レクサスNXの純正タイヤサイズと適合するグレード
ここで紹介するのは現行レクサスNX(2021年11月発売・2代目)の純正サイズ「235/60R18」「235/50R20」に適合するタイヤです。これらの2サイズは次のようなグレードに標準装備されます。
「235/60R18」タイヤを標準装備するレクサスNXのグレード
- NX350h
- NX250
- NX350h OVERTRAIL(オールテレーンタイヤ装備)
- NX350 OVERTRAIL(オールテレーンタイヤ装備)
- NX450h+ OVERTRAIL(オールテレーンタイヤ装備)
「235/50R20」タイヤを標準装備するレクサスNXのグレード
- NX450h+ version L
- NX350h version L
- NX250 version L
- NX450h+ F SPORT
- NX350h F SPORT
- NX350 F SPORT
グレード構成は年次改良で整理が進んでいます。ガソリンNAのNX250は2025年の改良で生産を終え、2.4LターボのNX350も2026年8月に販売を終えました。現在はハイブリッドのNX350hとプラグインハイブリッドのNX450h+という構成です。中古車を含めるとNX250やNX350の個体も多く流通しており、いずれのグレードも足元のサイズは18インチか20インチのどちらかですので、タイヤ選びの考え方は変わりません。
2024年2月に追加されたOVERTRAILグレードは、235/60R18の純正オールテレーンタイヤとマットブラック塗装の18インチアルミホイールを専用装備し、最低地上高も標準仕様より高く設定されたアウトドア志向のグレードです。一方、version LとF SPORTの20インチタイヤはランフラットタイヤが標準装着されています。レクサス公式の装備表記でも「235/50R20 100Vランフラットタイヤ」と明記されており、ここは交換前に必ず押さえておきたいポイントです。
ランフラットから履き替えるときに確認する3つのこと
20インチ装着車で最も大きな判断が、ランフラットを続けるか、一般的なタイヤに替えるかです。ランフラットタイヤはサイドウォールを補強してあり、空気が抜けても一定の距離を走り続けられる構造です。その前提でスペアタイヤを積まない設計になっていますので、非ランフラットに履き替えると、パンク時に自走できる手段が車内からなくなります。
そのため、履き替える場合はパンク修理キットや携帯用コンプレッサーを別途用意するか、ロードサービスを前提とした運用に切り替えることになります。日常的に高速道路を長距離走る、夜間や郊外を走る機会が多いという使い方なら、ランフラットを継続するほうが安心感は高くなります。
2つ目が乗り心地です。ランフラットはサイドウォールが硬いぶん、段差の入力が角張って伝わります。一般的なタイヤに替えると、この角が取れて路面のいなし方が変わります。「20インチの突き上げが気になる」という不満であれば、銘柄を変えるより構造を変えるほうが効きます。
3つ目が空気圧センサーの扱いです。レクサスNXは各ホイールにセンサーを取り付ける直接式の空気圧監視システムを採用しています。社外ホイールへ交換する場合はセンサーの移設や新規手配、車両側への登録作業が必要になり、この作業に対応できる店舗かどうかで話が変わります。タイヤだけを組み替えるときも、バルブ部にセンサーが付いている前提の作業になりますので、レクサス車の作業実績がある店舗を選ぶと確実です。あわせて、NXのホイールはナットではなくボルトで固定する方式で、レクサス専用の座面形状のボルトを使います。社外ホイールを検討する際は、この点も販売店に確認してください。
18インチと20インチで何が変わるか ロードインデックスの読み方
235/60R18の外径は739mm前後、235/50R20は744mm前後で、その差は5mm程度です。外径をほぼ揃えたうえでホイールを大きくしているため、速度計の表示に体感できる差は出ません。変わるのはサイドウォールの高さで、18インチは路面の目地や段差を吸収しやすく、20インチは足元が締まって見えてステアリングの応答も明確になります。タイヤ1本あたりの価格も、同じ銘柄なら20インチのほうが上がります。
ここで確認しておきたいのがロードインデックスです。この記事で紹介しているタイヤを並べると、235/60R18では103と107、235/50R20では100と104が混在しています。数字が大きいほど1本で支えられる重さが大きく、107のように標準より高い値が設定されているものはXL規格に相当します。SUVは車両重量があり、NX450h+のようなプラグインハイブリッドはバッテリーを積むぶんさらに重くなりますので、純正装着タイヤの数字を下回らないことが条件になります。
確認方法は単純で、いま履いているタイヤのサイドウォールに刻印された「235/60R18 103H」のような表記を読みます。サイズの後ろがロードインデックスと速度記号です。速度記号はHが210km/h、Vが240km/h、Wが270km/hまでの対応を示します。日本の公道で差が出る場面はありませんが、記号が高いタイヤはケースの剛性も高めに作られており、高速巡航の落ち着きが出やすい反面、低速では硬さを感じやすくなります。
