2024年に開催される日本の主要モーターショーの出展車両とスケジュール一覧

2019年に日本で開催された主要モーターショーのスケジュール

2019年に日本国内で開催される主要なモーターショーのスケジュールと出展車両を紹介します。

2019年は世界5大モーターショーにも数えられる日本最大の自動車の祭典である東京モーターショーが開催される年です。

自動車の市場規模が大きい日本で行われる各モーターショーには、トヨタやホンダなどの国内メーカーだけではなくて、海外の自動車メーカーも積極的に出展してPR活動を行います。

自動車産業が盛んである日本で開催されるモーターショーは、東京モーターショーのように各メーカー自慢の新技術やデザインを採用する新型モデルやコンセプトカーを華々しく出展させるタイプと、キャンピングカーやクラシックカーなどの趣味性の高い車をメインに出展させるタイプに大別されます。

それでは、2019年に国内で開催される主要モーターショーの特徴やスケジュールを、毎年1月の第2週の金・土・日に行われる「東京オートサロン」から見ていきましょう！
各モーターショーに出展される車両については最新情報が入り次第、追記していきます。

東京オートサロン2019　2019年1月11日～13日

世界三大カスタムカーショーの一つ東京オートサロン

「東京オートサロン」は、毎年1月の第2週の金・土・日に幕張メッセで開催される自動車の祭典です。

1983年に車情報誌「OPTION」の初代編集長が、カスタムカーの魅力や文化を広めるために開催した「東京エキサイティングカーショー」をルーツとする同イベントは、年々規模を拡大してアメリカ・SEMAやドイツ・エッセンモーターショーと並び称される世界三大カスタムーショーの一つとなりました。

幕張メッセの国際展示場ホール・イベントホール・屋外展示場などで催される「東京オートサロン」では、パーツメーカーの展示販売会やレーシングマシンのデモラン、人気アーティストによるライブステージ等の家族も一緒になって楽しめるようなイベントを多数用意しています。

前回開催の「東京オートサロン2018」には、トヨタ86GRやマツダ CX‐8 CUSTOM STYLE 2018や、ホンダ CR‐V CUSTOM STYLE 2018などの多数のカスタムカーが出展されました。

2019年1月11日から3日間開催される「東京オートサロン2019」では、前回利用したホールに加えて新たにイベントホールも追加して、東京オートサロン史上最も華やかで規模の大きな世界最大のカスタムカーイベントを開催、過去最多の330,666人が来場しました。

ジャパンキャンピングカーショー2019　2019年2月1日～3日

日本だけでなく世界中からファンが集まるジャパンキャンピングカーショー

幕張メッセで行われる「ジャパンキャンピングカーショー」は、全国各地から多数の来場者が集う日本最大規模のキャンピングカーの祭典です。

キャンピングカーやキャンピングトレーラーの最新モデルの展示・販売会、アウトドア用品の展示販売等が催される同イベントは、キャンプ愛好家らが集う交流会的な側面もあります。

2019年2月1日より3日間開催されるジャパンキャンピングカーショー2019では、「＃くるま旅フォト」とネーミングされたフォトコンテストを実施しています。

同フォトコンテストは、キャンプなどのくるま旅で撮影したお気に入りの写真に「＃くるま旅フォト」「＃キャンピングカー」とハッシユタグを付けて、インスタグラムに投稿すると、公式HP上に掲載されるあるいは、公式マスコットであるジャルバ君のぬいぐるみ等がプレゼントされます。

2019年にはジャパンキャンピングカー以外にも、全国各地でキャンピングカーの祭典が実施されます。

大阪オートメッセ2019  2019年2月9日～2月11日

カスタマイズカーをメインに展示 豪華なゲストが登場することでも有名なオートショー

「大阪オートメッセ」は、1997年より大阪で開催される、カスマイズをメインテーマとする例年の来場者は20万人を超える、関西最大規模を誇る自動車の祭典です。

普段乗車するマイカーの外装や内装等を、自分好みに改良できるカスタマイズパーツを多数取り揃えているのが「大阪オートメッセ」の特徴と魅力です。

インテックス大阪で催される同モーターショーでは、AAA（2007年）やE‐girls（2014年）などの豪華アーティストを多数集めてのライブパフォーマンスを毎年実施しています。

「ひろげる つながる クルマの ワクワク」をメインテーマとする大阪オートメッセ2019は、中学生以下は入場無料とし、カーオーディオ等のカー用品だけではなくて、おもちゃやゲーム関連の展示・販売も行って家族連れも満足させます。

ノスタルジック2デイズ  2019年2月23日～2月24日

数々の名車が展示される日本最大級のクラシックカーショー

パシフィコ横浜で開催される「ノスタルジック2デイズ」は、国内外の旧車や絶版車を多数集めて、関連用品なども展示・販売する日本最大級のクラシックカーの祭典です。

クラシックカー専門誌「Nostalgic Hero」「ハチマルヒーロー」「Nostalgic SPEED」の3誌がプロデュースする同モーターショーには、1960年代～90年代の高度経済成長期に活躍していた懐かしの大衆車や憧れのスーパーカーが数多く出展されます。

