アコードのモデルチェンジ情報 2024年3月7日頃に日本市場復活
ホンダのフラッグシップセダン、アコードのモデルチェンジ情報。
初代アコードから続く「人と時代に調和したクルマ」の思想を体現するモデルで、安全装備Honda SENSING 360(ホンダ センシング 360)も最新世代を搭載。11代目アコードからはGoogle搭載のナビゲーションシステムを搭載し話題になりました。
モデルチェンジした11代目アコードが北米や中国市場に投入 2024年3月8日に日本市場でも復活
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約2年振りに日本市場で復活したアコード -
最新のホンダセンシング360を搭載し安全性能もホンダトップクラスに -
本革シートやLEDアンビエントランプなどを標準装備 -
2024年アコードはブラック内装を採用しシックなイメージ
2022年にアコードが終売、売れ行きの良い中国市場や北米市場では日本終売後も引き続きアコードを販売していましたが、2024年3月8日に日本市場でもモデルチェンジした11代目アコードが発売。
2024年アコードの主要標準装備
- Honda SENSING 360
- フルLEDヘッドライト
- マルチビューカメラシステム
- 11.5インチ相当ヘッドアップディスプレイ
- Google搭載12.3インチHonda CONNECTディスプレイ
- BOSEプレミアムサウンドシステム 12スピーカー
- インテリジェント・デュアル・フルオートエアコンディショナー
- エクスペリエンス セレクション ダイヤル
- 10.2インチデジタルグラフィックメーター
- ドライブモードスイッチ
- ワイヤレス充電器
- USBチャージャー
- USBジャック
- 後席用USBチャージャー
- スマートウエルカムランプ
- 本革シート スムースレザーインテリア
- 本革巻ステアリングホイール
- LEDアンビエントランプ
- 運転席/助手席/リア左右席 シートヒーター
- 高輝度パワーウインドウスイッチパネル
- ピアノブラック調インパネガーニッシュ
- 静電タッチ式LEDルームランプ
- ドライビングポジションシステム
- 一体可倒式リアシート
- LEDカーテシーランプ
- フロント/リア LEDシーケンシャルターンシグナルランプ
- マットブラック+切削光輝 18インチ ノイズリデューシングアルミホイール
注目のパワートレインは2.0Lの直噴アトキンソンサイクルターボエンジンと新開発の2モーター内蔵電気式CVTを組み合わせた次世代e:HEVを採用(FF駆動のみで4WDの設定はなし)、プラットフォームは10代目アコードと同じ熟成されたものを採用します。安全装備のホンダセンシングも、次世代型のHonda SENSING 360にアップデート。Googleビルトインを日本車で初採用、googleマップをメーター内で表示することや、Google Play、Googleアシスタントを車内利用可能にしてコネクティッド機能を強化。
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2024年発売アコードのエクステリア -
後ろから見たアコード
ボディサイズは全長4,975mm、全幅1,860mm、全高1,450mmでトヨタのクラウンクロスオーバーや、日産スカイラインなどと同クラスのサイズ感になります。
オプション無しのワングレード展開なので車両価格は上昇しますが、全部入りの豪華仕様になっています。
全長 | 4.975mm |
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全幅 | 1.860mm |
全高 | 1.450mm |
ホイールベース | 2.830mm |
室内長 | 2.010mm |
室内幅 | 1.590mm |
室内高 | 1.175mm |
車両重量 | 1,580kg |
最小回転半径 | 5.7m |
最低地上高 | 135mm |
乗車定員 | 5名 |
エンジン型式 | LFD |
エンジン排気量 | 1.993L |
エンジン最高出力 | 108kW(147PS)/6,100rpm |
