フレアクロスオーバーにおすすめのタイヤ 低燃費タイヤとSUVタイヤの選び方
ここで紹介するのは、フレアクロスオーバーの純正サイズ165/60R15に適合するタイヤです。現行の2代目は、2WD・4WD、ターボの有無、グレードを問わず、全車が165/60R15を装着しています。
フレアクロスオーバーはスズキ・ハスラーのOEM車で、2020年2月にフルモデルチェンジしました。2024年5月の一部改良ではグレード名から「HYBRID」の呼称が外れて「XG」「XS」「XT」となり、タフなデザインの「ZS」「ZT」が加わりました。2026年6月の商品改良ではフロントデザインの刷新と安全装備の強化が行われましたが、タイヤ・ホイールに関する変更は発表されていません。全車にマイルドハイブリッドを搭載し、WLTCモード燃費は20.4~24.3km/Lです。この燃費性能を保てるかどうかは、タイヤの転がり抵抗に左右されます。
タイヤ選びの分かれ目は、通勤や買い物など舗装路が中心か、キャンプや林道など未舗装路にも出かけるかです。舗装路中心なら低燃費タイヤ、アウトドア用途や見た目のカスタムを重視するならSUVタイヤが候補になります。
低燃費タイヤ選びで確認したいラベルの見方
国内で販売される夏用の低燃費タイヤには、日本自動車タイヤ協会(JATMA)のラベリング制度による等級が表示されています。「AA/c」のように、前半が転がり抵抗性能(燃費への影響)、後半がウェットグリップ性能(濡れた路面での止まりやすさ)を表します。
| 項目 | 等級 | 意味 |
|---|---|---|
| 転がり抵抗性能 | AAA・AA・A・B・C | 左ほど転がり抵抗が小さく、燃料消費を抑えやすい。Aまでが低燃費タイヤ |
| ウェットグリップ性能 | a・b・c・d | 左ほど雨の日のブレーキ性能が高い。dでも一定の基準は満たしている |
燃費を最優先するなら転がり抵抗「AA」、雨の日の安心感を重視するならウェットグリップ「b」以上が目安です。WLTCモード燃費22km/L前後のフレアクロスオーバーで月1,000km走ると、ガソリン消費量は約45Lになります。転がり抵抗の等級差による燃費の違いは数パーセント程度ですが、走行距離が多い使い方ほど差が積み重なります。
フレアクロスオーバーにおすすめの低燃費タイヤ5選

転がり抵抗性能が「A」「AA」の、エネルギーロスの少ない低燃費タイヤを集めました。マイルドハイブリッドの燃費性能を生かしたい通勤・街乗り中心の使い方に向いています。軽自動車は小回りや据え切り(停車中のハンドル操作)が多く、タイヤの外側だけが減る偏摩耗が起きやすいため、耐偏摩耗性能にも注目して選ぶとタイヤを最後まで使い切れます。
ブリヂストン エコピアNH100 Cは低燃費性能とウェット性能・ライフ性能を両立することでフレアクロスオーバーの安全な走りを実現
BRIDGESTONE ECOPIA NH100 C 165/60R15 77H
小回りや据え切りによる偏摩耗(片減り)に強い軽・コンパクト専用設計のブリヂストン エコピア NH100 C
| 車種 | フレアクロスオーバー |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ECOPIA NH100 C |
| タイヤサイズ | 165/60R15 |
| タイヤ外径 | 579mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 77 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | A/b |
| 値段 | 10,770円~(2026年調べ) |
ブリヂストンのECOPIA NH100 C(エコピア エヌエッチヒャク シー)は、軽・コンパクトカー専用設計の低燃費タイヤです。ショルダーブロックの剛性を高めて、小回りや据え切りによる偏摩耗を抑えています。ウェットグリップ「b」を確保しており、雨の日の安心感と燃費のバランスが取れています。現在は後継のECOPIA NH200 Cが2022年2月から発売されているため、NH100 Cは流通在庫が中心です。同じ性格のタイヤを新しい世代で選びたい場合は、後継モデルもあわせて比較するとよいでしょう。
ダンロップ エナセーブ EC204は優れた低燃費性能の実現とともに耐摩耗・偏摩耗性能の追求によりフレアクロスオーバーの経済性を高める
