レクサスCTの内装の特徴は?標準仕様から上級グレードまで
レクサスCTは2011年よりレクサスで初のプレミアムコンパクトとして開発されたハッチバックです。レクサスES独自のコンセプト「エル・フィネス」をもとにした低重心で走りを意識した外装が特徴的で、内装は豊富なカラー展開によりオーナーの価値観に寄り添った設定となっています。
レクサスCTのグレード構成は、標準仕様の「CT200h」、「CT200h version C」、スポーツモデルの「CT200h F SPORT」、最上級グレードの「CT200h version L」の4種類がラインナップしています。コックピット・選べるインテリアカラー・ラゲッジスペース・安全装備など、各モデルでの違いにも触れながら紹介します。
レクサスCTのコックピットはベースモデルでも先進装備が充実!
ブルーのイルミネーションが光るレクサスCTのコックピットには、操作性に優れたスイッチや機器類が配置されています。全体的に品のあるラグジュアリーなデザインで、乗り込む度にドライバーに特別感を与えてくれます。リモートタッチ式でエアコンやオーディオ類の直感的な操作が可能です。
ナビゲーションシステムは10.3インチワイドディスプレイとセットでレクサスCT全てのグレードに標準搭載されています。大型サイズで視認性に優れ、運転中の地図の読み取りも容易に行えます。
計器盤内には4.2インチのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを全車に標準装備しています。マルチインフォメーションディスプレイはナビディスプレイとの連携が可能で、ハンズフリー電話の通知やオーディオ情報等をディスプレイに表示し、ステアリングに設置されたスイッチで操作できます。
本革ステアリングにはパドルシフトを設置しています。手元でシフトチェンジでき、自分で車を操る楽しさを体感することができます。
レクサスCTのVersionLやFスポーツにはマークレビンソンのプレミアムサラウンドサウンドシステムを装備可能
レクサスCTには標準装備で専用のプレミアムサウンドシステムが用意されていますが、メーカーオプションではVersionLやFスポーツなどの上級グレードにのみ装備可能なマークレビンソン社のプレミアムサラウンドサウンドシステムも用意されています。車内に全部で13個のスピーカーを配置し、コンサート会場で聴いているかのようなリアルな音質を乗員に届けます。
レクサスCTのバラエティ豊かなインテリアカラーはグレード別に設定!
レクサスCTのインテリアカラーはグレードによって選べるカラーや設定されているカラーに違いがあります。シート素材は大きく分けてファブリック・ファブリック/L texシート・Fスポーツ専用本革・本革の4タイプです。
また、2017年のマイナーチェンジにより、オーナメントパネルにはバンブー(マットフィニッシュ/ナチュラルブラウン)・サンフレアブラウン・本アルミ(名栗調仕上げ/シルバー)の3タイプが新しく追加設定されています。
CT200h “versionL”・CT200h “versionC”・CT200hのインテリアカラー
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シャトー/フロマージュのシートと内装 -
ブラックのシートと内装 -
オーカー/ライトオーカーのシートと内装 -
サンフレアブラウン/ノーブルブラウンのシートと内装 -
ダークキャメル/ノーブルブラウンのシートと内装 -
シャトーのシートと内装
CT200h“versionL”のインテリアカラーはサンフレアブラウン・バンブー(マットフィニッシュ/ナチュラルブラウン)・縞杢(ブラック)・アッシュバール(本木目/マットフィニッシュブラウン)から選択できます。
シートは本革生地でカラーがシャトー/フロマージュ・ブラック・オーカー/ライトオーカー・サンフレアブラウン/ノーブルブラウンの4つから選べます。サンフレアブラウン/ノーブルブラウンのシートカラーはversionLにのみ設定されている限定色です。
CT200h “versionC”の場合、標準装備のオーナメントパネルがブラックメタル、メーカーオプションでバンブー(マットフィニッシュ/ナチュラルブラウン)・縞杢(ブラック)・アッシュバール(本木目/マットフィニッシュブラウン)の3タイプからセレクトできます。
