シトロエンC3エアクロスのモデルチェンジ

シトロエンC3エアクロスのモデルチェンジ情報:2026年7月24日新型ハイブリッドが発売で399万円から

C3 エアクロスのモデルチェンジで何が変わったのかを解説します。ホイールベースを65mm延ばして3列シートを新採用し、3分割LEDヘッドライトなど新世代デザインへ刷新。1.2Lターボ+48Vハイブリッドで19.6km/Lを達成した新型の進化点を整理して紹介します。

C3 エアクロスのモデルチェンジ最新情報:3列7人乗りの実力と注目装備

Stellantisジャパンは2026年7月24日、シトロエンのコンパクトSUV「C3 AIRCROSS HYBRID(C3 エアクロス ハイブリッド)」の新型モデルを、全国の正規ディーラーで発売しました。日本市場では2019年に導入された先代モデルからのフルモデルチェンジとなり、新世代のブランドデザインと48Vハイブリッドシステムをまとって生まれ変わっています。

最大のトピックは、全長4,410mmという扱いやすいサイズを保ちながら、国内で販売されているBセグメントSUVでは唯一となる3列シート7人乗りレイアウトを採用した点です。ここでは、エクステリアとインテリアの変更点から、48Vハイブリッドの走り、安全装備、価格やスペック、そしてシリーズの歩みまでを順に解説します。

シトロエン、新型「C3 エアクロス ハイブリッド」を発売:Bセグメント唯一の3列7人乗りを実現

新世代デザインを纏った新型C3エアクロス ハイブリッド

新型「C3 エアクロス ハイブリッド」は、シトロエンのBセグメントSUVとして初めて3列シート7人乗りレイアウトを採用したモデルです。全長4,410mmというコンパクトなボディサイズを維持しながら、ホイールベースを先代比で65mm拡大することで、最大7名の乗車を可能にしています。3列目シートは必要に応じて展開・格納ができるため、家族での移動や多人数での外出、レジャーなど、乗車人数や荷物の量に合わせて柔軟に使い分けることが可能です。

パワートレインには、1.2L直列3気筒ガソリンターボエンジンに電動モーターと新開発の6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせた48Vハイブリッドシステムを搭載しています。システム合計の最高出力は107kW(145ps)を発揮し、市街地の低速走行時には走行時間の約50%を電動モーターでカバーすることで静粛性とスムーズな走りを実現しており、燃費性能はWLTCモードで19.6km/Lを達成しています。

快適性の面では、シトロエン独自のサスペンション機構「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」と、1・2列目の「アドバンストコンフォートシート」を標準装備し、路面からの衝撃を効果的に吸収する上質な乗り心地を提供します。デザイン面では、3つのセグメントに分割されたLEDヘッドライトや新世代ロゴを採用した力強いSUVスタイルに仕上げられ、インテリアには「C-Zen Lounge(シー ゼン ラウンジ)」コンセプトを導入しました。

新世代ロゴと3分割LEDヘッドライトが際立つフロントフェイス

なお本モデルは欧州において、その使いやすさや直感的な操作性が高く評価され、AUTOBESTの「Best Users’ Car of Europe 2026」を受賞しています。ラインアップは、ベーシックグレードの「PLUS HYBRID」が3,999,000円、上級装備の「MAX HYBRID」が4,350,000円(いずれも税込)となっています。

新世代デザインを纏い、力強く進化した新型「C3 エアクロス ハイブリッド」のエクステリア

新型「C3 エアクロス ハイブリッド」は、シトロエンの新しいブランドアイデンティティを全面的に採用し、力強いSUVらしい存在感とフレンチブランドならではの個性を融合させたデザインへと進化を遂げました。7人乗りを成立させるための機能性と、洗練されたスタイリングを高い次元で両立させている点が特徴です。

アイデンティティを強調するフロントとリアの意匠

フロントフェイスには、シトロエンの新世代ブランドロゴが中央に配置され、それを挟むように3つのセグメントに分割された特徴的なLEDヘッドライトが組み合わされています。この新しいライトシグネチャーは、高い視認性を確保すると同時に、ひと目でシトロエンと分かる印象的な表情を作り出しています。また、バンパー下部には幅広のスキッドプレートが備わり、高い地上高と相まって、SUVらしいダイナミックで頼もしいフロントマスクを演出しています。

3つのセグメントに分割された新世代のLEDヘッドライト

リアデザインにおいても、フロントと一貫性のある3セグメントのLEDテールライトと新世代ロゴを採用しています。水平基調のラインと立体的な造形を組み合わせることで、視覚的なワイド感と安定感が強調されており、ブランドのアイデンティティを強く表現しています。

