SX4 Sクロスの内装

SX4 Sクロスの内装とボディカラーを徹底解説 スペックや快適装備もまとめて紹介

ハンガリー生産の輸入コンパクトSUV、SX4 Sクロスの内装情報をまとめました。1.6L+6ATのスペック、ALLGRIPやシートヒーターなど4WD車の装備、2019年4月の仕様変更で追加されたアダプティブクルーズコントロールまで詳しく解説します。

SX4 Sクロスの内装とボディカラーを徹底解説

SX4 Sクロスは、ヨーロピアンテイストがおしゃれなアーバンクロスオーバーSUVです。ハンガリーのマジャールスズキで生産された逆輸入車で、欧州車テイストのエクステリアが海外でも高く評価された車種です。

なお、SX4 Sクロスは2020年内に日本国内での販売を終了しており、現在は中古車市場のみでの入手となります。本記事では、日本仕様の2型(後期モデル)のスペック・ボディカラー・内装・快適装備を詳しく紹介します。

SX4 Sクロスのボディサイズ・エンジン・燃費などのスペック

SX4 Sクロス2型(後期型)には、欧州モデルで搭載された1.4リットルブースタージェットエンジンではなく、前期の1型と同じM16A型1.6リットルガソリンエンジンが引き続き搭載されています。ただし、トランスミッションはCVTから6ATへ変更され、シフトチェンジ時のダイレクト感が向上しました。実際に運転してみると、ステップ式の変速によってエンジン回転の上下がつかみやすく、CVT特有の伸び感が苦手なドライバーからも乗りやすいと評価されています。

ボディサイズは全長4,300mm・全幅1,785mm・全高1,595mmの3ナンバーサイズで、乗員定員は5人の2列シートクロスオーバーSUVです。最低地上高は185mmを確保しており、軽い悪路走行にも対応します。

SX4 Sクロス(2型)スペック表
全長 4,300mm
全幅 1,785mm
全高 1,595mm
ホイールベース 2,600mm
最低地上高 185mm
車両重量 1,150kg(4WD:1,220kg)
乗員定員 5人
燃費(JC08モード) 16.2km/L(4WD:15.2km/L)
エンジン型式 M16A
排気量 1,586cc
最高出力 117ps/6,000rpm
最大トルク 151N・m/4,400rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
トランスミッション 6AT
タイヤサイズ 215/55R17
駆動方式 2WD(FF)/4WD(ALLGRIP)

SX4 Sクロスのボディカラーは全部で4色展開

SX4 Sクロス2型のボディカラーは、1型よりも色数が整理され全4色の設定となりました。なお1型では、2015年2月の発売から約1年後の2016年2月に「ギャラクティックグレーメタリック」を追加し、全5色のラインナップとなっていました。

  • スフィアブルーパール
  • エナジェティックレッドパール
  • クールホワイトパール
  • コスミックブラックパールメタリック

スフィアブルーパールとエナジェティックレッドパールは2型で新たに設定されたカラーです。コスミックブラックパールメタリックはスタンダードカラー、クールホワイトパールはメーカーオプションの有料色という扱いでした。

SX4 Sクロスのインテリアはブラック基調で飽きのこないシンプルデザイン

SX4 Sクロスのインテリアはブラック基調の落ち着いたデザインです。ステアリングと同じ高さにナビが配置され、ピアノブラックの加飾がアクセントとなっています。フロアシフトノブ付近にフルオートエアコン、シフト手前には4WDモデルに搭載する「ALLGRIP」の走行モード切替ダイヤルが配置されています。サイドブレーキは手引き式で助手席側に設置されています。派手さは抑えられている一方、長く乗っても飽きにくく操作系が分かりやすいという声が、実際のオーナーから聞かれます。

メーターはドライバー正面に設置された常時点灯の自発光式です。左側に6,500〜8,000rpmがレッドゾーンのタコメーターとアナログ水温計、右側に220km/hスケールのスピードメーターとアナログ燃料残量計が配置されています。中央のマルチインフォメーションディスプレイには、平均燃費・航続可能距離・平均車速・外気温・シフトポジション・オドメーターなど多様な情報を表示できます。

