メッシュホイールのおすすめ

メッシュホイールの特徴と選び方 メリット・デメリットから有名メーカー人気13モデル紹介

メッシュホイールを選ぶ際に失敗しないための基礎知識から有名13モデルの特徴まで解説。スポーティ系・ラグジュアリー系・オールドスクール系など方向性別の選び方と、軽自動車からSUV・ミニバン・セダンまで車種別に向いているモデルをまとめています。

メッシュホイールの特徴・メリット・デメリットと選び方の基本

メッシュホイールとは、ホイールの外周から中心に向けてスポークが網目(メッシュ)状に配置されたデザインのアルミホイールです。スポークホイールやディッシュホイールと並ぶ主要デザインカテゴリのひとつで、スポーティな印象と高級感を同時に演出できる汎用性の高さから、各メーカーが最も力を入れるジャンルのひとつでもあります。

メッシュホイールの購入で失敗しやすいのは、デザインだけで選んでしまい、装着してみたらキャリパーに干渉したり、インセットが合わずにフェンダーから飛び出してしまったりするケースです。商品を紹介する前に、選び方で押さえるべきポイントを整理しておきます。

メッシュホイールのメリット・デメリット

メッシュホイールを選ぶ動機はほぼ「見た目」ですが、機能面の理解も選択の精度を上げます。

メリット:放熱性と剛性のバランスが取りやすい
網目構造は空気の通り道を多く確保できるため、走行風によるブレーキの冷却効率(放熱性)がスポーク本数の少ないシンプルなデザインより高い傾向があります。また、網目が力を分散させる構造になるため剛性も確保しやすく、デザインと機能を両立させやすいカテゴリです。

デメリット:重量・コスト・洗車の手間
スポークの本数が多いぶん金属使用量が増え、スポークホイールより重くなりやすいです。バネ下重量の増加は燃費悪化や乗り心地への影響につながります。また、スポーク間の隙間が細かいモデルは手洗いが必要で、ブレーキダストが奥まで詰まりやすい点も注意が必要です。デザインが凝っているほど製造コストが上がるため、価格帯も高めになります。

メッシュホイールを選ぶ際に確認すべきポイント

購入前に以下の5項目を必ず確認してください。これを怠ると「付かなかった」「車検に通らなかった」という失敗につながります。

  • リム径(インチ):現在のタイヤサイズに合うインチ数を選ぶ。インチアップする場合はタイヤサイズの変更も必要。
  • リム幅(J数):タイヤの適正リム幅の範囲内で選ぶ。広くすると干渉リスクが上がる。
  • P.C.D(ピッチサークルダイアメーター):ボルト穴の配置円の直径。国産車は5H-114.3が多いが、軽自動車は4H-100も多い。車種ごとに確認が必須。
  • インセット:ホイールの取り付け面とリム中心線の距離(mm)。純正より小さくするとホイールが外側に出て見栄えが良くなるが、過度に小さくするとフェンダーからのはみ出しや干渉が起きる。大きすぎると内側に入りすぎてサスペンションに干渉する。
  • ブレーキキャリパーとの干渉:メッシュホイールはスポーク形状によってキャリパーとのクリアランスが確保できない場合がある。特に社外の大型キャリパーを装着している場合は現車合わせが必要。

これらを自己判断するのが難しい場合は、ホイール専門店で実車計測を依頼するのが確実です。

有名メーカーのメッシュホイール13選

RAYSのメッシュホイールはデザイン性の高さが評価され大人気

有名メーカーが展開するメッシュホイールの代表的なモデルを紹介します。各商品の仕様・価格・在庫はメーカーや販売店で最新情報をご確認ください。

マルカサービス ユーロスピード エムエックスゼロスリー

EuroSpeed MX-03

マルカサービスの「ユーロスピード エムエックスゼロスリー」は13〜15インチのラインナップで、軽自動車やコンパクトカーへのドレスアップを主な対象としたモデルです。太めのスポーク1本1本に存在感がありながら、全体には丸みがあってやわらかい印象も持ちます。網目部のエリアが広く確保されているため、メッシュホイールで気になる洗車のしにくさが比較的少ない点は、日常使いでメンテナンスを楽にしたいユーザーにとっての実用的なメリットです。

リム径 13inch/14inch/15inch
カラー ブラックポリッシュ
参考 マルカサービス[ホイールメーカー一覧]

MLJ WREST e3 Technic DFM

WREST e3 Technic DFM

自社オリジナルブランド「HYPERION」「WREST」「VENATICI」のほか、アメリカのホイールブランド「AMERICAN RACING」「KMC」などの正規代理店でもあるMLJが展開するWRESTブランドの「e3 Technic DFM」は、8本×2列のラフメッシュスポークにツートーンカラーを組み合わせた立体感のあるデザインです。15〜16インチと軽自動車向けのサイズ展開で、スポークに配色されたカラーのコントラストが個性を出したい軽カスタムに向いています。なお、ゴールドクリアーブラックカラーは記事公開時点で在庫終了が告知されていました。最新の販売状況はMLJにてご確認ください。

