンである「Panamera(パネメーラ)」は、PDK(ポルシェ ドツペルクップルング)やリアアクシルステアリングを搭載する事で、操舵性や乗り心地の良さを追求している車。

「パネメーラ」はドライバーが運転に没入できるようにコックピット設計に徹底的にこだわった

「パネメーラ」の後部座席はスペースに余裕を持たせマッサージ機能を与えた移動時の快適性を引き上げている

パネメーラは車速等が表示されるメーターパネルや、動画ストリーミングサービスの利用も可能とするパッセンジャーディスプレイをドライバーが運転に集中しやすい位置に配置し、シートにはクッション性を調整可能とし、マッサージ機能も備えたコンフォート性能が優れたタイプを採用。

同車は、BOSEのハイエンド3Dサラウンドサウンドシステムを装備させる事で、高級車に相応しい臨場感のあるサウンドを車内で響かせる。

Panamera 4のスペック
全長/全幅/全高 5,052mm/1,937mm/1,423mm
ホイールベース 2,950mm
総排気量 2.894L

「Purosangue(プロサングエ)」はフェラーリの車では初めて後部座席を設けた4ドア4シーターで室内空間は世界的な高級車に相応しいラグジュアリーな雰囲気に仕上げている

「Purosangue(プロサングエ)」はフェラーリにとっては初となる4ドア4シーターのSUVモデル

観音ドア開きの4ドア機構を採用する「Purosangue(プロサングエ)」の室内空間はエレガンスな雰囲気に仕上げている

イタリア語でサラブレッドを意味する車名が与えられた「Purosangue(プロサングエ)」は、フェラーリ社が初めてリリースした4ドア4シーターのSUVタイプの車。観音ドア開きの同車は、フェラーリ伝統のV型12気筒自然吸気エンジンを搭載させて走りの質を追求しながらも、サルーンのような上品でエレガンスな雰囲気が漂う室内空間に仕上げている。

「プロサングエ」は10.2インチセンターディスプレイを中心とする機能性とデザイン性を高水準化したデジタルコックピットを採用

フェラーリの車では初めて設けられた「プロサングエ」の後部座席はヒーター&リクライニン機能付きでネッグレスト部にはフェラーリのブランドロゴが刻印されている

「プロサングエ」は10.2インチセンターディスプレイ等の車載デバイスによって、運転時の臨場感を高め、フェラーリが同車で始めた採用した後部座席では、先進の人間工学を用いて着座時の安定感を引き上げて、ヒーターやリクライニンなどの多機能性を与えて高級車に相応しい最高レベルの快適性を付与させている。

Purosague(2022年モデル)のスペック
全長/全幅/全高 4,973mm/2,028mm/1,589mm

ランドローバー「レンジローバー」はイギリス連邦諸国の王室にも愛用者の多いクロスカントリー走行も可能な走りのポテンシャルを備えているラグジュアリーな室内空間も魅力としている高級車

ランドローバー社のフラッグシップ「Range Rover(レンジローバー)」は、時代に合わせて外観のデザインを変化させている

1970年に初代モデルが販売をスタートしたランドローバー社のフラッグシップ「Range Rover(レンジローバー)」は、本格的なクロスカントリー走行を可能としながらも、室内空間にはサルーンのような上質感のある内装パーツを完備させる、高級クロスオーバーSUVのジャンルを切り開いたクルマ。

イギリス連邦を構成する諸国の王室にも愛用者の多いVIPご用達「レンジローバー」は、時代の変化に合わせて外観のイメージを刷新している高級車。

5代目「レンジローバー」はPivi Proインフォテイメントシステムの直感的な操作をサポートする13.1タッチスクリーンの周囲を柔らかで上品な印象を与えるナチュラルカラーで装飾している

5代目「レンジローバー」はオーナーの好みに合わせて5種類のレザーカラーを用意し、シートにはマッサージ機能や騒音を防ぐ機能が備えられている

2021年にフルモデルチェンジを実施して誕生した5代目「レンジローバー」は、初代~3代目モデルが角ばっているボディを採用し無骨さを強調していたのに対し、箱型を基調としながらも随所に丸みや膨らみを持たせ、近代的な街並みにもマッチするスタイリッシュさもエクステリアに与えている。