3誌で紹介される全国のメーカーやショップを会場に招いて、特別車両や自慢の旧車を各企業・個人が展示する「ノスタルジック2デイズ」は、車好きの幅広い世代が一堂に会する交流の場でもあります。
旧車に関わり合いの深いゲストを招いてのステージイベントや、クラシックカーを走行させるデモランは会場を盛り上げます。

オートモビル カウンシル  2019年4月5日～4月7日

クラシックカーを主役にそえた演出が心地いいモーターショー

「オートモビル カウンシル」は、2016年に自動車メーカー9社と旧車販売企業の19社が参加して行われた国内で開催されるモーターショーの一つです。

同モーターショーの特徴は、イベントコンパニオンは参加させず、リラックス効果の高い音楽を会場に流して、演出を控え目に行って主役であるクラシックカーを目立たせている事です。

ヘリテージカー（旧車）に興味を抱き始めた来場者のため、公式HP等で自慢の愛車とともに、その魅力を語る愛好家らと交流できる場を設けている事も「オートモビル カウンシル」の魅力の一つです。
2019年に開催される第4回「オートモビル カウンシル」は、例年のように8月に実施するのではなくて4月に行います。

ノスタルジックカーフェスティバル 2019年4月28日～4月29日（長野）・6月8日～6月9日（名古屋）

長野と名古屋で開催されるユーザー参加型のクラシックカーショー

「ノスタルジックカーフェスティバル」は、ノスタルジックカーを愛する仲間たちが集う同窓会をコンセプトに掲げて行われるユーザー参加型の自動車の祭典です。

同モーターショーの2019年のスケジュールは、長野開催はエムウェーブで4月28日より2日間、名古屋開催はポートメッセなごやで6月8日より2日間となります。

2019年も前回開催時と同様にノスタルジックカーのパレード走行会、コンテスト、関連パーツ・グッズ・モデルカー・おもちゃなどの展示販売会、ノスタルジックカーサウンドミュージアム等のイベントが実施される見込みです。
また、個人参加車両だけではなくて、マツダロータリーレーシングやいすゞ117クーペなどのような各企業が特別出展するノスタルジックカーにも毎年注目が集まります。

メガスーパーモーターショー2019　2019年7月19日～7月22日

メガスーパーモーターショーは豪華なゲストが出演することで有名でスーパーカーもずらりと並ぶ

メガスーパーモーターショーは、若者のクルマ離れが指摘される中で、子ども達にスーパーカーに対する憧れを抱いてもらって「いつか自分も…」という夢を持ってもらうきっかけづくりをするために、九州地方で開催される自動車の祭典です。

2018年に熊本で開催された前回の「メガスーパーモーターショー」には、販売価格が4億円をこえるブガッティシロンや、ランボルギーニーなど世界有数のスーパーカーが集結しました。

2019年7月19日よりマリンメッセ福岡で4日間開催されるメガスーパーモーターショー2019のテーマは、「君は3台10億円のエキゾーストを聴いたことがあるか！」です。

2019年にも世界有数のスーパーカーの集結が予想される同モーターショーは、来場者の投票によりグランプリを決定する優勝賞金100万円の「ミスメガスーパーカーモーターショーコンテスト2019」を開催します。

東京モーターショー2019　2019年10月24日～11月4日

2019年は世界5大モーターショーの東京モーターショーが開催 新型車やコンセプトカーなどが多数展示され世界中のファンが注目

「東京モーターショー」は、2年周期で開催される日本最大のモーターショーです。

世界5大モーターショーの一つに数えられ、国内外の主要な自動車メーカーが参加する「東京モーターショー」は、各メーカーが最新技術やデザインを採用する新型モデルやコンセプトカーを積極的にワールドプレミアする場です。

前回開催の「東京モーターショー2017」は、10日間で80万人近い来場者を集めました。その内訳は4人に一人が女性で、15歳～39歳までの年齢層が半数を超えていました。

2019年10月24日よりスタートする「東京モーターショー2019」は、翌年に控える東京オリンピックの事務局が一部スペースを利用するため、東京ビッグサイト以外の臨界副都心エリアなどでの同時か開催も予定されています。

一般公開日が11月4日（月・祝）まで延長させる「東京モーターショー2019」には、2021年に厳格化される欧州等の環境規制に対応する量産型EVのコンセプトモデル、先進の自動運転技術を搭載する新型車だけではなくて、二輪車やモビリティ関連サービス等に関わる企業のブースも用意される見込みです。

進化するモーターショーは家族で一緒に楽しめるイベントが盛りだくさん！2019年はやはり東京モーターショーが注目

2019年に日本国内で開催されるモーターショーで最も注目されるのは、やはり「東京モーターショー2019」です。

国内最大の自動車の祭典である「東京モーターショー」は、前回開催時には来場者の25％を女性が占めて、15歳～39歳までの年齢層が半数に達するなど、従来の年配の男性客が多いというイメージを変えました。

東京モーターショー以外でも、大阪メッセのように有名アーティストを多数招いて、お子さんや女性客も楽しめるようなイベントを用意するモーターショーは進化を続けます。

カスタマイズカーやクラッシックカーなど、より個人の趣味に特化した車をメインとするモーターショーであっても、車好き以外の人も楽しめるイベントを多数用意しているので、開催期間中に予定がなければ積極的にモーターショーに参加する事をお勧めします。
そうすれば、車をもっと好きになって、車の最新トレンドを知れて、全国から集まった車好きの方達と交流する事ができます。