ヴェゼルのエアロでカッコよく決めよう
ホンダが販売するヴェゼルは、2014年から3年連続でSUV部門新車販売台数1位を記録しているクロスオーバーSUVで、手頃な価格と都会でも乗り回しやすいサイズ感、高級感のあるエクステリアやインテリアがユーザーの心を掴んだ1台です。
2018年2月15日には、フェイスリフトやホンダセンシングの全車標準装備などのマイナーチェンジを行ってスタイリングが変更されました。それに伴って、マイナーチェンジ前と後でのエアロパーツに変化が見られています。
ヴェゼルのエアロパーツは、ホンダ純正からだけではなく社外メーカーからもたくさん開発されていて、それぞれ個性のある1台に仕上げることが出来ます。
登録台数が多い車だからこそ、他のヴェゼルよりも目立つよう自分だけの個性を放った1台を作り上げるためにも、ヴェゼルのエアロパーツをメーカー毎に紹介します。
マイナーチェンジ後 ホンダ純正ヴェゼルのエアロ
マイナーチェンジ前と後では、ホンダ純正エアロのパーツ構成が変わっていて、「フロントグリル」が「フロントアッパーグリル」と「フロントアンダーグリル」に変更されています。さっそくマイナーチェンジ後のホンダ純正エアロをチェックしていきましょう。
※フロントアッパーグリル(16,200円)
※フロントロアグリル(27,000円)
フロントエンブレム周りのグリルを標準装備品と交換して装着するパーツで、フロントフェイスがキリッとした表情になります。また、ナンバープレート周りのメッキパーツは、「フロントロアグリル」と呼ばれ、メッキパーツならではの豪華さをプラスします。フロントロアグリルを装着するとフロントカメラシステムが装着できない点に注意が必要です。
※フロントロアガーニッシュ(23,760円)
※リアロアガーニッシュ(23,760円)
フロントロアガーニッシュとリアロアガーニッシュは、シルバーのパーツでゴツゴツとしたSUVらしいデザインです。エアロバンパーと同時装着できない点に注意が必要で、ロアガーニッシュまたはエアロバンパーどちらかを選ぶ必要があります。
※フロントエアロバンパー(43,200円)
フロントエアロバンパーは、クロスオーバーSUVのヴェゼルに都会的なスタイルに変えてくれるパーツで、ハイブリッドZ用にカラードバンパー(ボディ同色)、ガソリンXやハイブリッドX用にガンメタ塗装、ガソリンG用にブラック塗装の3種類あります。
※リアエアロバンパー(43,200円)
リアエアロバンパーは、リアゲート下のバンパー部分のパーツで、リアビューを引き締めてくれる効果があります。フロントエアロバンパーと同様に、カラード・ガンメタ・ブラックの3色用意されています。
※サイドロアガーニッシュ(43,200円)
サイドシルに装着して横からの見た目を豪華にしてくれるパーツがサイドロアガーニッシュです。グレードによってカラード・ガンメタ・ブラックの3色が用意されていて、フロントエアロバンパー・リアエアロバンパーと色を合わせることで統一感が生まれます。
※テールゲートスポイラー(37,800円)
テールゲートスポイラーは、標準装備のスポイラーより大きい見た目で迫力があります。標準装備のテールゲートスポイラーを交換して装着するタイプで、ボディカラーに合わせて色を選びます。ルーセブラック・プレミアムクリスタルレッド・ミッドナイトブルービーム・プラチナホワイトパール・オーロラアメジストの5色は3,240円高になるポイントに注意が必要です。
※ビームライトガーニッシュ(41,040円~99,360円)
ビームライトガーニッシュは、LEDフォグライト用に取りつけるパーツで、フォグライト周りにメッキパーツの煌びやかさを与えてくれます。標準でLEDフォグランプがついているグレードはパーツのみで41,040円、ハロゲンライトがついているグレードはLEDフォグライトとパーツで95,040円、フォグライトなしのグレードは99,360円になります。
※フェンダーガーニッシュ(19,440円~21,600円)
フェンダーガーニッシュはフロントドア付近に装着するパーツで、サイドビューにエッセンスを加えてくれます。ガソリン車は19,440円、ハイブリッド車は21,600円です。
※マッドガード(15,120円)
マッドガードはフロントとリアのタイヤハウス付近に装着するパーツで、雨などの泥はねを防ぎボディサイドやバックドアへの汚れ巻き上げを抑制してくれます。カラード・ガンメタの2色のほかにも、RSグレード用にクリスタルブラック・パール塗装が用意されています。
各パーツを組み合わせると、都会的なスタイルとSUVらしいゴツいスタイルの2種類がラインナップしていて、違いは「エアロバンパー」を装着するか「ロアガーニッシュ」を選択するかの違いになります。
