コンパスのモデルチェンジ・マイナーチェンジ・特別仕様車情報
ジープ コンパスは、2012年3月に日本で発売されたジープブランドのエントリーモデルで、2017年10月30日に2代目ジープ コンパスへとモデルチェンジ。日本では2013年5月以来のモデルチェンジで、現行モデルから大幅な改良が行われました。
モデルチェンジした新型ジープ コンパスのエクステリアやインテリア、搭載エンジンや装備、発売日、価格帯を紹介。
JEEPコンパス限定車「ナイトイーグル」を2022年9月8日から240台限定発売
JEEPコンパスにブラックカラーをアレンジした限定車「コンパス ナイトイーグル」を2022年9月8日から発売します。
黒を基調とした内外装・アクセントパーツや専用アルミホイールが用意された240台の限定車で、ボディカラーは「グレーマグネシオメタリック」と「ブリリアントブラッククリスタル」の2種類が用意されています。
「コンパス・ナイトイーグル」の価格は479万円からとなっています。
新型コンパスにプレミアム装備を設定した特別仕様車Sモデルを限定250台設定
新型コンパスに更なる上級感をプラスした限定車、Sモデルを2021年11月6日に設定。ボディカラーはブライトホワイトとブリリアントブラッククリスタルで、ホワイトは150台、ブラックは100台限定です。
ジープコンパス限定車Sモデルの特別装備
- ブラックフロントグリル
- ボディ同色フロントフェイシア
- ボディ同色ホイールフレア
- ボディ同色シンモールディング
- グラナイトアクセント付きボディ同色フロントバンパー
- グレイカラーウインドウモールディング
- グレイカラールーフ
- ブラックルーフレール
- グレイカラードドアミラー
- 限定モデルのSバッジ
- グラナイトエクステリアバッジ
- 19インチアルミホイール
- 235/45R19タイヤ
- グレイアクセントステッチインテリア
- プレミアムレザーシート
- ベンチレーテッドフロントシート
- ブラックヘッドライナー
コンパスの限定車Sモデルの発売は2021年11月6日で、販売価格は4,630,000円です。ベースのLimitedグレードの装備に加え、特別な装備を標準設定する、とてもお得なモデルです。
ジープコンパスが2021年4月にマイナーチェンジを発表
ジープが発売するミドルレンジSUVのコンパスが2021年4月にビッグマイナーチェンジしました。
フロントのエアインテークが左右に拡張されたのがエクステリアの変化の特徴で、伸びやかなシルエットに進化しています。
パワートレインにはガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、プラグインハイブリッドを設定。トランスミッションには6速MT、デュアルドライクラッチトランスミッション、6速ATの3種類を設定。用意するグレードはSport、Longitude、Limited、S、Trailhawkの5つを設定するバラエティーに富んだラインナップになっています。
新型コンパスについて、日本市場で2021年6月に販売開始され、2021年9月16日には、ロンジチュードとリミテッドグレードへジープ純正のナビゲーションを標準装備する改良を実施しています。
コンパスのPHEVモデル「コンパス 4xe」が公開 日本円で約516万円から
コンパスのプラグインハイブリッド(PHEV)モデルが2020年7月2日に初公開。11.4kWhのバッテリーを搭載してEV航続距離は50kmを達成する実用性の高いモデルになっています。
パワートレインは同時に公開されたレネゲード 4xeと同じく、システム最高出力が190hp、0-100km/h加速7.5秒のモーターを活かした軽快な動力性能が特徴です。
デリバリーはイタリアから始まり、車両価格は日本円で約516万円に設定されました。イタリアの後はベルギー、オランダ、スペイン、フランスなど欧州各国で判ば売る計画で、日本市場で販売するのかどうかは正式なアナウンスがないため不透明です。
しかし日本では苦戦する輸入車に中でもジープがシェアを伸ばしているため、今後販売する可能性は高いと考えます。
ジープ・コンパスに限定車「Jeep Compass Trailhawk」が登場!
FCAは2020年4月2日、ジープ・コンパスの限定車として「Jeep Compass Trailhawk」を発表しました。発売日は2020年4月18日で、100台限定となります。価格は4,220,000円です。
Jeep Compass Trailhawkには、この限定車だけのグレーマグネシオメタリックP/Cをボディカラーとして設定。ダークグレーのドアミラーやフォグランプベゼル、ブラックフロントグリルを搭載したクールな一台です。
インテリアカラーは精悍な印象のブラックです。ヒルディセントコントロールやジープ・アクティブドライブロー、スキッドプレート、専用デザインの17インチアルミホイールが特別装備となっています。
ジープ・コンパスにプラグインハイブリッドが登場!