シート素材はファブリック/L tex (エルテックス)と通常のファブリックの2種類があり、色はどちらもシャトー・ブラック・ダークキャメル/ノーブルブラウンの3カラー展開です。
ベースモデルとなるCT200hにはブラックのオーナメントパネルが標準装備となっています。メーカーオプションを付ける場合はversionCと同様、バンブー(マットフィニッシュ/ナチュラルブラウン)・縞杢(ブラック)・アッシュバール(本木目/マットフィニッシュブラウン)から選べます。
シート素材はファブリックのみ、カラーはシャトー・ブラック・ダークキャメル/ノーブルブラウンの3種類から選択します。
CT200h “F SPORT”はスポーティな赤×黒のインテリアカラーもセレクト
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ホワイト/ブラックのシートと内装 -
シャトー/ブラックのシートと内装 -
ブラックのシートと内装 -
フレアレッド/ブラックのシートと内装 -
ブラック/レッドのシートと内装
CT200h “F SPORT”は“F SPORT”専用ウェッジメタルの内装カラーが標準装備されています。本アルミ(名栗調仕上げ/ミディアムシルバー)・バンブー(マットフィニッシュ/ナチュラルブラウン)・縞杢(ブラック)の3つがメーカーオプションで装備可能です。
シートの素材は“F SPORT”専用本革とファブリック生地が用意されており、本革はホワイト/ブラック・シャトー/ブラック・ブラック(ホワイトグレーパーフォレーション)・フレアレッド/ブラック、ファブリックはシャトー/ブラック・ブラック・ブラック/レッドのいずれかを選べます。Fスポーツはダークな赤色をきかせたシートが限定色に設定されています。
お出かけにも便利な広いラゲッジルームを所有するレクサスCT
レクサスCTはコンパクトハイブリッドの域を超えた広々とした荷室容量(最大375L)を確保しています。リヤシートは6:4分割可倒式のためシートアレンジすれば奥行1,500mmにまで拡大できますが、シートを倒さなくても9.5インチのゴルフバッグを収納できるほどのスペースがあります。
レクサスCTはセーフティ・サポートカー対象車で高い安全性能を備える
LEXUS CTは全てのグレードにレクサス・セーフティ・システム+を搭載するサポカー該当車です。自動ブレーキをはじめ、車線逸脱時にアラートやステアリング制御で運転をサポートするLDA、先行車との車間距離を適切に維持する支援を行うレーダークルーズコントロールなど様々な先進機能を備えています。
また、防眩インナーミラー(標準モデルのみマニュアル式・その他グレードはフレームレスの自動式)を装備するなど、走行中の視界を確保する予防安全の面においても対策を怠りません。
レクサスCTの内装をよりグレードアップするおすすめのインテリアパーツ
フロントシートに取り付ける後席タブレットホルダーは7.9~12.9インチの端末に対応します。端末の上下方向を調整可能なので、無理のない姿勢で様々なエンターテインメントを楽しめます。
LEXUSのロゴがブルーに光るスカッフイルミネーションは、乗降時のサポートとしてはもちろん、ドライバーを優雅な気分にしてくれます。フロントドア用の2枚がセットとなっています。
リアシートのセンター部に設置できる後席ボトルホルダーは、小物類を置くスペースとしても利用可能です。装着が簡単なのでお手入れも楽に行えます。
レクサスCTの内装はインテリアの選択肢が豊富で全てのユーザーの希望に応える
レクサスCTの内装は、特にバージョンLは本革シートを標準装備としており、最上級グレードならではのプレミアム感を味わうことができます。他のグレードを選んでもインテリアカラーの選択肢が幅広く、ユーザー満足度の高いモデルです。
先進的な雰囲気が漂うコックピットには、ナビゲーションシステムとマルチインフォメーションディスプレイが全グレードに標準装備されているのも大きなポイントです。安全装備も充実しているので、大切な人とのドライビングを心行くまで楽しめます。
LEXUSの中では最も手頃な価格でコンパクトなモデルのCTですが、一切の妥協を許さない充実した内装で、今後も多くのユーザーから支持を得る車種となるでしょう。