フレアワゴン・フレアワゴンカスタムスタイルの内装
フレアワゴン(FLAIR WAGON)はマツダが2012年から販売している軽トールワゴン車で、スズキのスペーシアからOEM供給を受けています。2013年にフルモデルチェンジを行い、2代目を迎えると同時に都会的な佇まいが特徴のドレスアップモデル「フレアワゴンカスタムスタイル」を発表し、2018年2月に3代目モデルの販売を開始しました。
フレアワゴン・フレアワゴンカスタムスタイルの内装を、シートデザイン・コックピット・安全装備・ラゲッジルーム・おすすめのカスタムパーツについて触れながらまとめていきます。
Mazdaフレアワゴンとフレアワゴンカスタムスタイルのコックピットの違いは?
フレアワゴン「ハイブリッドXG」のコックピット
フレアワゴン「ハイブリッドXS」のコックピット
フレアワゴンカスタムスタイル「ハイブリッドXG」のコックピット
フレアワゴンカスタムスタイル「ハイブリッドXT」のコックピット
上からフレアワゴンのハイブリッドXGとハイブリッドXSのコックピット、フレアワゴンカスタムスタイルのハイブリッドXGとハイブリッドXTのコックピットの画像です。
ベースグレードのフレアワゴンのコックピットは、赤のエアコンルーバーやホワイト系のインパネを採用し、カジュアルでおしゃれなインテリアを演出しています。カスタムスタイルは標準モデルと比べて、ピアノブラックのインパネやシルバー加飾を使うことで上質感が増した印象となっています。
カスタムスタイルのハイブリッドXTにはパドルシフトとクルーズコントロールが標準装備
フレアワゴンでより走りを快適に楽しみたい方には、ステアリングシフトスイッチとクルーズコントロールが標準装備されているカスタムスタイルハイブリッドXTがおすすめです。スポーティな走り味を楽しみながら、高速道路では定速走行が可能となります。
フレアワゴン・フレアワゴンカスタムスタイルのシートはファブリックやレザー調生地を使用!ハイブリッドXS以外は黒の内装色
ゆったりくるろげるシートがフレアワゴンの特徴
フレアワゴンのシートは、フロントもリアも大きなソファに座っているかのようなゆったりとした座り心地です。軽自動車の域を超えた居住性を備えています。
フレアワゴン「ハイブリッドXG」のシート
フレアワゴン「ハイブリッドXS」のシート
フレアワゴンカスタムスタイル「ハイブリッドXT」のシート
上からフレアワゴンのハイブリッドXG・ハイブリッドXS・フレアワゴンカスタムスタイルのハイブリッドXTのシート画像です。
フレアワゴンのハイブリッドXG・ハイブリッドXS・カスタムスタイルのハイブリッドXGのシート生地にはフルファブリックが採用されます。フレアワゴンカスタムスタイルのハイブリッドXSとハイブリッドXTのシートには、メイン素材ファブリックとして一部にレザー調素材が使用されており、スポーティな赤のステッチがポイントとなっています。
フレアワゴンの内装色はボディカラーやモデルによってブラックとベージュに分かれます。ほとんどのモデルはブラック内装ですが、ハイブリッドXS専用色のチアフルピンクメタリックツートンカラーとオフブルーメタリックツートンカラーのみがベージュ内装となります。
フレアワゴン・フレアワゴンカスタムスタイルのラゲッジルームは低床で荷物を積みやすい作り!シートアレンジのパターンもいろいろ
フレアワゴンには積載作業が楽に行える広いテールゲートを採用。荷室開口地上高も510mmと低めに設定されているので、重い荷物も積みやすいのがポイントです。
シートアレンジは外に出ず室内から作業できる
リアシートには荷室側からも操作可能なダブルフォールディング機構と左右独立シートスライド・リクライニング機構を採用しています。スライドドアを開けず荷室での作業で済みます。
2人+長い荷物を載せるときのシートアレンジ
2人+大きな荷物を載せるときのシートアレンジ
フルフラットのシートアレンジ
マツダのフレアワゴンは多彩なシートアレンジでたくさんの荷物を載せられます。2人乗車時にはサーフボードや自転車など、大きな荷物もアレンジ次第でスッキリ収納できます。フルフラットにすれば足を伸ばしてゆったりとくつろげるスペースが出来上がります。
マツダフレアワゴン・フレアワゴンカスタムスタイルの気の利く収納ポイントは車内の様々なスペースに配置
使い勝手抜群のインパネアッパーボックスとインパネボックス
開口部がガバッと大きく開くインパネアッパーボックスは使い勝手抜群です。その下のインパネボックスにはティッシュボックスがすっぽりと収まります。
プッシュ式インパネドリンクホルダー
