車用サブウーファーおすすめ16選 国内オーディオメーカーや海外ブランドの人気商品
車用サブウーファーのおすすめ商品を、ケンウッド、アルパイン、カロッツェリアなどの国内オーディオメーカーと、キッカーやイートンなど評価の高い海外ブランドからピックアップしてご紹介します。本体サイズや最大出力、周波数帯域なども表にまとめていますので、比較検討が可能です。
愛車に設置しやすく、ご自身が求める重低音を再生できる車用サブウーファーを選びましょう。
車用サブウーファーの選び方 パワードサブウーファーとユニットサブウーファーの違い
車用サブウーファーには、大きく分けてパワードサブウーファーとユニットサブウーファーの2種類がありますので、それぞれの違いを知っておくことが重要です。
パワードサブウーファーはアンプ内蔵でコンパクトな商品が多く、初心者におすすめです
パワードサブウーファーとは、パワーアンプを内蔵した一体型タイプで「チューンナップウーファー」とも呼ばれます。別途アンプを購入する必要がなく、パワードサブウーファーの多くは箱型でシート下やウォークスルーなどに設置できます。
小型で薄型のパワードサブウーファーは、大型のパワードサブウーファーやユニットサブウーファーに比べて、低音の迫力はやや劣る点があります。
しかし、軽自動車やコンパクトカーに設置しても邪魔になりにくく、取り付けや配線も比較的簡単なため、はじめてサブウーファーを購入する方には最もおすすめです。
なお、パワードサブウーファーの中にも、トランクやラゲッジスペース、スペアタイヤスペースに置くことを前提とした大型タイプも存在します。価格は高くなりますが、より音質にこだわりたい方向けの選択肢となります。
ユニットサブウーファーは高音質やカスタマイズ性を求める上級者向けです
ユニットサブウーファーは、パワードサブウーファーと違い、アンプが内蔵されていない単体のサブウーファーユニットです。音を鳴らすためには、別途パワーアンプと、ユニットを固定するためのエンクロージャー(ウーファーボックス)を用意する必要があります。
ユニットサブウーファーは、アンプやエンクロージャーの用意も考えると、パワードサブウーファーに比べて費用が割高になる傾向があります。また、基本的にはトランクやラゲッジスペースに設置する必要があり、スペースも占有します。
ユニットサブウーファーのデメリットは費用や車内スペースの圧迫ですが、その分音質や音圧の向上が見込めます。また、機器の選択肢やサウンドチューニングの自由度が高いため、上級者にはおすすめです。
車用サブウーファー16選 車内に重低音を響かせるおすすめウーファー
車用サブウーファーのおすすめ商品を集めました。初心者にもおすすめのシート下タイプのパワードサブウーファーも多数揃っています。
コンパクトなエントリーモデルでも十分な低音を再生します
ケンウッド チューンアップ・サブウーファー KSC-SW11
| おすすめの設置場所 | シート下 |
|---|---|
| クロスオーバー周波数 | 50Hz~125Hz |
| 最大出力 | 150W |
| 本体サイズ | 190mmx280mmx70mm |
| 参考価格(値段) | 19,800円~(2025年調べ) |
ケンウッドのエントリーモデルに位置するチューンアップ・サブウーファー KSC-SW11。「迫力満点」とまでは言えませんが、低音域を補強し、臨場感を高めてくれます。
高さ70mmとコンパクトなので、車内で「もっと本格的に」「でも予算はあまりかけずに」音楽を楽しみたい人にはおすすめのモデルです。リモコンはブルーイルミネーション付きです。
20センチの振動板で締まりある低音を響かせます!
