ハリアーの内装

ハリアーの内装を歴代グレード別に徹底解説 豪華装備と内装色の選び方

ハリアーの内装色・シート素材・コクピット装備をグレード別に比較。現行4代目の豪華インテリアから、3代目後期(スタイルノワール・スタイルブルーイッシュ)・前期(スタイルアッシュ)の特別仕様車まで幅広く網羅した完全ガイドです。

ハリアーの内装を歴代グレード別に徹底解説 豪華装備と内装色の選び方

3代目後期ハリアーのラグジュアリーな内装

元祖ラグジュアリーSUVとも呼ばれるハリアーの3代目(2013〜2020年)は豪華な内装が特徴です。中でも後期型(2017年マイナーチェンジ以降)で追加されたサドルタンなどは品のあるインテリアカラーで人気を集めました。3代目ハリアーは現在新車での購入はできず、中古車での流通のみとなっています。

特別仕様車「スタイルノワール」はブラックで統一された美しい内装

トヨタ・ハリアー特別限定車「PREMIUM Style NOIR」トヨタ・ハリアー特別限定車「PREMIUM “Style NOIR”」(3代目後期)

3代目後期型ハリアーの特別仕様車「PREMIUM “Style NOIR”」が2019年7月2日に発売されました(現在は販売終了)。内外装にブラックパーツを配し、ベース車のPREMIUMではメーカーオプション扱いだったインテリジェントクリアランスソナー機能を特別装備した充実仕様です。

ハリアーPREMIUM Style NOIRの内装ハリアーPREMIUM “Style NOIR”の内装は上質感に満ちたブラックカラーがスタイリッシュ

シートは合皮とファブリックのコンビシートで、本革巻き3本スポークハンドルにはシートと同色のシルバーステッチがあしらわれています。

ハリアーのオプティトロンメーター視認性に優れたハリアーのオプティトロンメーター

ピアノブラック加飾付きのオプティトロンメーターはハイコントラストで走行中も見やすいデザインです。

ハリアーの内装パーツダークシルバー塗装がスタイリッシュなハリアーの内装パーツ

フロントドアスピーカーリング・レジスターリング・リア席エアコン吹き出し口はダークシルバー塗装で統一されており、随所のこだわりが上質なアーバンスタイルを演出しています。

特別仕様車「スタイルブルーイッシュ」はブルーアクセントが印象的な豪華内装(販売終了)

ハリアー後期モデルの特別仕様車スタイルブルーイッシュのシート左がメタル&レザーパッケージのプレミアムナッパ本革シート、中央がターボモデルのウルトラスエード+合成皮革、右がハイブリッド・ガソリンモデルのファブリック+合成皮革

3代目後期型ハリアーに設定された特別仕様車「スタイルブルーイッシュ(Style BLUEISH)」は2018年9月3日に販売開始されました(現在は販売終了)。最上級グレードのプログレスとプログレス メタル&レザーパッケージをベースに、ターボ・ハイブリッド・ガソリンの各モデルに設定されていました。

ハリアー後期型の特別仕様車スタイルブルーイッシュの内装各所インパネ・ドアトリム・センターパネルなど全てがスタイルブルーイッシュの特別仕様

前期型に設定されていた特別仕様車スタイルアッシュ(販売終了)がグレー基調だったのに対し、後期型のスタイルブルーイッシュは深いダークブルーを基調にしたクールな内装が特徴です。座面と背面にブルーを配したブラック×ブルーの専用シート、シフトパネルやドアスイッチベースのブルー木目、ステアリングやドアトリムのブルーステッチにより室内全体に統一感のある仕上がりになっています。

2017年マイナーチェンジ後の3代目後期型ハリアーのグレードと内装色

2017ハリアーの内装

3代目後期型ハリアー(2017年マイナーチェンジ以降)のグレードは3種類で、上位グレードのプログレス(PROGRESS)とプレミアム(PREMIUM)には豪華装備を追加した「メタルアンドレザーパッケージ(Metal and Leather Package)」も設定されていました。

ハリアー3代目後期型のグレード

  • プログレス(PROGRESS)
  • プレミアム(PREMIUM)
  • エレガンス(ELEGANCE)

豪華装備の”Metal and Leather Package”モデルは上位2グレードに設定

  • プログレス(PROGRESS) “Metal and Leather Package”
  • プレミアム(PREMIUM) “Metal and Leather Package”

