ジムニーシエラの内装

ジムニーシエラの内装はどうなの?仕事にも使いやすく泥遊びも気にせずできる

ジムニーシエラの内装は普段使いのほかにも仕事にも使いやすいデザインで、特にラゲッジスペースはリヤシートを倒すとフラットになり、防汚パネルもリヤシート背面に備わっているため少し汚れていても気にせず積むことができる。

ジムニーシエラの内装はどうなの?仕事にも使いやすく泥遊びも気にせずできる

ジムニーシエラの内装は使い勝手バツグン!ジムニーとの違いはあるのか?

ジムニーシエラは、軽自動車のジムニーと同時に発売されたモデルで、1.5Lエンジン・ワイドフェンダーなどを装備し普通車として登録される5ナンバー車です。乗車定員は4人でリヤシートを倒すことができ、荷室とフラットになる構造ですので荷物をたっぷりと積むことができます。

インテリアもジムニーらしく実用的なデザインで、助手席の乗降グリップや握りやすいドアグリップなどが装備されています。センタークラスターにパワーウィンドウスイッチを配置するなど、軍手やグローブをしたままでも操作しやすいように設計されています。

搭載エンジンの違いやボディサイズなど、ジムニーとの違いはありますが、内装に違いはあるのでしょうか?新しいジムニーシエラの内装をチェックし、どのような使い勝手になっているのか確かめてみましょう。

ジムニーシエラの内装には運転席と助手席を乗り込みしやすく疲れにくいシートを採用

ジムニーシエラのシート遊びや仕事に使い倒せる便利なシート

ジムニーシエラの運転席と助手席はユーザーのことを考えつくされて設計されており、街乗りユーザーだけではなく仕事で使う・遊びで使う時にも扱いやすい工夫が施されています。内装のパターンは1種類だけ用意されていて、シートカラーがグレー・シート素材は撥水加工付きのファブリックシートです。

ジムニーシエラのシートフレーム力強いフレームは大柄な方の体もしっかりホールド

シートフレームにはガッチリとした骨格が搭載されていて、ジムニーの特徴でもあるラダーフレームを思い起こします。大きなフレームとクッションのおかげで身体が大きな人でもシートからのはみ出しも少なく快適に過ごすことができます。

ジムニーシエラのシートの撥水加工撥水加工シートなので水遊びも気にならない

シートの撥水加工は運転席・助手席・後部座席のシート座面と背もたれ部分に加工してあり、スキーの帰りや雨降りの日など身体が濡れているとき、身体についていた雪が溶けてもシートに染み込みにくくシミや汚れになる可能性が低くなっています。

ジムニーシエラのステアリング自分の体系に合わせられるチルト機能付きステアリング

ジムニーシエラのステアリングは上下に35mmまでチルトし、運転席は前後240mmのスライドを10mmの間隔で動かすことができるので、小柄な女性や大柄な男性まで自分の体格に合うよう細かく調整できます。特にクラッチを足元まで踏み込む必要のあるマニュアル車には嬉しい機能です。

ジムニーシエラの後部座席リクライニング快適な12段階リクライニング

後部座席のシートは左右独立のリクライニングを行うことができて、12段階の幅で調整することができるので運転席や助手席などに比べて窮屈な思いをすることが多い後部座席でも快適に過ごせます。

ジムニーシエラの内装の収納スペースはジムニーとほぼ同じで荷室開口地上高が5mm違うのみ

ジムニーシエラのラゲッジスペースジムニーシエラの積載能力は軽自動車のジムニーと同じ

ジムニーシエラのラゲッジスペースはリヤシートを倒して352リットルと、軽自動車のジムニーと同様のサイズで、9.5インチゴルフバッグを横にして2個入るなど、積載能力は変わりません。荷室長は2名乗車で980mm、幅は1,300mm、高さが850mmで、ジムニーと違うところは荷室開口地上高が5mm高いという点です。

ジムニーシエラのシートアレンジ助手席を倒すと長い荷物も積みこむことができる

助手席も倒すことでテントや脚立などの長尺物も積むことができますが、荷物が暴れることもあるのでしっかりとフックやベルトなどで固定してから走行すると安心です。

ジムニーシエラのラゲッジフロアジムニーシエラは樹脂トランクで汚れに強い

ジムニーシエラのラゲッジフロアは防汚タイプの樹脂トランクを採用していて、少しの汚れがついていても気にせず乗せることができます。また、同じ樹脂をリヤシートの背面にも使用しているので後部座席の背中が汚れてシミになる心配もありません。

ジムニーシエラの収納スペースセンターコンソールに集約された収納スペース

収納スペースは、センターコンソール付近に集約されていてAT車・MT車ともにシフト奥にコンソールトレーが備え付けられています。運転席と助手席の間にあるコンソールには、1番前にシートヒータースイッチが設けられていて、スマートフォンなどが入る小物入れ、ドリンクホルダーが2個装備されています。

ジムニーシエラの後席シートベルト

後部座席のシートベルトは、付け外しができるバックルが装備されているので内張りへ収納することができます。走行中でもバタバタ遊ぶことが少なくなり、カタカタと音を立てる可能性も小さくなるので落ち着いて運転することができます。

ジムニーシエラの雨どい天井には雨水の侵入を防ぐドリップレールが付く

ジムニーシエラの屋根には雨どいと呼ばれているドリップレールが装備されていて、屋根から伝わる雨をレールが車体前後に流してくれるので、ドアを開けた時でも雨水が侵入しにくい作りの内装になっています。

作業着やウェアを着た状態でも操作しやすいパネルやドアはさすがジムニーシエラの真骨頂である

ジムニーシエラのインストルメントパネル前席の周りは大きなグリップで使い勝手抜群

運転席や助手席のドアグリップはグローブや軍手を履いていても開け閉めしやすいように大型のグリップになっています。助手席にはスタイリッシュな乗降グリップが備え付けられていて、従来のAピラーではなくダッシュボード下にガッチリと装備された内装になっています。

ジムニーシエラのセンタースイッチ操作しやすい大き目のセンタースイッチ

ジムニーシエラのセンタースイッチは両端に大きなパワーウィンドウスイッチを配置していて、グローブをはめたままでも操作しやすくなっています。大き目の手袋をはめている時は小さいドアのパワーウィンドウスイッチを操作しにくいもので、いちいち外さなくてもいいのが快適です。

ジムニーシエラのセンターメーター機械的なセンターメーターが特徴的

メーターはメカメカしいデザインで左にはアナログのタコメーター、右にはアナログ速度計が配置されています。ブラックメーターにオレンジの数値色、赤い針の見やすい配色でメーターの間にはシフトレンジや時刻、燃料計などを表示するインフォメーションディスプレイが搭載されています。

ジムニーシエラの内装は軽自動車のジムニーとほぼ一緒で室内スペース寸法も同じである

ジムニーシエラの内装

1.5Lエンジンを搭載してワイドフェンダーを装備したジムニーシエラは、ジムニーとの違いは大きさと搭載エンジンの違いになります。内装はジムニーとほとんど同じで、使いやすいラゲッジスペースやボタン、見やすいメーターなどを装備しています。

シートは全てのグレードで撥水加工付きのファブリックシートを装備していて、汚れや水滴が染み込みにくくシミにもなりにくい設計です。荷室へのアクセス高さが5mm高くなっている違いがあるだけで、ほかの機能などはほぼ同じなジムニーシエラとジムニーは本当の兄弟といえる頼もしい車です。