同型「レンジローバー」は、視認性と操作性が優れた13.1インチタッチスクリーンの周囲を、外観のイメージにもマッチする柔らかい印象を与える色調を採用する装飾パーツでドレスアップを行って、シートには移動中の疲れを癒すマッサージ機能を設け、ヘッドレストには走行時に発生する不快なノイズを抑えるスピーカー機能を導入して、乗員に優雅な時間を堪能させます。

RANGE ROVER HSEロングホイールベース
全長/全幅/全高 5,265mm/2,005mm/1,870mm
ホイールベース 3,195mm
総排気量 4.395L

キャデラック「エスカレード」はハリウッド映画に登場する機会も多く日本での知名度も高いアメ車の高級車

キャデラック「エスカレード」はトランスフォーマーやコラテラルなどのハリウッド映画に劇中車として登場している

初代モデルが1999年にリリースされたキャデラック「ESCALADE(エスカレード)」は、フォード社のリンカーン・ナビゲーターのヒットに触発されて開発・製造に着手した、ラージサイズのラグジュアリーSUV。

「エスカレード」は、ブラックライトなどのハリウッド映画の劇中車として登場する機会が多く、日本での知名度のアメ車を代表する高級車。

5代目「エスカレード」のコックピッドでは先進の車載デバイスの周りを艶のあるウッド素材が装飾している

5代目「エスカレード」のシートはセミアニリンフルレザー素材を採用し、マッサージ機能などを付与している

5代目「エスカレード」のコンソールボックスには冷蔵・冷凍庫が内蔵されペットボトルなどを冷やす事ができる

2020年にフルモデルチェンジが実施されて誕生した5代目「エスカレード」は、新開発の最大出力は426PSのポテンシャルを備える6.2L V型8気筒エンジンと、最高出力は281PSを誇る3.0L 直列6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載するモデルをラインナップ。

5代目「エスカレード」は、世界初搭載の38インチの有機ELスクリーンダッシュボードの周囲を艶のある上質なウッド素材で装飾して洗練した雰囲気を与え、肌触りの良いセミアニリン素材を採用するシートでは、マッサージ機能やヒート機能を与えて快適性を大幅に引き上げる。

PLATINUM(プラチナム)のスペック
全長/全幅/全高 5,400mm/2,065mm/1,930mm
ホイールベース 3,060mm
総排気量 6.156L

半世紀以上も車歴を刻み続けているマセラティのフラッグシップ「クアトロポルテ」は4ドアセダンで最高レベルの走りを可能としている高級車

「Quattroporte(クアトロポルテ)」はマセラティのフラッグシップモデルのラグジュアリーカー

1963年に初代モデルがリリースされた「Quattroporte(クアトロポルテ)」は、イタリアの老舗自動車メーカーであるマセラティのフラッグシップモデル。

日本市場にも導入されている6代目「クアトロポルテ」は、立体感も伴うフロントグリルで車体に存在感を与えて、ブーメラン型のリアランプによって個性を引き上げている。TROFEOグレードに搭載されるV8型エンジンの最高速は300Km/hを超えをクリアしている同車は、4ドアセダンでは最高レベルの走りを実現させている。

6代目「クアトロポルテ」のダッシュボードはレザー素材で装飾し、中央部には先進の機能性を備えたインフォテイメントシステムを配置してコックピットを完成させている

6代目「クアトロポルテ」の後部座席のヘッドレストにはブロントロゴの刺繡を施し、センター部には各種操作スイッチが配備されているアームレストを設置している

6代目「クアトロポルテ」は、上質な本革をダッシュボードなど各部に配置して、スマホアプリとの連動性を備えたインフォテイメントシステムも搭載するなどして、現代のニーズにマッチした高級車に相応しい室内空間を完成させている。

QUATTRORTE TROFEOのスペック
全長/全幅/全高 5,262mm×1,948mm×1481mm
ホイールベース 3,171mm
総排気量 3.799L

