レクサスLCのマイナーチェンジでステアフィーリングが向上しよりドライバーの思い描いた通り動く車へ
レクサスが販売するフラッグシップクーペのレクサスLCは、2018年8月30日には一部改良のマイナーチェンジを行い運転フィーリングの向上、クラウドと車載器によるハイブリッドナビゲーションシステムの標準設定、D-Call Net搭載による緊急時の対応など、車体だけではなく中身のアップデートも行われています。
また、2018年10月31日には特別仕様車のラスターイエローが発表され、特別なイエローカラーをエクステリアだけではなくインテリアにも配色し、専用スカッフプレートやシートにステッチを特別装備しています。
すでに終売していますが、見る角度によって色が鮮やかに変わるストラクチュラルブルーを採用した特別仕様車や、2020年に発売する噂されるオープンモデルのコンバーチブルもあります。
レクサスLCのマイナーチェンジ内容を振り返りながら特別仕様車や今後発売されるであろうコンバーチブルモデルについてチェックしていきましょう。
LCの2024年モデルの噂 ディスプレイオーディオの大型化やハブボルト締結を採用
レクサスLCの2024年モデルについて、各種法規対応や安全装備のレクサスセーフティシステムのアップデート、ディスプレイオーディオの大型化やホイール締結方法の変更があるという予想。
噂では14インチになるというディスプレイオーディオの大型化は、目に見えて先進性が向上する改良になり期待できます。
ホイール締結方法が従来のナット式からハブボルト式に変更になることで、直進安定性などが向上し高速走行性能が高まるでしょう。
レクサスLCの2023年モデルが発売 既に受注終了で幻のモデルに
LCの2023年モデルが発売されましたが、発表前に受注終了で完売したため、プレスリリースなどの発表はありませんでした。
2023年モデルになったLCの変更点は、ボディカラーのソニッククロムを新規設定したことのみで、エクステリアやインテリアなどは2022年モデルを引き継いでいます。
2023年新型LCの販売価格はガソリンモデルが13,270,000円から14,770,000円、ハイブリッドモデルが13,770,000円から15,000,000円で、2022年モデルと同じ価格帯になっています。
LCについて2023年モデルをもって販売終了になる、という噂が流れているようですが、レクサス公式からの発表がないため、2024年モデル発売に期待したいところです。
レクサスLCが一部改良でサスペンションセッティングを最適化
レクサスLCが2022年モデルの新型として一部改良を実施。クーペモデルのサスペンションセッティングを最適化したことで走りの質感を向上しています。また、コンバーチブルのインテリアカラーにはブルー&ホワイトを新たに設定、専用ルーフカラーのマリーンブルーも追加しました。
2021年レクサスLCの一部改良内容
- クーペモデルのサスペンションセッティング最適化
- 全LCモデルのナノイーをナノイーXに変更
- 全LCモデルにボディカラーのソニックイリジウム追加
- 全LCモデルにオレンジブレーキキャリパーをオプション設定
- クーペモデルにボディカラーのテレーンカーキマイカメタリック追加
- クーペモデルのガラスルーフをプライバシーガラスへ変更
- コンバーチブルモデルにブルー&ホワイトのインテリアカラー追加
- コンバーチブルモデルにマリーンブルーの専用ルーフカラー追加
ボディカラーはレクサスLCの全モデルでソニックイリジウムを追加、テレーンカーキマイカメタリックをクーペに新規追加。
販売価格はクーペモデルで13,270,000円から15,000,000円、コンバーチブルモデルが14,770,000円です。
レクサスLCに航空機からインスピレーションした特別仕様車AVIATION(アビエーション)を国内70台限定発売
LCに設定されたアビエーションは、エクステリアに固定式CFRP製リヤウィングを装備して、インテリアのステアリングやシフトノブ、センターコンソールやドアトリムなどにアルカンターラを贅沢に使った特別仕様車です。
LC特別仕様車AVIATION(アビエーション)の装備
- 専用内装色 AVIATION Black
- 専用スプリット5本スポークホイール ブラック塗装
- 専用スピンドルグリル ブラック塗装&漆黒メッキフレーム
- 専用ブラック塗装ガーニッシュ 三眼フルLEDヘッドランプ
- 専用ブラック塗装カバー ヘッドランプクリーナー
- 専用固定式CFRPリヤウィング
- 専用フルLEDリヤコンビネーションランプ
- CFRPルーフ
- 専用ロッカーサイドグリル
- 専用CFRPスカッフプレート
- 専用アルカンターラ シフトノブ
- 専用アルカンターラ ステアリング
- 専用アルカンターラ コンソールボックス
- 専用アルカンターラ ドアトリム
- トルセン LSD
- 専用オート電動格納式ドアミラー
- カラーヘッドアップディスプレイ
- アルカンターラ ルーフ
- アルカンターラ サンバイザー
- アルカンターラ ピラー・ルーフサイドガーニッシュ
航空機の姿からインスピレーションされていて、購入者にはアクロバティックパイロットの室屋義秀選手との特別なイベントも企画されています。
アビエーションは70台の限定販売で、車両価格はLC500h AVIATIONが15,460,000円、LC500 AVIATIONが15,000,000円です。
