スバル・ソルテラのホイールカスタムで広がる選び方とサイズの基本
ソルテラはスバルが手がけたクロスオーバー型BEVで、トヨタ・bZ4Xと共通プラットフォームを使う兄弟車にあたります。製造はトヨタ自動車(元町工場)で行われ、スバル側のチューニングとしてX-MODEや「パワー」モードを加え、雪道や低ミュー路でも扱いやすい走破性を確保しています。足元はグレードによって18インチと20インチが用意され、社外アルミに履き替えれば見た目の印象を大きく変えながら、走行フィールも調整できます。
スバル・ソルテラのホイールに適合するサイズとPCD・インセットの目安
| ホイールピッチ(P.C.D) | 114.3mm |
|---|---|
| ホール数 | 5H |
| リム径 | 18インチが多い |
| リム幅 | 7.5J/8Jが多い |
| インセット | 38mm周辺が多い |
| 純正タイヤサイズ | 「235/60R18」 「235/50R20」 |
ソルテラのホイール選びで基準になるのは、P.C.D114.3mm・5穴・インセット+38mm前後という数値です。リム幅は7.5J〜8Jあたりが扱いやすく、純正タイヤサイズは18インチ車が「235/60R18」、20インチ車が「235/50R20」になります。ハブ径はおおむね60mm前後が中心で、社外品はハブリングで合わせる前提のものが多いという点だけ把握しておけば、適合確認はスムーズに進みます。
実際にソルテラを所有しているオーナーから聞かれるのは、車重が2t前後あるBEV特有のずっしり感です。一般的な内燃機エンジン車と比べてバッテリーぶんの重さがそのまま足回りに乗るため、ホイール剛性とロードインデックスは妥協しない方が長期的に安心できます。間近で見ると、純正18インチでもタイヤの厚みがしっかり残り、社外で20インチにインチアップしても極端な「ペラペラ感」が出にくいのはソルテラのフェンダー造形の余裕によるものという印象を受けます。
BEVに社外アルミを履かせる前に知っておきたい注意点と選び方
ソルテラのようなBEVに社外ホイールを組む際、ガソリン車以上に意識したいのが「重量」「ロードインデックス(LI)」「空力」の3点です。バッテリー搭載で車両重量が増えているぶん、JWL・JWL-T刻印に加えてLI値が純正以上のものを選ぶことが、長距離・高速走行での安心感に直結します。軽さだけを追って強度不足のホイールを選ぶと、長期使用で指摘されやすいリム変形やセンター部のクラックが起きやすくなるため、メカニック的な視点では鋳造でも高剛性をうたうフローフォーミング製法のモデルが扱いやすい選択肢です。
もう一つの落とし穴が電費(電気自動車の燃費にあたる指標)への影響です。一充電あたりの航続距離はカタログ上で18インチ車が長く、20インチ車は転がり抵抗と重量の増加で短くなる傾向があります。社外アルミでさらに重いデザイン重視のホイールに替えると、街乗りで体感できるほど航続が落ちるケースもあるため、長距離通勤や遠出が多い使い方なら軽量モデル、見た目重視で街乗り中心ならディープリム系といった切り分けが現実的です。
力強さを感じさせるメッシュタイプの社外アルミがソルテラの足元をドレスアップする レアマイスター LM スポーツ LM-55M
Lehrmeister LM SPORT LM-55M
リムオーバーしたメッシュホイールがパワフルなイメージの Lehrmeister LM SPORT LM-55M
| リム径 | 18inch |
|---|---|
| カラー | マットガンメタ マットブロンズ グロスブラック クロームハイパーブラック |
| 参考 | レアマイスター[ホイールメーカー一覧] |
Lehrmeister LM SPORT LM-55Mは、幾何学的に組み合わさったメッシュフェイスがリム側に張り出し、ボリュームと精緻さの両方を感じさせる社外アルミです。フローフォーミング製法で軽量化と剛性を両立しているため、車重の重いBEVであるソルテラにも組み合わせやすい一本です。目の前にすると、マットガンメタの粒度が細かく落ち着いた金属感に見え、グロスブラックは奥行きのある黒で塗装の厚みを感じさせる印象を受けます。カラーは4色から選べるため、純正ハーバーミストグレーやプラチナホワイトパールに合わせやすい選択肢が用意されています。
RCF工法で軽さと高剛性のデザイン性能あるY字スポークが造形美を作り出す レイズ グラムライツ 57FXZ
RAYS gram LIGHTS 57FXZ
アグレッシブで躍動感あふれるデザインが際立つ RAYS gram LIGHTS 57FXZ
| リム径 | 18inch |
|---|---|
| カラー | スーパーダークガンメタ/マシニング/リムエッジDC RBC/マシニング |