エンジン最大トルク | 182Nm(18.6kgm)/4,500rpm |
モーター型式 | 5,449,400円~ |
モーター最高出力 | 135kW(184PS)/5,000rpm-8,000rpm |
モーター最大トルク | 335Nm(34.2kgm)/0rpm-2,000rpm |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
WLTCモード燃費 | 23.8km/L |
販売価格 | 5,449,400円~ |
11代目アコードのボディカラーは5色を設定 メタリック系のレッドやブルーも
11代目アコードには10代目と同様5色のボディカラーを設定。
定番のホワイト、ブラック、グレーのほか、メタリック系のレッドやブルーなども設定しており、華やかな印象です。
2024年11代目アコードのボディカラー一覧
- プラチナホワイトパール
- クリスタルブラックパール
- メテオロイドグレーメタリック
- イグナイトレッドメタリック
- キャニオンリバーブルーメタリック
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11代目アコード プラチナホワイトパール -
11代目アコード クリスタルブラックパール -
11代目アコード メテオロイドグレーメタリック -
11代目アコード イグナイトレッドメタリック -
11代目アコード キャニオンリバーブルーメタリック
10代目アコードのモデルチェンジ・11代目アコード日本発売前に噂などまとめ
11代目アコードが2024年3月に発売、それまで約2年間アコードは日本市場から姿を消しました。11代目アコード発売までに噂された情報や、10代目アコードのモデルチェンジ遍歴などをまとめています。
アコードがモデルチェンジせず2022年9月に日本ではいったん終売 ホンダからセダンが消滅
ホンダ唯一のセダンとして販売していたアコードが、2022年9月に生産終了します。
日産ではフーガ、シーマ、スカイラインハイブリッドが2022年に廃止になりますが、スカイラインのターボモデルは販売継続することが決まっています。ホンダはアコードの廃止によりセダンがなくなり、ハッチバックのシビックが後継モデルに。日本のセダン市場からも撤退することになり、2022年に入ってからシャトル、CR-V、インサイト、に次ぐ4車種目の廃止車種に。
アコードの後継モデルは2024年3月頃に日本市場へ投入する噂があり、2022年には新型SUVモデルZR-Vの投入が決まっているため、新型アコード投入まではSUVやBEV(電気自動車)に注力します。
アコードのセダン撤退は日本だけで、北米市場では11代目アコードの開発が進んでおり、2023年に発売されるとの情報もあり、完全な生産終了ではない可能性があります。
アコードがボディカラーの見直しをする一部改良を2021年秋頃に実施
アコードはルナシルバーメタリックを廃止して、メテオロイドグレーメタリックを追加する一部改良を2021年秋頃に行います。同時にインテリアカラーのアイボリーを廃止して、ロゴバッヂのカラーも変更。
エクステリアやインテリア、安全装備の変更は行われず、販売価格も据え置きになりました。
ホンダ新型アコードのボディカラーは全5色
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プラチナホワイト・パール(+44,000円) -
クリスタルブラック・パール -
ルナシルバー・メタリック -
ブリリアントスポーティブルー・メタリック -
パッションレッド・パール
10代目ホンダ・アコードのボディカラーは全部で5色が展開。このうち、プラチナホワイト・パールは+44,000円の有償カラーとなります。新型アコードのエクステリアは持ち味の上質な走りを意識しつつ、ワイドandローなボディシルエットに仕上がっています。
また、新世代のプラットフォームにより安定した快適な乗り心地を実現。挙動変化を最小限に留め、軽量性と剛性を両立しています。また、アコードでは初となる「アダプティブ・ダンパー・システム」を採用していることも注目ポイントのひとつで、ハンドリング性能を向上させました。ドライブモードは「ノーマル」「スポーツ」の2モードのほか、静粛性が高く滑らかな運転が楽しめる「コンフォート」モードを追加しています。
