レクサスNXのパーツ

レクサスNXのエアロパーツを純正・モデリスタ・TRDで比較!選び方と注意点も解説

レクサスNXをドレスアップしたい方へ。純正・モデリスタ・TRDのフロントスポイラーやサイドスカート、ホイールの特徴と価格を画像とともに紹介します。日常の使い勝手を保つ純正と、大幅ローダウンのモデリスタ、走り重視のTRDの違いがわかります。

レクサスNXを純正エアロパーツでカスタマイズ

レクサスNXは、ハイブリッドの300hやターボの200tといったラインアップを通じて、純正バンパーのままでも完成度の高いスタイルを持つSUVです。そのままでもレクサスらしい上質さがありますが、エアロパーツを足すことで、スポーティな印象やSUVらしい力強さをさらに引き立てられます。なお、ここで紹介するのは2014年に登場した初代NX(200t・300hの世代)向けのパーツです。NXは2021年に2代目へフルモデルチェンジしており、すでに乗っているオーナーや中古車のドレスアップの参考になる内容としてまとめます。

レクサスNXの純正エアロは、基本的にディーラーオプションです。新車購入時はもちろん、すでに所有している車や中古で購入した車にも後付けできます。メーカー基準を満たした純正系パーツはフィッティングがよく、社外品で起こりがちな建て付けの甘さや色味のズレが少ないのが利点です。

NX向けのエアロは社外品も多数ありますが、ここではレクサスディーラーで扱う3系統に絞って紹介します。都会的に控えめにまとめる「レクサス純正(F SPORT PARTS)」、メッキ加飾で華やかに仕立てる「モデリスタ」、走りとブラックの精悍さを前面に出す「TRD」の3つです。価格は税込みで、いずれも取り付け工賃は別途かかります。それぞれの方向性を比べながら選ぶのがポイントです。

F SPORT PARTS(レクサス純正)

レクサス純正のエアロは、ベースグレードやversion LにF SPORTらしい引き締まった表情を加えるオプションです。名称は「F SPORT PARTS」ですが、マッドガード装着車を除く全グレードに装着できます。全ボディカラーに対応するため、車体色を問わず違和感なくまとめられます。

純正系の中でも、地上高のダウン量が控えめなのがこのシリーズの持ち味です。段差や輪止めで下端を擦るリスクが小さく、日常の使い勝手を保ったままドレスアップできる点が、大幅にローダウンするモデリスタやTRDとの大きな違いです。

フロントスポイラー

ドアロアモール

リアバンパースポイラー

フロント・サイド・リアの3点をそろえたエアロパーツセットは、車両の下回りをトータルでまとめます。フロントマスクに厚みが出て頼もしい表情になり、サイドからリアはシャープに引き締まります。地上高の変化は控えめで、フロントスポイラーが約6mmダウン、リアバンパースポイラーは200tで約6mm、300hで約13mmダウンです。実用性を損なわないサイズ設計のため、日常の使い勝手とドレスアップを両立できます。

エアロスタビライジングフィン

Cピラー付近に付けるエアロスタビライジングフィンは、空気の流れを整える空力パーツです。走行中に車体を左右から押さえるような気流を生み、直進安定性やステアリングの応答性を高めます。全ボディカラーに対応し、小ぶりながら機能と意匠を兼ねたパーツです。

18インチアルミホイール

10本スポークの「18インチアルミホイール タイプA」は、ブラッククロムの深い輝きが持ち味です。間近で見ると、ダーククロムの落ち着いた光沢が足元を引き締め、スポーティな風格を加えます。F SPORTやI package、ベースグレードなどで18インチ(225/60R18装着車)を選んでいる場合に、ホイール本体を交換して装着します。

F SPORT PARTS(レクサス純正)価格表
エアロパーツセット 177,120円
エアロスタビライジングフィン 19,440円
アルミホイールタイプA 267,840円
合計 464,400円

このセットを導入する際は、商品価格のほかに取り付け工賃がかかります。また、アルミホイールタイプAはホイール4本のみの価格で、タイヤ本体やホイールナットは含まれません。交換の際はタイヤ代やナット代、組み替え工賃も予算に入れておくと、見積もり時の差額に戸惑いません。純正クオリティのパーツは、長く乗っても安心して使える点が魅力です。

モデリスタ

トヨタグループのカスタマイズブランド「モデリスタ(MODELLISTA)」も、レクサスNX向けのエアロを展開しています。「アーバン・シャープ・エッジ」をコンセプトに、メッキ加飾と低重心のスタイリングで、純正より華やかで存在感のある外観に仕立てます。夜の街でも、メッキの光沢が車体の輪郭を際立たせます。

