4代目SJ系フォレスターの上質で洗練された内装
スバルから販売されるクロスオーバーSUVのフォレスターは、ラリーで培ったスバルの4WD技術が詰め込まれた本格的な走りが特徴の車です。
そしてスバルが誇る水平対向のボクサーエンジンは、フォレスターにも継承されています。スバル車に魅了される人々、通称スバリストが絶賛し世界中でヒットしているSUV車がフォレスターです。
タフな走りと力強い動性を持つフォレスターの内装は上質そのものです。無骨なイメージがある4代目SJ系フォレスターの繊細で高級感のある内装を紹介します。
4代目フォレスターの内装は標準装備シートが3つとオプション設定の本革シートを合わせた4種類
フォレスターのシートはグレードの標準装備として3種類+オプション設定の本革シートの合計4種類用意されています。シートは車の内装の大部分を占めるため、シートの見た目や質感からグレード選択するのも良いかもしれません。
運転席と助手席のシートヒータースイッチ
また2.0i EyeSight以外のグレードには前席、助手席、後席左右にシートヒーターが標準装備されています。
後席のシートヒータースイッチ
後席までヒーターがある車種は極めて少ないので、他の車種と迷っている方には大きなアドバンテージとなるでしょう。
ブラックのファブリックシートは「2.0i EyeSight」「2.0i-L」「2.0i-L EyeSight」グレードに標準装備
2.0i EyeSight、2.0i-L、2.0i-L EyeSightに標準装備となっているのがブラックのファブリックシートです。
ファブリックのふわふわの生地に白いステッチがアクセントとなり、標準装備とは思えない上質な仕上がりとなっています。
フォレスターの持つ硬派なイメージにマッチする座り心地の良いシートです。
ファブリック+合皮のシートは「S-Limited」「2.0XT EyeSight」に標準装備
柔らかい座り心地のシートに高級感たっぷりの合皮をミックスしたシートです。S-Limited、2.0XT EyeSightに標準装備されるシートとなっています。ブラックに統一されたシートはフォレスターの室内をより一層上質なものに変化させます。
撥水ファブリック+合皮のシートはアウトドアグレードの「X-BREAK」に標準装備
X-BREAKのグレードに標準装備されるのが撥水ファブリック+合皮のシートです。シートサイドがオレンジに加飾された、アクティブな印象を与えるシートとなっています。フォレスターはシンプルな内装なので、明るいオレンジカラーが程良いアクセントとなります。
本革シートは「S-Limited」「2.0XT EyeSight」にオプション設定
S-Limited、2.0XT EyeSightグレードにオプションとして設定されているのが本革シートです。
シートの全ての面に本革が採用され、剛健なフォレスターの内装を厳かな高級空間に仕上げます。高級セダン並みの上質さはフォレスターの格式をワンランク高めてくれます。
コクピットには走りの楽しみを期待させる演出
フォレスターのコクピットはマルチインフォメーションディスプレイとなっていて、アイドリングストップの情報、SI-DRIVE(運転モード)の情報、運転時間などドライバーと車の情報をリアルタイムで表示してくれます。
さらにスバル車の特徴である、エンジン始動時にメーターが振りきれる演出も備えています。走りに妥協しないスバル車の姿勢が見える素敵なコクピットとなっています。
エアコンの吹き出し口の上部には車内の室温や時間などを示すマルチファンクションディスプレイも搭載しています。見やすい4.3インチ大型液晶なので視認性も抜群です。
中央に配置されているので操作性も良くドライバーのみならず助手席の方も簡単に操作できるように工夫されています。
マルチファンクションディスプレイには燃費情報が表示される機能もあるので、エコな走りで燃費がどれだけ伸びるか計測するのも楽しいです。
ステアリングにはパドルシフトも搭載されているので、スバルの魅力である水平対向エンジンを手元で体感することができます。
フォレスターに搭載されているエンジンは通称ボクサーエンジンと呼ばれる世界中で称賛されているエンジンです。今までパドルシフトを使ったことがない方も、是非スバル車のパドルシフトの楽しさを体感してみましょう。
上位グレードには8ウェイパワーシートが標準装備
S-Limited、2.0XT EyeSightで標準装備となるのが運転席と助手席の8ウェイパワーシートです。リクライニング、傾斜、前後をカバーするパワーシートはオプション設定が多い中フォレスターの上位グレードには標準搭載されているのは嬉しいポイントです。
ミリ単位でドライビングポジションを調整できるのでロングドライブでも疲れにくい機能となっています。
オプション設定のウルトラスエードで更なる上質空間へ