| 値段 | 42,000円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | レイズ[ホイールメーカー一覧] |
RAYS gram LIGHTS 57FXZは、Y字スポークの内側にコンケイブを持たせ、リムに向かって伸びる立体感が躍動的に映る社外アルミです。レイズ独自のRCF(リムキャストフロー)工法で外周部を鍛えるように成形しているため、ホイール外周の剛性を保ちながらバネ下重量を抑えやすい点が特徴です。実際に履き替えた事例ではステアリングの初期応答が軽く感じられる傾向が出やすく、ソルテラの2t近い車重との相性も悪くありません。レイズの設定上、ソルテラ装着時はインセット+40程度が選びやすく、純正ツライチに近い見た目にまとめられます。
ミドルクラスSUVがターゲットの2×6スポークがパワフルさをアピールする レイズ デイトナ F6 ドライブ
RAYS DAYTONA F6 drive
リムオーバーの2×6スポークがマッシブな RAYS DAYTONA F6 drive
| リム径 | 18inch |
|---|---|
| カラー | ブラックマシニング クリアブラック |
| 値段 | 42,691円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | レイズ[ホイールメーカー一覧] |
RAYS DAYTONA F6 driveは、太い2×6スポークがリム側に倒れ込むようにレイアウトされ、ミドルクラスSUVを主役に据えたマッシブな造形の社外アルミです。F6シリーズは比較的価格を抑えながらレイズ品質を取り入れたいユーザーに支持されており、ソルテラのようなBEV系SUVでも見た目のボリュームを足しやすい一本です。手を当てるとスポーク厚みが想像以上にあり、軽量よりも見た目とコストのバランスで選ぶ性格のホイールという印象を受けます。クリアブラックは光の角度で深い艶が浮き上がり、シティ系のカラーボディと相性がよいデザインです。
Y字スポークのメッシュデザインがリムオーバーで剛性と強度を誇る エンケイ パフォーマンスライン PFM1
ENKEI PerformanceLine PFM1
軽量設計でスムーズな加減速と乗り心地の ENKEI PerformanceLine PFM1
| リム径 | 18inch |
|---|---|
| カラー | Dark Silver Matte Dark Gunmetallic |
| 値段 | 32,400円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | エンケイ[ホイールメーカー一覧] |
ENKEI PerformanceLine PFM1は、Y字メッシュをリム側に張り出させたコンケイブデザインの社外アルミで、剛性と軽さのバランスを取ったエンケイらしい設計が魅力です。エンケイ独自のMAT製法系の流れを汲み、強度を確保しつつバネ下を抑える方向に振られているため、車重のあるソルテラに履かせても加減速のレスポンスを損ないにくい傾向があります。価格帯も今回紹介する18インチクラスの中では手頃で、初めて社外アルミに替えるユーザーが選びやすい価格と性能のバランスにまとまっています。
Y字スポークのメッシュデザインとピアスボルトが際立つ ウェッズ アヴァンチュール マッドヴァンス 08
weds ADVENTURE MAD VANCE 08
ピアスボルトが目を引くメッシュデザインのコンケイブな weds ADVENTURE MAD VANCE 08
| リム径 | 18inch |
|---|---|
| カラー | MAT BRONZE FLINT BLACK |
| 値段 | 26,950円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | ウェッズ[ホイールメーカー一覧] |
weds ADVENTURE MAD VANCE 08は、Y字スポークをリム外周のピアスボルトで縁取り、SUV向けらしい武骨な存在感を演出する社外アルミです。MAT BRONZEは砂塵を含んだような低彩度の色合いで、アウトドア用途に振った見た目との相性がよく、FLINT BLACKはマット寄りの艶で街中でも上品にまとまります。週末のキャンプやスキーなどソルテラの航続距離を活かした遠出に組み合わせると、デザインの方向性とクルマの性格が噛み合いやすい一本です。
ディープリムのメッシュホイールが剛健な印象を与える ワーク VS XX
WORK VS XX
ディープリムとピアスボルトの組み合わせがたくましさを感じさせる WORK VS XX
| リム径 | 18inch/20inch |
|---|---|
| カラー | ライトグレイッシュシルバー ゴールド |
| 値段 | 54,560円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | ワーク[ホイールメーカー一覧] |