DUNLOP ENASAVE EC204 165/60R15 77H
OUT側の大きなブロックがカーブの際の接地圧の集中による偏摩耗を抑えるダンロップ エナセーブ EC204
| 車種 | フレアクロスオーバー |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | ENASAVE EC204 |
| タイヤサイズ | 165/60R15 |
| タイヤ外径 | 579mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 77 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | AA/c |
| 値段 | 8,140円~(2026年調べ) |
ダンロップのエナセーブ EC204(イーシー ニーマルヨン)は、長持ちを重視したスタンダードな低燃費タイヤです。カーブで荷重が集中しやすいOUT側のブロックを大きくし、偏摩耗を抑えてタイヤを均一に使い切れる設計です。転がり抵抗「AA」の燃費性能と手ごろな価格帯を両立しており、通勤で毎日距離を走る使い方に向いています。2026年2月には、ウェットブレーキ性能を約6%高めた後継のエナセーブ EC205が発売されています。雨の日の制動力を重視するなら、後継モデルとの比較も有効です。
ヨコハマ ブルーアース AE-01は環境だけでなくドライバーにも優しいフレアクロスオーバーの安全性や快適性に配慮した低燃費タイヤ
YOKOHAMA BluEarth AE-01 165/60R15 77H
センターリブのドルフィングルーブが排水性や偏摩耗性能の向上に貢献するヨコハマ ブルーアース AE-01
| 車種 | フレアクロスオーバー |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | BluEarth AE-01 |
| タイヤサイズ | 165/60R15 |
| タイヤ外径 | 579mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 77 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | AA/c |
| 値段 | 7,910円~(2026年調べ) |
ヨコハマのBluEarth AE-01(ブルーアース エーイーゼロワン)は、転がり抵抗性能「AA」を取得したスタンダードな低燃費タイヤです。センターリブに刻まれたドルフィングルーブが排水性を高め、偏摩耗も抑えます。車外に漏れる走行音の低減にも配慮されており、住宅街を走る時間が長い使い方に合います。5選の中でも価格帯が手ごろなため、購入費用を抑えながら燃費性能も確保したい場合の有力候補です。ウェットグリップは「c」のため、雨天の高速道路を走る機会が多い場合は、b以上のタイヤと比較して選ぶと安心です。
ダンロップ ルマン5は低燃費タイヤでありながら二大技術が不快なノイズを軽減してフレアクロスオーバーの静かで快適な走りを実現
DUNLOP LE MANS V 165/60R15 77H
外側ブロックの剛性の向上によって耐偏摩耗性能にもしっかり対応するダンロップ ルマン5
| 車種 | フレアクロスオーバー |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | LE MANS V |
| タイヤサイズ | 165/60R15 |
| タイヤ外径 | 579mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ/コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 77 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | AA/c |
| 値段 | 9,000円~(2026年調べ) |
ダンロップのLE MANS V(ルマン ファイブ)は、静粛性を重視したコンフォート寄りの低燃費タイヤです。パターンノイズを抑えるSHINOBIテクノロジーと、タイヤ内部の特殊吸音スポンジ「サイレントコア」の二つの技術で、ロードノイズとパターンノイズを低減しています。軽自動車は車体が小さい分、路面からの音が室内に届きやすく、高速道路を使う遠出で静かさの差が表れます。現在は後継のLE MANS V+(ルマン ファイブ プラス)が発売されているため、LE MANS Vは流通在庫が中心です。静粛性と燃費を両立したい場合の選択肢として、後継モデルとあわせて検討してください。