新世代ロゴと「AIRCROSS」ロゴを配したテールゲート

7人乗りを支える伸びやかなサイドシルエット

サイドビューは、3列7シートに対応する広い室内空間を確保しつつ、後方にかけてのバランスを緻密に計算することで、SUVらしい筋肉質で伸びやかなシルエットを実現しています。足元の力強さを強調するホイールアーチモールや、機能的なルーフレールがSUVとしての実用性とタフな印象を際立たせています。また、リアガラスにはパリの情景をモチーフにしたさりげないグラフィックが施されており、シトロエンらしい遊び心が細部にまで宿っています。

3列7人乗りを支える伸びやかなサイドシルエットとバイトーンルーフ

足元を彩る専用ホイールデザイン

グレードごとに異なる、個性的な17インチホイールが設定されています。上級グレードの「MAX」には、天然鉱物の結晶構造から着想を得た17インチアロイホイール「ARAGONITE(アラゴナイト)」が採用され、繊細さと力強さを両立させています。一方、ベーシックグレードの「PLUS」には、シルバナイト鉱石をイメージしたメタリック処理が施されたツートーンカラーのフルカバーホイールキャップ付き17インチスチールホイール「SYLVATITE(シルバナイト)」が装備され、スタイリッシュな足元を演出しています。

冒険心を刺激するボディカラーとバイトーンルーフ

ボディカラーには、シトロエンらしい遊び心とSUVの冒険心を表現する全4色がラインアップされています。

  • ヴェール モンタナ(新色):広大な大地と澄んだ空気を想起させる、奥行きのあるグリーンです。
  • グリ マーキュリー:光の角度で表情を変える、水銀をイメージした洗練されたシルバーです。
  • ルージュ エリクシール:深みのある質感が特徴的なパールレッドです。
  • ブラン バンキーズ:自由なスピリットを感じさせる純白です。

さらに、ルーフカラーを変えたバイトーンルーフも設定されています。上級グレードの「MAX」は全ボディカラーでバイトーンルーフに対応し、Aピラーからリアスポイラーまで続く広大な塗り分けがモダンな印象を与えます。「PLUS」では、新色のヴェール モンタナとルージュ エリクシールの2色においてバイトーンルーフが選択可能です。

快適性と実用性を極めた、新型「C3 エアクロス ハイブリッド」の革新的インテリア

新型「C3 エアクロス ハイブリッド」のインテリアは、シトロエン独自の「C-Zen Lounge(シー ゼン ラウンジ)」コンセプトを基に、リビングルームのような心地よさと、3列7人乗りという圧倒的な実用性を融合させています。ホイールベースを2,670mmまで拡大したことで、コンパクトなボディサイズを維持しながらも、乗員全員がリラックスできるキャビン空間を実現しました。

10インチタッチスクリーンを備えたコックピットと3列7シートレイアウト

BセグメントSUV唯一の3列7シートレイアウトと柔軟なアレンジ

新型モデル最大の特長は、扱いやすいボディサイズに初採用された3列7シートレイアウトです。国内で販売されているBセグメントSUVとしては唯一の多人数乗車モデルであり、家族での移動や三世代での外出、子供の友人を乗せた送迎など、幅広いライフスタイルに対応します。

シートアレンジも極めて柔軟です。2列目シートには6:4分割可倒式のダブルフォールディング機構を、3列目シートには2座独立分割可倒式を採用しており、乗車人数や荷物の量に合わせて室内空間を自由自在に最適化できます。

視認性と居心地の良さを両立する「C-Zen Lounge」コンセプト

ダッシュボードには、水平基調のラインと柔らかな素材を組み合わせた「C-Zen Lounge」コンセプトが導入されました。この設計により、広々とした視界とリビングルームのような落ち着きのある空間を両立しています。

コックピットには直感的な操作をサポートするインターフェースが集約されており、中央には10インチのタッチスクリーンを配置しています。このスクリーンはFM・AMラジオに加え、BluetoothやApple CarPlay、Android Autoとの連携が可能で、必要な情報へスムーズにアクセスできる環境を整えています。また、グローブボックスの内側には1919年以来の歴代シトロエンモデルがデザインされるなど、ブランドの歴史と個性を感じさせる遊び心が随所に散りばめられています。