アルパイン パワードサブウーファーSWE-1080
| おすすめの設置場所 | シート下 |
|---|---|
| 再生周波数帯域 | 30Hz-160Hz |
| 最大出力 | 160W |
| 本体サイズ | 340mm×230mm×78mm |
| 参考価格(値段) | 16,092円~(2025年調べ) |
シート下におさまるサイズながら、20センチの大型振動板を採用しています。アルミダイキャストボディで音圧による「ビビり音」も抑えており、ただよく響くだけでなく、質の高い低音の再生が可能です。従来モデルより配線が簡略化され、取り付けしやすくなりました。
薄型で軽自動車やコンパクトカーにもおすすめのサブウーファー
カロッツェリア(パイオニア)18cmx10cmx2パワードサブウーファー TS-WH500A
| おすすめの設置場所 | シート下 |
|---|---|
| 再生周波数帯域 | 20 Hz ~ 200 Hz |
| 最大出力 | 150 W |
| 本体サイズ | 340mm×250mm×60mm |
| 参考価格(値段) | 33,829円~(2025年調べ) |
パイオニアの独自技術である「HVT方式」(水平対向配置の駆動方式)を採用したTS-WH500Aは、薄型ながら良質な音を再生します。20 Hz ~200 Hzと低音だけでなく、中低域まで再生できるカバー域の広さも特長です。
サブウーファーを設置したときにありがちな、「低音が目立ちすぎる」こともなく、自然な臨場感ある音楽再生を楽しめます。軽自動車、コンパクトカーなどの車種でも設置しやすいのも嬉しいポイントです。
とにかく迫力のある音を求める人におすすめのサブウーファー
カロッツェリア(パイオニア)30cm×2パワードサブウーファーTS-WX1220AH
| おすすめの設置場所 | トランク・ラゲッジ |
|---|---|
| 再生周波数帯域 | 20 Hz ~ 2.9 kHz |
| 最大出力 | 1200W |
| 本体サイズ | 745mm×443mm×400mm |
| 参考価格(値段) | 54,800円(2025年調べ) |
車内でも本当に迫力ある音楽を聴きたい人向けの新作サブウーファーです。サイズが大きく、ラゲッジスペースをかなり圧迫しますが、最大出力1200W、30センチのユニット2基がパワフルかつ厚みのある重低音を再生します。
新開発エンクロージャーを採用し、出力音圧レベル118 dBのハイパワーアンプを内蔵しています。運転席から操作できるリモコンが付属するので、音源によって音量調整が可能です。
米国生まれのパワフルなサブウーファーで見た目もクールです
ロックフォード Fosgate JPS-100-8
| おすすめの設置場所 | シート下 |
|---|---|
| 再生周波数帯域 | 30Hz~160Hz |
| 最大出力 | 100W |
| 本体サイズ | 235mmx340mmx77mm |
| 参考価格(値段) | 37,088円~(2025年調べ) |
Rockfordは、1979年に設立されたアメリカの老舗カーオーディオメーカーです。Fosgate JPS-100-8は、ロックフォードが本格的に開発した初めてのシート下におさまる薄型パワードサブウーファーで、人気の高い「PUNCHシリーズ」のアンプを内蔵しています。
日本車の場合、車種によってはシート下におさまりきらない可能性もありますが、見た目がかっこいいので、見えるところへ設置するのも良いでしょう。
ドラム好きにおすすめのキレのある低音
μ-Dimension BlackBox X10
| おすすめの設置場所 | シート下 |
|---|---|
| 再生周波数帯域 | 30Hz-160Hz |
| 最大出力 | 200W |
| 本体サイズ | 369mm×275mm×82mm |
μ-Dimension(ミューディメンション)はカーオーディオ製品を手掛けるブランドで、BlackBox X10は、小口径でもより迫力ある低音を響かせられるDVC(ダブルボイスコイル)式のパワードサブウーファーです。
DVCは、1つの振動板に対して2つのボイスコイルを搭載しており、これによりハイパワー化と音のキレを向上させています。200Wのハイパワーで、キレと締まりのある低音を実現し、ベースやドラムの音もしっかり感じられるため、音楽を聴くのが楽しくなるでしょう。
