アバルト595のホイールおすすめは?人気アルミメーカーから人気商品をピックアップ!
フィアット500をベースにチューンアップされたハイパフォーマンスモデル、アバルト595に合うホイールを紹介します。アバルト595はPCD98mm/4穴という極めて特殊なボルトレイアウトを採用しているため、社外ホイールの選択肢は国産車と比べて限定的です。さらにグレードによってはブレンボキャリパーがホイール内側のクリアランスを圧迫するため、デザインだけで選ぶと装着できないケースが多く見られます。
なお、ステランティスジャパンは2024年5月をもってF595および695の日本向け生産を終了し、正規ディーラーの在庫限りで国内新車販売を終えています。後継はEVモデルの500e・600eへ移行しており、ガソリンエンジン搭載の595シリーズは中古市場が中心となっています。本記事は中古車を含む現役オーナーのホイールカスタムを想定した内容です。
アバルト595に適合するアルミホイールのサイズ早見表
| ホイールピッチ(P.C.D.) | 98mm |
|---|---|
| ホール数 | 4H |
| リム径 | 16インチ/17インチが多い(一部15インチも適合) |
| リム幅 | 6.5J/7.0J/7.5Jが多い |
| インセット | 33mm〜38mm周辺が多い |
| ハブ径 | 58.1mm |
| 純正タイヤサイズ | 「195/45R16」(16インチ)/「205/40R17」(17インチ) |
アバルト595に適合する社外ホイールは、PCD98mm・4穴・ハブ径58.1mmを共通とし、リム径16〜17インチが中心です。リム幅は6.5J〜7.5J、インセットは33〜38mm周辺で展開されている製品が現実的な装着候補となります。タイヤサイズは16インチで「195/45R16」、17インチで「205/40R17」が純正同等です。
選びにくさの理由はいくつかあり、整備性の観点で押さえておくべきポイントを以下にまとめます。
- ブレンボキャリパー装着車(コンペティツィオーネ等)はホイール内側の逃げ形状が必要で、対応サイズが限定される
- 純正ハブには位置決めピンが立っており、社外ホイール装着時に外す手順が必要なケースがある
- 純正ホイールは元々ボディに対してギリギリのオフセットで設計されており、インセットを大きく変えるとフェンダー干渉が起きやすい
- 変換ホイールスペーサー(PCD98→100)を併用すれば選択肢は広がるが、車検対応の観点から専用ボルトと厚み調整が必要
以下、アバルト専用設計または4H/PCD98ラインナップを持つメーカーのホイールを取り上げます。社外ホイールの装着はショップでの実車合わせが前提となるため、購入前の適合確認は必ず行ってください。
BBS Japan鍛造のフルオリジナル軽量モデル
ASSO INTERSPEED IS701
ASSO INTERSPEED IS701はアバルト595に似合うダイヤモンドシルバーとダイヤモンドブラックの2タイプがラインナップ
| リム径 | 17inch |
|---|---|
| インセット | 35mm |
| リム幅 | 7.0J |
| カラー | ダイヤモンドシルバー ダイヤモンドブラック |
| 値段 | 612,376円/4本〜(2026年調べ) |
| 参考 | ASSO[ホイールメーカー一覧] |
ASSO INTERSPEED IS701は、アバルトパーツの輸入元として知られるASSOがSEVEN PERFORMANCEとBBS Japanに製造を委託したフルオリジナルの鍛造アルミです。間近で見ると、ダイヤモンドカット仕上げのスポーク表面が立体的に光を反射し、純正鋳造ホイールの落ち着いた表情とは対照的なシャープな印象を与えます。1本7.1kgという軽さは、純正17インチホイールと比べた場合に走り出しの軽快感や段差通過時の動きの違いに体感差として現れる重量域です。
17インチ7.0J・インセット35mmはアバルト500/595/695の純正17インチ車(純正は7J・インセット38mm)からの履き替え候補で、ブレンボキャリパー装着車にも対応する逃げ形状を備えています。アバルト専用設計のため純正ボルトをそのまま流用でき、別途ボルトを手配する手間がかからない点も実用上のメリットです。
アバルト専用に開発された15本スポークのパルティーレ
ASSO パルティーレ
ASSO パルティーレはシルバーやチタンカラーなどホイールカラーが多彩
| リム径 | 17inch |
|---|---|
| インセット | 35mm |
| リム幅 | 7.5J |
| カラー | エコシルバー チタングレイ キャラメッロ マットブラック |
| 参考 | ASSO[ホイールメーカー一覧] |