インパネドリンクホルダーは運転席と助手席それぞれに設置されています。プッシュ式なので使わない時には格納できます。
後席と運転席側に設置されるクォーターポケットとアクセサリーソケット。クォーターポケットは全車に、アクセサリーソケットはハイブリッドXSとカスタムスタイル全車に標準装備されます。
標準装備のインパネセンターポケット
ハザードボタン下のインパネセンターポケットはフレアワゴン全車に標準装備となる収納ポイントです。ちょうどスマートフォンが収まるサイズです。
買い物に便利なショッピングフック
ゴミ袋を引っ掛けるのにも便利なショッピングフックはインパネ付近に設置してあります。なお、フックの耐荷重は2kgまでとなっています。
替えの靴などを収納できるシートアンダーボックス
助手席の足元には替え靴などの収納に使えるシートアンダーボックスがあります。フレアワゴンの全グレードに標準装備されます。
フレアワゴン・フレアワゴンカスタムスタイル車内を快適にする様々な空調・暖房装備いろいろ
エアフィルター付きで抗菌処理タイプのフルオートエアコンは、フレアワゴン・フレアワゴンカスタムスタイルの全モデルに標準装備されています。その他、風量をコントロールできるエアコン吹き出し口のルーバーやアイドリング中も涼しさを維持するエコクール、後部座席まで暖かいリアヒーターダクトも標準装備となります。
座面からぽかぽかと温まるシートヒーターは、運転席がHYBRID XG 4WD車・HYBRID XS・カスタムスタイル全車に、助手席がHYBRID XS 4WD車・カスタムスタイル4WD全車に標準装備となっています。
フレアワゴン・フレアワゴンカスタムスタイルは全グレードがサポカーSに該当!先進機能がドライバーの安全運転をサポート
フレアワゴンは全てのグレードが「サポカーSワイド」に該当します。デュアルセンサーブレーキサポートや車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能など様々な安全機能を搭載し、あらゆる危険からドライバーや同乗者を守ってくれます。
カスタムパーツでフレアワゴンやフレアワゴンカスタムスタイルをもっとおしゃれにドレスアップ!
インパネは「ガンメタ」「ピンク」「ブラウン」「ライトブルー」
インパネアッパーボックスとインパネカラーパネルは、ガンメタ・ピンク・ブラウン・ライトブルーの全部で4カラーがラインナップしています。ボディカラーとの組み合わせでおしゃれにドレスアップができます。
インパネと同じカラーでウィンドースイッチガーニッシュやルームミラーカバーを用意
ウィンドースイッチガーニッシュやルームミラーカバーも、インパネ類と同じ4タイプが勢ぞろいしています。インテリア全体の統一感にこだわるなら4点セットでカスタムするのがおすすめです。
ステアリングカバーは「ブラック」「ベージュ」の2タイプ
本革のステアリングホイールカバーはブラックとベージュの2種類から選べます。高級感のある見た目で、握り心地がよくハンドリングも向上します。
シートカバーは全部でアイボリー・ブラウン・ブラックの3種類あります。アイボリーは革調でしっかりとした生地です。
ハンドルカバーは「ブラック」「レッド」の2タイプ
ドアハンドルや乗降グリップには本革製のカバーが用意されています。カラーはブラックとレッドの2タイプで、握りやすさがアップするのはもちろん、インテリアのアクセントにもなります。
6カラー用意されたユーティリティーカラーリングフック
ラゲッジルームに設置されているユーティリティナットに取り付け可能なユーティリティカラーリングフックは、オレンジ・クリア・グリーン・ピンク・ブルー・レッドの6カラーから選べます(ラゲッジバーとの同時装着不可)。
フレアワゴン・フレアワゴンカスタムスタイルの内装は男性にも女性にも受け入れられるデザイン
スタンダードモデルはカジュアルなデザイン、カスタムスタイルは黒を基調としたスタイルと、グレードごとに違った表情を見せてくれるフレアワゴンは、男女問わず自分好みのデザインを選べます。カスタムパーツがカラバリ豊富なので、カスタム初心者のユーザーも理想の内装にドレスアップできるのも大きな魅力でしょう。
フレアワゴン・フレアワゴンカスタムスタイルはこうしたデザイン性の高さだけでなく、運転しやすいコックピット設計やラゲッジルーム・収納スペースの実用性など、ユーティリティ面の高さも認められています。フレアワゴン専用の車中泊アイテムも販売されており、レジャーにもぴったりです。今後も幅広い層から愛されるロングセラーカーとなることが期待されます。