レクサスNXにおすすめの低燃費/コンフォート/SUV専用タイヤ11選
レクサスNXにおすすめのタイヤを紹介します。各メーカーのラインナップから、SUV専用の低燃費タイヤやコンフォートタイヤをピックアップしています。街乗りから高速道路まで快適性を維持しながら、プレミアムSUVにふさわしい静粛性と操縦安定性を重視して選びました。
レクサスNXにぴったりのスポーティなハンドリング性能を持つコンフォートタイヤ コンチネンタル プレミアムコンタクト7
Continental PremiumContact 7 235/60R18 107V
高いグリップ力と安定したハンドリング性能の Continental PremiumContact 7
| 車種 | レクサスNX |
|---|---|
| メーカー | コンチネンタル |
| ブランド | PremiumContact 7 |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 107 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | ラベル対象外 |
| 値段 | 26,650円〜(2026年調べ) |
コンチネンタル PremiumContact 7(プレミアムコンタクト7)は、すぐれたグリップ力が操縦安定性を発揮するコンフォートタイヤです。ドライ・ウェット路面でのハンドリング性能が高く、レクサスNXで思い通りの走りを楽しめます。日本の低燃費ラベル制度の対象外ですが、これは国内での届け出をしていないという意味で、性能が低いことを示すものではありません。欧州のEUラベルでは転がり抵抗とウェットグリップの双方で高い評価を得ています。
ロードインデックス107は、このサイズの標準値である103を上回る設定です。荷物を積んで長距離を走る機会が多い場合や、車両重量のある450h+では、この余裕が効いてきます。欧州ブランドらしく、高速域でのどっしりした直進感を求めるオーナーに向いた一本です。
ウェット性能と摩耗性能を独自テクノロジーの相乗効果で両立したSUV向けタイヤ グッドイヤー エフィシェントグリップ 2 SUV
GOODYEAR EfficientGrip 2 SUV 235/60R18 107V
性能を長く維持するので快適性と安全性も長続きする GOODYEAR EfficientGrip 2 SUV
| 車種 | レクサスNX |
|---|---|
| メーカー | グッドイヤー |
| ブランド | EfficientGrip 2 SUV |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 735mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 107 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 20,400円〜(2026年調べ) |
グッドイヤー EfficientGrip 2 SUV(エフィシェントグリップ2 SUV)は、ウェット性能が飛躍的に向上したSUV向けのコンフォートタイヤです。濡れた路面での制動距離を短縮しながら、耐摩耗性能によってロングライフを実現します。低燃費グレードはA/aで、転がり抵抗Aとウェットグリップ最高等級のaを同時に満たしています。
転がり抵抗とウェット性能は本来トレードオフの関係にあり、両方で上位等級を取るタイヤは限られます。18インチ勢の中でA/aとロードインデックス107を両立しているのはこのタイヤで、燃費も雨の日の安心感も落としたくない場合の有力候補になります。初代NXで使われていたEfficientGrip Performance SUVの後継にあたる世代です。
レクサスNXの走行を快適にする静粛性と高速安定性のSUV専用タイヤ ミシュラン プライマシー SUV+
MICHELIN PRIMACY SUV+ 235/60R18 103V
ドライ路面もウェット路面もしっかりグリップしてレクサスNXのボディを支える MICHELIN PRIMACY SUV+
| 車種 | レクサスNX |
|---|---|
| メーカー | ミシュラン |
| ブランド | PRIMACY SUV+ |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 103 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | A/b |
| 値段 | 25,890円〜(2026年調べ) |
ミシュラン PRIMACY SUV+(プライマシー SUV+)はトレッドブロックデザインによって静粛性が向上したSUV専用のコンフォートタイヤです。高速走行時の安定性とハンドリング性能が高く、レクサスNXの快適走行を支えます。低燃費グレードはA/bを獲得しています。
ミシュランのプレミアムラインらしく、変化がわかりやすいのは長距離を走ったあとです。100km/h前後で一定の速度を保って走る時間が長いほど、路面から入る細かな振動の少なさが効いてきます。高速道路での移動が生活の一部になっているオーナーに向いた性格です。摩耗が進んでからの性能低下が緩やかな設計も、次の交換までの安心感につながります。
