メッキクリーナーで錆取り

メッキクリーナーの使い方と選び方|サビ・水アカ・くすみを手磨きで除去する方法

メッキクリーナーの使い方は「洗車→水分拭き取り→磨く→乾拭き」の4ステップだけ。ホイールのセンターキャップの施工実例を写真付きで紹介。自宅でDIYできるメッキ磨きのコツも解説。

メッキクリーナーでサビ・水アカ・くすみを除去!くすんだメッキパーツを手磨きするだけで輝きが復活

メッキパーツはフロントグリルやドアハンドル、エンブレムガーニッシュなど、車のエクステリアインテリアのさまざまな箇所に使用されています。インテリアのメッキパーツは汚れが付いても拭き取るだけで落ちやすく、雨にさらされることも少ないためくすみにくい特徴があります。

一方、エクステリアのメッキパーツは雨・大気汚染・洗車時の水に含まれるミネラル分などの影響で、水アカ(ウォータースポット)点サビが発生し、表面の酸化が進んで徐々に輝きが失われていきます。

そのくすんだメッキパーツは、メッキクリーナーを使って手磨きするだけで輝きを取り戻せます。基本の手順は、①洗車で汚れを落とす → ②水分を完全に拭き取る → ③ウエスにクリーナーを付けて磨く → ④乾拭きして仕上げる、の4ステップです。電動工具は不要で、DIYで手軽に施工できます。

以下では、ソフト99のメッキクリーナーを使った実施工レポートと、基本的な使い方・必要なグッズを詳しく紹介します。

ホイールのセンターキャップをソフト99のメッキクリーナーで磨いてみた!サビや緑色の汚れも除去して輝きが復活

汚れやサビで緑色に変色したメッキパーツ。クリーナーで手磨きして復活させます。

ソフト99工房のメッキクリーナーを使い、ホイールのセンターキャップを実際に磨いてみました。施工前は緑色の汚れと軽度のサビがメッキ表面に付着していましたが、磨くことでメッキ本来のギラギラした輝きが戻りました。使用した道具は以下の4点で、すべて家庭にある身近なアイテムです。

ホイールのセンターキャップのメッキ磨きに用意したもの

  • 割りばし(細かい部分を磨く際に使用)
  • 食器用洗剤(中性洗剤。予備洗浄に使用)
  • キッチンペーパー(磨き・拭き上げに使用)
  • ソフト99のメッキクリーナー

ソフト99のメッキクリーナーはウエスなどが付属しないので、自分で用意する必要があります

ソフト99のメッキクリーナーはクリーナー本体のみの内容で、ウエスやスポンジは付属していません。今回は小さなパーツへの施工だったため、キッチンペーパーを代用しました。キッチンペーパーはティッシュより丈夫で、磨き・乾拭き・水分の拭き取りと一枚で複数の用途に使えるため便利です。

キッチンペーパーは磨く時のほかに、仕上げの乾拭きや水滴を拭くときにも使えます

中性洗剤を濡らしたキッチンペーパーに乗せてパーツを洗浄しました

まず、中性洗剤を付けたキッチンペーパーでパーツを洗浄します。中性洗剤はメッキやプラスチックへのダメージが少なく、予備洗浄に適しています。フロントグリルなど車体に付いたメッキパーツを磨く場合は、カーシャンプーで洗車してから行いましょう。

洗い終えたら拭き上げて乾燥させます。完全に乾燥させるためエアダスターで水分を吹き飛ばしておきました。

洗浄後は水分をしっかり拭き取ることが重要です。メッキクリーナーは水気を嫌うため、残った水分はクリーナーの性能を低下させます。エアダスターを使うと、隅や段差に残った水分も吹き飛ばせて効率的です。また、クリーナーが手に付くと肌荒れする場合があるため、ポリエチレン手袋の着用をおすすめします。

割りばしの先にキッチンペーパーを巻き付けてメッキクリーナーを垂らした様子

細かい箇所は、割りばしの先にキッチンペーパーを巻き付けてクリーナーを垂らすと作業しやすくなります。ソフト99のメッキクリーナーはサラサラとしたテクスチャで、微粒子研磨剤(コンパウンド)を含む液体タイプです。