純正との大きな違いは、地上高のダウン量です。モデリスタのエアロはノーマルから約40mm前後下がるパーツが多く、見た目のインパクトは大きい反面、段差や急な傾斜の出入口では下端を擦りやすくなります。普段使う駐車場や通り道の段差を思い浮かべてから選ぶと安心です。ターボのNX200tには左右2本出しのテールパイプフィニッシャーが用意され、リアの存在感をさらに高めます。

フロントスポイラー

フロントスポイラーはFスポーツ以外のグレードに装着できるパーツで、シャープな金属加飾が落ち着いた雰囲気を加えます。地上高は約47mmダウンと大きく、SUV特有の腰高感を抑えて路面との一体感を強めます。ダウン量が大きいぶん、輪止めや段差での擦りには注意が必要です。

サイドスカート

サイドスカートは、フロントからリアへ続くラインをつなぐパーツです。上品な金属加飾でサイドビューの質感を高めます。地上高は約41mmダウンし、サイド周りに重厚な厚みが出ます。乗り降りのしやすさを大きく損なう範囲ではありませんが、低い縁石への寄せ過ぎには気をつけたいところです。

リアスタイリングキット(NX200t用)

リアスタイリングキットは、ターボのNX200t専用のセットです。金属パーツと専用のデュアルテールパイプフィニッシャーが力強いリアビューを作ります。ノーマルでは目立たないマフラー出口を強調し、走りを予感させる後ろ姿に変えます。地上高は約40mmダウンします。

リアスカート(NX300h用)

ハイブリッドのNX300hには、マフラーレスデザインを活かしたリアスカートが用意されます。メッキのアクセントが、アーバンSUVらしい上質な後ろ姿を引き立てます。地上高は約40mmダウンし、300hの知的な印象に、モデリスタらしい華やかさと力強さを加えます。

バックドアエアロプレート

バックドアのガラスエッジに沿って貼るエアロプレートです。リアの三角窓のラインに合わせてメッキのラインが走り、後方の高級感を高めます。貼り付けタイプのためボディ加工が少なく、他のエアロと組み合わせると後ろ姿の完成度が上がります。

19インチアルミホイール・タイヤセット

245/45R19のタイヤとセットの19インチアルミホイールです。クロームの輝きと扁平率の低いタイヤの組み合わせが、足元をダイナミックに見せます。大径化で見栄えは上がりますが、扁平率が下がるぶん段差での突き上げが増えやすく、乗り心地はノーマルより硬めになる傾向があります。

ホイールロックナット(4個)

モデリスタの19インチアルミホイール専用のロックナットです。独自のキーパターンでホイールの盗難を防ぎます。大径ホイールは狙われやすいため、見た目だけでなく防犯面も合わせて備えておくと安心です。

F SPORT PARTS(モデリスタ)200t価格表
エアロキット(塗装済) 305,640円
バックドアエアロプレート 27,000円
19インチアルミホイール・タイヤセット 388,800円
ホイールロックナット 10,260円
合計 731,700円

ターボのNX200tは、リアスカートに加えてテールパイプフィニッシャーが付くため、その分300hより高くなります。

F SPORT PARTS(モデリスタ)300h価格表
エアロキット(塗装済) 221,400円
バックドアエアロプレート 27,000円
19インチアルミホイール・タイヤセット 388,800円
ホイールロックナット 10,260円
合計 647,460円

ハイブリッドのNX300hは、エアロキットがリアスカートのみのため、200tより抑えた価格で導入できます。ホイールロックナットを除くパーツには、価格のほかに取り付け工賃がかかります。

エアロキットの塗装済みパーツは、次の5色に対応しています。

  • ソニッククォーツ
  • プラチナムシルバーメタリック
  • ソニックチタニウム
  • ブラック
  • グラファイトブラックガラスフレーク

これ以外のボディカラーの場合は、未塗装パーツを購入して販売店で塗装する流れになり、別途で塗装料金がかかります。塗装費を含めた総額で考えると、対応5色以外は割高になりやすい点も踏まえて検討するとよいでしょう。

TRD

トヨタのレーシングブランド「TRD(Toyota Racing Development)」も、レクサスNX向けのカスタマイズパーツを展開しています。モータースポーツで培った技術を反映し、空力や軽量化など走りに振った設計が特徴です。純正やモデリスタが車体色に合わせたカラード仕上げなのに対し、TRDは艶ありのブラック塗装で統一し、精悍な足元と下回りに仕立てます。

