フォレスターの内装はどうなってる?シートバリエーションや快適装備を徹底チェック!
スバルのフォレスターは、およそ20年にわたり製造され続けている人気のミドルサイズSUVです。
フルモデルチェンジが行われ5代目SK系になったモデルのフォレスターの内装は、シートバリエーションもより豊富となり、アウトドアで活躍する大容量のラゲッジスペースや先進技術を駆使した様々な装備にも注目されています。気になるスバルフォレスターの内装の詳細をチェックしていきましょう。
2019年6月10日マイナーチェンジしたフォレスターの内装は機能性が大幅にアップ!
SUBARUのフォレスターが2019年6月10日にマイナーチェンジを発表しました。発売日は7月18日を予定しています。
今回の一部改良では、ボディカラーの追加やナンバー灯のLED化(X-BREAK・Premium・Touringのみ)などが行われました。内装についてはリアシートの荷物の置き忘れを防ぐ「リヤシートリマインダー」を採用しています。置き忘れを検知すると、警告音や警告表示で乗員に知らせます。
フォレスターのシートバリエーションは全部で4パターン
フォレスターにはTouring・Premium・X-BREAK・Advanceの4つのグレードがあります。選ぶグレードによって、標準装備のシートバリエーションもオプションで装着可能なシートタイプも異なります。
TouringグレードはTouring用のファブリック/トリコット+合成皮革(シルバーステッチ)
Touringグレードには専用のファブリック(布)/トリコット+合成皮革にシルバーステッチをあしらったシートデザインが設定されています。ベースグレードとは思えない上質な空間が広がります。
PremiumとAdvanceはファブリック/トリコット+合成皮革(シルバーステッチ)
PremiumグレードとAdvanceグレードには、Touringと同様ファブリック/トリコット+合成皮革(シルバーステッチ)の内装が標準装備されています。Touringとは若干部位によって使われている布やデザインが異なります。
X-BREAKは撥水ファブリック/合成皮革(レッドオレンジステッチ)
X-BREAKグレードには、撥水加工のファブリック/合成皮革にレッドオレンジのステッチが施されています。スポーティなX-BREAKグレードの走りをより加速させてくれそうです。
5代目のフォレスターのメーカーオプションではブラウンの本革シートが装着可能
4代目SJ系フォレスターはブラックの本革シートのみでしたが、2018年にフルモデルチェンジした5代目SK系フォレスターはブラウン(シルバーステッチ)の本革シートをオプション設定してナチュラルで落ち着いた雰囲気を表現しています。本革ならではの質感が魅力で、使い込むほどに味が出てきます。ブラウンカラーの本革シートの場合はAdvanceグレードにのみ装着可能です。
大人の魅力と高級感を極めたブラックの本革シート(シルバーステッチ)は、PremiumグレードとAdvanceグレードに対応しています。漆黒の本革素材がプレミアム感満載で、フォレスターオーナーの所有欲を強く刺激します。
インテリアパッケージではしっとりした手触りのウルトラスエード素材がラインナップしフォレスターの内装に高級感をプラス
フォレスターにはコンソールオーナメントやコンソールリッド、インパネには、インテリアパッケージとしてウルトラスエードタイプも用意されています。柔らかい手触りとしっとりとした風合いが特徴のウルトラスエードは、放熱特性と吸熱特性を両立し、耐久性にも優れた素材です。
フォレスターのインパネ周りは機能的で使いやすい
マルチインフォメーションディスプレイ付メーターはくっきりとした表示で視認性が高く、運転中も走行情報をしっかりと確認できます(写真はTouringグレード。X-BREAKとAdvanceのメーターはそれぞれロゴ入り)。
フルオートエアコンには左右で独立して温度を調整する機能がついているため、それぞれの体感に合った車内環境で過ごすことができます。TouringとX-BREAKは3連ダイヤルタイプ、PremiumとAdvanceはシルバー加飾つきの2連ダイヤルタイプで、つまみの操作もしやすくシンプルにデザインされています。ドアの開閉に都度反応して乗員の有無を把握する機能を搭載しており、ハイレベルな頭脳も持っています。