グレード | EX |
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乗車定員 | 5名 |
エンジン | 2.0L DOHC i-VTEC+2モーターハイブリッド |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
駆動方式 | FF |
消費税10%込み | 4,227,273円 |
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新型アコードのコックピット2タイプ -
ホンダ・アコードのシートデザイン(ベージュ) -
ホンダ・アコードのシートデザイン(ブラック)
高質感な新型アコードのインテリアは、流麗で存在感のあるエクステリアによくマッチしています。インテリアカラーはアイボリーとブラックの2色が用意され、どちらも特別感のある魅力を有します。シート表皮は贅沢なレザーを使用。シート幅を広げて高級ソファのような座り心地を実現しました。インパネではケヤキの木で美しい木目を再現し、質感の高いインテリアとしています。
新型アコードには「後方誤発進抑制機能」や「オートハイビーム」を追加した最新のHonda SENSINGを搭載。大型のタブレット型ディスプレイを採用するHonda インターナビも標準装備します。
また、新型アコードのボディには超高張力鋼板を多用し、現行型アコードよりも軽量性・剛性を大幅にアップ。曲げ剛性は24%、ねじり剛性は32%向上しています。さらにスプレー式発泡ウレタンフォームをボディの10か所に採用し、ノイズリデューシングアルミホイールや遮音ガラスを装備するなど静粛性を高める工夫も。ホンダ初となる3マイクタイプのアクティブノイズコントロールも採用します。
新型アコードの荷室は使い勝手のよいスペースが広がる
新型アコードの荷室容量は573Lと、従来モデルから149L増えています。トランクスルー機構付きのリアシートを倒せばさらに荷室を拡充可能に。なお、後部座席のアームレストはアームレストスルー機構を採用しているため、4人乗車時でも長尺物も載せられます。
また、新型アコードはフロント・リアともに収納が豊富。気の利いた収納スペースで、どの席に座っても使い勝手の良い車内となっています。
新型アコードは視認性の高いディスプレイを搭載し快適かつ安全な運転をアシスト
新型アコードには、運転中の視線移動を最小限とするフロントガラス照射式ヘッドアップディスプレイを搭載。多彩な走行情報をわかりやすくドライバーに知らせます。
スピードメーター横にはマルチインフォメーションディスプレイを装備。燃費履歴や経過時間などの情報を表示します。
新型アコードは2020年2月21日発売
ハイブリッドセダンの新型アコードが東京モーターショー2019で日本初公開し、2020年2月に発売しました。新型アコードはモノグレード構成で、価格は4,650,000円から。シビックやインサイトの上級にあたり、ボディサイズは全長4,900mm、全幅1,860mm、全高1,450mmです。
新型アコードは、新型フィットにも搭載される新開発の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載。
最高出力107kW(145PS)/6,200rpm、最大トルク175Nm(17.8kgfm)/3,500rpmの直列4気筒DOHC 2.0L i-VTECエンジン、最高出力135kW(184PS)/5,000-6,000rpm、最大トルク315Nm(32.1kgfm)/0-2000rpmの新開発の走行用モーターを備えます。
ボディカラーは全5色で、「プラチナホワイト・パール」「クリスタルブラック・パール」「ルナシルバー・メタリック」「ブリリアントスポーティブルーメタリック」「パッションレッド・パール」がラインナップ。足回りにはポリッシュが美しい18インチのアルミホイールを装着します。
ホンダ・アコードの2020年モデルが米国で発売!ホンダセンシングや装備の充実化をはかる
2019年9月17日、2020年モデルの新型アコードがアメリカ市場で販売を開始しました。