エアロスタイル | SUVスタイル | |
---|---|---|
フロントアッパーグリル | 16,200円 | 16,200円 |
フロントロアグリル | 27,000円 | 27,000円 |
フロントロアガーニッシュ | – | 23,760円 |
リアロアガーニッシュ | – | 23,760円 |
フロントエアロバンパー | 43,200円(+3,240円) | – |
リアエアロバンパー | 43,200円(+3,240円) | – |
サイドロアガーニッシュ | 43,200円(+3,240円) | 43,200円(+3,240円) |
テールゲートスポイラー | 37,800円(+3,240円) | 37,800円(+3,240円) |
ビームライトガーニッシュ | 41,040円 | 41,040円 |
フェンダーガーニッシュ | 21,600円 | 21,600円 |
マッドガード | – | 15,120円 |
合計 | 286,200円 | 255,960円 |
※ベース車両はハイブリッドZのプラチナホワイトパール色
上記のパーツを組み合わせるとエアロバンパーを装着するエアロスタイルで28万6千円、ロアガーニッシュを装着するSUVスタイルで25万5千円になりました。冬になると雪が積もる地域ではSUVスタイル、雪が少ない地域などではエアロスタイルが似合うと思います。
マイナーチェンジ後 ヴェゼル無限エアロ
無限からもマイナーチェンジ後のヴェゼルにフィットするエアロパーツやパフォーマンスパーツが販売されていてRS用のパーツはツヤ有り塗装とツヤ消し塗装の2色があります。
その他のグレードではカラードの6色(クリスタルブラック、プラチナホワイト、プレミアムクリスタルレッド、ルーセブラック、ミッドナイトブルービーム、ガンメタ)と、設定色以外のカラー用(オーロラアメジスト、シルバーミストグリーン、ルナシルバー)に、未塗装が設定されています。
※フロントアンダースポイラー(ツヤ有りブラック 72,360円)
※フロントアンダースポイラー(カラード 72,360円)
フロントバンパーに取りつけるアンダースポイラーです。ツヤ有りブラックとツヤ消しブラックはRS用、カラードはその他のグレード用で、ツヤ有り(消し)ブラックは2018年5月下旬に発売して、カラードは2018年4月下旬に発売しました。また、未塗装品は63,720円になります。
サイドスポイラーやリアアンダースポイラーなどのパーツは、マイナーチェンジ前のモデルに適合していたパーツと同じデザインの同額で、RS用にはツヤ有りブラックがラインナップしました。マイナーチェンジ前ではフロントスポーツグリルがラインナップしていましたが、マイナーチェンジ後では販売されていないようです。
スタイリングセット | 216,000円 |
---|---|
ロアウィング | 61,560円 |
ベンチレーテッドバイザー | 20,520円 |
スポーツサイレンサー | 102,600円 |
アルミホイール MD5 | 194,400円 |
無限ロゴ | 7,344円 |
合計 | 602,424円 |
スタイリングセットとは、フロントアンダースポイラー・サイドスポイラー・リアアンダースポイラーの3点セットで、RSは2018年5月下旬、その他のグレードは2018年4月下旬に発売します。
また、スタイリングセットとアルミホイールのMD5が一緒になったセットもあり価格は369,360円で、スタイリングセットとホイール単品で買った時より4万円ほどお買い得になります。
マイナーチェンジ前 ホンダ純正ヴェゼルのエアロ
ホンダ純正アクセサリーの「Modulo(モデューロ)」からは、都会的でスタイリッシュなスタイルの「SPORTY AERO STYLE」と、SUVらしい力強いスタイルの「TOUGH SUV STYLE」のエアロパーツが販売されています。どちらもグレードは「HYBRID X・Honda SENSING」をベースにしています。
SPORTY AERO STYLE
※全パーツ装着車
※エアロパーツ非装着車
モデューロのパーツには、様々なパーツがあり「スポーティエアロスタイル」に仕上げるためには、7つのエアロパーツを装着していく必要があります。
※フロントグリル(Honda SENSING搭載車用)
スポーティエアロスタイルの「フロントグリル」には、Honda SENSING装備車用のパーツが取りつけられています。このパーツをつけるとフロントカメラシステムの同時装着が出来ない点に注意が必要です。
※フロントエアロバンパー(ガンメタリック塗装)
LEDアクセサリーライト付きの「エアロバンパー」は、ガンメタリック塗装のものが取りつけられていて、フロントが引き締まった印象になります。ブラック塗装のものはガソリン車モデルに、カラードタイプのものはハイブリッドZグレードのみに取りつけられます。