ファルケン シンセラ SN832iは低燃費性能とウェット性能をバランスしながらフレアクロスオーバーのリニアなハンドリングを実現
FALKEN SINCERA SN832i 165/60R15 77H
真円プロファイルが不要なエネルギーロスを抑えて優れた低燃費性能を実現するファルケン シンセラ SN832i
| 車種 | フレアクロスオーバー |
|---|---|
| メーカー | ファルケン |
| ブランド | SINCERA SN832i |
| タイヤサイズ | 165/60R15 |
| タイヤ外径 | 579mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 77 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | A/b |
ファルケンのSINCERA SN832i(シンセラ エスエヌハチサンニアイ)は、分子レベルでゴムの配合を設計する4D NANO DESIGNのコンパウンドにより、転がり抵抗を抑えながらウェットグリップ「b」を確保したスタンダードタイヤです。真円に近い断面形状(真円プロファイル)が変形によるエネルギーロスを抑え、ハンドル操作に対して素直に反応します。ファルケンはダンロップと同じ住友ゴム工業のブランドで、国内メーカーの品質を保ちつつ価格を抑えたい場合の比較対象になります。
フレアクロスオーバーにおすすめのオンロード/オフロードタイヤ5選
アウトドア志向の使い方には、舗装路向けのハイウェイテレーン(H/T)、未舗装路にも対応するオールテレーン(A/T)、泥道に強いマッドテレーン(M/T)などのSUVタイヤが合います。ブロックの大きなトレッドやホワイトレターは、フレアクロスオーバーのアウトドアらしい外観をさらに引き立てます。一方で、低燃費タイヤと比べると転がり抵抗とロードノイズが大きくなる傾向があります。週末のキャンプや林道走行が目的なら満足度が高く、毎日の通勤で燃費を最優先したい場合は後悔しやすい組み合わせです。
SUVタイヤの一部にはM+S(マッド&スノー)の表示がありますが、ぬかるみや浅い雪を想定した表示で、凍結路面での性能はスタッドレスタイヤに及びません。冬に雪道や凍結路を走る地域では、4WD車のスノーモードがあっても、別途スタッドレスタイヤを用意してください。
ヨコハマ ジオランダーCVは優れたトータル性能によりフレアクロスオーバーの街中での走りに加えてロングドライブも可能に
YOKOHAMA GEOLANDAR CV G058 165/60R15 77H
専用の点対称パターンが偏摩耗を抑えて優れたウェット性能や静粛性を発揮するヨコハマ ジオランダーCV
| 車種 | フレアクロスオーバー |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | GEOLANDAR CV G058 |
| タイヤサイズ | 165/60R15 |
| タイヤ外径 | 579mm |
| タイヤの種類 | SUVタイヤ(ハイウェイテレーン) |
| ロードインデックス | 77 |
| 速度記号 | H |
| 値段 | 8,860円~(2026年調べ) |
ヨコハマのGEOLANDAR CV G058(ジオランダー シーブイ ジーゼロゴーハチ)は、クロスオーバーSUV向けのグランドツーリングタイヤです。舗装路での快適性を重視したハイウェイテレーンタイヤで、専用の点対称パターンが偏摩耗を抑え、ウェット性能と静粛性を確保しています。SUVらしい足元の雰囲気を残しつつ、高速道路を使う帰省や長距離ドライブも快適にこなせます。5選の中では燃費やロードノイズへの影響が小さく、低燃費タイヤからの乗り換えでも違和感が出にくい一本です。
ヨコハマ ジオランダーA/Tは優れたオフロード性能を発揮するとともにオンロードではフレアクロスオーバーの静かで快適な走りを実現
YOKOHAMA GEOLANDAR A/T G015 165/60R15 77H
アグレッシブなパターンが不整地や未舗装路で高い運動性能と耐久性を実現するヨコハマ ジオランダーA/T
| 車種 | フレアクロスオーバー |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | ジオランダー A/T G015 |