ジープ・コンパスのプラグインハイブリッドモデル「コンパス4xe」が、イタリア・トリノにある工場からスウェーデンのアリエプローグまで、3800kmのテスト走行を実施しました。コンパス4xeは2020年春にヨーロッパで発売される見込みです。
コンパス4xeはジープブランド初のPHVで、パワートレインはシステム全体で240hp を発揮する1.3L直列4気筒ガソリンターボエンジンとモーターの組み合わせ。最高速は200km/h、EVモードでの最高速は130km/hに到達します。自分好みの走り味を選べるドライブモードも搭載。CO2排出量50g/km以下に抑えており、環境性能にも配慮された一台となっています。
欧州市場では発売を記念した「コンパス4xeファーストエディション」がラインナップし、モデルはSトリムベースの「アーバン」、Trailhawkトリムベースの「オフロード」が展開する予定。キャビンには8.4インチタッチスクリーンや7インチTFTディスプレイを備えます。
バイキセノンヘッドライト、パーキングセンサーやブラインドスポット、パークアシスト、住専用ケーブル、リアカメラなども装備。車両には5年間、バッテリーは8年間の保証つきです。
ジープコンパスの限定車「Compass S Model(エス・モデル)」が新登場!
FCAジャパン株式会社は2019年10月19日よりジープコンパスの特別仕様車として「Compass S Model(エス・モデル)」を発売します。コンパスSモデルは洗練されたアーバンスタイルの内外装が目をひく一台で、価格は4,370,000円です。
車体色はヴォーカルホワイトとミニマルグレーでそれぞれ80台ずつ、限定160台での販売となります。ブラックペイントルーフを装備し、エクステリアバッジやベゼルにグラナイト(御影石)カラーをあしらったシックなスタイルです。
インテリアもグレーのアクセントステッチをあしらった落ち着きのあるデザイン。シートはブラックのフルレザーで、フロントにはシートヒーターが装備されます。荷室はパワーリフトゲートで積載性に優れています。アルミホイールは19インチサイズが設定され、コンパスの足回りの印象をグッと引き締めます。
限定車ならではのデザインも魅力ですが、Compass S Modelは安全性能も充実。車線逸脱警報やブラインドスポットモニター、リアバックアップカメラなどの先進装備を備えます。
ジープ・コンパスに特別限定車「Jeep Compass Trailhawk」が発売
ジープ・コンパスの限定車「ジープ コンパス トレイルホーク(Jeep Compass Trailhawk)」が、2019年9月7日から発売されることが発表されました。車両価格は4,136,400円で、152台限定(ブリリアントブラッククリスタルP/C:72台、モハベサンド:C/C80台)となります。
トレイルホークは本格オフロード走行に耐えるスペックを有したモデルで、高いオフロード性能が認められた証「Trail Rated」バッジを獲得しています。
また、「クラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付前面衝突警報」「バイキセノンヘッドライト」「ブラインドスポットモニター」「Parkviewリアバックアップカメラ」「LaneSense車線逸脱警報プラス」などのセーフティシステムも完備。上級モデルのLimitedに劣らない安全性能もジープ コンパス トレイルホークの魅力です。
ボディカラーはブリリアントブラッククリスタルとモハベサンドの2種類。ブリリアントブラッククリスタルではルーフカラーがボディと同じブラックになります。
特に標準仕様と異なるのはフロントデザインで、ブラック塗装のパーツをあちこちに採用。マットブラックボンネットデカールが精悍な印象を受けます。
ジープ コンパス トレイルホークは多彩な特別装備を有します。インテリアカラーはスポーティーなブラックで、トレイルホークのロゴ入りレザー×ファブリックのシートを装備。足元のラバーフロアマットで悪天候時に乗車する際も汚れが気になりません。
アルミホイールは17インチで、こちらもトレイルホーク専用デザインが採用されています。
エンジン | 直列4気筒 マルチエア 16バルブ |
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トランスミッション | 電子制御式9速AT |
駆動方式 | 4輪駆動 |
最高出力 | 129(175ps)/6,400(ECE) |
最大トルク | 229(23.4kg・m)/3,900(ECE) |
全長 | 4,410mm |
全幅 | 1,810mm |
全高 | 1,665mm |
ホイールベース | 2,635mm |
価格 | 4,136,400円 |
ジープコンパス特別仕様車「モハベ・サンド・エディション」が全国限定100台で販売開始 砂漠をモチーフにしたサンドカラーで3,690,000円から
ジープコンパスの特別限定車「モハドサンドエディション」が全国限定100台で2019年3月9日から販売開始しました。