ドイツの高級オーディオブランドによるフラットタイプのパワードサブウーファーです
イートン 16cm パワードサブウーファー USB-6
| おすすめの設置場所 | シート下 |
|---|---|
| 再生周波数帯域 | 50~100Hz |
| 最大出力 | 160W |
| 本体サイズ | 220mm×289mm×75mm |
| 参考価格(値段) | 53,980円(2025年調べ) |
ドイツの高級オーディオブランドETON(イートン)の中では、エントリークラスに位置する16cmのパワードサブウーファーです。この他にも、20cmや25cm、16cm×2ユニットのサブウーファーなども国内で販売されています。
振動板の強度にも配慮した設計で、臨場感あふれる高音質な低域再生を実現しています。レベル(音量)コントローラー、各種ケーブル(パワーケーブル、リモートケーブル、スピーカーケーブル、コネクタケーブル)、取り付け用金具が付属しています。
「パワフルなサウンド」で知られる米国メーカーの人気モデルです
キッカー HIDEAWAYコンパクトパワードウーハー HS-8
| おすすめの設置場所 | シート下 |
|---|---|
| 再生周波数帯域 | 25Hz ~ 120Hz |
| 最大出力 | 150W |
| 本体サイズ | 350mm×240mm×80mm |
| 参考価格(値段) | 68,900円(2025年調べ) |
パワフルなサウンドで知られる米国ブランドKICKER(キッカー)らしく、パワードサブウーファーの中でも特に迫力ある重低音が楽しめると口コミでも人気の商品です。
高さ80mmとやや高めなので、車種によってはシート下におさまらない可能性もありますが、ラゲッジスペースに設置することも可能です。臨場感のある重低音を車内で楽しむことができます。
最大出力400Wのハイパワーアンプを搭載したサブウーファーです!
ケンウッド チューンアップ・サブウーファKSC-SW40
| おすすめの設置場所 | トランク・ラゲッジ |
|---|---|
| クロスオーバー周波数 | 50Hz~200Hz |
| 最大出力 | 400W |
| 本体サイズ | 450mm×300mm×150mm |
新開発の「Class D」アンプを搭載したチューンアップ・サブウーファーです。450mm×300mm×150mmのスクエア型で、トランク内でも場所をとらず、サブウーファーのうえに荷物を置くことも可能です。電源コードやRCAコードも付属しています。
ユニットサブウーファーのロングセラーモデル
カロッツェリア(パイオニア)TS-W3020
| おすすめの設置場所 | トランク・ラゲッジ |
|---|---|
| 再生周波数帯域 | 20 Hz~125 Hz |
| 最大出力 | 1500W |
| 本体サイズ | 349mm×104mm |
パイオニアのTS-W3020は、30cmの大口径かつ一般のサブウーファーよりも振動面積を広くとったオーバーサイズ・コーンを採用しています。本製品はユニット単体であり、別途エンクロージャーとパワーアンプが必要なユニットサブウーファーのロングセラーモデルとして知られています。
このシリーズでは、25cmのTS-W2520、20cmのTS-W2020があり、それぞれの口径別の専用設計エンクロージャーがラインアップしています。
取り付けしやすく手軽に低音を増やせるサブウーファーです
クラリオン パワードサブウーファー SRV250
| おすすめの設置場所 | シート下 |
|---|---|
| 再生周波数帯域 | 30Hz~200Hz |
| 最大出力 | 150W |
| 本体サイズ | 275mm×195mm×70mm |
身体に響くような迫力ある低音は難しいですが、音域を広げて、臨場感をアップさせてくれるパワードサブウーファーです。不要な共振を取り除くコーンを採用しており、音のゆがみが少なく、取り付けの配線も比較的簡単です。
コンパクトなので軽自動車や2シーター車にもおすすめで、手軽に低音を追加できるコストパフォーマンスの高さが魅力です。
見た目もスマートなブルーイルミネーション付きサブウーファー