価格はエントリーグレードLX 1.5L Turbo(CVT)で約258万円から。パワートレインは従来どおり排気量1.5リッター直列4気筒ターボチャージャーエンジンと排気量2.0リッター直列4気筒VTECターボエンジンの2タイプが展開します。
今回の改良ではHonda SENSINGの機能強化やBluetoothストリーミング・ハンズフリーリンクの標準装備化が実施されています。スポーツグレード以上を選択した場合、Android Auto/Apple Car Play対応インフォテインメントディスプレイが、EX/TouringグレードではHDラジオ・SiriuxXM衛生ラジオが標準搭載される豪華仕様です。
Honda SENSINGには新たに交通標識認識・歩行者センシング・車線維持サポート・衝突緩和ブレーキシステムが採用されました。その他にも雨滴感知ワイパーをメーカーオプション設定できるほか、ドライバーアテンションモニター・ブラインドスポットモニター・オートハイビームヘッドライト・マルチアングルバックミラーカメラなどが標準装備となります。
新型アコードの先行サイトが公開!日本では2019年10月の東京モーターショーで初お披露目
2019年8月2日、新型アコードがホンダの公式ホームページで先行公開されました。「人と時代に調和したクルマ」という初代からのコンセプトを一貫し持ち続けているホンダ・アコード。10代目を迎える新型においても、その考え方は強く反映されています。
新型アコードのエクステリアは流麗で美しいローandワイドなボディラインが目をひきます。2.0L DOHC i-VTECエンジンと2モーターハイブリッドシステムの「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載し、軽快かつ滑らかな走り味を実現しています。
なお、新型アコードの日本でのフルモデルチェンジは2020年初めを予定。国内市販予定モデルの先行公開は2019年10月の「東京モーターショー2019」にて行われます。
新型アコードはシビックと同じ新プラットフォームで開発
10代目アコードの開発は、新型シビックで採用されたホンダ・グローバルスモールプラットフォームで行われます。その結果、車幅は広がり・車高は低くなり、ホイールベースは拡張されました。ボデイパーツは、アルミニウムの使用量を増やすことで車両重量の軽量化を実現しました。
サスペンションはシビック タイプRのアダプティブダンパーシステムを導入し、安定感と乗り心地を向上させます。
モデルチェンジ後のエクステリアはクーペセダンスタイルでエレガント!
新型アコードでは最近の高級セダンのエクステリアの特徴であるファストバックスタイル(クーペセダン)を採用します。
ヘッドライトにはデザイン性と光量も魅力的な9連LEDライトを装備。上級グレードでは19インチタイヤを採用してホイールの美しさでも魅了してくれます。
新プラットフォームで開発が行われた事で、全高は15mmほど低くなりボディサイズはコンパクトになりましたが、ルーフから流れるような美しいシルエットによりプレミアム感はアップしています。
サイドビューからは、新型アコードのエクステリアの全体的な特徴をつかむ事が出来ます。リア部分からフロント部分にかけて凹凸面でアクセントを加えるだけではなくて、ルーフスポイラーなどのアイテムを設置することで車体のエレガントさがアップします。
モデルチェンジで室内スペースが広がって車内からの見渡し良好!
新型アコードは、ボンネットの位置を低く設定した事、及びフロントピラー(Aピラー)を20%ほどサイズダウンさせた事で室内から見渡せる視野が広く開放的になり、走行中に移り変わる景色をダイナミックに楽しめます。
7インチのオーディオシステムは操作性と視認性に優れ、スマートフォンと連動させることで利便性が高まります。上級グレードには、ワイヤレス携帯充電端末器や車内4G LTE Wi-Fiといったモバイル端末との先進の接続技術を導入します。
新型アコードは、新プラットフォームを採用することで現行モデルよりもホイールベースを拡げる事に成功しました。その結果、室内スペースは拡がり後部座席のフットスペースは拡大しています。
シートは12段階の電動シートで快適性を体感でき、ラグジュアリー感あふれるシート素材を用いています。ヨーロピアンテイストのデザインを取り入れている室内空間はプレミアム感がいっぱいです。