WORK VS XXは、ディープリム+Y字メッシュ+ピアスボルトという王道のドレスアップ三要素が揃った社外アルミで、年式を問わず人気が継続するロングセラーです。20インチでも設定があるため、ET-HSグレード(純正20インチ)からの履き替えにも候補に挙がりやすく、リム深さ・面構成のオーダーで姿勢を作り込みたいユーザーから選ばれています。ゴールドは派手に振りすぎず落ち着いた金味でソルテラのカラーボディに合わせやすく、ライトグレイッシュシルバーは純正足回りの雰囲気を残しつつ精緻感を加える方向に効くカラーです。
8交点メッシュが個性的でスポーティにソルテラをドレスアップする タナベ SSR プロフェッサー MS1
タナベ SSR Professor MS1
ピアスボルトが悪目立ちせずに際立つ タナベ SSR Professor MS1
| リム径 | 18inch/20inch |
|---|---|
| カラー | SILVER SUPER BLACK COAT BLACK |
| 値段 | 65,472円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | タナベ[ホイールメーカー一覧] |
タナベ SSR Professor MS1は、8交点メッシュとピアスボルトを組み合わせた3ピース構造の社外アルミで、ディープリムを活かしながら派手すぎない上質さを感じさせるデザインです。3ピースならではのバレルやリムのオーダー幅があり、20インチ設定もあるためソルテラのET-HSグレードでもそのままワイドな姿勢を狙えます。価格は1本6万円台と高めですが、長期使用で指摘されやすいリムの傷み補修や、面構成の作り替えに対応できる3ピース構造は、長く乗り続けたいオーナーにとっての安心材料になります。
2×5スポークとピアスボルトが目を引くハイエンドカーに向けた社外アルミ ワーク エモーション CR 3P
WORK EMOTION CR 3P
デザイン性にすぐれた3ピースホイール WORK EMOTION CR 3P
| リム径 | 18inch/20inch |
|---|---|
| カラー | バーニングシルバー マットカーボン ブラック |
| 値段 | 45,540円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | ワーク[ホイールメーカー一覧] |
WORK EMOTION CR 3Pは、ワークのエモーションシリーズに3ピース構造を投入したモデルで、2×5スポークとピアスボルトの組み合わせがスポーティかつ上質な印象を作り上げます。マットカーボンは光沢を抑えて素材感を強調するカラー、バーニングシルバーは粒状の輝きが残るメタリック仕上げで、ボディカラーに対する見え方のコントラストを大きく変えられます。3ピース構造のためインセットやリム深さの選択肢が広く、ソルテラのフェンダーに対するツライチを攻めたいユーザーから選ばれている一本です。
Y字スポークにピアスボルトの力強い印象のSUVのための鋳造1ピースホイール レイズ ホムラ 2x7FA
RAYS HOMURA 2x7FA
SUVホイールの真骨頂とも言える1ピース×ラフメッシュの RAYS HOMURA 2x7FA
| リム径 | 18inch |
|---|---|
| カラー | セミグロスブラック ブラッククロームコーティング |
| 値段 | 43,615円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | レイズ[ホイールメーカー一覧] |
RAYS HOMURA 2x7FAは、レイズのSUV向けプレミアムブランド「HOMURA」に属する鋳造1ピースで、ラフメッシュ系のY字スポークとピアス風ボルトでアクティブな表情を作り上げています。SUVに振った設計のためロードインデックスにも余裕があり、ソルテラの2t弱の車重に対しても安心して履ける一本です。ブラッククロームコーティングは光が当たると鏡面のような艶が浮き、ハーバーミストグレーやプラチナホワイトパールといった淡色ボディに合わせると締まった印象に見えます。
折り重なるようなスポークが美しいダブルフェイスデザインの KYOHO スマック レジーナ
KYOHO SMACK LEGINA
繊細なデザインなのに力強さも感じられる KYOHO SMACK LEGINA
| リム径 | 18inch |
|---|---|
| カラー | サファイアブラック×ポリッシュ |
| 値段 | 15,125円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | KYOHO[ホイールメーカー一覧] |