“Metal and Leather Package”では内装面で以下の装備が追加され、上位グレードの高級感をさらに高めていました。

  • シート表皮:プレミアムナッパ本革
  • シフトパネル・フロントコンソール加飾:アルミヘアライン
  • ドアスイッチベース加飾:ピアノブラック
  • イルミネーション付ドアスカッフプレート

3代目後期型ハリアーの内装色4種類を解説

3代目後期型ハリアーのシートカラーと内装色は以下の4パターンから選択できました。ターボ車専用色やマイナーチェンジで新設定された色もあり、パワートレインとの組み合わせに注意が必要です。

1.ブラック×レッドはターボモデル専用の内装色

  • 2017ハリアーのブラック×レッドのインパネ
  • 2017ハリアーのブラック×レッドのシート

2017年6月のマイナーチェンジで追加されたターボモデル専用カラーです。ディープボルドーより落ち着いたトーンのレッドで、ターボ車のELEGANCE・PREMIUM・PROGRESSグレードの標準色として設定されていました。

2.ブラックは性別・年齢を問わない定番の内装色

  • 2017ハリアーのブラックのインパネ
  • 2017ハリアーのブラックのシート

ハイブリッド車・ガソリン車のELEGANCE・PREMIUM・PROGRESSで選択できたカラーです。どんなカスタマイズにも合わせやすく、内装色に迷った際の定番選択肢でした。

3.ディープボルドーはハリアーらしい雰囲気を演出するおすすめの内装色

  • 2017ハリアーのディープボルドーのインパネ
  • 2017ハリアーのディープボルドーのシート

ハイブリッド車とガソリン車のELEGANCE・PREMIUM・PROGRESSで選択できたカラーです。マイナーチェンジ前のハリアーでも人気の高かったカラーで、ブラック×レッドよりやや明るいレッドが特徴です。

4.ダークサドルタンは後期型で新設定されたハイブリッド・ガソリン専用の内装色

  • 2017ハリアーのダークサドルタンのインパネ
  • 2017ハリアーのダークサドルタンのシート

2017年6月8日のマイナーチェンジで新設定された内装色で、ハイブリッド車とガソリン車のみに設定されていました。高級セダンのような落ち着いた色合いがハリアーの高級感をさらに引き立てており、ターボ車には設定がありませんでした。

3代目後期型のシート表皮は3種類を設定

2017年マイナーチェンジ後の後期型ハリアーには、プレミアムナッパ本革・ウルトラスエード+合成皮革・ファブリック+合成皮革の3種類のシート表皮が設定されていました。

プレミアムナッパ本革はスーパーカーにも採用される最高級素材

プレミアムナッパ本革のシート表皮内装カラーはブラック×レッド

メタルアンドレザーパッケージ全グレードに採用されていた高級本革シートです。きめ細かな本革の質感がラグジュアリーSUVにふさわしい上質な空間を演出していました。

ウルトラスエード+合成皮革はターボモデル専用の内装

ウルトラスエード+合成皮革のシート表皮内装カラーはブラック×レッド

メタルアンドレザーパッケージではないターボ車専用のシート表皮です。パンチング加工されたスエードがスポーティな雰囲気を醸し出し、ブラック×レッドのカラーとの相性も抜群でした。

ファブリック+合成皮革は通気性が高く長距離ドライブも快適

ファブリック+合成皮革のシート表皮内装カラーはブラック×ダークサドルタン

ハイブリッド車とガソリン車のELEGANCE・PREMIUMに採用されていたシート表皮です。通気性が高く夏場の長時間ドライブも快適で、高級感と実用性を両立した選択肢でした。

後期型のメタルアンドレザーパッケージが誇る特別内装

“Metal and Leather Package”はシフト周りやスイッチ周りにも特別な加飾が施されており、上位グレードの高級感をワンランク引き上げる装備です。