アウディのフラッグシップ「A8」はアルミ素材を各部に用いて走りの質と低燃費を実現している優れた環境性能も備えている高級車

「A8」はV8の後継モデルとして誕生したアウディのフラッグシップモデル

V8の後継モデルとして1994年に初代モデル(D2系)が誕生したアウディのフラッグシップ「A8」は、
全長5mを超えるFセグメントに属するラージサイズの車ながらも、オールアルミ素材で車体フレーム等を完成させる事で軽量化を実現させ、走りの質を引き上げて低燃費をクリアしている高級車。

4代目「A8(D5系)」は、複数の車載レーダーやカメラを配置する先進の運転支援システムであるADASを搭載させ、フロントマスクでは大径化させたシングルグリルによって、ワイド&ローボディ構造を鮮明化させ、電動で開閉するパノラマサンルーフによって解放感のある走りを楽しませている。

4代目「A8(D5系)」はフロントシート背面に後部座席に着座する方がスマホなどのデバイスにデータ保存されている映像などを移動中に楽しめるリヤシートモニターを配置している

4代目「A8(D5系)」が採用するシートでは、質感を魅力とするバルコナレザーに清涼感のあるカラーを配色し、フロントシート背面には、Bluetooth対応の10.1インチのリヤモニターを取り付けて、後部座席センター部には、車内環境を自身にマッチした状態に指先操作で整える事ができるタッチ式コントロールパネルを設置するなどして、高級車に相応しい付加価値を与えている。

Audi A8 60 TFSI quattroのスペック
全長/全幅/全高 5,190mm/1,945mm/1,470mm
ホイールベース 3,000mm
総排気量 3.996L

「S90 Recharge」は熟練職人が磨き上げたクリスタル・シフトノブなどの装飾パーツで上質さを加えているEV走行も可能なボルボの高級車

「S90 Recharge」はボルボが展開するプレミアムセダンのPHEVモデル

「S90 Recharge」は、北欧の環境先進国であるスウェーデンを代表する自動車メーカーであるボルボ・カーズが展開するプレミアムセダンのプラグインハイブリッドモデル。

ハンズフリー操作を可能とするGoogleアシスタントや、移動中の快適性を引き上げるGoogle Playを搭載する同車は、高性能バッテリーをパワーユニットに組み込んで航続距離は81Kmを実現。

「S90 Recharge」はクリスタル・シフトノブやファインナッパレザーシートを配置して車内の高級感を引き上げる

「S90 Recharge」は、スウェーデン産のクリスタルを熟練職人が手作業によって磨き上げたクリスタル・シフトノブや、柔らかな感触を実感しながら着座できるファインナッパレザー等の内装パーツによって、車内空間の高級感を引き上げています。

S90 Rechargeのスペック
全長/全幅/全高 4,970mm/1,880mm/1,445mm
交流電力量消費率 240Wh/km
EV走行換算距離 81Km(等価EVレンジ)
燃料消費率 14.5Km/L

アルファロメオの名車ジュリエッタの後継車として誕生した「GIULIA(ジュリア)」は多数の限定車をリリースさせてファンの購買欲を刺激している高級車

「GIULIA(ジュリア)」はアルファロメオ往年の名車ジュリエッタの後継車として誕生したグローバル市場に展開されている高級セダン

アルファロメオがグローバル市場で展開する高級セダン「GIULIA(ジュリア)」は、1950年代に一時代を築いた名車ジュリエッタの後継車として誕生。

日本市場での販売を本格的に開始した2代目は、最高出力280PSのポテンシャルを備える2.0L直列ツインスクロールターボエンジンを搭載するモデルを展開。

2代目「ジュリア」は12.3インチ大型デジタルクラスターメーター等のデジタライズされたコックピットを特徴とし、多数の限定車もリリースしている

2代目「ジュリア」は、スマホアプリを通じてAndroid AutoやApple CarPlayとの連動性を高める大型デジタルクラスターメーターを搭載して、全国限定20台でリリースしたRosso Speciale(ロッソ スペチアーレ)などの特別仕様車をラインナップして、ブランド力を高めている高級車。

GIULIA 2.0TURBOヴェローチェ
全長/全幅/全高 4,655mm/1,865mm/1,435mm
ホイールベース 2,820mm
総排気量 1.995L
燃費 12.1Km/L(WLTCモード)