| タイヤサイズ | 165/60R15 |
| タイヤ外径 | 579mm |
| タイヤの種類 | SUVタイヤ(オールテレーン) |
| ロードインデックス | 77 |
| 速度記号 | H |
| 値段 | 10,090円~(2026年調べ) |
ヨコハマのGEOLANDAR A/T G015(ジオランダー エーティー ジーゼロイチゴ)は、舗装路と未舗装路の両方に対応するオールテレーンタイヤです。泥や砂利の路面でトラクション(路面を蹴る力)を発揮しつつ、舗装路での耐摩耗性と操縦安定性も確保しています。トレッドに手を当てると、ブロックのエッジが立った硬質な手触りで、砂利道でしっかり路面をつかむ設計であることが伝わります。キャンプ場までの未舗装路を走るが、普段は舗装路が中心という使い方にちょうどよいバランスです。
トーヨータイヤ オープンカントリー R/Tはアウトドアを楽しむフレアクロスオーバーのためのMTタイヤとATタイヤの特性を備える
TOYO TIRES OPEN COUNTRY R/T 165/60R15 77Q
「起伏のある」地形や路面を意味するラギットテレーンに対応するトーヨータイヤ オープンカントリー R/T
| 車種 | フレアクロスオーバー |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | オープンカントリー R/T |
| タイヤサイズ | 165/60R15 |
| タイヤ外径 | 579mm |
| タイヤの種類 | SUVタイヤ(ラギッドテレーン) |
| ロードインデックス | 77 |
| 速度記号 | Q |
| 値段 | 10,500円~(2026年調べ) |
トーヨータイヤのOPEN COUNTRY R/T(オープンカントリー アールティー)は、マッドテレーンの悪路性能とオールテレーンの快適性を組み合わせた「ラギッドテレーン」タイヤです。センター部で操縦安定性を確保し、ショルダー部のブロックで泥や土を排出するハイブリッドデザインを採用しています。速度記号Qは最高速度160km/hに対応しており、高速道路の法定速度域での走行に問題はありません。ゴツゴツしたショルダーブロックはフェンダーの下から存在感を放ち、見た目のカスタム効果は大きいタイヤです。一方でロードノイズは低燃費タイヤより明らかに大きくなるため、通勤中心の使い方では割り切りが必要です。
ナンカン マッドスター ラジアル M/Tは立体的なブロックパターンとレイズドホワイトレターがフレアクロスオーバーのオフロード感をUP
NANKANG MUDSTAR RADIAL M/T 165/60R15 77S
白い文字が高く浮き上がったレイズドホワイトレター(RWL)が刻印されたナンカン マッドスターラジアル M/T
| 車種 | フレアクロスオーバー |
|---|---|
| メーカー | ナンカン |
| ブランド | MUDSTAR RADIAL M/T |
| タイヤサイズ | 165/60R15 |
| タイヤ外径 | 579mm |
| タイヤの種類 | SUVタイヤ(マッドテレーン) |
| ロードインデックス | 77 |
| 速度記号 | S |
| 値段 | 12,720円~(2026年調べ) |
ナンカンのMUDSTAR RADIAL M/T(マッドスター ラジアル エムティー)は、悪路走破性とドレスアップ効果を両立したマッドテレーンタイヤです。立体的なブロックパターンが泥や砂を噛み込んで前に進む力を生み出します。サイドウォールのレイズドホワイトレター(RWL)は、間近で見ると文字が一段盛り上がっており、塗装の白文字とは違う立体感があります。速度記号Sは最高速度180km/h対応です。舗装路では走行音が大きく燃費も低下しやすいため、見た目のカスタムとアウトドア性能を優先する場合に向いています。
ナンカン Rollnex N-889は計算されたブロックパターンがあらゆるコンディションの路面でフレアクロスオーバーのパワフルな走りを実現
NANKANG N-889 165/60R15 77S
路面からの振動をショルダーとサイドウォールで吸収して車体のガタ揺れを抑えるRollnex ナンカン N-889
| 車種 | フレアクロスオーバー |
|---|---|
| メーカー | ナンカン |
| ブランド | N-889 |
| タイヤサイズ | 165/60R15 |