SUVに起こりがちな偏摩耗を抑制してロングライフを実現するSUV専用タイヤ ヨコハマ ブルーアース-XT AE61(18インチ・20インチ)
YOKOHAMA BluEarth-XT AE61 235/60R18 103W
パターンノイズと接地時のノイズを抑制して静粛性が向上した YOKOHAMA BluEarth-XT AE61
| 車種 | レクサスNX |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | BluEarth-XT AE61 |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ(SUV専用) |
| ロードインデックス | 103 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 15,700円〜(2026年調べ) |
YOKOHAMA BluEarth-XT AE61 235/50R20 100V
最高グレードのウェット性能を獲得して雨の日も安心 YOKOHAMA BluEarth-XT AE61
| 車種 | レクサスNX |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | BluEarth-XT AE61 |
| タイヤサイズ | 235/50R20 |
| タイヤ外径 | 744mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ(SUV専用) |
| ロードインデックス | 100 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 33,695円〜(2026年調べ) |
ヨコハマ BluEarth-XT AE61(ブルーアース XT AE61)は、BluEarth-XT専用の非対称トレッドパターンがハンドリング性能と耐摩耗性能に貢献するSUV専用の低燃費タイヤです。低燃費グレードはA/aで、転がり抵抗とウェットグリップの両方で上位等級を確保しています。実際にトレッドを間近で見ると、外側のリブが内側より太く作られており、荷重が外へ移ったときに踏ん張る構成であることがわかります。
SUVは車両重量があるぶん、ショルダー部から先に摩耗が進みやすい傾向があります。ここを抑える設計は、見た目の変化が出るまでの期間を延ばし、結果として1セットあたりの走行距離を伸ばします。18インチと20インチの両サイズに対応しており、この記事の中では手の届きやすい価格帯で両サイズをカバーしている点も実用上の利点です。なお、20インチはランフラットではありませんので、履き替える場合はパンク時の対応手段を先に決めておいてください。
静粛性を追求してレクサスNXの快適性が向上したSUV用のコンフォートタイヤ ブリヂストン アレンザ LX100(18インチ・20インチ)
BRIDGESTONE ALENZA LX100 235/60R18 103H
進化したサイレントテクノロジーがレクサスNXの車内を快適にする BRIDGESTONE ALENZA LX100
| 車種 | レクサスNX |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ALENZA LX100 |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ(SUV専用) |
| ロードインデックス | 103 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | A/c |
| 値段 | 24,000円〜(2026年調べ) |
BRIDGESTONE ALENZA LX100 235/50R20 104V
高剛性でコーナリングでのふらつきを抑える BRIDGESTONE ALENZA LX100
| 車種 | レクサスNX |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ALENZA LX100 |
| タイヤサイズ | 235/50R20 |
| タイヤ外径 | 744mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ(SUV専用) |
| ロードインデックス | 104 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | A/c |
| 値段 | 35,670円〜(2026年調べ) |
ブリヂストン ALENZA LX100(アレンザ LX100)は静粛性にこだわったSUV専用のコンフォートタイヤです。高い耐摩耗性能でロングライフを実現し、SUV専用のサイドチューニングによって重心の高い車体特有のふらつきも抑えます。20インチのロードインデックス104は、純正の100を上回る設定です。
ウェットグリップ等級はcで、ここまで紹介してきたa等級のタイヤと比べると雨の日の制動では一歩譲ります。その代わり静粛性と摩耗寿命に振った構成で、街乗りと高速道路が中心、雨の日は速度を控えるという使い方であれば、総合的な満足度は高くなります。レクサスNXは新車装着タイヤにもアレンザ系が選ばれており、純正に近い乗り味を保ったまま交換したい場合の基準になる一本です。