レクサスLC500とLC500hがマイナーチェンジ(一部改良)を実施 特別仕様車ストラクチュラルブルー(Structural Blue)も設定
レクサスの新型LC500とLC500hが2020年6月18日にマイナーチェンジ(一部改良)を実施、同時にコンバーチブルモデルと特別仕様車ストラクチュラルブルーも発表しています。
LC500とLC500hの改良は、足回りをアルミ製のサスペンションロアアームに変更したこと、LC500のトランスミッション「ダイレクトシフト10AT」を改良して、よりシームレスな加速を実現したことです。
なおエクステリアやインテリアに変更はありません。
新たに設定されたLCコンバーチブルは2020年7月15日に発売、特別仕様車LC500コンバーチブル ストラクチュラルブルーを限定60台(レクサスオーナー向けに40台、一般ユーザー向けに20台)設定します。
LC500コンバーチブル特別仕様車ストラクチュラルブルーの装備
- 専用エクステリアカラー
- 専用ルーフカラー
- 専用インテリアカラー
- ポリッシュ仕上げ+ブラック塗装21インチ鍛造アルミホイール
- カラーヘッドアップディスプレイ
- 専用スカッフプレート
レクサスLCに特別仕様車PATINA Eleganceが登場!国内100台限定で発売
レクサスのフラッグシップクーペであるレクサスLCに、限定モデルとして「PATINA Elegance」が新設定されました。開発における思想「CRAFTED」のもと、日本らしい価値観を表現した風格ある一台に仕上がっています。発売日は2019年10月1日です。
LC PATINA Eleganceのエクステリアカラーは「テレーンカーキマイカメタリック」「ソニックチタニウム」「グラファイトブラックガラスフレーク」の3種類。テレーンカーキマイカメタリックには光輝感アップのため大粒径マイカを採用しています。
LC PATINA Eleganceには専用のパティーナブラウンのインテリアを用意。レクサス最高級のリッチなL-ANILINE本革シートを装備します。質感はもちろんのこと、ハイレベルな耐久性を維持しています。
PATINA Eleganceには、乗り降りするたび特別な気持ちにしてくれるステンレス製スカッフプレートや、手触りの良い本革ステアリングホイール、カラーヘッドアップディスプレイを特別装備。車内の随所にプレミアムな魅力が光ります。
PATINA Eleganceの足回りにはポリッシュ仕上げ+ブラック塗装の21インチアルミホイールが装着されます。存在感のあるLCのエクステリアに負けない力強さがあります。
グレード | LC500h “L package” | LC500h |
---|---|---|
全長 | 4,770mm | |
全幅 | 1,920mm | |
全高 | 1,345mm | |
ホイールベース | 2,870mm | |
JC08モード走行燃料消費率 | 15.8 km/L | |
エンジン | V型6気筒 | |
総排気量 | 3.456 L | |
最高出力 | 220 kW (299 PS) / 6,600 r.p.m. | |
最大トルク | 356 N・m (36.3 kgf・m) / 5,100 r.p.m. | |
駆動方式 | 後輪駆動 | |
トランスミッション | マルチステージハイブリッドトランスミッション (電気式無段変速機) | |
メーカー希望小売価格 | 14,500,000円 (13,181,818円) |
グレード | LC500 “L package” | LC500 |
---|---|---|
全長 | 4,770mm | |
全幅 | 1,920mm | |
全高 | 1,345mm | |
ホイールベース | 2,870mm | |
JC08モード走行燃料消費率 | 7.8km/L | |
エンジン | V型8気筒 | |
総排気量 | 4.968 L | |
最高出力 | 351 kW (477 PS) / 7,100 r.p.m | |
最大トルク | 540 N・m (55.1 kgf・m) / 4,800 r.p.m. | |
駆動方式 | 後輪駆動 | |
トランスミッション | Direct Shift-10AT (電子制御10速オートマチック) | |
メーカー希望小売価格 | 14,000,000円 (12,727,273円) |
特別仕様車「LC500インスピレーションシリーズ」に新色グリーンが登場!米国限定発売へ
シカゴオートショー2019に登場したレクサスLCの特別仕様車「LC500インスピレーションシリーズ」。2019年4月に米国限定で発売された際のボディカラーは「ラスターイエロー」でしたが、このインスピレーションシリーズに新色のグリーンカラー「ノリグリーンパール」を採用した新モデルが登場します。
10段階に調整できるパワーシートは最高級レザーのアニリン仕上げ。ステアリングホイール、ダッシュボード、センターコンソール、ドアは、ブラックとブラウン系の2色でまとめられています。
2019年秋に米国市場100台限定で発売予定で、価格は未発表です。ラスターイエローのLC500インスピレーションシリーズは日本円で約1156万円でしたので、同価格帯となることが予想されます。パワートレインは、V型8気筒エンジン搭載LC500と同様です。
レクサスが「LC500hマットプロトタイプ」をバルセロナモーターショー2019でワールドプレミア!