| タイヤ外径 | 579mm |
| タイヤの種類 | SUVタイヤ(マッドテレーン) |
| ロードインデックス | 77 |
| 速度記号 | S |
ナンカンのRollnex N-889(ロールネックス エヌハチハチキュウ)は、タフなトレッドパターンが特長のマッドテレーンタイヤです。悪路で強いトラクションを発揮し、ショルダーとサイドウォールが路面からの振動を吸収して車体の揺れを抑えます。165/60R15にはホワイトレター(WL)が設定されており、マッドスター M/Tと同様にドレスアップ効果も狙えます。舗装路での静粛性と燃費はSUVタイヤの中でも不利な部類のため、アウトドアでの見た目と走破性に振り切った使い方に向いています。
インチアップする場合のサイズと注意点
フレアクロスオーバーの純正165/60R15に対し、インチアップでは165/50R16、165/45R17、165/40R17などが候補になります。外径の目安は次のとおりです。
| タイヤサイズ | ホイール径 | タイヤ外径(計算値) | 純正との差 |
|---|---|---|---|
| 165/60R15(純正) | 15インチ | 579mm | ±0mm |
| 165/50R16 | 16インチ | 571mm | -8mm |
| 165/45R17 | 17インチ | 580mm | +1mm |
| 165/40R17 | 17インチ | 564mm | -15mm |
インチアップすると、タイヤの側面が薄くなる分、足元の見た目は引き締まりますが、段差での突き上げは強くなります。外径が小さくなるサイズでは最低地上高がわずかに下がり、未舗装路での余裕が減ります。また、インチアップサイズには、ロードインデックス(1本あたりの負荷能力)が純正の77を下回る製品があります。XL規格(エクストラロード)などで77以上を確保できる銘柄を選び、XL規格では負荷能力に合わせて空気圧を設定してください。アウトドア用途で乗り心地と悪路での安心感を重視するなら、純正の15インチのまま銘柄で個性を出すほうが満足度は高くなります。
パンク修理キット搭載車で見落としやすいタイヤ交換時期
フレアクロスオーバーはスペアタイヤを搭載せず、パンク修理キットを標準で備えています。ジャッキやホイールレンチも標準では含まれていません。パンク修理キットは、サイドウォールの損傷やタイヤのバーストには対応できません。溝の浅いタイヤやひび割れの進んだタイヤで林道やキャンプ場の砂利道を走ると、その場で走行不能になるリスクが高まります。
溝の深さは、残り溝1.6mmで現れるスリップサインが出る前に交換するのが原則です。未舗装路や雨の日の走行が多い場合は、余裕を持って残り溝4mm前後を交換の目安にすると、排水性とトラクションの低下を防げます。JATMAは、使用開始後5年以上経過したタイヤの点検を推奨しています。走行距離の少ないセカンドカーでも、サイドウォールのひび割れや製造年週(サイドウォールの4桁の数字)をあわせて確認してください。
フレアクロスオーバーはアウトドアにうれしい機能が充実

フレアクロスオーバーは、随所にアウトドアを意識した機能を装備しています。ラゲッジフロアとリアシート背面には汚れや水分を拭き取りやすい素材が使われ、ラゲッジアンダーボックスは取り外して丸洗いできます。泥の付いたキャンプ道具や濡れたレジャー用品も気兼ねなく積み込めます。
4WD車には、滑りやすい路面でエンジントルクを抑えて空転を防ぐスノーモードと、下り坂で車速を約7km/hに保つヒルディセントコントロールが標準装備されています。これらの電子制御は、タイヤが路面をつかむ力を前提に働くため、溝の減ったタイヤでは本来の効果を発揮しにくくなります。オールテレーンやマッドテレーンのタイヤと組み合わせると、ぬかるんだキャンプ場や砂利の坂道での安心感が高まります。姉妹車のハスラーでは、新車装着タイヤにダンロップの低燃費タイヤ「エナセーブ EC300+」が採用されています。純正タイヤの乗り味を基準にするなら、同じ低燃費系から選ぶと違和感が少なく済みます。
タイヤ選びの際は、ロードインデックス(荷重指数)が純正の77以上のモデルを選んでください。165/60R15は全グレード共通のサイズですが、前のオーナーが社外ホイールに交換している中古車もあるため、運転席ドア開口部のラベルと、現在装着しているタイヤのサイドウォールの表示を確認してから購入すると確実です。