新型アコードはクーペタイプモデルとV6エンジンを廃止
新型アコードは、クーペタイプモデルとV6エンジンを廃止しました。アコードクーペタイプは、スポーティーな雰囲気が全面にあふれ魅力的ですが日常には適さない理由で、V6エンジンは圧倒的なパワフルさを誇りますが燃費の悪さや排ガス規制の問題で、どちらも一部の層には熱狂的に支持されていますが、売上が低迷する中で苦渋の判断を下しました。
新型アコードのパワーユニットはコンパクトで高性能化
新型アコードは、ガソリン車で2種類の直噴ターボエンジンを、ハイブリッド車で第三世代の2モーター式ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」をパワートレインとします。
ガソリン車では、1.5L直噴ターボエンジンと2.0L直噴ターボエンジンをラインナップさせます。1.5L直噴ターボエンジンでは、CVT(無段変速機)と組み合わせる事で従来モデルの2.4L自然吸気エンジンよりも高出力・低燃費を実現します。
2.0L直墳ターボエンジンでは、独自に開発された10速オートマチックトランスミッションと組み合わせる事で、従来モデルのV6 3.5Lエンジンと同レベルの発進加速性を維持しながらも低燃費を実現します。
ハイブリッドシステムではパーツのコンパクト化に成功し、インテリジェント・パワー・ユニット(IPU)を後部座席フロア下に搭載できるようになりました。その結果、ハイブリッド車のネックであったトランクスペースの狭さは改善され、新型アコードではガソリン車と変わらないトランクスペースを確保します。
新型アコードは10速オートマチックトランスミッションで低燃費
最近の車は、シフトアップが滑らかになる事で静粛性が増す、リズミカルな走りを体感できるというメリットを活かそうと、こぞってATの多段化を進めています。新型アコードではFF車として初めてトランスミッションに10速ATを導入しました。
ATを多段階にすれば、運転状況に合わせ効率のよいギアで走行できるため低燃費にもつながります。
新型アコードにモデルチェンジしてもマニュアル車をラインナップ
多くの自動車メーカーがマニュアル車のラインナップを減らす中で、ホンダはその姿勢を崩さずに新型アコードにおいても、1.5L及び2.0Lのガソリンモデル車のスポーツグレードで6速MT仕様車も発売します。
やっぱりマニュアル車でなければしっくりこないというドライバーにとっては朗報です。日本での発売を期待しましょう!
新型アコードのホンダセンシングはパッケージングされる安全技術がグレードアップ
現行モデルにも搭載する「渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール」や「車線維持支援システム(LKAS)」などの安全技術がパッケージングされているホンダセンシングは新型アコードでは全車両に各安全技術がグレードアップして標準装備されます。
モデルチェンジ後の販売価格は現行モデルから10万円ほどアップと予想
新型アコードの日本での販売価格は、現行モデルに10万円ほどアップした金額であると予想します。
エクステリアやインテリアのエレガントさがアップし、サスペンションなどの内部パーツのグレードアップが行われている事が価格アップの理由です。
グレード | メーカー希望小売価格 |
---|---|
HYBRID EX | 4,100,000円 |
HYBRID LX | 3,850,000円 |
「自動車の理想の姿を、人とクルマの中の調和に求める」思想のアコードのモデルチェンジ遍歴
アコードはホンダが販売するアッパーミドルクラス乗用車で、「145」の後継モデルとして登場し、ホンダを代表する世界戦略車で、北米や欧州で人気のモデルです。
アコード 初代 SJ/SM(1976年~1981年)
1976年5月、3ドアハッチバックモデルとしてアコードがデビューしました。CVCC仕様のEF型エンジンを搭載し、排出ガス規制をクリアしていました。初代アコードは世界役90ヵ国に輸出されています。
1977年10月、ノッチバックの4ドアサルーンが発売されました。
1978年9月、エンジンを1.8L EK型に変更。当時では珍しかったパワーステアリングを最上級グレードの「EX」に装備。のちに追加された「EX-L」にはパワーウインドウを、フルオートエアコンが1800サルーン「EX-L」に追加されました。