究極の座り心地を追求したアドバンストコンフォートシート

シトロエン独自の「アドバンストコンフォート」思想に基づき、1列目だけでなく2列目にもアドバンストコンフォートシートを標準装備しました。このシートは身体をやさしく支える構造により、長距離の移動でも疲れにくい快適な座り心地を提供します。

インテリアの質感はグレードによって異なり、上級グレードの「MAX」では、ライトグレーのファブリックとグレーのテップ(TEP)レザーを組み合わせた、明るく洗練された仕上がりとなっています。一方、ベーシックグレードの「PLUS」ではブラックファブリックを採用し、インテリア全体に落ち着きと温かみのある雰囲気をもたらしています。

現代のニーズに応える充実の快適・利便装備

全ての乗員が快適に過ごせるよう、利便性の高い装備も充実しています。充電用USBソケット(Type-C)は、フロントに2つ、2列目に2つ、さらに3列目にも1つ配置されており、スマートフォンの充電などに困ることはありません。

さらに上級グレードの「MAX」には、寒い季節に重宝するステアリングヒーター、フロントシートヒーター、フロントウィンドウヒーターに加え、スマートフォンワイヤレスチャージャーや自動防眩ルームミラーといった、利便性と快適性を一段と高める専用装備が多数採用されています。

48Vハイブリッドが実現する、新型「C3 エアクロス ハイブリッド」の上質でスマートな走り

新型「C3 エアクロス ハイブリッド」は、シトロエンのBセグメントSUVとして初めて48Vハイブリッドシステムを採用し、環境性能と走行性能を高い次元で両立させました。高効率なダウンサイジングターボエンジンに電動モーターを組み合わせることで、スムーズな加速とシトロエンらしい快適な乗り心地をさらに進化させています。街中での静粛なゼロエミッション走行から、高速道路での伸びやかなフィールまで、あらゆるシーンで上質な走りを提供します。

ワインディングでも伸びやかな加速フィールを見せる48Vハイブリッド

新開発48Vハイブリッドシステムとパワフルな出力

パワートレインの核となるのは、1.2L直列3気筒ガソリンターボエンジンに、電動モーターを内蔵した新開発の6速デュアルクラッチトランスミッション(6DCT)を組み合わせた最新の48Vハイブリッドシステムです。ガソリンエンジン単体では最高出力100kW(136ps)、最大トルク230Nmを発揮し、これに最高出力15kW(20ps)、最大トルク51Nmの電動モーターが協調します。

システム合計での最高出力は107kW(145ps)に達し、コンパクトな車体を力強く、かつ余裕を持って加速させるパフォーマンスを確保しています。トランスミッションは変速時の駆動力の途切れを最小限に抑える設計となっており、滑らかで小気味良い変速フィールが上質なドライビング体験を支えています。

高い地上高が生むSUVらしい走破感

市街地走行の50%をカバーする電動走行と静粛性

本モデルは、低速域での走行において電動モーターを積極的に活用します。特に市街地走行時においては、走行時間の約50%を電動モーターのみでカバーすることが可能であり、燃料を消費しない静かな「ゼロエミッション走行」を実現しています。

発進時は電動モーターの静かで力強いトルクが立ち上がり、スムーズな滑り出しを可能にします。一方で、中高速域ではエンジンが主役に切り替わり、伸びやかな加速フィールを提供しますが、この際のエンジンとモーターの切り替えも極めてスムーズに行われるよう制御されています。

市街地では走行時間の約50%を電動モーターでカバー

充電不要の効率的なエネルギーマネジメントと燃費性能

ハイブリッドシステムを支える48Vリチウムイオンバッテリーは、外部からの充電を必要としません。減速時やアクセルオフでの降坂時に発生する回生エネルギーを利用して自動的に充電が行われるほか、バッテリー残量が低下した場合にはエンジンを介して充電される仕組みとなっています。

この効率的なシステムにより、同等の1.2Lガソリンエンジン車と比較して燃料消費量およびCO2排出量を約20%削減することに成功しました。燃費性能はWLTCモードで19.6km/Lを達成しており、高い環境性能とランニングコストの低減を実現しています。

シトロエン独自の「魔法の絨毯」のような乗り味

走行性能を語る上で欠かせないのが、シトロエン独自のサスペンション機構「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」の採用です。この技術は、ショックアブソーバー内に油圧式のストップを備えることで、路面からの大きな衝撃を効果的に吸収し、まるで「魔法の絨毯」に乗っているかのようなしなやかで心地よい乗り心地を提供します。