ベースはエントリーグレードのロンジチュードで、ボディカラーには「モハベサンド」インテリアーカラーには「ブラック/サンドストーム」を採用、どちらも専用の限定色で希少性の高い1台になるでしょう。
ジープコンパス「モハドサンドエディション」の主要装備
- ブラックペイントルーフ
- オートハイビームヘッドライト
- ブラックルーフレール
- コーナリングフロントフォグランプ
- LEDテールランプ
- 雨量感知機能ワイパー
- 17インチアルミホイール
- オーディオナビゲーションシステム
- フルカラー7インチマルチビューディスプレイ
- 革巻きステアリングホイール
- 可倒式助手席
- 助手席下収納
- アダプティブクルーズコントロール
- 車線逸脱警報プラス
- リアヤバックアップカメラ
- 前面衝突警報
- ブラインドスポットモニター
- リアクロスパスディテクション
- フロント・リアパークアシスト
- 縦列・並列パーキングアシスト
インテリアには8.4インチのタッチパネル式モニターが標準装備されています。Apple CarplayやAndroid Auto対応なのでスマートフォンと接続するだけでナビゲーションシステム導入できるのは嬉しいです。
ストップ&ゴー機能付きのクルーズコントロールも搭載するため、長距離運転の疲労も軽減してくれます。
輸入車は国産車と比較すると安全装備が脆弱といわれていますが、ジープは車線逸脱警報や前方衝突警報など充実の内容になっています。パーキングアシストも装備できるため、大きなボディでも取り回しに苦労することも少ないでしょう。
新型コンパスが商品改良を行い最上級グレードにSTART&STOPシステムを採用し燃費が23%向上
ジープの新型コンパスが2019年1月17日に商品改良を行いました。内容な最上級グレードの「リミテッド」にSTART&STOPシステム(アイドリングストップ)を採用することで燃費性能が23%向上してJC08モード燃費11.8km/Lになったことです。
さらに従来モデルでは有料オプションだったパワーリフトゲートを標準装備しながらも販売価格は据え置きの4,190,000円というのが嬉しいです。
今回は中間グレードのロンジチュードにも改良を行い、最上級グレードのリミテッドと同じ運転支援装備を与え、雨量感知機能ワイパー、オートハイビームヘッドライトも標準装備しています。ロンジチュードは安全性が頼りなかっただけに今回の改良でより魅力的な車になりました。
車両販売価格は180,000円高になりましたが、改良の内容をみるととてもお得になっています。
ジープのSUV新型コンパスに特別仕様車「リミテッド・ブラックルーフ・エディション」を2018年10月12日追加設定
ジープは2018年10月12日にコンパスの最上級グレードのリミテッドをベースにした特別仕様車「ジープ・コンパス ブラックルーフエディション」を190台限定で販売しました。
ブラックルーフエディションの特徴はリミテッドグレードで初めてブラックルーフの2トーンカラーを採用したこと、インテリアにも初採用のメッシュクロスとレザーのコンビシートを採用したこと、そして特別限定ボディカラーの「グレーマグネシオメタリック」を設定したことです。
ブラックルーフエディションはボディサイズや装備などのスペックはリミテッドグレードと同じで4,130,000円から販売しました。通常のリミテッドグレードが4,190,000円で販売されていることから、実質60,000円値下げされたお買い得な特別仕様車になっています。
ヴォーカルホワイトの2トーンカラー仕様車が95台、グレーマグネシオメタリックの2トーン仕様車が95台の合計190台が全国限定で販売されるため、購入希望の方は早めにディーラーへお問合せしましょう。
新型ジープ コンパスのエクステリアは伝統の7スロットグリルを採用して正当進化
新型ジープ コンパスのエクステリアは、JEEPといえばお馴染みの7スロットグリル、台形ホイールアーチを搭載し、ヘッドライトにはオートレベリング機能つきのHIDヘッドライトを装備しています。
LONGITUDEグレードからは、ルーフカラーがブラックになり、ブラックのルーフレールも装備されます。テールランプはLEDが装備されていて視認性が良くて後続車から見やすいだけではなく省電力にも貢献しています。
ボディカラーは、「エグゾティカレッド」「ヴォーカルホワイト」「ブリリアントブラッククリスタル」「ハイドロブルー」「ミニマルグレー」「ブロンズメタリック」の全6色で、スポーツグレードはルーフもボディと同色のモノトーンカラーになり、LONGITUDEグレードからはブラックルーフのツートンカラーになります。
ボディサイズは全長4,400mm、全幅1,810mm、全高1,640mmで、初代モデルより全長が75mm短くなり、全高が25mm低くなりました。
全長 | 4,400mm |
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全幅 | 1,810mm |
全高 | 1,640mm |
新型ジープ コンパスはホワイトとブラックのコンビシートを採用した明るいインテリアが特徴
新型ジープ コンパスのインテリアは、ホワイトとブラックのコンビシートを採用し、ブラックのインテリアパネルを使用した上質なデザインになっています。