リム径 15inch/16inch
カラー スモーククリアブラック/ゴールドクリアーブラック/ピンククリアブラック(在庫状況はMLJにご確認ください)
参考 MLJ[ホイールメーカー一覧]

BBS JAPAN LM-R

LM-R

ドイツBBSをルーツに持ち、モータースポーツとの長い関係の中で信頼を築いてきたBBSは、メッシュホイールの先駆け的存在として知られます。「LM-R」は枝分かれしたスポークを等間隔に配置したデザインで、シンプルながら普遍的な美しさを持ちます。19〜21インチの大径展開で、BMW・ベンツ・ポルシェなど欧州高級車への装着実績も豊富です。レーシング技術を応用した構造はスポーツ用途にも耐え得るホイールとして評価されており、「一生もの」として選ぶユーザーも多い定番モデルです。

リム径 19inch/20inch/21inch
カラー ダイヤモンドシルバー×シルバーダイヤカット/ダイヤモンドブラック×シルバーダイヤカット
参考 BBS[ホイールメーカー一覧]

SSR フォーミュラー メッシュ

Formula MESH

SSRの「フォーミュラー メッシュ」は、センターの円・中心部の正五角形・外接するひし形と複数の幾何学模様が精巧に組み合わされた、ジャパニーズメッシュを代表するモデルです。カラーをFM SILVERとFM GOLDの2色に絞ることで、どちらも深みと上質感を持たせることに成功しています。16・18・19インチの展開で、国産セダンへの装着例が多く、ゴールドカラーとの組み合わせはVIPカスタムの定番としても知られます。

リム径 16inch/18inch/19inch
カラー FM SILVER/FM GOLD
参考 SSR[ホイールメーカー一覧]

D・A・D ラグメッシュ

LUX-MESH

D・A・Dの「ラグメッシュ」は、ディスク部とリム部で異なるカラーを組み合わせられるため、14色という業界でも際立つカラーバリエーションが最大の特徴です。16〜20インチのラインナップで、ミニバン・セダン・SUVと幅広い車種に対応できます。これだけカラーの選択肢が多いと「組み合わせで迷う」という声もありますが、ボディカラーに対してアクセントをつけたいのかなじませたいのかを先に決めると選びやすくなります。

リム径 16inch/17inch/18inch/19inch/20inch
カラー ラグジーゴールド/クリスタルシルバー/マットブラック/ブラックカットクリア/ブラッククリアレッド/トランスグレーポリッシュ/バフフィニッシュ/ブラッククリアブロンズ/ピンク/プラチナゴールド/ホワイト/ゴールド/ガンメタ/ブラッククリアブラック
参考 D・A・D[ホイールメーカー一覧]

TSW JAPAN オスロ ロタリーフォージド

Oslo RF(Rotary Forged)

TSW JAPANの「オスロ ロタリーフォージド(Oslo RF)」は、センター部が凹むコンケイブ構造と蜂の巣を模したハニカム模様を組み合わせたデザインです。ハニカム構造は自然界の形状そのままに力の分散効率が高く、ホイールに採用すると剛性向上にも貢献します。17〜22インチの幅広いラインナップで、コンパクトカーからSUVまで対応できます。

リム径 17inch/18inch/19inch/20inch/22inch
カラー シルバーW×ミラーカットフェイス/マットガンメタルW×マットブラックフェイス
参考 TSW[ホイールメーカー一覧]

ホットスタッフ シュティッヒ レグザス フォーブス

Stich LEGZAS FORBES

ホットスタッフが展開するシュティッヒブランドの「レグザス フォーブス」は、シャープなトップディスクとやわらかみのあるアンダーディスクを組み合わせたダブルメッシュ構造が特徴です。15〜20インチの広いインチ展開で、SUV向けの大径サイズから軽自動車向けの小径まで対応しています。特に18〜20インチはハリアー・アルファードといったラグジュアリーSUVへの装着例が多く、重厚感よりもスタイリッシュな仕上がりを求める場合に向いたモデルです。

リム径 15inch/16inch/18inch/19inch/20inch
カラー ブラックandマシニングポリッシュ/ブラックandレッドクリア/ハイパーシルバーandポリッシュ
参考 ホットスタッフ[ホイールメーカー一覧]

AME(KYOHO) シャレン オールドスクールスタイル メッシュ

SHALLEN OLD SCHOOL STYLE MESH

共豊(KYOHO)コーポレーションのAMEブランドが展開する「シャレン オールドスクールスタイル メッシュ」は、近年主流の立体構造やコンケイブを採用せず、あえてフラットな面構成でオールドスクールらしさを演出したモデルです。こうした「引き算のデザイン」は数が少なく、同系統のデザインを求めるクラシックカー愛好家からの支持を集めています。カリビアンブルー・チェリーピンクなどの個性的な単色カラーは他のメッシュホイールにはない存在感を持ちます。