PHCによる足回りのいなしと、高密度フォームを採用したアドバンストコンフォートシートのホールド性が相まって、長距離移動でも疲れにくい、シトロエンならではの卓越した快適性を実現しています。

PHCがもたらす「魔法の絨毯」のような乗り心地

家族の安心を支える先進の守り、新型「C3 エアクロス ハイブリッド」の充実した安全性能

新型「C3 エアクロス ハイブリッド」は、シトロエン初となる3列7人乗りレイアウトの採用に伴い、全ての乗員が安心して移動できる包括的な安全性能を備えています。最新の運転支援システム(ADAS)から、多人数乗車を想定したパッシブセーフティまで、BセグメントSUVの枠を超えた充実の装備により、日常の街乗りから家族でのロングドライブまで、あらゆるシーンで高い安全性を実現しています。

アクティブセーフティブレーキやブラインドスポットモニターなどを標準装備

最新の運転支援システムが事故を未然に防止

ドライバーの安全運転をサポートする先進技術が数多く標準装備されています。衝突の危険を察知して被害を軽減する「アクティブセーフティブレーキ」をはじめ、走行車線からの逸脱を防止する「レーンキープアシスト」、死角にいる車両を検知して注意を促す「ブラインドスポットモニター」など、現代のSUVに求められる主要な機能を網羅しています。

また、道路標識を読み取って制限速度を表示する「スピードリミットインフォメーション」や、ドライバーの疲労を検知する「ドライバーアテンションアラート」も搭載されており、長距離移動時の不注意による事故防止に貢献します。

狭い道や夜間走行をサポートする視認性・操作支援

街中での取り回しや夜間の走行を円滑にする機能も充実しています。前後バンパーに設置された「フロント/バックソナー」と「バックカメラ」は、駐車時や狭い路地での安全確認を強力にバックアップします。

夜間走行においては、対向車の有無に応じてハイビームとロービームを自動で切り替える「インテリジェントハイビーム」が標準装備されており、常に最適な視界を確保しながら、相手車両への眩惑を防ぎます。さらに、坂道発進時の後退を防ぐ「ヒルスタートアシスタンス」や、操作性に優れた「エレクトリックパーキングブレーキ」も全車に採用されています。

7人全員を守る強固な保護性能

万が一の衝突に備え、室内にはフロント、フロントサイド、カーテンエアバッグからなる計6つのエアバッグを装備しています。多人数乗車モデルとして、2列目左右席にはチャイルドシート固定用のISOFIXアンカーを備え、3列目シートにも専用の3点式シートベルトが配置されるなど、全ての座席において乗員保護が徹底されています。

また、前述のPHCは快適性だけでなく安全性にも寄与しています。路面からの衝撃をいなして車両の挙動を安定させることで、ドライバーの疲労軽減と正確な車両コントロールを支え、結果としてアクティブセーフティの向上につながっています。

欧州でも高く評価された直感的な操作性

これらの安全・支援機能は、欧州の「AUTOBEST」において、実生活での満足度や直感的な操作性が高く評価され、「Best Users’ Car of Europe 2026」を受賞する要因の一つとなりました。複雑なシステムを過剰に搭載するのではなく、ユーザーが真に必要とする機能を使いやすく配置した設計が、新型「C3 エアクロス ハイブリッド」の信頼性を裏付けています。

新型シトロエン C3 エアクロス ハイブリッドの価格と詳細スペック

近年のモデルチェンジのトレンドでは、コンパクトSUVにも電動化技術の採用が急速に広がっています。2026年7月24日に日本市場での発売が開始された新型「C3 エアクロス ハイブリッド」も、最新の48Vハイブリッドシステムを全車に標準搭載し、これに3列7人乗りレイアウトとPHCによる快適な乗り心地を組み合わせることで、高い実用性と快適性を両立させました。ラインアップは、ベーシックな魅力を凝縮した「PLUS」と、洗練された装備を誇る上級グレード「MAX」の2種類が用意されており、幅広いユーザーのニーズに応える構成となっています。

グレード構成とメーカー希望小売価格

新型「C3 エアクロス ハイブリッド」は、全車に48Vハイブリッドシステムと6速デュアルクラッチトランスミッションを採用しています。メーカー希望小売価格は以下の通りです。

グレード エンジン トランスミッション 価格(消費税込)
PLUS HYBRID 1.2L 直列3気筒ターボ+電動モーター 6速DCT 3,999,000円
MAX HYBRID 1.2L 直列3気筒ターボ+電動モーター 6速DCT 4,350,000円