磨いては乾拭きの繰り返しでメッキパーツを綺麗にしていきます。

「磨く → 乾拭き」を繰り返していきます。緑色に変色するほどサビや汚れが進行している場合は、一度では落ちないこともあります。根気よく繰り返すことが大切です。

メッキクリーナーを磨く部分に馴染ませている様子。

割りばしではなく直接手に持って磨くのも汚れが落ちやすかったです。

クリーナーを磨く部分に塗布してしばらく馴染ませてから磨くと、汚れが落ちやすくなります。割りばし巻き付け式に加え、手にペーパーを持って直接磨く方法も効果的でした。

磨き終わって乾燥させている様子。サビや緑色のシミのような汚れが落ちて銀色の輝きがよみがえりました。

外周やロゴ部分を輝きが出るまで根気よく磨いたら、再び中性洗剤で洗ってクリーナーやペーパーのカスを洗い流します。エアダスターで水分を吹き飛ばして乾燥させ、ペーパーで拭き取れば完成です。サビや緑色のシミが落ち、銀色の輝きがよみがえりました。

メッキクリーナーの使い方は磨いて乾拭きするだけ!基本手順とサビ取りのコツ

クロームメッキが施されたパーツは、年月が経つにつれてくすみや水アカが目立つようになります。メッキクリーナーを使えば特別な機械なしに輝きを取り戻せます。基本的な使い方は以下の5ステップです。

メッキクリーナーの基本的な使い方

  1. 洗車してメッキパーツ表面の汚れをしっかり落とします。
  2. 水分を完全に拭き取り、パーツを乾いた状態にします。
  3. 容器をよく振り、ウエスやスポンジに研磨剤(コンパウンド)を適量取ります。
  4. メッキのくすんだ部分を力を入れすぎず、軽く繰り返し擦って磨きます。
  5. クリーナーが乾いて滑りが悪くなってきたら、乾いたウエスで乾拭きして完了です。

洗車は、磨きたいパーツだけでなく車全体を行うのがおすすめです。ボディやホイールの小傷を早期発見でき、そこから発生するサビを防ぐことにもつながります。

洗車後の拭き上げもていねいに行いましょう。夏場の直射日光下で自然乾燥させると、見た目は乾いていてもウォータースポットが発生することがあります。全体をマイクロファイバークロスでしっかり拭き上げておくのが安全です。

クリーナーを使う前に容器をよく振ることも重要です。長期間保管したクリーナーは成分が沈殿していることが多く、振らずに使うと研磨剤の性能を十分に発揮できません。

磨く際は力を入れすぎないのがポイントです。強く擦りすぎるとメッキ層に負担がかかり、傷つく原因になります。軽い力で繰り返し擦ることで、表面をきれいに仕上げられます。

メッキクリーナーのほかに用意するものは?乾拭き用クロスと洗車グッズを揃えよう

メッキクリーナーの施工には、乾拭き用のクロスが必要です。おすすめはマイクロファイバークロスです。吸水性・柔軟性が高く、メッキ表面を傷つけにくいのが特長で、洗車の拭き上げやワックスがけ、室内清掃にも使い回せます。まとめ買いして複数枚用意しておくと便利です。

メッキクリーナーのほかに用意するもの

  • マイクロファイバークロス(磨き用・乾拭き用)
  • 洗車グッズ(カーシャンプー、スポンジ、バケツなど。自宅でDIY施工する場合)
  • ポリエチレン手袋(クリーナーによる肌荒れ防止)
  • エアダスター(隅の水分除去に便利)

洗車場の高圧ガンで洗う場合は洗車グッズは不要で、拭き上げ用のマイクロファイバークロスだけ持参すれば十分です。

なお、メッキ磨きに使用したクロスには研磨剤(コンパウンド)が付着しています。他の用途に使うと、ボディやウィンドウを傷つける恐れがあるため、メッキ磨き専用として管理するか、使い捨てのキッチンペーパーを活用するのがおすすめです。どうしても他の用途に使う場合は、中性洗剤でしっかり洗浄してから使用してください。

メッキパーツはクリーナーで定期的に磨いてくすみを防ごう

メッキパーツは手入れを怠ると水アカや汚れが蓄積し、通常の洗車だけでは落ちない状態になります。さらに放置するとクロームメッキの表面が酸化して黒ずみやくすみが進行します。気になりだしたら早めにメッキクリーナーで磨くのが、輝きを保つコツです。

施工の流れは、洗車でパーツの汚れを落とし拭き上げた後、クロスにクリーナーを取って磨き、最後に乾拭きして仕上げるだけです。

ただし、砂ぼこりや粗い汚れが残った状態でクリーナーを使うと、メッキ表面に細かい傷が付く原因になります。事前の洗車は丁寧に行いましょう。また、磨きすぎるとメッキ層が薄くなることもあるため、洗車で落ちない汚れやくすみが気になったときに行う程度で十分です。定期的なメンテナンスを続けることで、メッキパーツの美しい輝きを長く保てます。