リム径 16inch/17inch
カラー アイスシルバー×ポリッシュ/カリビアンブルー/カクテルグレープ/チェリーピンク/サンセットオレンジ
参考 KYOHO[ホイールメーカー一覧]

ワーク グランシーカー CCX

Gran Seeker CCX

スーパーGTへのホイール供給でも知られるWORK社の「グランシーカー CCX」は、フラクタル構造を思わせる緻密な幾何学模様が印象的なモデルです。部分と全体が共鳴する構造は力の分散効果が高く、デザインと機能を両立した設計です。19〜20インチ展開で、20インチはエナジーミントやカシスヘイズなど個性的なカラーバリエーションがラグジュアリーセダン・スポーツカー向けのカスタムに向いています。

リム径 19inch/20inch
カラー ブラック/カットクリア/インペリアルゴールド/エナジーミント/キウイパワー/カシスヘイズ/マンダリンアラート
参考 ワーク[ホイールメーカー一覧]

レイズ(ベルサス) ヴェリエンス V.V.10M

VERSUS VARIANCE V.V.10M

オールメイド・イン・ジャパンにこだわるRAYS(レイズ)が展開するVARIANCEシリーズのファーストモデル「ヴェリエンス V.V.10M」は、スポーク勾配とコンケイブ構造による立体感を前面に出したデザインです。従来のメッシュホイールがトータルバランスを重視するのに対し、ブラックカラーの存在感で主張するコンセプトで開発されており、アルファード・エルグランドといったミニバンから、クラウン・スカイラインといったセダン・スポーツカーまで幅広く対応しています。

リム径 19inch/20inch
カラー ブラックエングレービング
参考 レイズ[ホイールメーカー一覧]

エンケイ Neo Classic ENKEI92

Neo Classic ENKEI92

エンケイの「Neo Classic ENKEI92」は、1982年発売のENKEI MESH4のクラシカルなデザインを最新技術で復活させたモデルです。40年以上を経ても色あせない普遍的な幾何学模様はシルバー・ゴールド・ブラックいずれのカラーでも品があり、旧車・ネオクラシックカーとの相性が特に高いモデルです。15〜16インチと小径のため対応車種は絞られますが、このサイズ帯では他に代わりがない存在感を持っています。

リム径 15inch/16inch
カラー シルバーwithマシーンリップ/ブラックwithマシーンリップ/ゴールドwithマシーンリップ
参考 エンケイ[ホイールメーカー一覧]

ウェッズ(マーベリック) 910M

MAVERICK 910M

ウェッズの「910M」は、シンプルな網目模様とセンターキャップオーナメントのカラー展開の豊富さが特徴のモデルです。ホイールカラーとキャップカラーの組み合わせで自分だけのコーディネートがしやすく、18〜21インチのラインナップはラグジュアリーセダンへの装着を主な想定としています。クラウンやレクサスのような国産高級セダンとの相性が高く、ボディカラーに合わせた細かいカスタマイズを楽しめます。

リム径 18inch/19inch/20inch/21inch
カラー マットガンメタリック×ノーマルリム/ブラッシュド×ノーマルリム/マットガンメタリック/ブラックポリッシュ×ノーマルリム/ブラッシュド/ブラックポリッシュ
参考 ウェッズ[ホイールメーカー一覧]

PIAA スポルトメッシュ ソフィー

Sport mesh Soffy

モータースポーツへの商品提供でも知られるPIAAの「スポルトメッシュ ソフィー」は、センターパートに自然な落ち込みを持たせ、スポーク先端とリム接合部にアンダーカットデザインを採用した空間的な演出が特徴です。デザインのスリム化と軽量化を同時に追求したモデルで、ハイパーブラック1色展開ながら15〜19インチと幅広いリム径をカバーしているため、コンパクトカーからミニバン・セダンまで多くの車種に対応できます。

リム径 15inch/16inch/17inch/18inch/19inch
カラー ハイパーブラック
参考 PIAA[ホイールメーカー一覧]

メッシュホイール選びは「カスタムのテーマ」と「適合サイズ」を両立させることが大切

メッシュホイールはスポーティー・ラグジュアリー・オールドスクール・アグレッシブとカスタムの方向性が幅広く、まず「自分の車をどんなイメージにしたいか」を決めてから絞り込むのが近道です。スポーク本数が少ないとスポーティ寄り、網目が細かく密になるほど高級感・重厚感の演出に向きます。

一方で、デザインを先に選んでから「自分の車に合うサイズがない」「キャリパーと干渉した」となるのがよくある失敗パターンです。特にホイール交換が初めての場合は、P.C.D・インセット・キャリパークリアランスの3点を事前に確認するか、ホイール専門店での実車計測を依頼することを強くおすすめします。