シートヒーターは運転席と助手席、後部座席左右にそれぞれ搭載されており、寒い日も暑い日も快適な座り心地を維持します。プレミアムとアドバンスの2グレードは3段階温度調節機能付きです。
2モード・ヒルディセントコントロール付X-MODEは全グレードに標準搭載
X-MODEとは、ブレーキや横滑り防止装置、AWDの駆動配分をコントロールすることで、滑りやすい路面や雪道でも力強く突き進むことができる機能です。フォレスターの全グレードに標準装備されています。タイヤが埋まる深い雪道などではDEEP SNOW・MUDモード、滑りやすい道ではSNOW・DIRTモードと2つのモードに切り替え可能です。
安全運転に貢献するSUBARUの様々なシステムをフルモデルチェンジしたフォレスターに装備
助手席側のドアミラーにはサイドビューモニターを設置しています。マルチファンクションディスプレイにカメラ映像を映し出し、ドライバー視点からの死角を無くします。高精細なカメラで見やすく、人通りの多い道路や駐車時にも便利です。
アドバンスグレードにのみ標準装備されているドライバーモニタリングシステムは、顔認証機能を採用しています。ドライバーが一定時間目をつぶっていたり、前方から顔の向きが外れていることを確認すると、警告音やメーター表示で注意を促します。
各ドライバーが乗車したときに、あらかじめ記録されているシートポジションやドアミラーの角度をオートで設定することができます。ドライバーの登録は5人まで可能で、ドライバーそれぞれの平均燃費やエアコン設定などの再現までこなすおもてなしの機能です。
小物や書類の収納に便利なフロントシートバックポケット
スバルフォレスターのマルチポケットタイプのフロントシートバックポケットは、スマートフォンやタブレット、書類などの保管に便利です。センターコンソールのUSB端子が隣に設置してあるので、電子機器類は充電した状態で収納するのも良いでしょう。
足元を明るく照らすフットランプとドリンクホルダーのイルミネーションはディーラー装着オプション
夜間の車への乗り降りや物を落としたときなどに便利なLEDのフットランプは、運転席と助手席にそれぞれ配置しています。スマートなサイズ感ですが足元をしっかりと照らしてくれます。
センターコンソールに設置してあるドリンクホルダーの底には、リング状のLEDイルミネーションが施されており、ペットボトルを置くと美しく輝きます。その幻想的な光からは内装のディティールにまでこだわるカーデザイナーの熱意を感じます。
フォレスターのカーゴルームは大容量でアウトドアに最適
スバルフォレスターのカーゴルームは、荷室高は884mm(サンルーフ装着車の場合は824mm)、荷室開口部最大幅は1300mm、荷室開口部(下部)は1258mm、荷室容量は最大520L(Advanceグレードのみ509L)です。下部にはカーゴフロアマルチボックスが装備してあります。
フォレスターのリヤシートは6:4分割可倒式で、ワンタッチフォールディング機能が付いており、5名乗車時から4名乗車時、2名乗車時まで多彩なシートアレンジが簡単にできます。ゴルフバッグやスノーボード板、自転車などの大荷物も難なく積載可能です。
メーカー装着オプションのパワーリヤゲートは、ボタンひとつで簡単に電動開閉します。リヤゲートの開く角度も自由にカスタマイズできるため、後部スペースにゲートを全開にする余裕がないときなどに便利です。
荷物の固定に便利なカーゴフックやアウトドアで活躍する電源ソケット、衣類の保管にぴったりなリヤゲートフックが設置してあります。
X-BREAKグレードにはLEDのリヤゲートランプを標準装備しています。荷室の広範囲を照らして、ラゲッジスペースの使い勝手をアップさせています。
フォレスターの内装は冒険心をくすぐられるインテリアデザイン
高い機能性を持ち走りの愉しみを味わえるコックピット、乗員が車内で快適に過ごすための様々な装備、最新技術を駆使した運転システムのEyeSight(アイサイト)の搭載など、フォレスターは家族や友人を連れてアクティブにドライブへと出かけたくなる車です。各グレードで設定されたシートバリエーションも、フォレスターのエクステリアに合う上質感を感じさせます。
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