主要諸元:ボディサイズ・パワートレイン

コンパクトな外観からは想像できないほど広々とした室内空間を確保しており、特にホイールベースは先代モデルから65mm拡大されています。

項目 主要諸元データ
全長 × 全幅 × 全高 (mm) 4,410 × 1,790 × 1,660
ホイールベース (mm) 2,670
トレッド 前/後 (mm) 1,565 / 1,570
車両重量 (kg) 1,390
乗車定員 (名) 7
エンジン種類 ターボチャージャー付直列3気筒DOHC
総排気量 (cc) 1,199
エンジン最高出力 (kW(ps)/rpm) 100 (136) / 5,500
エンジン最大トルク (Nm/rpm) 230 / 1,750
モーター最高出力 (kW(ps)/rpm) 15 (20) / 4,264
モーター最大トルク (Nm/rpm) 51 / 750 – 2,499
ハイブリッドシステム合計出力 107kW (145ps)
燃料消費率 WLTCモード (km/L) 19.6
使用燃料 / タンク容量 (L) 無鉛プレミアムガソリン / 44

タイヤおよびホイールサイズ

新型「C3 エアクロス ハイブリッド」は、力強いSUVらしい足元を演出する17インチのタイヤ・ホイールを採用しています。タイヤサイズは全車共通ですが、ホイールの仕様はグレードによって異なります。

項目 仕様
タイヤサイズ(前後共通) 215/60 R17
PLUS HYBRID ホイール 17インチ スチールホイール(ホイールキャップ「SYLVATITE」付)
MAX HYBRID ホイール 17インチ アロイホイール(「ARAGONITE」)

独創と革新の歩み:モデルチェンジを重ねてきた「C3 エアクロス」の系譜

シトロエン「C3 エアクロス」は、1919年の創業以来「独創と革新」を掲げてきたシトロエンが、現代の多様なライフスタイルに応えるべく送り出したBセグメントのコンパクトSUVです。2019年の日本市場導入以来、個性的なデザインと、ブランドの核となる「アドバンストコンフォート」思想に基づいた快適な乗り心地により、アクティブなカップルやファミリー、アウトドア愛好家などから幅広い支持を集めてきました。そして2026年に登場した最新モデルでは、クラス初となる3列7人乗りレイアウトを実現し、その歴史に新たな1ページを刻んでいます。

初代(2010年 – 2020年):南米市場から始まったSUVの系譜

C3 エアクロスの歴史は、2010年にブラジルとアルゼンチンで発売された初代モデル(AI58型)から始まります。この初代モデルは、5ドアのSUVスタイルを採用し、南米市場のニーズに応えるコンパクトなFF駆動のモデルとして誕生しました。2016年にはフェイスリフトを実施し、2020年まで生産が続けられ、シトロエンにおけるコンパクトSUVというカテゴリーの基礎を築きました。

2代目(2017年 – 2024年):世界戦略車としての飛躍と日本上陸

2017年、C3 エアクロスは世界戦略車としての役割を担う2代目モデル(A88型)へと進化を遂げます。欧州をはじめとするグローバル市場で展開されたこのモデルは、日本市場においても2019年7月に「シトロエン C3 エアクロス SUV」として導入されました。

2代目は、コンパクトSUVならではの扱いやすさと、ライフスタイルに合わせて柔軟に活用できる後席レイアウトが特徴で、日常使いから週末のレジャーまで幅広く対応するモデルとして評価されました。日本市場では、多彩なボディカラーとルーフカラー、カラーパックを組み合わせるパーソナライゼーションの楽しさも提供し、シトロエンブランドの存在感を高める主要モデルとなりました。

3代目(2023年 – ):革新の7人乗りと新世代デザインの採用

2023年以降、C3 エアクロスはさらなる進化を求め、3代目へと移行します。この世代では地域ごとに最適化された戦略が取られ、2023年にはインドやラテンアメリカ仕様(CC24型)が登場し、2024年には欧州仕様も発表されました。

2026年に日本で発売された新型モデルは、この3代目の流れを汲み、シトロエンの新しいブランドアイデンティティを全面的に採用しています。これまでのモデルチェンジで培われた快適性への思想を受け継ぎながら、扱いやすいボディサイズのままクラス唯一の3列7人乗りレイアウトを実現した点は、シリーズ史上最大の革新と言えます。実用性や直感的な操作性は欧州でも高く評価されており、C3 エアクロスは世界的に注目を集めるモデルへと成長を遂げています。