1979年10月、ホンダマチックに3速が追加され、パワステ装備の1800サルーン「ES」が追加設定されました。
1980年7月、1.6Lモデルを再追加し、EP型エンジンを搭載しました。
アコード 2代目 SY/SZ/AC/AD型(1981年~1985年)
1981年9月、フルモデルチェンジで2代目に。安全性が向上し、エンジンはEP型とEK型を設定。全車にクルーズコントロールが装備されました。
1982年11月、一部変更でホンダマチックが4速フルATに改良されました。
1983年6月のマイナーチェンジではフロントマスクとエンジンを変更しています。
1984年5月、電子制御燃料噴射装置の「OGM-FI」仕様が1.8Lエンジンに追加されました。
アコード 3代目 CA1/2/3/4/5/6型(1985年~1990年)
1985年6月、セダンがフロントフェイスを変更してフルモデルチェンジ。仕向け地によってヘッドライトの形状が異なります。7月、3ドアハッチバックがフルモデルチェンジ。日本と欧州では「アコードエアロデッキ」を導入し、北米とオーストラリアでは「ファストバック」タイプとなりました。
1987年5月、国内モデルのマイナーチェンジを実施。外観の変更とエンジン仕様の追加が実施されました。7月には「アコードCA」の販売を開始します。
1988年4月、アメリカで開発された3ドアノッチバックのアコードクーペが左ハンドル仕様で、日本で販売を開始しました。
1988年9月、一部変更でシフトロックシステムをATに追加すると同時に、エアコンを標準装備した「スーパーステージ」を発売。
アコード 4代目 CB1/2/3/4型(1989年~1994年)
1989年9月、フルモデルチェンジで4ドアセダンのみになりました。サイズは5ナンバーフルサイズに拡大されています。
1990年4月、アコードクーペがモデルチェンジして販売を開始しました。
1991年4月、アメリカで開発と生産が行われている「アコードワゴン」の販売を開始しました。7月にはマイナーチェンジを実施し、グレード体系の見直しも行われました。
1992年2月、F22A型エンジンを搭載した「2.2iエクスクルーシブ」がクーペに追加されました。6月には左ハンドル仕様のセダンから、2,000台限定の特別仕様車「スペシャル・エディション」を発売しました。
1993年9月、セダンがフルモデルチェンジに伴って販売を終了しました。
アコード 5代目 CD3/4/5/6型(1993年~1997年)
1993年9月、セダンがフルモデルチェンジで3ナンバーになりました。エンジンPGM-FI仕様に。
1994年3月、クーペモデルとワゴンモデルがフルモデルチェンジしました。
1996年7月、セダンにマイナーチェンジを実施し。外観のデザインを変更。スポーツモデルではインテリアカラーが専用のブラックモノトーンになりました。9月にはクーペモデルとワゴンモデルのマイナーチェンジを実施し、スポーティモデルの「SiR」が追加設定されました。
1997年9月、6代目と入れ替わりのため、販売を終了しました。
アコード 6代目 CF3/4/5/CL1/3型(1997年~2002年)
1997年9月、セダンとワゴンをフルモデルチェンジしました。日本仕様では、セダンが5ナンバー、ワゴンが3ナンバーとなります。初の四輪駆動の設定もされました。
1998年5月、特別仕様車「ホワイトパールエディション」を発売。
1999年1月、一部改良でHONDA LEVを2.0L VTS全車に採用し、「Sパッケージ」を「SiR」「SiR-T」に追加しました。また、4WDモデルの「2.0VTS」に「Fタイプ」を設定しました。7月には特別仕様車「クリーンスポーティス」を発売しました。
2000年6月、マイナーチェンジを実施。フロントグリルとテールランプの変更と、スポーツグレードの「ユーロR」の追加と、2.0VTSに「レザーパッケージ」の設定と、「1.8VTE」を追加しました。
2001年5月、新たに「SiR・Euroパッケージ」を設定しました。
2002年5月、特別仕様車「スタイルエディション」「Premiumエディション」「Euro-R・X」を発売しました。10月には7代目と入れ替わりのため、販売を終了しました。