足回りでは19インチ鍛造アルミホイールと高性能タイヤのセットなど、見た目だけでなく走行性能を意識した構成がそろいます。スポーティな外観と走りの両方を求める場合に向く選択肢です。

フロントスポイラー

フロントスポイラーはFスポーツグレード専用のパーツで、路面との距離を詰めてダウンフォースを生みます。地上高は約48mmダウンと大きく、低重心で迫力のあるフロントマスクになります。ダウン量が大きいため、段差や輪止めでの擦りには特に配慮が必要です。

サイドスカート

サイドスカートは、張り出しを抑えたすっきりした造形ながら、側面の気流を整える機能的なデザインです。フロントからリアへの視覚的なつながりを強め、サイドビューを引き締めます。地上高は約30mmダウンと、TRDのフロントスポイラーよりは控えめです。

スポーツマフラー・リアディフューザー

後方の気流を整えるリアディフューザーと、排気効率を狙ったスポーツマフラーのセットです。左右2本出しの計4本のデュアルマフラーが存在感を放ち、レーシングブランドらしい重厚なサウンドと迫力のリアビューを作ります。ブラックのディフューザーが車体下部を引き締めます。

19インチ鍛造アルミホイール・タイヤセット

235/55R19のミシュラン ラティチュードスポーツ3と、19インチ鍛造アルミホイールを組み合わせた足回りセットです。鍛造ならではの軽さと高い剛性がバネ下重量を軽くし、ステアリングの応答性を高めます。装着にはレクサス純正のホイールセンターキャップが別途必要なため、購入時に手当てを忘れないようにしましょう。ガンメタリック塗装が足元に戦闘的な雰囲気を加えます。

F SPORT PARTS(TRD)価格表
フロントスポイラー(塗装済) 81,000円
サイドスカート(塗装済) 95,040円
スポーツマフラー・リアディフューザー(塗装済) 262,440円
19インチ鍛造アルミ・タイヤセット 673,920円
合計 1,112,400円

※フロントスポイラーは、Fスポーツグレード専用

version L、l package、ベースグレードではフロントスポイラーの設定がないため、その分だけ安く収まります。

レクサスNXのエアロを選ぶ前に確認したいポイント

3系統はコンセプトがはっきり分かれているため、何を優先するかで選ぶ方向が決まります。純正のF SPORT PARTSは地上高のダウン量が控えめで、日常の使い勝手を保ったまま上質に仕上げたい場合に向きます。モデリスタはメッキ加飾と約40mm前後の大幅ローダウンで都会的な華やかさを出したい場合に、TRDはブラック仕上げと鍛造ホイールで走りと精悍さを求める場合に向きます。

立体エアロを選ぶ際に共通して気をつけたいのが地上高です。最低地上高は保安基準で9cm以上が必要で、モデリスタやTRDのようにダウン量が大きいほど、段差や輪止め、坂道で下端を擦りやすくなります。自宅や職場の駐車場の出入口、よく通る道の段差を思い浮かべてから選ぶと、装着後の後悔を防げます。

ホイールをセットで替える場合は、追加費用にも注意が必要です。純正のアルミホイールタイプAはホイール4本のみの価格で、タイヤやホイールナット、組み替え工賃は別途かかります。モデリスタやTRDのホイール・タイヤセットも、装着にはセンターキャップやロックナットなどが必要になる場合があります。総額で比較してから決めると、見積もり時の差額に驚かずに済みます。

塗装の扱いも確認しておきましょう。モデリスタのエアロキットは塗装済みが5色に対応し、それ以外の車体色は未塗装パーツを塗装して取り付ける流れになり、別途塗装費がかかります。純正やTRDの塗装済みパーツは車体色やブラックで仕上がっているため、追加塗装の心配は少なめです。

レクサスNXのエアロパーツはシックな大人の雰囲気になる

レクサスNXの純正エアロは、もともと上質なNXに落ち着いた厚みを加える方向性です。ボディラインになじむよう設計され、地上高のダウンも控えめなため、高級感を損なわずさりげなく個性を出せます。ディーラーオプションならではのフィッティング精度で、長く乗っても美しいエクステリアを保ちやすいのも利点です。

より強い個性を求めるなら、TRDのブラック仕上げと鍛造ホイールでスポーティに振る、あるいはモデリスタのメッキ加飾と大幅ローダウンで都会的に仕立てるという選び方があります。3系統は方向性がはっきり違うため、日常の使い勝手をどこまで残すか、見た目をどこまで攻めるかを基準に選ぶと、自分の使い方に合った一台に仕上がります。