トヨタ「センチュリー」は皇族の公式行事にも使用される格式が伴う日本車では最高峰の存在感を備えている高級車

3代目「センチュリー」は伝統の鳳凰エンブレムを日本の伝統技法を用いて煌びやかに装飾している

3代目「センチュリー」はボディ各部に鏡面磨きによって光沢感を与えて、フロントピラーのデザインには名刀・三日月宗近をモチーフにして完成させた

1967年に初代モデルがトヨタの最高級乗用車として誕生した「CENTURY(センチュリー)」は、皇族の公式行事 / 内閣総理大臣の専用車 /官公庁の公用車 / 都道府県らが乗る自治体公用車 / 有名企業の役員が乗る社用車としての車歴も刻んできた格式の高い高級車。

センチュリーは2023年にフルモデルチェンジを実施して、パワートレインにPHEVを採用するSUVタイプの車両を追加設定する3代目(GRG75型)へと移行。

同型センチュリーは、伝統の鳳凰エンブレムをホイールセンターキヤップなどに配置して、フロントグリルでは日本の伝統技法である組子細工を用いて存在感を引き上げ、ボディサイドを中心に鏡面磨きを施して、極上の光沢感を与えている。

3代目「センチュリー」のリヤシートに着座する方は11.6インチリヤシートエンタテインメントシステムを堪能できる

3代目「センチュリー」の車内空間は夜間時にはドアサイドなどに配置されたLEDカラーイルミネーションが車内を艶やかに照らす

3代目「センチュリー」はドアの開閉に合わせてアルミ製のステップが展開・格納されて乗降車をサポートする機構を設け、リヤシートに着座する方のためにノートパソコンの利用をサポートする回転格納式テーブルや、高音質・高画質の映像や音楽を満喫させてくれる11.6インチ リヤシートエンターテインメントシステムを装備させている、国産車では最高峰の存在感を確立している高級車です。

センチュリー 3.5Lプラグインハイブリッド車のスペック
全長/全幅/全高 5,205mm/1,990mm/1,805mm
ホイールベース 2,950mm
室内寸法 2,145mm×1,605mm×1,245mm
総排気量 3.456L
燃費 14.2Km/L(WLTCモード)
EV走行換算距離 69Km(等価EVレンジ)

トヨタのフラッグシップミニバン「アルファード / ヴェルファイア」は東南アジアのセレブ層にも支持されている移動中に贅沢な気分を味わえる高級車

「アルファード」と姉妹車の「ヴェルファイア」は東南アジアの国々でもブランド力を構築しているトヨタのフラッグシップミニバン

2002年に初代モデル(ANH#1W/MNH1#W/ATH10W型)がリリースされた「ALPHARD(アルファード)」は、姉妹車であるヴェルファイアと共にマイナーチェンジやフルモデルチェンジを繰り返す中で、商品価値を引き上げ・ブランド力を構築して、東アジアや東南アジアにも販路を拡大しているトヨタのフラッグシップミニバン。

4代目「アルファード」は左右独立ムーンルーフ等の内装パーツによって解放的かつラグジュアリーな室内空間を完成させている

4代目「アルファード」は後部座席でも左右で独立して温度設定が行えるS-FLOW制御機能を備えたフルオートエアコンを搭載している

アルファードは2023年6月にGA-Kプラットフォームの基でフルモデルチェンジを実施して、高度運転支援技術・トヨタチームメイトをハイブリッド車に導入させるなどの改良を加えた。

同型アルファードは、後部座席に着座する方も左右で独立した温度設定を、S-FLOW制御技術を組み込んで実現させるフルオートエアコンや、音声による操作も可能とする14インチリヤエンターテインメントシステムを装備する移動中に贅沢な気分を堪能できる高級車。

Executive Lounge E-Fourのスペック
全長/全幅/全高 4,995mm/1,850mm/1,935mm
ホイールベース 3,000mm
室内寸法 室内長3,005mm×室内幅1, 660mm×室内高1,360mm
総排気量 2.487L
燃費 16.5km/L

「CROWN(クラウン)」はトヨタ車の中では最も古くから車歴を刻み続けている日本を代表する高級車で16代目は世界市場にも販路を拡大させて4種類のボディタイプを展開させる