アコード 7代目 CL7/8/9型(2002年~2008年)
2002年10月にセダン、11月にワゴンがフルモデルチェンジしました。日本仕様は欧州仕様と統合したため、3ナンバーになりました。新開発のK型エンジンを搭載しています。11月には200台限定の特別仕様車「ビエラ」を発売。
2003年2月、特別仕様車「日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞記念車」を、6月には福祉車両「アルマス」を発売しました。
2004年10月、一部改良で新たにスポーツサスペンションが装備された「スポーツパッケージ」を設定。「20A」の追加などが行われました。
2005年11月、マイナーチェンジで内外装の変更とボディカラーの追加。スポーティモデル「タイプS」を追加しました。これは欧州仕様のサスペンションを装備しています。
2008年12月、8代目と入れ替わりのため、販売を終了しました。
アコード 8代目 CU1/2型(2008年~2013年)
2008年6月、8代目アコードの欧州仕様が販売を開始し、豪華な内外装の「TSX」も春から発売となります。オーストラリアでは「アコード・ユーロ」として販売を開始。12月には日本での販売を開始しました。グレード体系は「24E」「24TL」「24TL SPORT STYLE」「24iL」のラインナップになります。
2009年7月、中国にて「スピリア」の名前で販売を開始。
2011年2月、マイナーチェンジを実施。「Type S」「Type S・アドバンスパッケージ」にグレードを整理しました。
2012年4月、一部改良を実施。
2013年3月、9代目と入れ替わりのため、販売を終了しました。
アコード 9代目 CR5/6/7型(2013年~2018年)
2012年9月、9代目アコードをアメリカで販売を開始。
2013年6月、日本でアコードハイブリッド、アコードプラグインハイブリッドの販売を開始しました。
2016年にマイナーチェンジを実施。フロントデザインを刷新し、安全面とボディ剛性が強化され、エクステリアだけではなく、機能や性能が大きく進化しています。
アコード 10代目 CV3型(2017年~2023年)
2017年10月、アメリカとカナダで、10代目になったアコードの販売を開始しました。
2018年4月には中国仕様車の販売を開始。
2019年8月、2020年初めに日本仕様車のフルモデルチェンジを発表しました。
2020年2月、日本仕様車のフルモデルチェンジを実施。
2022年9月、日本仕様車がモデル切り替えのため、生産を終了しました。
アコード 10代目 CY2型(2024年~)
2024年3月、モデルチェンジで11代目となる新型アコードの販売を開始しました。パワートレインは2.0L直噴4気筒エンジンと新開発の高出力モーターを組み合わせたハイブリッドモデル「e:HEV」のみとなります。
アコードのモデル | 販売年表 |
---|---|
初代 SJ/SM | 1976年~1981年 |
2代目 SY/SZ/AC/AD型 | 1981年~1985年 |
3代目 CA1/2/3/4/5/6型 | 1985年~1990年 |
4代目 CB1/2/3/4型 | 1989年~1994年 |
5代目 CD3/4/5/6型 | 1993年~1997年 |
6代目 CF3/4/5/CL1/3型 | 1997年~2002年 |
7代目 CL7/8/9型 | 2002年~2008年 |
8代目 CU1/2型 | 2008年~2013年 |
9代目 CR5/6/7型 | 2013年~2018年 |
10代目 CV3型 | 2017年~2023年 |
11代目 CY2型 | 2024年~ |
モデルチェンジした新型アコードの日本発売は2024年3月 e:HEV搭載の1グレードを設定
北米市場では2023年に先行販売された新型アコードですが、日本では2024年3月に発売しました。グレードはe:HEV搭載のハイブリッドモデル1つのみ設定した分かりやすい構成です。
12.3インチ Honda CONNECTディスプレやBOSEプレミアムサウンドシステム、本革シートのスムースレザーインテリアなどが全て標準装備した全部入りのグレードで、価格以上の満足度・完成度を感じます。