グレイスのモデルチェンジ

グレイスがフルモデルチェンジでハイブリッドをi-MMDに進化 安全装備や自動運転支援技術も搭載か

グレイスのモデルチェンジ情報を紹介。従来のハイブリッドシステムi-DCDから2モーター式のハイブリッドシステムi-MMDに進化、安全装備のホンダセンシングや最新の運転支援技術を投入して自動運転に近づきます。ボディサイズは5ナンバーセダンの規格内に収まり、扱いやすいハイブリッドカーになるでしょう。

グレイスがフルモデルチェンジでハイブリッドをi-MMDに進化 安全装備や自動運転支援技術も搭載か

グレイスのモデルチェンジ情報を紹介 ハイブリッドシステムの変更や安全装備や自動運転支援技術が進化

グレイスのフルモデルチェンジ最新情報を紹介します。グレイスは日本市場向けに開発された、今では希少な全幅1,700mm以下に抑えた5ナンバーサイズのセダンです。

近年の日本車はモデルチェンジの度にボディサイズを拡大する傾向があり、ホンダのアコードなども元々5ナンバーだったのが3ナンバーに変更されています。現在ではトヨタのカローラアクシオやプレミオ・アリオンなど、限られた車種しか残っていません。

グレイスは5ナンバーで、しかもハイブリッドモデルをラインナップする個性的なセダンで、販売台数は少な目ですが熱心なファンがいる、なくてはならない車です。ホンダのグレイスが予定するモデルチェンジ最新情報を紹介、どのような変化があるのか解説します。

フルモデルチェンジ版ホンダ・シティ(日本名・グレイス)のレンダリングが公開!

今まで目撃されたプロトタイプを参考にした、フルモデルチェンジ版ホンダ・シティ(グレイス)のレンダリングが公開されました(画像は入手し次第紹介します)。

新型シティは今後マレーシアやタイなどの地域で販売される予定です。ファミリー層に親しまれるような丸みのあるシルエットを有しつつ、ラグジュアリーな雰囲気も漂う一台となっています。ボディカラーについても「ダークルビーレッド・パール」「ルナーシルバー・メタリック」「モダンスチール・メタリック」などがラインナップすると予想されています。

新型シティのインテリアはフィット4をベースとしています。コックピットに配置されるナビゲーションディスプレイやメーター周り、その他操作系については全体的にフィット4から流用されるものと思われます。

新型シティのパワートレインには1.0リッター直列3気筒VTECターボエンジンにCVTを組み合わせます。最高出力122ps/5,500rpm、最大トルク200Nm/2,000rpm~4,500rpmを発生し、燃費性能も従来型から大きくアップさせるでしょう。

グレイスのモデルチェンジ時期は2020年頃で5ナンバーサイズを継承

グレイスはモデルチェン後も使いやすい5ナンバーのボディサイズを維持グレイスはモデルチェン後も使いやすい5ナンバーのボディサイズを維持

グレイスは2014年12月に発売開始しました。フィットをベースに開発しているため、室内をより広く使えるホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用、5ナンバーセダンではトップクラスの居住性を実現しています。発売当初はハイブリッドモデル専売車でしたが、2015年にはガソリンモデルを追加、販売価格を引き下げたことで間口が広がりました。

2017年には初めてマイナーチェンジを受け、安全装備のホンダセンシングを採用しました。グレード体系やボディカラーや内装カラーを見直し、エクステリアもフェイスリフトしています。
マイナーチェンジが発売から3年後に行われたことから、フルモデルチェンジは3年後の2020年になると予想します。

オデッセイやフィットが2019年でジェイドやシャトルが2021年頃にモデルチェンジすると予想できます。2020年はミニバンのステップワゴンがモデルチェンジするため、グレイスのモデルチェンジにも丁度良い時期だと言えるのではないでしょうか。

現行モデルのグレイスのスペック
  グレイス グレイスハイブリッド
駆動方式 2WD(FF)/4WD
全長 4,450mm
全幅 1,695mm
全高 FF:1,475mm/4WD:1,500mm
ホイールベース 2,600mm
室内長 2,040mm
室内幅 1,430mm
室内高 1,230mm
車両重量 1,160kg
最小回転半径 5.1m
最低地上高 FF:135mm/4WD:150mm
総排気量 1.496L
エンジン最高出力 97KW(132PS)/6,600rpm 81KW(110PS)/6,000rpm
エンジン最大トルク 155Nm(15.8kgm)/4,600rpm 134Nm(13.7kgm)/5,000rpm
モーター最高出力 22KW(29.5PS)/1,313-2,000rpm
モーター最大トルク 160Nm(16.3kgm)/0-1,313rpm
乗車定員 5名
JC08モード燃費 22.0km/L 34.8km/L
販売価格 1,769,040円~ 1,979,640円~