「HARRIER」が浮かび上がるイルミネーション付ドアスカッフプレート

ハリアーのイルミネーション付ドアスカッフプレート

ドア下に配置されたイルミネーション付きプレートで、乗り込む際にHARRIERの文字が浮かび上がります。所有欲を高めてくれる演出です。

アルミヘアライン加飾のシフトパネルは飽きのこないデザイン

2017ハリアーのシフトパネル

アルミ素材をヘアライン加工したパーツがシフトパネルを引き締めます。シンプルで飽きの来ないデザインがハリアーの高級感をさりげなく高めています。

ドアスイッチベースのピアノブラック加飾

2017ハリアーのドアスイッチベース

ドアスイッチベースはピアノブラックでシックに加飾されており、アルミのシフト周りと統一感のあるラグジュアリーな印象を作り出しています。

2017年マイナーチェンジ前の3代目前期ハリアーの内装

2017年6月8日のマイナーチェンジ以前の前期ハリアーの内装を紹介します。前期型も後期型に劣らない豪華な内装を持っており、中古車市場での人気も高いモデルです。

前期型のシートは本革・ブラック・アイボリーの3種類から選択

前期型ハリアーで選択できるシートカラーは、オプション設定の本革シート、ブラック、アイボリーの3種類です。どの内装も洗練された仕上がりで、ハリアーが長年支持される理由がわかります。

本革シートはメーカーオプションで満足度が高い

本革シートの表皮

本革シートはメーカーオプション設定で、内装色はブラックまたはディープボルドーのどちらかを選択できます。ベースグレードのGRAND以外のグレードで選択可能で、座面と背面はパンチング加工により通気性も確保されていました。また、通常は運転席のみのパワーシートが、本革シート選択時には助手席もパワーシートにグレードアップしました。

ブラックの上級ファブリック+合成皮革は通気性が高く長時間ドライブも快適

ブラックの上級ファブリック+合成皮革の表皮

手触りの良い上級ファブリックを座面と背面に使用したシートです。本革オプションを選ばない場合の標準シートで、全グレードで選択できます。通気性が高く夏場のドライブが快適で、本革に近い高級感も持ち合わせています。

アイボリーの上級ファブリック+合成皮革は後期型では廃止された希少な内装色

アイボリーの上級ファブリック+合成皮革の表皮

象牙のような色合いが特徴のアイボリーシートは、GRAND以外のグレードで選択できました。シートにアイボリーを選ぶと内装色もアイボリーに統一されます。2017年のマイナーチェンジ後の後期型では廃止されているため、アイボリー内装を楽しめるのは前期型のみです。

前期型のシート選択はグレードによって異なる

PREMIUM”Advanced Package”・PREMIUM・ELEGANCEでは3種類のシートを選択できますが、ベースグレードのGRANDはブラックのみとなっています。

PREMIUM
“Advanced Package”
PREMIUM ELEGANCE GRAND
本革 ×
ブラック
アイボリー ×

前期型の内装色はディープボルドー・ブラック・アイボリーの3種類

前期型ハリアーの内装色は3種類で、シートカラーとの組み合わせによって異なります。

1.ディープボルドーはどの年代にもマッチする落ち着いたハリアーらしい内装色

ディープボルドーのカラー

ワインレッドのような深い赤が特徴のディープボルドーは、ハリアーのラグジュアリーな空間を象徴する内装色です。明るい赤とは異なり落ち着きのある色合いで、年齢を問わず受け入れられやすい選択肢です。

2.ブラックはオールマイティーに使えるプレミアムな定番内装色

ブラックのカラー

どんな状況にも対応できる高級感のあるブラック内装は、カスタマイズを楽しみたい方にも最適な色です。ステッチカラーが映えるため、メリハリのある車内を求める方には特におすすめです。

3.アイボリーは車内が明るくなる高級感のある内装色(後期型では廃止)

アイボリーのカラー

アイボリーシートを選択すると内装色もアイボリーになり、アームレストとコンソールボックスのサイド部分がアイボリーに変更されます。ブラックとのコントラストが上品でセダンのような高級感を演出しますが、2017年マイナーチェンジの後期型では廃止されています。

前期型の内装色選択はELEGANCE以上のグレードから可能

内装色の選択もシートカラーと同様に、ELEGANCE以上のグレードから可能です。内装全体の雰囲気に直結するため、妥協せずに選ぶことをおすすめします。

※シートにアイボリーを選んだ場合の内装はアイボリーのみになります。本革シートを選んだ場合の内装はディープボルドーかブラックのみになります。

PREMIUM
“Advanced Package”
PREMIUM ELEGANCE GRAND
シート 本革 ×
ブラック
アイボリー ×
内装色 ディープボルドー
ブラック
アイボリー ×

PREMIUM”Advanced Package”・PREMIUM・ELEGANCEの3グレードでは計5種類のシート×内装色の組み合わせから選択できました。GRANDでは2種類からの選択となっており、内装にこだわるならELEGANCE以上のグレード選択が選択の幅を大きく広げます。

