レクサスGSの内装

レクサスGSの内装をグレード別に解説 コックピット・シート素材・安全装備・特別仕様車まで

レクサスGSの内装はグレードによって何が違う?セミアニリン本革のversion L、F SPORT専用インテリア、ファブリックのベースグレードまで比較しながら、マークレビンソン製サウンドシステムやLexus Safety System+の安全装備など中古車選びに役立つ情報をまとめました。

レクサスGSの内装をグレード別に解説 コックピット・シート素材・安全装備・特別仕様車まで

レクサスGSの内装は高級感たっぷりで実用的!コックピットやシート

LEXUSが販売していた4ドアセダン、レクサスGSの内装を紹介します。レクサスGSの初代(S147L型)は1993年に製造開始し、2020年8月に生産終了となりました。後継モデルは設定されておらず、現在は中古車市場のみでの流通となっています。レクサスGSの内装には正当派セダンらしい上質なデザインが採用されており、カーデザイナーたちの美意識が随所に感じられます。

「GS450h」「GS350」「GS300h」「GS300」の全4グレードで構成されていたレクサスGSの内装を、コックピット・シートデザイン・安全装備・サウンドシステムなどに焦点を当ててまとめました。また、2018年の日本国内レクサス車販売台数50万台突破を記念して全6モデルで展開された特別仕様車「Black Sequence(ブラックシークエンス)」の内装にも触れていきます。中古車選びの参考にご活用ください。

レクサスGSのコックピットには洗練された雰囲気漂う機能美設計を採用

精緻で美しいインパネ周りが印象的なレクサスGSの内装レクサスGSの内装は機能美を表現した精緻で美しいインパネ周りが印象的

レクサスLSに次ぐ上位クラスのフラッグシップセダンとして開発されたレクサスGSのコックピットは、上質な素材と先進装備の組み合わせによって高い完成度を誇りました。オプティトロンメーターは精緻で視認性の高い作りで先進的な雰囲気を演出しています。F SPORT専用デザインのメーターを除く全グレードに、4.2型のカラーマルチインフォメーションディスプレイが搭載されていました。

レクサスGSのオーナメントパネルレクサスGSの内装に使われるオーナメントパネルの種類は本木目・バンブー・3Dフィルムの3種類。Fスポーツモデルではメーカーオプションで質感高い本アルミに変更できる

オーナメントパネルはモデルやグレードによって本木目・バンブー・3Dフィルムが設定されていました。F SPORTはメーカーオプションでミディアムシルバーの本アルミインパネへの変更も可能でした。素材の違いが車内の雰囲気を大きく左右するため、グレード選択の際に内装色とあわせて確認することが重要なポイントです。

メーカーオプションのヘッドアップディスプレイ(レクサスGSのversion L・F SPORT・I  package)レクサスGSのversion L・F SPORT・I packageはメーカーオプションでヘッドアップディスプレイを装着できる

カラーヘッドアップディスプレイはversion L・F SPORT・I packageへのメーカーオプション装備でした。走行速度やナビ誘導情報をフロントガラス上部に投影することで視線移動を最小限に抑え、安全運転にも貢献する装備です。中古車購入時にはHUD装着の有無を確認することをおすすめします。

レクサスGS全車に標準装備のステアリングヒーター付きの本革ステアリングと本革シフトノブレクサスGSは全車にステアリングヒーター付きの本革ステアリングと本革シフトノブを標準装備している

シフトノブとステアリングホイールにはグレードを問わず本革を採用しており、しっとりと手に吸い付くような上質な質感が印象的です(デザインはグレード・モデルにより異なります)。さらにステアリングヒーターが全車に標準装備されており、冬場でも快適に握ることができます。高級セダンとして当然のような装備ながら、全グレードに標準搭載している点がGSの誠実なモノ作りを示しています。

レクサスクライメイトコンシェルジュ標準仕様を除く全レクサスGSに搭載されるレクサスクライメイトコンシェルジュで天候に左右されない快適性を維持

シートヒーター・シートベンチレーションとエアコンが連動して最適な温熱環境を自動維持するレクサスクライメイトコンシェルジュは、ベースグレードを除く全車に標準装備されていました。特にversion Lは後部座席乗員にも配慮した設計で、左右後席用の自動調整オートエアコンとシートヒーターが搭載されており、ショーファーカーとしての完成度の高さが感じられます。

レクサスGSのシート内装・インパネの組み合わせは?グレード別に解説

レクサスGSのシート生地・インパネグレードによってシート生地やインパネの種類、選べる内装色が異なるレクサスGS

レクサスGSのシートはグレードによって素材・カラー・オーナメントパネルの選択肢が異なります。ベースグレードを除く全グレードに本革シートが設定されており、いずれも所有欲を満たすラグジュアリーな仕様です。各グレードの装備内容は以下のとおりです。