「CROWN(クラウン)」はトヨタで最も長い車歴を持つ高級車で、16代目(S30型)はセダン以外にもクロスオーバーやスポーツなど4種類のボディタイプを展開

初代モデルが1955年に誕生した「CROWN(クラウン)」は、トヨタが販売するクルマの中では最も長い車歴を刻み続けている。内外装のラグジュアリーさだけではなくて、走行性能などもハイクラスな同車は、いつかはクラウンに乗ってみたいと憧れを抱かせて続けている日本を代表する高級車。

2022年にDISCOVER YOUR CROWN.のキャッチフレーズを掲げ、日本だけではなくてグローバル市場にも販路を拡大させる16代目「クラウン(S30)」は順次、定番のセダン以外にも、クロスオーバーやスポーツなど、4種類の趣の異なるボディタイプを展開していく販売戦略を採っている。

16代目「クラウン」はオーナーの所有欲を満たす上質感の伴う装飾パーツをダッシュボードなどに配置している

16代目「クラウン」のリヤシートのヘッドレスト部にはクラウンのブランドシンボルである王冠マークが刻印されている

2023年12月にリリースされた16代目「クラウン」のセダンタイプは、デザイン性と機能性を兼ね備える4眼LEDヘッドランプを、大系化させたフロントグリルの左右に配置させて、新時代の高級車に求められる外観の美しさを完成させている。

同車は、深みのある木目調の装飾パーツをコンソールボックスなどに配置して、クラウンの歴代モデルから受け継がれるブランドシンボルである王冠マークをリヤシートのヘッドレスト部に刻印して、優雅な雰囲気を与えている。

Z・2.5L・2WDのスペック
全長/全幅/全高 5,030mm/1,890mm/1,475mm
ホイールベース 3,000mm
室内寸法 室内長1,970mm/室内幅1,595mm/室内高1,135mm
総排気量 2.487L
燃費 18.0km/L (WLTCモード)

レクサスのフラッグシップSUV「LX」はランクルをベースにラグジュアリーな装飾パーツでドレスアップを行っている高級車

レクサスのフラッグシップSUV「LX」はランドクルーザーの姉妹車であり、内外装をラグジュアリーなパーツで装飾して高級感を引き上げている

1996年に初代モデル「LX450」がリリースされたLXは、レクサスブランドのSUVのフラッグシップ。ランドクルーザーの姉妹車である同車は、無骨なイメージの強いランクルの内外装にラグジュアリーな装飾パーツでドレスアップを行って、世界市場に展開している高級車。

4代目「LX(VJA310W)」はホワイト&ダークセピア / クリムゾン / ブラックなどのインテリアパターンを用意している

2022年1月にフルモデルチェンジを実施して誕生した「LX600」は、レクサスブランドでは初となる指紋認証スタートスイッチを採用して防犯対策を強化する、GA-Fプラットフォームの基で開発を行う事で、従来型よりも大幅な軽量化を達成させる、エンジンのダウンサイジングを行う等の改良を加えた。

「LX600」は、上下にバランスよくデュアルディスプレイを配置させて運転に集中しやすい室内環境を整え、インテリアパターンはオーナーの好みに合わせて選択可能なホワイト&ダークセピアやブラックなどをラインナップ、各シートはオフロード走行時には安定感をもたらすホールド性の高いタイプを採用。

同車は、機能性を高めた専用のリヤパワーシートや電動オットマン、リヤエンターテインメントシステムを充実させて、後部座席に着座する方をおもてなす最上級グレードのEXECUTIVEも展開している。

LX600 EXECUTIVE・4人乗りのスペック
全長/全幅/全高 5,100mm/1,990mm/1,895mm
室内寸法 室内長2,050mm/室内幅1,630mm/室内高1,190mm
ホイールベース 2,850mm
総排気量 3.444L
燃費 8.0Km/L(WLTCモード)