前期型のメーターはガソリン車とハイブリッド車でデザインが異なる

前期型ハリアーには立体的なオプティトロンメーターが全車標準装備されており、パワートレインによってデザインが異なります。

ガソリン仕様車のメーターは赤針

ガソリン仕様車のメーター

メッキ加工のリングと立体的な文字盤が特徴で、エンジン回転数・走行スピード・燃料を赤針で表示します。センター液晶には外気温・走行距離・燃費情報なども表示できます。

ハイブリッド仕様車のメーターは青針

ハイブリッド仕様車のメーター

ガソリン車と基本構成は同じですが、左メーターがエンジン回転数からハイブリッドモーターの状態を示すCHG(充電中)・ECO(モーター走行多い状態)・PWR(エコ運転超過)の表示に変更されており、針も青色になっています。

前期型のステアリングはグレードにより2種類

前期型ハリアーのステアリングは「本革巻き」と「木目調&本革巻き」の2種類で、グレードに応じて標準装備されます。

GRAND・ELEGANCEは本革巻きステアリングホイール

本革巻きステアリングホイール

グリップしやすい本革を全体に使用したステアリングで、高級感を損なわずに内装とマッチするデザインです。

PREMIUM”Advanced Package”・PREMIUMは木目調&本革巻きステアリングホイール

木目調&本革巻きステアリングホイール

上部に木目調をあしらったステアリングで、後述するシフトパネルと統一感のある高級なコクピットを演出します。

前期型のシフトパネルもグレードにより2種類

前期型のシフトパネルとドアスイッチパネルも「ウッド&メタル」と「エボニーストライプ」の2種類が、ステアリングと同様にグレードに応じて標準装備されます。

GRAND・ELEGANCEはウッド&メタルのシフトパネル

ウッド&メタルのシフトパネル

発色を抑えたシンプルなデザインで、ハリアーの豪華な内装に自然に溶け込みます。ベースグレードに採用されていますが、質感は上位グレードのエボニーストライプにも引けをとりません。

ウッド&メタルのスイッチパネル

PREMIUM”Advanced Package”・PREMIUMはエボニーストライプの内装

エボニーストライプのシフトパネル

温かみのある木材をモチーフにしたエボニーストライプのパネルを採用しており、木目調ステアリングとの統一感が操作パネル全体にラグジュアリーな一体感をもたらします。

エボニーストライプのスイッチパネル

3代目前期型の特別仕様車StyleASHは全てが専用装備(販売終了)

特別仕様車StyleASHのエクステリア

3代目前期型ハリアーの特別仕様車「StyleASH(スタイルアッシュ)」が2016年6月に発売されました(現在は販売終了)。エクステリアは標準車と同じですが、内装はStyleASH専用の装備で統一されています。グレードは前期型の「プレミアム」と「プレミアム Advanced Package」に設定されており、各グレードにガソリンとハイブリッドの計4グレードが用意されていました。

前期型 特別仕様車スタイルアッシュのグレード

・プレミアム スタイルアッシュ(2WD)
・プレミアム スタイルアッシュ(4WD)
・プレミアム Advanced Package スタイルアッシュ(2WD)
・プレミアム Advanced Package スタイルアッシュ(4WD)

特別仕様車StyleASHのホイールウルトラスエードを使用した内装とシート

アッシュ系の内装

アッシュ系の内装インパネ

ヘアライン調加飾されたパネル類ヘアライン調加飾のシフトパネル

ピアノブラック調加飾されたステアリングピアノブラック調加飾&本革巻きステアリングホイール

スタイルアッシュはすでに新車販売終了していますが、専用装備満載のクールなスタイルは今も根強い人気を誇り、中古車市場でも比較的高い評価を得ています。

ハリアーは4代目でさらに進化した上質な室内空間を実現

ハリアーのインテリア

4代目ハリアーにはトヨタ初採用の調光式パノラマルーフ、録画機能付きデジタルインナーミラー、静電タッチ式ヒーターコントロールなど先進装備が充実しています。歴代モデルで磨き続けてきたラグジュアリーSUVとしての質感を維持しながら、装備面でも正当な進化を果たした4代目ハリアーの内装は、プレミアムSUVとしての満足度の高さをあらためて示す仕上がりとなっています。