  • version L:セミアニリン本革シートを標準装備。インテリアカラーはリッチクリーム・シャトー・ブラック・トパーズブラウン・ノーブルブラウンの5種類。オーナメントパネルは本木目3種+バンブーの計4種から選択可能。
  • F SPORT:専用本革シートを設定。インテリアカラーはブラック・”F SPORT”専用ダークローズ・トパーズブラウンの3種類。オーナメントパネルはブラック本木目が標準で、メーカーオプションで本アルミも選択可能。
  • I package:本革シートを採用。インテリアカラーはリッチクリーム・ブラック・トパーズブラウン・ノーブルブラウンの4種類。インパネガーニッシュはダークグレーを除く本木目2種またはバンブーの3種から選択可能。
  • 標準グレード:唯一ファブリックシートを採用。内装色はシャトーまたはブラックの2択。インパネは3Dフィルムを設定。

レクサスGS特別仕様車ブラックシークエンスの内装は落ち着きのあるデザインでコーディネート

  • レクサスGSブラックシークエンスの本革シート
  • レクサスGSブラックシークエンスのウォールナット製オーナメントパネル
  • レクサスGSブラックシークエンスの内装ウォールナットのオーナメントパネルと本革シートの組み合わせがプレミアム感たっぷりなレクサスGSブラックシークエンスの内装

I packageをベースとするBlack Sequenceの内装は、ベースグレードよりもシックで大人の魅力が漂う仕上がりです。シートにはタンカラーの本革生地、オーナメントパネルには深みのあるダークブラウンのウォールナット素材を使用しています。さらにピラーとルーフにブラックカラーを採用することで、引き締まった高級感ある空間を演出していました。日本国内のレクサス車販売台数50万台突破(2018年)を記念した限定仕様であるため、中古車市場では状態の良い個体が少なく希少価値の高いモデルです。

レクサスGSには専用のプレミアムサウンドシステムを搭載!マークレビンソン製サラウンドサウンドシステムも選択可能

GS全車に標準装備のプレミアムサウンドシステム構成

GS全車に専用のプレミアムサウンドシステムが標準装備されていました。低音域から高音域まで忠実に再現する高品質なサウンドは、長距離ドライブでの音楽体験を大きく高めます。

メーカーオプションのマークレビンソン製プレミアムサラウンドサウンドシステム構成

さらに上質なオーディオを求めるなら、マークレビンソン製プレミアムサラウンドサウンドシステムがGS全車へのメーカーオプションとして設定されていました。コンサートホールに近い臨場感で音楽を楽しめると評判の高い装備で、中古車市場でも装着車は人気が高い傾向があります。

レクサスGSは独自の先進安全機能「Lexus Safety System +」を備える

レクサスGS搭載の「Lexus Safety System +」レクサスGSには最高レベルの安全性能を誇る「Lexus Safety System +」を搭載している

レクサスGSには、4つの予防安全技術をパッケージ化した「Lexus Safety System +」が装備されていました。具体的には以下の4機能で構成されています。

  • プリクラッシュセーフティ(歩行者検知機能付衝突回避支援)
  • レーンキーピングアシスト(車線逸脱防止支援)
  • オートマチックハイビーム/アダプティブハイビームシステム(夜間視界支援)
  • レーダークルーズコントロール(車間距離維持走行支援)

これら4機能を組み合わせることで、昼夜を問わず多様な危険場面に対応できる高い安全性能を実現していました。中古車購入の際も、「Lexus Safety System +」搭載グレードを優先的に検討することをおすすめします。

レクサスGSの内装は先進装備が充実したコックピットや贅沢を極めたシートなどとにかく豪華で心満たされる

レクサスGSの内装

レクサスLSに次ぐ上位クラスとして君臨したレクサスGSの内装は、どちらかといえばシンプルなデザインです。しかし、シートやインパネ周りに質の高い素材を使用し、先進装備を積極的に導入することで、唯一無二の機能美と高級感が凝縮された室内空間に仕上がっていました。ドライバー最優先のコックピット設計はもちろん、version Lのリアシートのおもてなし性能など、後席ゲストへの配慮も大きな魅力です。

2020年8月の生産終了から年数が経過した現在も、中古車市場ではGSの人気は根強く残っています。version Lはセミアニリン本革シートやレクサスクライメイトコンシェルジュ、マークレビンソン製オーディオを備えた個体が特に人気で、走行距離や内装コンディションをしっかり確認したうえで選ぶことをおすすめします。