アルパイン パワードサブウーファーSWE-1500
| おすすめの設置場所 | シート下 |
|---|---|
| クロスオーバー周波数 | 50Hz~125Hz |
| 最大出力 | 150W |
| 本体サイズ | 257mm×192mm×66×mm |
自然な低音が響くサブウーファーです。リモコンの「BassDT」機能により、伸びやかな音のDeepモードと引き締まった音のTightモードの2種類の音質が選択できます。
スピーカーボックスの外径高さが66.3mmなのでシート下にも収納可能ですが、ブルーイルミネーション付きのかっこいいデザインなので、あえて見せて設置するのも素敵です。
コンパクトな見た目以上によく鳴るサブウーファーです
ダイナクエストDQC-800B サブウーファー
| おすすめの設置場所 | シート下 |
|---|---|
| 再生周波数帯域 | 30Hz~160Hz |
| 最大出力 | 160W |
| 本体サイズ | 345mm×240mm×68mm |
DynaQuest(ダイナクエスト)のサブウーファーは、オートバックス専売で、ミューディメンションのOEM商品です。2万円前後の比較的低価格なモデルですが、「予想以上によく鳴る」「締まりのある音が良い」と口コミでも評価されています。
キレのある低音を奏でるJBLのシート下サブウーファー
JBL BASSPRO SL2
| おすすめの設置場所 | シート下 |
|---|---|
| 再生周波数帯域 | 35Hz~120Hz |
| 定格出力 | 125W |
| 本体サイズ | 250x344x71mm |
アメリカカリフォルニア生まれで、世界的なオーディオメーカーJBLから2020年春、新作サブウーファーが登場しました。
人気パワードサブウーファー「BASSPRO SL」のリニューアルモデルに位置付けられる「BASSPRO SL2」は、定格出力125W、200mmの大径ウーファーを採用しており、キレのある大迫力の低音を奏でてくれます。
一方、本体サイズは日本メーカーのものと比べて「大きすぎる」ということもなく、軽自動車のシート下などにも設置可能です。消費電力を抑えた定電流設計となっているため、長時間のドライブでも安心して音楽を楽しめます。
スペアタイヤ積載スペースに設置する車用サブウーファー
JBL BASSPRO Hub
| おすすめの設置場所 | ラゲッジスペース(スペアタイヤ設置型) |
|---|---|
| 再生周波数帯域 | 30Hz~150Hz |
| 最大出力 | 200W |
| 本体サイズ | 360mmx165mm |
2019年にJBLが新発売したBASSPRO Hubは、スペアタイヤ積載箇所にすっぽりと収納できるパワードサブウーファーです。大口径ウーファーとD級アンプ200Wのハイパワーで、ラゲッジスペースを犠牲にすることなく、大迫力の重低音を車内に響かせます。
欧州車ユーザーにおすすめの車用サブウーファー
フォーカル 20cm パワードサブウーファーIbus 20
| おすすめの設置場所 | シート下 |
|---|---|
| 再生周波数帯域 | 50Hz~150Hz |
| 最大出力 | 150W |
| 本体サイズ | 344mm×250mm×71.5mm |
大口径20cmウーファーを採用した車用サブウーファーです。ISO 16ピンコネクタのある欧州車なら装着も非常に簡単なので、輸入車ユーザーはぜひチェックしてみてください。フロントのカスタムフィットスピーカーも同ブランドに交換すれば、華やかなFOCALサウンドをさらに堪能できるでしょう。
車用サブウーファーを設置すれば臨場感ある音楽を楽しめる!
車用サブウーファーを設置すれば、フロントスピーカーだけでは味わえない臨場感ある音楽を車内で楽しめます。スピーカーとアンプがセットになったパワードサブウーファーでも高音質な商品は存在しますし、1万円台で買えるモデルでも、しっかりとしたメーカーのものなら音域が広がったことを実感できるはずです。
純正スピーカーに物足りなさを感じるときには、車用サブウーファーの追加とともに、フロントスピーカーを社外品に交換することで、ドライブ時の音楽体験をさらに向上させることもおすすめです。