※サイドガーニッシュ
サイドには、クロームメッキのフェンダーガーニッシュが装備されています。ハイブリッドエンブレムの下にワンポイントでパーツがあるだけでも全体が締まった印象になります。
※リアエアロバンパー(ガンメタリック塗装)
リアには、ガンメタリック塗装のエアロバンパーが取りつけられていて、リフレクター周りの統一感を引き立てます。
※サイドロアガーニッシュ(ガンメタリック塗装)
サイドロアガーニッシュは、運転席・助手席・後部座席のドア下にあるサイドシルに取りつけられているパーツで、モデューロのエンブレムが輝いています。
※LEDフォグライト
HYBRID X・Honda SENSINGの標準装備は、ハロゲンフォグライトですが、ディーラーオプションでLEDに変更することができます。明るく視認性が高いですし、長寿命なので玉切れの心配も少なくなります。
※テールゲートスポイラー
モデューロのテールゲートスポイラーは、純正でとりつけられているリアスポイラーよりも大きなデザインで、存在感があります。
※リアライセンスガーニッシュ
「リアライセンスガーニッシュ」は、ホンダのエンブレム付近に取りつけるパーツで、メッキが高級感を醸し出します。ゴールドエンブレムと同時に装着できない点に注意が必要です。
フロントグリル(Honda SENSING搭載車用) | 32,400円 |
---|---|
フロントエアロバンパー | 59,400円 |
サイドガーニッシュ | 21,600円 |
リアエアロバンパー | 43,200円 |
サイドロアガーニッシュ | 43,200円 |
LEDフォグランプ | 71,280円 |
テールゲートスポイラー | 37,800円 |
リアライセンスガーニッシュ | 16,200円 |
合計 | 325,080円 |
TOUGH SUV STYLE
※TOUGH SUV STYLE装着車
※エアロパーツ非装着車
タフSUVスタイルのエアロパーツを装着すると、力強く頼もしいルックスになります。グレードはHYBRID X・Honda SENSINGですが、安全装備のホンダセンシングを装着していない車両をベースにしています。
※フロントロアガーニッシュ
※リアロアガーニッシュ
エクステリアAパッケージの「フロントロアガーニッシュ」と「リアロアガーニッシュ」が装着されています。フロント・リアともにバンパー中央のパーツがボディ同色となります。エアロバンパーとの同時装着は出来ない点に注意が必要です。
※バンパーガーニッシュ
※フェンダーガーニッシュ
エクステリアBパッケージの「バンパーガーニッシュ」と「フェンダーガーニッシュ」が装着されていて、フロントはフォグランプ周り、リアはリフレクター周りがメッキパーツで縁取られています。フェンダーに、メッキのワンポイントがあるだけでもサイドビューがキリッとします。バンパーガーニッシュを装着すると、リアエアロバンパーが同時装着できない点に注意が必要です。
※フロントグリル(Honda SENSING未装着車)
タフSUVスタイルのフロントグリルには、Honda SENSING未装着車用のグリルがついています。左右が上下に向かって広がっていく見た目は、無骨で頼もしい印象を受けます。
※サイドロアガーニッシュ(ガンメタリック塗装)
サイドシルには、モデューロのエンブレムが入ったガーニッシュが取りつけられています。グレードはHYBRID Xになりますので、ガンメタリック塗装のパーツが装着されます。ブラック塗装はGとX、上級グレードのHYBRID Zには、ボディ同色のカラードタイプが装着できます。
※ドアハンドルプロテクションカバー
ドアプロテクションカバーは、アウタードアハンドルのインナーにつけるメッキパーツで、ドアを掴む時など爪によるキズからボディを守る役割もあります。
※ドアバイザー
ドアバイザーは、窓枠につけるパーツで、バイザーが被る範囲で窓を開けている時は、雨の侵入を防いでくれたり、車内の換気にも役立ってくれるパーツです。
※マッドガード(ガンメタリック塗装)
マッドガードは、フロントからサイドドアへの泥はね、リアからバックドアへの巻き上げを防いでくれる足元につけるパーツです。
※LEDフォグランプ
LEDフォグランプは、白い色味でスタイリッシュな印象を与えてくれます。LEDはハロゲンに比べて長寿命で、消費電力も小さいのでバッテリーの節電にも繋がります。
※リアライセンスガーニッシュ
リアライセンスガーニッシュは、エンブレム周りを肉厚に飾ってくれるパーツで、メッキの高級感も演出してくれます。
エクステリアパッケージA | 38,016円 |
---|---|