またグレイスはモデルチェンジしても従来モデルからボディサイズを変更することはないでしょう。これはグレイスが日本市場向けに開発されたことで、海外需要に対応するためのボディの大型化をしなくて済むからです。
日本の狭い道を走るために5ナンバーサイズのセダンを望む声も多いため新型グレイスは5ナンバーセダンを継承するでしょう。

次期グレイスは従来のスポーツハイブリッドi-DCDから2モーターのスポーツハイブリッドi-MMDに進化

新型グレイスのパワートレインはインサイトと同じ1.5Lスポーツハイブリッドi-MMDを搭載新型グレイスのパワートレインはインサイトと同じ1.5Lスポーツハイブリッドi-MMDを搭載

現行モデルのグレイスはフィットやシャトルなどに搭載する1.5Lのスポーツハイブリッドi-DCDを採用しています。ハイブリッドシステムi-DCDはトヨタのハイブリッドシステムTHS2に迫る優秀なシステムですが、モデルチェンジする次期グレイスにはインサイトに搭載している1.5Lのスポーツハイブリッドi-MMDを採用します。

ホンダのスポーツハイブリッドi-MMDは2種類あり、1つはインサイトや次期グレイスに搭載予定の1.5L、もう一つはミニバンのステップワゴン・オデッセイやセダンのアコード、SUVのCR-Vに搭載する2.0Lです。

1.5L i-MMDと2.0L i-MMDのエンジンスペックを比較
  1.5L i-MMD 2.0L i-MMD
総排気量 1.496L 1.993L
エンジン型式 LEB型 LFB型
エンジン種類 水冷直列4気筒横置
エンジン最高出力 80kW(109PS)/6,000rpm 107kW(145PS)/6,200rpm
エンジン最大トルク 134Nm(13.7kgm)/5,000rpm 175Nm(17.8kgm)/4,000rpm
モーター型式 H4
電動機種類 交流同期電動機
モーター最高出力 96kW(131PS)/4,000-8,000rpm 135kW(184PS)/5,000-6,000rpm
モーター最大トルク 267Nm(27.2kgm)/0-2,000rpm 315Nm(32.1kgm)/0-2,000rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
JC08モード燃費 34.2km/L(インサイト) 31.6km/L(アコード)

1.5Lのスポーツハイブリッドi-MMDは最高出力と最大トルクは2.0Lに劣りますが、コンパクトクラスのグレイスやセダンタイプのインサイトには十分なパワーを発揮します。燃費性能も1.5Lスポーツハイブリッドi-MMDのほうが優れているため、5ナンバーセダンのグレイスには最適なパワートレインだと言えます。

安全装備のホンダセンシングは進化してより安全なグレイスに生まれ変わる

新型グレイスの安全装備は2017年7月のマイナーチェンジで搭載したホンダセンシングを採用、現在夜間の歩行者を検知できる仕様ですが2020年頃のフルモデルチェンジではさらにアップグレードすると考えます。

安全装備ホンダセンシングの進化速度はとても早く、2014年フラッグシップセダンのレジェンドに初採用された時とは比べ物にならないほどです。
グレイスがモデルチェンジする時期には、ミリ波レーダーと単眼カメラの精度をさらに上げ夜間の自転車も検知できるようになるでしょう。

新型グレイスにはホンダが目指す2025年の自動運転レベル4に近い技術を投入

自動運転レベル3の技術投入が期待される新型グレイス自動運転レベル3の技術投入が期待される新型グレイス

ホンダは2025年までに自動運転レベル4を目指すと、国内の自動車メーカーでは唯一時期を明言しており、2020年の自動運転にかかわる法整備後に開発が本格化してくると考えます。

2020年にモデルチェンジすると予想するグレイスにも自動運転支援技術を搭載、現在の自動運転レベル2(システムがステアリング補正などをする運転支援技術)を超え、条件付きでシステムが自動運転を行い緊急時にドライバーが操作する「自動運転レベル3」の技術を搭載するかもしれません。

新型グレイスは自動運転システムを搭載する5ナンバーセダンになるかもしれない

新型グレイスのモデルチェンジは2020年以降になると考えます。
2020年は自動運転の法律が整備される年で、車の在り方が根本から覆る歴史的な年度になるかもしれません。またEV化の流れは今後も続きパワートレインがエンジンからモーターへ順次移行していると考えられます。
新型グレイスはどのようなモデルチェンジを受けるのか期待が高まります。