レクサスのフラッグシップセダン「LS」は世界市場でレクサスブランドの高級車イメージの地位を確立させるきっかけを築いたクルマ

レクサスのフラッグシップセダン「LS」は北米の高級車市場を開拓していった

1989年に初代モデル(XF10型)がリリースされた「LS」は、北米市場の徹底的なマーケティングを実施して、静粛性・耐久性を高水準化させる戦略が功を奏して、レクサスブランドの高級車イメージを確立させる礎を築いた。

レクサスのフラッグシップセダン「LS」は、5代目(XF50型)が2023年10月にマイナーチェンジを実施して、Lexus Safety System+のパージョンアップを行って安全性を強化させる、スマートフォンをデジタルキーとして利用する機能を導入させるなどの改良を加えた。

5代目「LS(XF50型)」は日本の伝統工芸技術を内装パーツ各部に設けてアートのように美しい空間を完成させている

5代目「LS」はスピンドルグリルの完成度を高め、走行性能を引き上げるためにクーペスタイリングも採り入れて、レクサスのフラッグシップセダンに相応しい高級感をエクステリアでも追求。

同車は、乗員の居住性を最優先とさせながらも、日本の伝統工芸で受け継がれる巧の技を内装パーツの各部に施して、アートのように美しい空間を誕生させている高級車です。

LS EXECUTIVE・2WDのスペック
全長/全幅/全高 5,235mm/1,900mm/1,450mm
室内寸法 室内長2,050mm/室内幅1,615mm/室内高1,160mm
ホイールベース 3,125mm
総排気量 3.456L
燃費 13.6Km/L(WLTCモード)

バルブ景気時に社会現象を起こした日産「シーマ」は5代目が後部座席に着座する方をおもてなす快適装備を充実させていた高級車

グロリアやセドリックの上級モデルとして誕生した「Cima(シーマ)」はバルブ景気時に絶大な人気を誇っていた

初代モデル(FPY31型)が1988年にリリースされた日産「Cima(シーマ)」は、トヨタ・クラウンを意識して開発された高級セダン。初代モデルは、高額商品に対するニーズが高かったバルブ景気にも後押しさせて、好調なセールスを記録して、シーマ現象とも呼ばれる流行語を誕生させるほどの絶大な人気を誇っていた。

5代目「シーマ(HGY51型)」はグレード別に臨場感のあるサウンドを堪能できるフロントシートヘッドレスト一体型7インチワイドディスプレイを採用していた

5代目「シーマ」は後部座席に着座するVIPな方達をおもてなす為にコントロールスイッチ内蔵のリヤセンターアームレスト等の専用装備を充実させていた

ハイブリッド専用車種として刷新された5代目「シーマ(HGY51型)」は、後部座席に着座する会社の重役や、役所の幹部らを移動中におもてなす為に、BOSE 5.1chサラウンド・サウンド付後席プライベートシアターシステムや、セミアニリン本革素材を採用しパワーリクライニング機能が付与されたリヤシートを採用。

路面から受ける衝撃の周波数に合わせて2つのピストンで減衰させるダブルピストンショックアブソーバーや、走行中に発生するパターンノイズを低減化させるタイヤを標準装備させていた5代目「シーマ」は、2022年8月に生産終了となる。

ラグジュアリーミニバンのパイオニアである日産「エルグランド」は特別装備を充実させているVIPグレードも展開している高級車

「ELGRAND(エルグランド)」はラグジュアリーミニバンのパイオニア

1997年に初代モデル(E50型)がリリースされた日産「ELGRAND(エルグランド)」は、ラージクラスの広い車内空間に、快適装備や上級感のある装飾パーツを配置させて商品価値を高め、ラグジュアリーミニバンという新たな市場を開拓したパイオニア。

3代目「エルグランド(E52型)」は7人乗りモデルは2列目のキャプテンシートでは快適性を重視している

3代目「エルグランド」は、2022年11月にマイナーチェンジを実施して、フロントとリア部に配置する日産のエンブレムや、アルミホイールのセンターキヤップのデザインに変更を加えた。

同型エルグランドは、1列目と2列目シートにはベースウレタンの上に、スラブウレタンとワディング素材を重ねて3層構造で座り心地の良さを向上させている日産の高級車。

3代目「エルグランド」は特別装備を充実させている2列仕様の4人乗りモデルVIPも展開している

3代目「エルグランド」は、後席用100V電源やキャビネット等の特別装備を充実させている2列仕様の4人乗りモデル、3列シートの7人乗りモデルのVIPグレードも展開している。