KYOHO SMACK LEGINAは、ツインスポークを重ねて見せるダブルフェイス造形が繊細さと力強さを同居させた社外アルミです。サファイアブラック×ポリッシュはブルーのメタルフレークが混ぜ込まれていて、日中の光のもとでは紺寄りの黒に見え、夜の街灯では細かな粒が静かに輝く印象を受けます。価格が1本15,000円台と今回紹介する中で最も手頃で、4本揃えても予算負担を抑えやすいため、純正からの一本目の履き替えやスタッドレス用の通年セカンドホイール候補としても選びやすい一本です。
純正タイヤサイズとグレードごとのホイールサイズ比較
| ソルテラのグレード | ホイールサイズ | タイヤサイズ | 型式 |
|---|---|---|---|
| ET-SS | 18インチ×7.5J | 235/60R18 | FWD/ZAA-XEAM10X AWD/ZAA-YEAM15X |
| ET-HS | 20インチ×7.5J | 235/50R20 | AWD/ZAA-YEAM15X |
18インチと20インチで迷ったときの選び方と航続距離・乗り味の違い
ソルテラのグレード構成上、ET-SSは18インチ、ET-HSは20インチが純正サイズになります。社外アルミに替える際も、純正の外径から大きく外さない範囲で選ぶのが基本です。18インチ車にあえて20インチへインチアップする場合は、扁平率の低下による段差衝撃の伝わりやすさと航続距離の低下を踏まえる必要があります。試乗して気づくのは、20インチ装着車のほうが直進安定性とコーナリングのフラット感に優れる一方、低速域での目地段差の角がより鋭く伝わりやすいという点です。
X-MODEを活用した雪道・未舗装路の走行が多い使い方なら、サイドウォールに余裕がある18インチのほうが扱いやすく、長距離高速の比率が高いなら20インチで姿勢を安定させる選び方が現実的です。スタッドレス用に18インチをセカンドホイールとして用意し、ET-HSオーナーが純正20インチを夏用に残す運用も、車重のあるBEVの冬季使用では合理的な選択肢です。
スタッドレスや塩害対策で気をつけたいホイール選びのポイント
BEVのソルテラを冬季や海沿いで使う場合、塗装の質と表面処理の耐久性は見落とせない要素です。長期使用で指摘されやすいのは、ピアスボルト周りや切削(マシニング)面のクリア剥がれと白濁です。塩害が懸念される地域では、マシニング面が広いポリッシュ系よりもブラック系やマット系の塗装フィニッシュのほうがリスクを抑えやすい傾向があります。スタッドレス専用なら、ENKEI PerformanceLine PFM1のダークシルバーやMAT BRONZE系のような、塗装で覆い込んだ仕上げが現実的な選択肢になります。
BEVは回生ブレーキで制動の一部をモーターが担うぶん、ブレーキダストの付着量はガソリン車より少なめになるケースが多いものの、フロント側はそれでもダストが目立ちやすい部位です。サファイアブラック×ポリッシュやセミグロスブラックのように汚れがなじみやすいカラーは、洗車頻度が高くないユーザーにも扱いやすいというメリットがあります。
ホイール交換にかかる費用と購入前にチェックしたいポイント
社外ホイール本体の予算は1本15,000円台のSMACK LEGINAから6万円超のSSR Professor MS1まで幅があり、4本セットでは6万円〜26万円台の開きが出ます。これに加えて新品タイヤを同時購入する場合は、235/60R18クラスで1本15,000〜25,000円前後、235/50R20で1本20,000〜35,000円前後が一つの目安になります。タイヤ脱着・組み換え・バランス・廃タイヤ処分料を含む持ち込み工賃は1本あたり3,000〜5,000円程度が相場で、これとは別にハブリングや窒素ガス充填を選ぶと数千円が上乗せされます。
購入前に見落とされがちなのが、TPMS(タイヤ空気圧監視システム)の取り扱いです。ソルテラは標準でタイヤ空気圧警告機能を備えており、ホイール側にエアバルブ一体型のセンサーが装着されています。社外ホイールに組み替える際は、純正センサーを移植するか、対応バルブを別途用意するかで作業内容と費用が変わるため、依頼前にショップへ確認しておくと当日のトラブルを避けやすくなります。
ソルテラのホイールにはスポーティでパワフルな印象の社外アルミがおすすめ
ソルテラはスバルのクロスオーバー型BEVで、トヨタ・bZ4Xとは姉妹車にあたり、ソルテラの製造もトヨタで行われています。走行性能ではX-MODEとグリップコントロールスイッチによって、路面状況に応じたグリップコントロールができ、雪道や悪路でも扱いやすい走破性を確保しています。足元を支えるホイールは、ガソリン車以上に重量・剛性・電費とのバランスを考えながら選ぶと、長期使用でも見た目と実用性の両立を楽しめます。お気に入りの社外アルミでソルテラのキャラクターに合わせたドレスアップに仕上げましょう。