操縦安定性能とブレーキ性能にすぐれウェットグリップ性能は最高グレードを獲得している トーヨータイヤ プロクセス スポーツ SUV
TOYOTIRES PROXES Sport SUV 235/60R18 107W
ナノバランステクノロジーがウェットグリップ性能を飛躍的に向上させた TOYOTIRES PROXES Sport SUV
| 車種 | レクサスNX |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | PROXES Sport SUV |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ(SUV専用) |
| ロードインデックス | 107 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | A/a |
トーヨータイヤ PROXES Sport SUV(プロクセス スポーツ SUV)はウェット性能にすぐれ、雨の日も安心走行ができるSUV専用の低燃費タイヤです。操縦安定性能にもすぐれ、レクサスNXのハンドリングが思い通りにできるタイヤです。低燃費グレードはA/aで、ウェットグリップ性能が最高グレードを獲得しています。
スポーツという名前がついていますが、サーキット向けの硬さを持つタイヤではありません。速度記号Wとロードインデックス107という設定からわかるとおり、重量のある車体を高速域で支えることを主眼にした構成です。日常使いの快適性を保ったまま、コーナーでのロールの収まりやブレーキング時の安定感を一段上げたい場合に候補へ入ります。
操縦安定性能とウェット性能を追求した都市型SUV向けのタイヤ ダンロップ グラントレック PT5
DUNLOP GRANDTREK PT5 235/60R18 107V
SUVの操縦安定性にこだわりウェット性能も向上させた DUNLOP GRANDTREK PT5
| 車種 | レクサスNX |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | GRANDTREK PT5 |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 742mm |
| タイヤの種類 | SUVタイヤ |
| ロードインデックス | 107 |
| 速度記号 | V |
| 値段 | 16,240円〜(2026年調べ) |
ダンロップ GRANDTREK PT5(グラントレック PT5)は、ウェット性能と操縦安定性能を追求したSUV専用のタイヤです。振動をサイドウォール全体で吸収することでレクサスNXの快適性も向上させています。ロードインデックス107を確保しながら、18インチ勢の中では価格を抑えた位置づけです。
18インチのNX350hで、純正相当の性格を保ちつつ交換費用を抑えたいという場面で現実的な選択肢になります。プレミアムコンフォートのような際立った静粛性を求めるのではなく、SUV専用設計としての基本性能を確保したうえでコストを優先したい場合に向いています。
最適化されたプロファイルによって静粛性を向上させたクロスオーバーSUV専用タイヤ ピレリ スコーピオン ヴェルデ(18インチ・20インチ)
PIRELLI SCORPION VERDE 235/60R18 103V
静粛性を向上してレクサスNXの車内が快適になる PIRELLI SCORPION VERDE
| 車種 | レクサスNX |
|---|---|
| メーカー | ピレリ |
| ブランド | SCORPION VERDE |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 103 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | ラベル対象外 |
| 値段 | 20,930円〜(2026年調べ) |
PIRELLI SCORPION VERDE 235/50R20 100W
低燃費性能とウェットグリップ性能をバランスよく両立した PIRELLI SCORPION VERDE
| 車種 | レクサスNX |
|---|---|
| メーカー | ピレリ |
| ブランド | SCORPION VERDE |
| タイヤサイズ | 235/50R20 |
| タイヤ外径 | 744mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 100 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | ラベル対象外 |
ピレリ SCORPION VERDE(スコーピオン ヴェルデ)は、ウェットグリップ性能にすぐれ、雨の日も安心走行ができるクロスオーバーSUV専用のタイヤです。専用のショルダープロファイルによる静粛性向上と耐摩耗性能でロングライフも実現しています。18インチと20インチの両サイズに対応しています。
