レヴォーグのグレード別特徴

レヴォーグのグレード別特徴と標準装備の違いを徹底比較

レヴォーグのグレード選びで迷っている方へ。エントリーのSmart Edition EXからフラッグシップのSTI Sport R EXまで、各グレードの装備と価格差を詳しく比較解説します。

レヴォーグのグレード別特徴と標準装備の違いを徹底比較

レヴォーグのグレード別特徴や標準装備等の違いを比較

現行レヴォーグ(VN型)は2020年10月に2代目へとフルモデルチェンジし、スバルグローバルプラットフォームの採用・新世代アイサイトの搭載・1.8L直噴ターボへのエンジン刷新など、初代から大幅に進化しました。2024年12月には一部改良を実施し、インテリアの質感向上・運転支援機能の強化・特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」の追加が行われています。

グレード構成は1.8L直噴ターボの「Smart Edition EX」「GT-H EX」「STI Sport EX」と、2.4L直噴ターボの「STI Sport R EX」の4グレード体制です。グレード名に付く「EX」は高度運転支援システム「アイサイトX」の搭載を示し、現行ラインナップでは全グレードにアイサイトXが標準装備されています。駆動方式は全車AWD(シンメトリカルAWD)、トランスミッションは全車CVT(リニアトロニック)です。

以下では各グレードの特徴・主な標準装備・スペック・価格を詳しく比較します。

安全装備が充実したエントリーグレード「Smart Edition EX」

レヴォーグ Smart Edition EX

Smart Edition EXは現行レヴォーグのエントリーグレードです。2023年7月に特別仕様車として設定され、2023年10月の改良でカタロググレードに格上げされました。2024年12月の一部改良では「GT-H EX」のインテリアが採用され、質感が大幅に向上しています。

新世代アイサイト(ステレオカメラ+広角単眼カメラ)とアイサイトXが標準装備され、全車速追従クルーズコントロール・車線中央維持(レーントレーシングアシスト)・ドライバーモニタリングシステムなど高度な運転支援機能が揃います。エントリーグレードながら安全性能で妥協がない点はレヴォーグ全グレード共通の特徴です。

Smart Edition EXの主な標準装備

  • 新世代アイサイト+アイサイトX(全車標準)
  • ドライバーモニタリングシステム
  • フルLEDヘッドランプ(ハイビームアシスト付)
  • 18インチアルミホイール
  • 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ(スターリンク)
  • 12.3インチフルLCDメーター
  • 本革巻きステアリングホイール
  • 前席シートヒーター
  • ハンズフリーパワーリヤゲート
Smart Edition EXのスペック(2024年12月改良後)
エンジン 1.8L水平対向4気筒直噴ターボ(FA18型)
最高出力 130kW(177PS)/5,200〜5,600rpm
最大トルク 300Nm/1,600〜3,600rpm
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
駆動方式 AWD(シンメトリカルAWD)
WLTCモード燃費 13.5km/L
全長 4,755mm
全幅 1,795mm
全高 1,500mm
販売価格 363万円

装備と価格のバランスに優れた人気グレード「GT-H EX」

レヴォーグ GT-H EX

GT-H EXは現行レヴォーグの中でもっとも人気の高い主力グレードで、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。ディーラー情報によると「安全装備が充実したGT-H EXが売れ筋グレード」とされており、納車待ちが短めで入手しやすい点も人気の理由のひとつです。

Smart Edition EXとの主な違いは本革シートの採用(GT-H EXではボルドー/ブラック本革)と、ZF製電子制御ダンパーなどの走行装備の充実です。シートヒーターは前後席に対応し、10ウェイパワーシート(運転席)も標準装備されます。ロングドライブでの快適性を重視するなら、GT-H EX以上を選ぶとよいでしょう。

GT-H EXの主な標準装備(Smart Edition EXからの主な追加)

  • 本革シート(ボルドー/ブラック)
  • 運転席10ウェイ・助手席8ウェイパワーシート
  • 前後席シートヒーター
  • デジタルマルチビューモニター(全方位カメラ)
  • ハーマンカードンサウンドシステム
  • 左右独立温度調節機能付きフルオートエアコン
GT-H EXのスペック(2024年12月改良後)
エンジン 1.8L水平対向4気筒直噴ターボ(FA18型)
最高出力 130kW(177PS)/5,200〜5,600rpm
最大トルク 300Nm/1,600〜3,600rpm
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
駆動方式 AWD(シンメトリカルAWD)
WLTCモード燃費 12.4km/L
販売価格 379万5,000円