レクサスLCは、フラッグシップクーペ「LC」のハイブリッド「LC500h」をベースにしたプロトタイプ、「LC500hマットプロトタイプ(Lexus LC 500h Matte Prototype)」をバルセロナモーターショー2019で世界初公開すると発表しました。
ボディカラーは「スペースオレンジ」と名づけられた、マットオレンジです。このカラーはレクサスでは「澄んだ夕焼けの中に見える太陽のオレンジ色の色調に触発されたカラー」と発表していて、光沢がないのに高級感が漂うカラーです。
足元には21インチセミマットブラックのアルミホイールを装着し、カーボンファイバールーフでマットオレンジを引き立たせています。
インテリアでは、ブラックの色調の中にステアリングホイールとインストルメントパネル、ドアにアクセントとしてオレンジが使われていて、とても際立っています。3.5L V型6気筒ガソリンエンジン+モーターの組み合わせのハイブリッドパワーとレインを搭載しました。パワーはシステム全体で354hpを誇ります。
LC500 インスピレーションシリーズをシカゴオートショー2019に出展
レクサスLC500ベースの特別仕様車「LC500 インスピレーションシリーズ」を2019年2月7日に開催したシカゴオートショー2019に出展しました。このインスピレーションシリーズは2018年末まで日本で販売していたLCの特別仕様車ラスターイエローのことでボディカラーやスペックなどの仕様は同一です。
発表するLCインスピレーションシリーズは100台限定で2019年4月から北米(アメリカ)市場で販売します。
価格は106,210ドル(日本円で約11,564,400円)で、日本で販売した特別仕様車ラスターイエローの価格が14,350,000円だったことから、LC500 インスピレーションシリーズはお得なプライスになっています。
レクサスLCの特別仕様車「Luster Yellow(ラスターイエロー)」が2018年末までの期間限定発売
マイナーチェンジ(一部改良)後のレクサスLCに設定された特別仕様車であるLuster Yellowは、金環日食をモチーフとしたイエローを配色し豪華ながらも特別感のあるインテリア空間を表現しています。発売日は2018年10月31日で、2018年12月31日までの2ヶ月間期間限定で販売しています。
インテリアはブラック・ホワイト・ラスターイエローで配色されていて、ドアトリムのラスターイエローが幻想的な雰囲気を放っています。専用シートはホワイトの座面にサイドやバックはブラックになっていて、イエローステッチがホワイトに映えるシートです。マテリアルはセミアニリン本革を使っていて、後部座席はL texのシートとなっています。
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)で作られた専用のスカッフプレートは、LC Limited Editionのロゴがイエローで打たれています。ほかにも、上下電動調整のヘッドレストやアルカンターラルーフなど、便利な機能やスポーティな装備をいたるところに施しています。
レクサスLCラスターイエローの特別装備
- ネープルスイエローコントラストレイヤリング(ボディカラー)
- ラスターイエロー(インテリアカラー)
- 専用スカッフプレート(炭素繊維強化プラスチック)
- カラーヘッドアップディスプレイ
- 運転席・助手席セミアニリン本革シート
- 後部座席L texシート
- 運転席助手席10Way調整式パワーシート
- アルカンターラルーフ
- 21インチ鍛造アルミホイール(ポリッシュ・ブラック塗装)
- アクティブリヤウィング
- トルセンLSD
- ギア比可変ステアリング
- VDIM
- LDH(レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム)
搭載しているエンジンはハイブリッドとガソリンの2種類で、3.5LのV型6気筒ハイブリッドエンジンと、5.0LのV型8気筒エンジンを積んでいます。駆動方式はどちらもFRの2WDで、価格帯は1,435万円から1,485万円です。
レクサスLCラスターイエローの価格帯
- LC500h Luster Yellow:14,850,000円
- LC500 Luster Yellow:14,350,000円
どちらのモデルも2018年12月31日までの注文で購入できる2ヶ月限定モデルです。スポーティなクーペにイエローボディは目立つこと間違いなしの特別な1台です。
レクサスLCは2018年8月30日に一部改良しステアリングフィールの向上とD-Call Netの搭載で安心感を高めた