エクステリアパッケージB | 39,744円 |
フロントグリル(Honda SENSING未装着) | 24,840円 |
サイドロアガーニッシュ | 43,200円 |
ドアハンドルプロテクションカバー | 5,400円 |
ドアバイザー | 19,440円 |
マッドガード | 15,120円 |
LEDフォグランプ | 71,280円 |
リアライセンスガーニッシュ | 16,200円 |
合計 | 273,240円 |
なお、「SPORTY AERO STYLE」と「TOUGH SUV STYLE」の合計値段は、パーツ代のみの価格で取り付け工賃などは、別途かかる点に注意が必要です。
マイナーチェンジ前 ヴェゼル無限エアロ
ホンダ専門のパーツメーカー「無限(M-TEC)」からも、ヴェゼルのエアロパーツが開発されています。アフターパーツメーカーらしいスポーティなルックスがカッコよく、エアロパーツだけではなくマフラーやエアフィルター、エンジンオイルやエレメントなども開発されています。
車両のグレードは、「HYBRID RS」のホンダセンシングをメーカーオプションで外した車両をベースとしています。
※フロントスポーツグリル(ピアノブラック×シルバー)
標準のフロントグリルと交換して取りつけるタイプのスポーツグリルです。ホンダのエンブレムの代わりに無限ロゴが入っていて、シンプルかつスマートな見た目です。このパーツは、ホンダセンシングを装備していない車両に取り付けることができます。
※フロントアンダースポイラー(ツヤ消しブラック)
フロントバンパーに被せて使用するアンダースポイラーで、どっしりとした迫力あるフロントビューになります。RS用にはツヤ消しブラック塗装が施され、他のグレードにはボディ同色に仕上げています。LEDフォグライト・ハロゲンフォグライトで選択するパーツが違う点に注意が必要です。
※サイドスポイラー(ツヤ消しブラック)
標準のサイドシルガーニッシュと交換して取りつけるタイプのサイドスポイラーです。サイドビューもガッシリとした印象になります。フロントアンダースポイラーと同様に、RS用にはツヤ消しブラックが、他のグレードにはボディ同色に合わせるカラード仕上げがあります。
※リアアンダースポイラー
リアアンダースポイラーは、リアバンパーに被せて使用するタイプで、後方のエアフローを整えてくれる効果があります。リアビューもスポーティな見た目になり走りへの情熱を高めてくれます。
※ロアウィング
標準のテールゲートスポイラーに被せて装着するタイプで、大きな見た目のリアウィングが頼もしい印象を与えてくれます。ウィンドウに貼りつけられているラベル類と干渉する可能性があるので、剥がして別の場所に張り替える必要があります。
「プレミアムクリスタルレッド」「ホワイトオーキッドパール」「スーパープラチナメタリック」「ツヤ有りブラック」の4色展開です。
※ベンチレーテッドバイザー
標準のバイザーよりも換気性能などを高めたバイザーです。フロント左右にゴムブレードがついていて、雨水の侵入や跳ね上げた水などの侵入も効率よく防いでくれます。
フロントスポーツグリル(Honda SENSING非装備車) | 59,400円 |
---|---|
フロントアンダースポイラー | 60,480円 |
サイドスポイラー | 73,440円 |
リアアンダースポイラー | 70,200円 |
ロアウィング | 61,560円 |
ベンチレーテッドバイザー | 20,520円 |
合計 | 345,600円 |
また、Honda SENSINGを装備した車両は、フロントスポーツグリルを取りつけられません。「フロントアンダースポイラー」「サイドスポイラー」「リアアンダースポイラー」の3点セットを取りつけるセットもあり、価格は3点で204,120円です。
ヴェゼルのエアロパーツで個性的な1台を作る
ヴェゼルのエアロパーツは、ホンダ純正以外からでもたくさんのアフターパーツメーカーから、発売されています。取り付け工賃を除くエアロパーツだけの価格は、25万~35万ほどの価格で購入することができます。それに取り付け工賃を含めると35万~50万円の予算があれば、ヴェゼルのエアロパーツを組み込むことができます。
そこからスポーツサスペンションに変えて、さらにRSグレードの走行性能を求めるなど、カスタマイズする楽しみもあります。エアロパーツを取りつけると、どうしても地上との高さが近くなり大きな段差を乗り越える時などに接触して破損する可能性も否定できません。
ですが、SUVはベースの車高が高いので、せっかくお金を出して取りつけたエアロパーツを破損する心配も少ないので、フルエアロパーツとも相性がいい車です。ぜひ、ヴェゼルのエアロパーツを取りつけて自分だけの1台を作り上げてください。