ピレリは欧州プレミアムSUVへの承認タイヤ実績が豊富で、輸入SUVに近い走りのキャラクターを求めるオーナーに選ばれています。一方でスコーピオンシリーズは世代が進んでおり、同じ用途では新しい世代の製品も並行して流通しています。購入時は、価格差とサイズの在庫状況を見て、旧世代で十分か新しい世代を選ぶかを判断してください。
交換時期の見極めと空気圧の管理
交換の判断基準は3つあります。残溝はスリップサインが出る1.6mm未満が使用限界で、この状態では車検に通りません。ただし本来の性能を発揮できる目安は残溝4mmです。SUVは車両重量があるぶん、溝が浅くなってからの雨天時の制動距離の伸びが体感しやすくなりますので、4mmを切ったあたりから交換の検討を始めてください。
次が使用年数で、使用開始から5年で一度点検を受け、製造から10年を超えたものは残溝にかかわらず使用を控えるのが基本です。製造時期はサイドウォールの4桁の数字で読めます。「2524」であれば2025年の24週目、6月ごろの製造です。3つ目が摩耗の偏りで、SUV特有のショルダー部の減り方が目立つ場合は、残溝が残っていてもアライメントを含めた点検が必要になります。
そして、性能を落とす最大の要因は空気圧の管理不足です。JAFのロードサービス出動理由を見ると、2025年度の高速道路でのトラブル第1位は「タイヤのパンク、バースト、エア圧不足」で、高速道路での出動理由の約40%を占めます。レクサスNXは空気圧センサーが警告してくれる仕組みですが、警告が出る水準はすでにかなり低下した状態です。月1回、給油のタイミングでゲージを当てる習慣を持つと、燃費と摩耗の両面で差が出ます。
交換費用は、タイヤ本体に加えて組み替え工賃、バランス調整、バルブまわりの作業、廃タイヤ処分料がかかります。18インチや20インチの扁平タイヤは作業料金の区分が上がるうえ、NXは空気圧センサーの取り扱いが伴いますので、見積もりは総額で比較してください。ランフラットは専用の作業設備が必要になるため、対応可否を事前に確認しておくと二度手間になりません。
レクサスNXのタイヤ選びに必要な純正タイヤサイズとホイールサイズ
| レクサスNXのグレード | タイヤサイズ | ホイールサイズ | 型式 |
|---|---|---|---|
| NX350h | 235/60R18 | 18インチ×7.5J | 2WD/6LA-AAZH20-AWXLB AWD/6AA-AAZH25-AWXLB |
| NX250 | 235/60R18 | 18インチ×7.5J | 2WD/5BA-AAZA20-AWZLB AWD/5BA-AAZA25-AWZLB |
| NX450h+ version L | 235/50R20 | 20インチ×7.5J | AWD/6LA-AAZH26-AWXLB |
| NX350h version L | 235/50R20 | 20インチ×7.5J | 2WD/6LA-AAZH20-AWXLB AWD/6AA-AAZH25-AWXLB |
| NX250 version L | 235/50R20 | 20インチ×7.5J | 2WD/5BA-AAZA20-AWZLB AWD/5BA-AAZA25-AWZLB |
| NX450h+ F SPORT | 235/50R20 | 20インチ×7.5J | AWD/6LA-AAZH26-AWXLB |
| NX350h F SPORT | 235/50R20 | 20インチ×7.5J | 2WD/6LA-AAZH20-AWXLB AWD/6AA-AAZH25-AWXLB |
| NX350 F SPORT | 235/50R20 | 20インチ×7.5J | AWD/5BA-TAZA25-AWZLT |
中古で購入した個体では、前のオーナーがホイールごと交換している場合があります。最終的な確認は、いま装着しているタイヤのサイドウォールの刻印で行ってください。
街乗り重視のレクサスNXなら都市型SUV専用タイヤがおすすめ
レクサスNXはオフロード走破性よりも、街乗りや高速道路での快適性を重視したクロスオーバーSUVです。ラグジュアリーなデザインを持ちながら、SUVらしい存在感と動力性能を兼ね備えています。新車装着タイヤにはブリヂストンのアレンザ系が選ばれており、交換時に同系統を選べば純正に近い乗り味を保てます。
一方で、各メーカーからさまざまな性格のSUV専用タイヤが出ていますので、いまの不満に合わせて性格を変える選択も有効です。静粛性を重視するならアレンザLX100やVEURO VE304、雨の日の安心感を優先するならEfficientGrip 2 SUVやBluEarth-XT AE61というように、A/aの等級を持つ銘柄と静粛性に振った銘柄を分けて考えると絞り込みやすくなります。
なお、2024年2月追加のOVERTRAILグレードは純正でオールテレーンタイヤを装備しており、アウトドアや林道を楽しみたい方向けに設計された別のキャラクターのタイヤを装着しています。舗装路中心で使うのであれば、オンロード向けの銘柄に替えることで静粛性と燃費は確実に改善します。逆に、見た目のたくましさを重視するのであれば、標準グレードでもオールテレーンタイヤに替えて雰囲気を寄せることができます。
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