後部座席付近にはサンルーフが装備されていて、明るい車内を提供してくれるだけではなく青空を見ながらのドライブ、夜に山頂などに停まって車内から夜空を見ることもできます。
LONGITUDEグレードからはステアリングホイールが革巻きになり、LIMITEDグレードでは4WDのセレクテインシステム、レザーシートに運転席へ8ウェイのパワーシートが装備されます。
新型ジープ コンパスは最高出力が175PS・最大トルク230Nmの2.4Lエンジンを搭載
搭載エンジンはSPORT(スポーツ)、LONGITUDE(ロンジチュード)、LIMITED(リミテッド)3モデルとも2.4L直列4気筒エンジンで、最高出力が175PS、最大トルクは230Nmあります。
LONGITUDEまではFF2輪駆動、LIMITEDでは4WDになっています。トランスミッションは、2WDモデルが電子制御式6速AT、4WDモデルが電子制御式の9速ATが搭載されています。
新型ジープ コンパス「リミテッド(LIMITED)」グレードの搭載装備
新型ジープ コンパスには、LIMITEDグレードに「アダプティブクルーズコントロール」、「前面衝突警報」、「ブラインドスポットモニター」、「リアクロスパスディテクション」、「Lane Sense車線逸脱警報プラス」などの安全装備が搭載されます。
「アダプティブクルーズコントロール」には、前方車両との安全な車間距離をキープしながら走行し、前方車両が停止すると自車も停止、2秒以内に動き出すと直前の走行速度に復帰する機能(STOP&GO機能)が備わっています。
「前面衝突警報」は、前方車両に急接近しそうになった時に音と表示で警告してくれる機能で、警告後にドライバーが対応しないと再度警報してくれるシステムです。
「ブラインドスポットモニター」や「リアクロスパスディテクション」は、走行中に死角となりやすい右や左後方に車両や物体がいるとドアミラー上にアイコンが点滅し注意喚起してくれます。
「Lane Sense車線逸脱警報プラス」は、車両が車線をはみ出したり、ドライバーがハンドルから手を離した時に注意を喚起するシステムで、車線はみ出しによる事故の可能性を低くしてくれます。
新型ジープ コンパスの発売日は2017年12月2日で販売価格は3,230,000円から
新型ジープ コンパスはアメリカでは2017年の春に発売済みで、日本では2017年12月2日に発売しました。
気になる価格帯は、初代のコンパスが300万円から356万円の価格帯で、エクステリアやインテリア、搭載装備が変わりますが初代より大幅に価格アップするわけではなく3,230,000円~になっています。
SPORT(スポーツ) | 3,230,000円~ |
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LONGITUDE(ロンジチュード) | 3,690,000円~ |
LIMITED(リミテッド) | 4,190,000円~ |
エントリーユーザー向けのジープ・コンパスのモデルチェンジ遍歴
コンパスはクライスラーがジープブランドで販売するコンパクトクロスオーバーSUVです。オンロード走行に重きを置き、オフロード性能に特に訴求していないモデルになっています。
ジープ・コンパス 初代 MK型/2006年~2017年
2006年1月、北米国際オートショーで発表されたコンパス。5月に生産がスタートしました。スポーティなハッチバックスタイルで街乗り重視でした。
2012年3月、日本での販売がスタートしました。導入されたのは2.0LのFFモデルの「リミテッド」のみとなります。
2013年5月に小改良が行なわれ、2.4L+4WDの「リミテッド」を追加し、FFモデルの「リミテッド」は「スポーツ」に名前が変更されました。全車に新開発のトランスミッション、6速パワーATを採用しました。8月には限定150台で「リミテッド クローム」を発売しました。
ジープ・コンパス 2代目 MP型/2017年~
2017年12月、日本市場で2代目コンパスの販売を開始。2.4Lマルチエアのみ、FF+6速ATが「Sport」と「Longitude」に、4WD+9速ATが「Limited」に設定されました。
ジープ・コンパスのモデル | 販売年表 |
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初代 MK型 | 2006年~2017年 |
2代目 MP型 | 2017年~ |
新型ジープ コンパスはモデルチェンジでより都会的な車へ
新型ジープ コンパスは、JEEPのフラッグシップモデルであるグランドチェロキーのエクステリアデザインをまとい、先進的で都会的なモデルへと進化しました。外見だけではなく安全装備を充実させるなど、搭載機能も最新のものへと変わります。
日本での発表日は2017年10月30日で、2017年12月2日に発売され、価格帯は3,230,000円~4,190,000円になりました。都会的なコンパス、アウトドア志向のレネゲードなど、JEEPのコンパクトSUVのラインナップはますます上質なものへと進化していきます。