フロントと助手席の足元には照明ランプが装備されており、夜間の乗り降りや足元の荷物を探す際に役立ちます。この価格帯のSUVとしては手厚い装備で、夜間に車内へ乗り込む機会が多い場面でその便利さを実感しやすい部分です。

シート地はファブリック素材で、通気性が良く夏場は蒸れにくく冬場も冷たくなりにくい素材です。運転席と助手席の間には前後スライド式のコンソールボックス兼アームレストがあり、肘の位置に合わせて調整できる点が長距離移動で重宝します。

後席を倒すとラゲッジスペースはフラットに拡大し、ベビーカーやキャンプ用品など大きな荷物も積み込めます。荷室下にはダブルフロア構造の収納も備わり、汚れた荷物や濡れた道具を分けて積みたい場面で使い分けられる点も、アウトドアで使うオーナーから評価されています。

リアシートの中央にはリアアームレストを備えています。使用時は4人乗車となりますが、ペットボトルを2本収納できるホルダー付きで、後席の快適性にも配慮しています。

運転席・助手席のバイザーには、照明付きバニティミラーが標準装備されています。明るさが確保された鏡で、日常的な身だしなみチェックにも便利です。

SX4 Sクロスの快適装備 スマートエントリーやクルーズコントロールを標準装備

SX4 Sクロスは価格帯を考慮すると充実した快適装備を標準で備えています。2019年4月の仕様変更では、ミリ波レーダー方式の衝突被害軽減ブレーキ「レーダーブレーキサポートII」やアダプティブクルーズコントロール(ACC)などが追加され、安全装備がさらに強化されました。主な快適装備を以下にまとめます。

スマートエントリー&プッシュスタートボタンが全グレードに標準装備されています。カバンからカギを取り出さずにドアの解錠・施錠ができ、エンジン始動もボタンひとつで完了します。雨の日や荷物が多い場面での利便性が大きく向上します。

クルーズコントロールが標準装備されており、2019年4月の仕様変更より前のモデルは設定速度(45〜100km/h)を一定に保つ定速タイプでした。仕様変更以降のモデルではアダプティブクルーズコントロール(ACC)に進化し、約40km/h以上で先行車との車間を保ちながら自動で追従する機能が加わっています。高速道路での長距離ドライブで特に重宝します。

フルオートエアコンは運転席と助手席で独立した温度設定が可能な左右独立タイプです。4WDモデルにはリヤヒーターダクトも装備されており、後席の乗員も温かく快適に過ごせます。

4WDモデルのみ、フロントシートの運転席・助手席にシートヒーターが装備されています。Hi・Lowの2段階切り替えが可能で、体感に合わせた細かな温度調整ができます。エンジンが温まりきる前から座面を温められるため、寒冷地や冬場の朝の乗り出しで扱いやすい装備です。

SX4 Sクロスはスズキのスタンダードで快適な輸入コンパクトSUV

スズキのSX4 Sクロスは、2WDと4WDの2グレードというシンプルな構成ながら、左右独立フルオートエアコン・オートライト・横滑り防止装置・クルーズコントロールなどが標準装備されていました。4WD車にはモードを選べる「ALLGRIP」・シートヒーター・リヤヒーターダクトなど、寒冷地や雪道での快適性を高める装備も充実しており、雪道を走るオーナーからはALLGRIPのモード切替が扱いやすいと評価されています。

グレード選びで迷いにくいシンプルな構成と、欧州仕込みのしっかりした走りが評価された一方、2020年11月の販売台数は15台と低迷し、同年内に日本国内での販売が終了しました。現在は中古車市場のみで入手可能です。中古車として選ぶ際は、ACCやレーダーブレーキサポートIIを備えた2019年4月仕様変更以降のモデルかどうかを確認しておくと、安全装備の差で後悔しにくくなります。

中古車での購入を検討する場合は、車両価格だけでなく、保険・税金・燃料費・整備費といった年間維持費も含めたトータルコストを事前に確認しておくと安心です。