レクサスのラグジュアリークーペであるLC500は、2018年8月30日に一部改良のマイナーチェンジを受けて使い勝手が良くなりました。主にドライブフィーリングの向上とナビゲーションシステムの利便性アップ、事故の時にドクターヘリを呼んでくれるD-Call Netの対応で安心感も増しています。
レクサスLCの一部改良内容
- ショックアブソーバーに伸圧独立オリフィスの採用
- ステアリングサポートのアルミダイキャスト化による剛性の向上
- ブッシュ特性のチューニングによるステアリングフィールの向上
- ブレーキ制御・マルチステージハイブリッドのチューニング
- クラウドと車載器でのハイブリッドナビゲーションシステムの標準設定
- 事故や急病時にドクターヘリなどの出動判断を行ってくれるD-Call Netの対応
セダンのLSよりもスポーティな動きを期待されるクーペでは、足回りやハンドリングフィール、ブレーキ制御を見直すことでドライバーが意図する動きに応え、クラウドと車載器でのハイブリッドナビでドライブをサポート、万が一の時に状況判断しドクターヘリを呼んでくれるD-Call Netの対応で安心感も高めています。
2018年4月には特別仕様車の「Structural Blue(ストラクチュラルブルー)」を発売
2018年4月にはレクサスの車が国内で累計50万台の販売を達成したことを記念した特別仕様車の「Structural Blue」を発売していました。ボディカラーに深い青ですが美しく色が変わる「ストラクチュラルブルー」を設定し、専用インテリアカラーの「ブルーモーメント」と「ブリージーブルー」を採用しています。
レクサスLCストラクチュラルブルーの特別装備
- CFRPの専用スカッフプレートを装備
- ボディカラーにストラクチュラルブルーを設定
- マークレビンソンのリファレンスサラウンドサウンドシステムを装備
- 専用インテリアカラーにブルーモーメントとブリージーブルーを設定
- フロント245/40RF21・リヤに275/35RF21のランフラットタイヤを装備
- ポリッシュ仕上げ・ブラック塗装の21インチ鍛造アルミホイールを装備
- カラーヘッドアップディスプレイ・ステアリングヒーター・寒冷地仕様を装備
ベースグレードはL Packageで、専用インテリアのブルーモーメントは青で統一した内装・ブリージーブルーはオレンジとブルーのツートンカラーで仕上げられています。サウンドにはマークレビンソンのリファレンスサラウンドサウンドシステムを設定し、いい音で好きな音楽を楽しめます。
ホイールには鍛造アルミホイールが装備され、タイヤには前後太さのサイズ違いでランフラットタイヤが装着されています。もしパンクしても継続して走行可能なため、急停止による事故の防止や修理工場までの自走を可能にしてくれます。
価格帯はガソリン車で1,475万円、ハイブリッド車で1,525万円になっていてベース車よりも175万円アップしています。
2020年にレクサスLCにオープンモデルのコンバーチブルが追加される可能性がある
2020年にレクサスLCがコンバーチブルモデルとなって発売されることが噂されています。2017年3月に発売したレクサスLCは、2年半後の2020年にマイナーチェンジが行われるといわれていて、その際にオープンモデルのコンバーチブルが追加になると考えます。
コンセプトモデルのLF-C2がLCのコンバーチブルのもとになると考え、ハードトップかソフトトップになるかは分かりませんが、電動ハードトップを採用すると考えます。ガソリン車に採用するエンジンは3.5LのV型6気筒ツインターボになると予想し、5Lエンジンは従来のクローズドボディであるLC500に継続されるか廃止となるでしょう。
ボディサイズはLCと同様の全長4,770mm・全幅1,920mm・全高1,345mmで、オープンモデルでは少し全高が低くなるのではないかと考えます。電動トップの快適性・オープンエアの開放感もありレクサスLCコンバーチブルはラグジュアリーかつ大胆なモデルとなるでしょう。
レクサスLCのマイナーチェンジは2020年になる?過去には足回りや利便性向上の一部改良が行われている
レクサスLCはラグジュアリーなクーペボディで豪華さだけではなく、流暢なスタイリング・運動性能も持ち合わせている車です。2018年の段階ではクローズドボディしかラインナップしていないですが、2020年のマイナーチェンジでオープンボディのコンバーチブルが登場すると噂されています。
過去には特別仕様車の「ストラクチュラルブルー」、2018年12月31日まで限定発売の「ラスターイエロー」が発売しています。2018年4月には一部改良が入り、足回りやハンドリングの見直しによる運動性能の向上のほか、ハイブリッドナビゲーションシステムやD-Call Netの対応で利便性もアップしています。
レクサスLF-C2のコンセプトモデルはレクサスLCに実用化されるのかどうか、注目が集まります。