ホンダeの内装をコックピットやシート、その他装備などに触れて紹介!
Honda eの内装を解説します。ホンダeはホンダが手掛ける初のピュアEV車で、東京モーターショー2019で日本初公開され、2020年10月30日に国内発売スタート、その後2024年1月に生産終了。
航続距離200km以上を達成する次世代EVとして登場したホンダeの内装を、コックピット、シートデザイン、安全性能、先進システムなどを掘り下げました。
ホンダeのコックピットは大きなフルスクリーンがレイアウトされた先進的な空間
ホンダeのコックピットは、電気自動車らしい未来感あふれる作りとなっています。ドライバー席の正面には走行モードや電力情報などを表示する8.8型TFTメーターディスプレイ、運転席と助手席の間には「デュアルスクリーンタッチスクリーンディスプレイ」をレイアウト。その横には、ドアミラーの役割を果たす小型カメラの映像を映し出す「サイドカメラミラーシステム」が設置されています。
自動車番組Top Gearでは「2007年に登場した時のiPhoneのようだ」とも評価されていたホンダeのデュアルスクリーンタッチスクリーンディスプレイ。ナビゲーション機能や車両情報を表示するだけでなく、Apple Car PlayとAndroid Autoにも対応し、手持ちのスマートフォンと連携してYouTubeの動画や映画など様々なエンターテインメントを楽しむこともできます。ディスプレイは自分で見やすいようカスタマイズも可能で、操作性にも優れます。
サイドカメラミラーシステムでは、両サイドに設置された6インチのスクリーンに車両後方のライブ映像を映し出します。従来のドアミラーと比べて視認性も大幅にアップするほか、空気抵抗を約90%押さえている点も特徴。高速走行時にも風切り音を大きく低減することができます。
AI機能「ホンダ・パーソナル・アシスタント」やMy Honda +アプリの導入で利便性をアップ
電気自動車ホンダeに搭載されるAIシステム「Honda Personal Assistant(ホンダ・パーソナル・アシスタント)」では、「OK、ホンダ」と声をかけるとシステムが起動。ドライバーの指示を理解して多彩な情報を提供します。機械学習機能を搭載しているため、長く使用することでより音声認識の性能が向上していきます。
また、ホンダeは遠くから自分の車にアクセスできる「My Honda +アプリ」にも対応します。スマートフォンにアプリをダウンロードしておくことで、車両ロックの施錠・解錠や充電状況・車両状態の確認、エアコン調整などの操作が可能となります。
ホンダeのシート内装はシックで老若男女問わずリラックスできる心地良さが魅力
モダンなリビングのインテリアデザインをそのまま反映させたようなホンダeの内装。シートにはメランジ調のファブリックを採用しています。
インパネやセンターコンソールには木目調パネルを取り入れ、温かみのあるナチュラルな室内空間を演出。リュクス感のある居心地の良さが乗員を包み込みます。
ホンダeは安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備!その他パーキングパイロットなども搭載
ホンダeには、多彩な安全機能をパッケージ化した「Honda SENSING」が標準装備となっています。Honda SENSINGには以下のような装備が含まれます。
ホンダeに搭載されるHonda SENSINGの機能
- レーンキープアシスト
- 衝突緩和ブレーキシステム
- クルーズコントロール
- クロストラフィックモニター
- ブラインドスポットインフォメーション
さらに、先行車発進通知システムや低速ブレーキ機能を備えるほか、ハンドル・ペダル操作なしで、自動で駐車スペースに車両を駐車できる「ホンダ・パーキング・パイロット」も搭載されます。
ホンダeの内装は未来を感じさせる先進装備がいっぱい!
フルスクリーンのデュアルタッチディスプレイや、従来のサイドミラーから大きく利便性を向上させたサイドカメラミラーシステム、自動で駐車操作を行うホンダ・パーキング・パイロットなど、ホンダが持つあらゆる知見・技術を投入したホンダe。
メランジ調のファブリック素材や木目調パネルなどを採用したモダンなリビングを思わせる内装デザインも美しく、コンパクトサイズながらドライバーの所有欲を満たす一台となっています。