VIP 2WD7人乗りモデルのスペック
全長/全幅/全高 4,965mm/1,850mm/1,815mm
ホイールベース 3,000mm
室内寸法 室内長3,025mm/室内幅1,580mm/室内高1,300mm
総排気量 3.498L
燃費 8.7Km/L(WLTCモード)

「プレジデント」は40年以上も日産のフラッグシップモデルとして君臨し続け後部座席に着座するVIPな方達をおもてなす為の専用装備を充実させていた高級車

トヨタ・センチュリーとはライバル関係にあった「President(プレジデント)」は日産のフラッグシップカーとして長らく君臨していた

日産「President(プレジデント)」は、役所の公用車として会社の重役が乗る役員車としてのニーズに応えるために1965年に誕生し、2010年に生産終了となるまで、40年以上も日産のフラッグシップカーとして君臨し続けた高級車。

2003年にリリースされた4代目「プレジデント(PGF50型)」は、後部座席に着座するVIPな方達に配慮して、後席用8インチモニター / 後席DVDプレイヤー/ 後席用パーソナルランプなど、当時の先端快適装備を充実させて、移動中に優雅なひとときを堪能させていた。

「LEGEND(レジェンド)」は煌びやかに輝くジュエルアイLEDヘッドライトなどの存在感によって高級感を引き上げているホンダのフラッグシップセダン

ホンダのフラッグシップセダン「LEGEND」は海外市場ではアキュラ・RLXとして販売されていた

「LEGEND(レジェンド)」は、ホンダが国内外の富裕層を意識して1985年に誕生させたフラッグシップセダンで、V型6気筒エンジンを搭載させ走行性能を高水準化させていた。

5代目「レジェンド(KC2型)」は、宝石を散りばめたかのような美しさで魅了するジュエルアイLEDヘッドライトや、貫禄が伴う台形状のフロントグリルを外観の特長とするホンダの高級車。

2022年1月終了モデルの「LEGEND」はエレクトリックギアセレクターなどのパーツを木目調の装飾パーツで覆って高級感を与えている

2022年1月終了モデルの「LEGEND」のインテリアカラーはシーコースト・アイボリーやディープブラウンなど全3色を展開していた

5代目「レジェンド」は、ホンダのピュアスポーツカーNSXに導入されていたフロント部にはエンジンと1基のモーター、リア部には左右の後輪を個別に駆動する2基のモーターを配置するSPORT HYBRID SH-AWDを搭載して、パワフルかつ燃費の良い走りを両立させていたものの2022年1月で生産終了となる。

同型「レジェンド」は、センターホルダーやコンソールボックスなどの内装パーツを木目調の装飾パーツで囲む事でラグジュアリーな雰囲気を与えて、オーナーの好みやボディカラーとの色調にマッチさせられるプレミアムブラックなどの3種類のインテリアカラーを選択可能としていた。

Hybrid EXのスペック
全長/全幅/全高 5,030mm/1,890mm/1,480mm
ホイールベース 2850mm
総排気量 3.471L
燃費 12.8Km/L(WLTCモード)

ラグジュアリー系の世界の高級車は移動中に優雅な気分を堪能してもらう為に最上級の快適性を与えられる各社の先進装備を搭載している

スポーツカータイプの高級車は、ユーザーがハンドルやシフトレバーを操作して、自身の運転テクニックで、ハイパフォーマンスマシンを操縦したいと思わせる魅力的なパワーユニットを搭載しています。

一方のラグジュアリータイプの高級車は、走行性の高さを魅力としている車種も存在していますが、自身は後部座席に着座して、移動中は飛行機のファーストクラスを利用しているような贅沢な気分を堪能したいというニーズも満たすために、内装に最上級の快適性を与えられる装備を充実させています。

国内外の自動車メーカーは、自社が展開するフラッグシップセダンを中心としたラグジュアリー系の高級車を、ショーファーカーとして利用したいと考えるセレブ層のニーズにも応えて、先進の機能性を備えた快適装備を積極的に搭載させています。