全グレードでオプション設定されたウルトラスエードを使った内装の加飾は、見た目も触り心地も高級感たっぷりです。ドライバーと助手席に乗る方の目に付きやすい、コンソールリッドのウルトラスエードのオプション料金は20,520円となっています。
コンソールオーナメントの左右にもウルトラスエード加工のオプションがあります。シフトノブの近くにあたる部分なので変更する満足度は高いです。周囲のメタルパーツとの相性も良いので上質な大人の空間を醸し出します。オーナメントのウルトラスエードのオプション料金は17,280円となっています。
前席のドアグリップのウルトラスエード加飾です。パンチングがハンドルグリップを向上させるので、質感向上だけでなく滑り防止にも役立ちます。ブラックに白のステッチが存在感のある加飾パーツとなっています。前席ドアグリップのウルトラスエードのオプション料金は17,280円となっています。
どのオプションもパンチング加工がされており、フォレスターの標準装備であるブラックの内装にマッチしています。アクティブ派もラグジュアリー派も満足するウルトラスエードの内装加飾は、高級感をプラスするのにお勧めのオプションとなっています。
広いラゲッジスペースと余裕のある室内空間
フォレスターの室内はとても広く、ライバル車であるハリアーやエクストレイルと同等以上の空間となっています。170cmの大人が2人座っても十分な余裕を持つ後席は、レジャーシーンでもファミリーカーとしても大活躍します。
スバル フォレスター | トヨタ ハリアー | 日産 エクストレイル 2列 | |
---|---|---|---|
室内長 | 2,095mm | 1,965mm | 2,005mm |
室内幅 | 1,540mm | 1,480mm | 1,535mm |
室内高 | 1,280mm | 1,220mm | 1,270mm |
荷室最大幅1,535mm、荷室高884mmのラゲッジスペースは505lの大容量となっていて、ゴルフバックであれば横に4つ、室内高の高さも十分なため大型スーツケースも縦に4つも収納することができます。同サイズのSUVとしてはトップの収納力を持つのもフォレスターの魅力です。
4代目 SJ系フォレスターには使い方により2つのシートアレンジが可能
フォレスターのシートアレンジは「分割モード」と「フルモード」の2種類です。
分割モードでは長い荷物を片方に、残り半分の座席はそのままに乗車席として使用することができます。
フルモードではフォレスターの広い荷室を最大限使用できるので大きな荷物を積み込んだり、最大1,827mmの荷室長を活かした車中泊も可能となっています。冬はスノーボード、夏はゴルフなどアウトドアが趣味の方にも十分に対応できる嬉しい広さとなっています。
車内のフォレスターの内装には収納スペースもたっぷり
フォレスターの車内には豊富な収納スペースがあります。レジャーなどのロングドライブでは大変重宝する機能となっています。
2.0i EyeSight以外のグレードに標準装備されているセンタートレイは、サングラスやウェットティッシュなど運転や車のお掃除に使う小物類を収納できます。
フロントの大型ドアポケットはA4サイズの紙やペットボトルも入れられます。使い勝手が良いように広いスペースが取られています。
コンソールボックスには駐車場を使用する際に便利なコインホルダーが付いています。また2.0i EyeSightと2.0i-L以外のグレードには100mm移動するスライド機構があり運転で疲れたドライバーをサポートします。
中には電源ソケットがありUSBで充電も可能です。USB充電に対応しているスマートフォンの充電をしながらドライブを楽しむこともできます。
前席にはカップトレイが2つ装備されています。基本的な装備ですがフォレスターの場合は仕切りを外すことで、小物入れとして利用することも可能となっています。
後席に備えるアームレストにもカップトレイが装備されています。後席にも気が利く装備が充実しているのもフォレスターの魅力です。
そして嬉しいのが床下収納スペースです。アウトドアを楽しんだ後の靴など、床下スペースに収納することで車内を清潔に保つことができます。ファミリーカーとして使用する場合は、子供が砂遊びした靴を床下に収納すれば、車内が砂まみれになることも防げます。
フォレスターの内装はクラストップレベルの使い勝手の良さ
広い室内、同乗者にも気づかいが感じられる装備、必要十分な収納などスバル・フォレスターはクラストップレベルの内装を有しています。
大人5人が乗っても余裕のある室内や、搭乗者を守る走行安全装備のEyeSightが搭載されているフォレスターは新世代のファミリーカーと言える車種になっています。
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