STI専用装備を纏った上級スポーツグレード「STI Sport EX」

レヴォーグ STI Sport EX

STI Sport EXは、スバルのモータースポーツ部門STIが開発した専用装備を多数装着する上級スポーツグレードです。エクステリアはSTIロゴ入り大型マフラーカッター・専用フロントグリル・専用フロントバンパー(スカート部メッキ加飾)などで精悍な顔つきに仕上げられています。

走行性能では、状況に応じてダンパーの減衰力を自動制御するZF製電子制御ダンパーを搭載し、スポーティな走りと快適な乗り心地を両立します。ドライブモードセレクトによりインテリジェント・スポーツ・スポーツ+・コンフォートの4モードを切り替えられる点も魅力です。インテリアはSTI専用本革シート(ボルドー/ブラック)とレッドステッチ加飾が随所に施され、特別感のある空間を演出します。なお、「Black Interior Selection」ではシート表皮がウルトラスエード・ブラック&グレーに変更され、よりスポーティな仕様も選択可能です。

STI Sport EXの主な標準装備(GT-H EXからの主な追加・変更点)

  • ZF製電子制御ダンパー(減衰力可変)
  • ドライブモードセレクト(4モード)
  • STI専用本革シート(ボルドー/ブラック・レッドステッチ)
  • 専用フロントバンパー・フロントグリル・マフラーカッター
  • アルミパッド付きスポーツペダル
  • ピアノブラック調加飾パネル
  • STIロゴ入りステンレス製サイドシルプレート
STI Sport EXのスペック(2024年12月改良後)
エンジン 1.8L水平対向4気筒直噴ターボ(FA18型)
最高出力 130kW(177PS)/5,200〜5,600rpm
最大トルク 300Nm/1,600〜3,600rpm
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
駆動方式 AWD(シンメトリカルAWD)
WLTCモード燃費 12.4km/L
販売価格 431万3,000円

2.4Lターボを搭載したフラッグシップモデル「STI Sport R EX」

レヴォーグ STI Sport R EX

STI Sport R EXは、2.4L直噴ターボエンジンを搭載するレヴォーグの頂点に立つフラッグシップグレードです。2021年11月の設定以来、走りを最優先に考えるドライバーから高い支持を受けています。

最高出力202kW(275PS)・最大トルク400Nmというスペックは、1.8Lモデルを大幅に上回るパワーを発揮します。スポーツリニアトロニック(CVT)との組み合わせで、力強い加速と高速域でのゆとりある走りが楽しめます。ただし使用燃料はハイオクとなるため、維持費はほかのグレードより高くなる点に注意が必要です。足回りにはブレンボ製ブレーキシステムを採用し、制動力と走行安定性をさらに高めています。なお、特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」では、RECAROフロントシート(ウルトラスエード・ブラック)などがさらに追加されます。

STI Sport R EXの主な標準装備(STI Sport EXからの主な追加・変更点)

  • 2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジン(FA24型)
  • ブレンボ製ブレーキシステム(フロント4ポッド)
  • スポーツリニアトロニック(2.4L専用CVT)
  • 18インチ専用アルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)
STI Sport R EXのスペック(2024年12月改良後)
エンジン 2.4L水平対向4気筒直噴ターボ(FA24型)
最高出力 202kW(275PS)/5,600rpm
最大トルク 400Nm/2,000〜4,800rpm
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)
駆動方式 AWD(シンメトリカルAWD)
WLTCモード燃費 12.4km/L
全長 4,755mm
全幅 1,795mm
全高 1,500mm
販売価格 509万3,000円

レヴォーグはグレード選びにこだわろう

現行レヴォーグのグレード選びは、大きく「コストパフォーマンスを重視するか、走りや装備の上質さを重視するか」という軸で考えると整理しやすくなります。

  • 価格と装備のバランス重視→「Smart Edition EX」(363万円)。アイサイトXが標準装備で安全性能に妥協なく、コストを抑えたい方に。
  • 快適性と人気のバランス→「GT-H EX」(379万5,000円)。売れ筋グレードで本革シートや全席シートヒーターを備え、最もコストパフォーマンスに優れる選択肢。
  • スポーティな走りと専用装備→「STI Sport EX」(431万3,000円)。電子制御ダンパーやドライブモードセレクトで走りの質が大きく向上する。
  • 最高の走行性能を求める→「STI Sport R EX」(509万3,000円)。2.4Lターボとブレンボブレーキで国産スポーツワゴン最高峰の走りを体験できる。

スバル独自のシンメトリカルAWDと水平対向エンジンの組み合わせは、悪天候・雪道でも高い安定感を発揮するのがレヴォーグ最大の実用的メリットです。最新の価格・装備内容はスバル公式サイトや販売店でご確認ください。