ASSO パルティーレは、リム外周まで足長く伸びる11本スポークを採用したアバルト500/595/695専用設計のアルミです。実際に光を当てて角度を変えると、スポーク1本1本が独立して反射し、SUVや国産車向けの汎用ホイールでは出ない独特の足長感が立ち上がります。鋳造後に2次加工を施す工程を多めに取り入れており、鋳造ホイールながらバランス精度の高さで支持されているモデルです。
アバルト595には17インチ7.5J・インセット35mmが適合し、ブレンボキャリパー装着車にも対応するクリアランス設計です。チタングレイやキャラメッロ(茶系)といった独自配色が選べるため、レッドやイエローのボディカラーに対して落ち着きを出したい場合の選択肢になります。
ブレンボ対応のシンプルな7本スポークホイール
ブリヂストン テクマグ Type207R
ブリヂストン テクマグ Type207R(ブラックの画像は5穴モデル)
| リム径 | 16inch/17inch |
|---|---|
| インセット | 30mm/38mm |
| リム幅 | 6.5J/7.0J |
| カラー | シルバー |
| 参考 | ブリヂストン[ホイールメーカー一覧] |
ブリヂストン テクマグ Type207Rは、シンプルな7本スポークを採用したモノブロック構造のアルミです。間近で見ると、装飾を抑えた直線的なスポークと素地に近いシルバーカラーの組み合わせが、純正風の落ち着いた印象を保ちつつ純正と被らない表情を作り出している点が特徴です。派手なドレスアップを避けて軽量化と統一感を取りたい場合に向きます。
16インチは6.5J・インセット30mm、17インチは7.0J・インセット38mmがアバルト595のマッチングサイズです。インセット30mmは外側に出るセッティングのため、純正車高で履く場合はフェンダーとのクリアランスをショップで実車計測してから決めるのが確実です。
SUPER GT直系のレーシーな鋳造1ピース
ヨコハマ ADVAN Racing RG-D2
レーシーなヨコハマ ADVAN Racing RG-D2はアバルト595との相性もばっちり!
| リム径 | 16inch |
|---|---|
| インセット | 35mm |
| リム幅 | 6.5J |
| カラー | マシニングレーシングハイパーブラック マシニングブラックガンメタリック |
| 値段 | 35,090円/1本〜(2026年調べ) |
| 参考 | ヨコハマ[ホイールメーカー一覧] |
ヨコハマ ADVAN Racing RG-D2は、スポーク中央が深く落ち込むコンケイブ形状を強調した鋳造1ピースアルミです。目の前にすると、リム外周からスポーク中央へ向かって面が大きく落ち込んでおり、コンパクトな595のボディサイズに対して足元の存在感を強める方向に働きます。マシニング加工の銀色ラインがリム周辺で輝き、平面的になりがちな黒系ホイールにアクセントを加えています。
アバルト595には16インチ6.5J・インセット35mmが適合します。ADVAN Racingは輸入車向けPCD98の設定を継続しており、ブレンボキャリパーのない素ベースの595や500であれば16インチダウンの夏タイヤ用にも選びやすい1本です。スポーティな見た目を残しつつ価格を抑えたい場合の現実的な候補となります。
クラシカルなバナナスポーク&リムポリッシュの軽量モデル
阿部商会 クラシックエイト
阿部商会 クラシックエイトはクラシカルなデザインと軽量性が魅力の商品
| リム径 | 17inch |
|---|---|
| インセット | 35mm |
| リム幅 | 7.0J |
| カラー | マットブラックリムポリッシュ ホワイトリムポリッシュ ガンメタリムポリッシュ |
| 値段 | 30,624円/1本〜(2026年調べ) |
| 参考 | 阿部商会[ホイールメーカー一覧] |
阿部商会 クラシックエイトは、リム手前で湾曲する「バナナスポーク」と外周のポリッシュリムを組み合わせた、ヨーロピアンクラシック風のアルミです。実際に角度を変えて見ると、湾曲したスポークが車輪の回転方向に対してわずかにねじれて見え、フィアット500譲りのレトロなボディラインに対して時代背景の合うコーディネートを作りやすくなります。
17インチ7.0J・インセット35mmがアバルト595の適合サイズで、マットブラック・ホワイト・ガンメタの3色からボディカラーに合わせて選択できます。アバルトのレース由来のスポーティな表情を抑えて、フィアット500寄りのクラシカルな雰囲気に振りたい場合に刺さる方向性です。
純正比7.5kg軽量化のアバルト専用鍛造モデル
ルオーテマルケジーニ F037
アバルト595専用のルオーテマルケジーニ F037 鍛造ホイール
| リム径 | 17inch |
|---|---|
| インセット | 37mm |
| リム幅 | 7.0J |
| カラー | ガンメタリック |
| 参考 | ルオーテマルケジーニ[ホイールメーカー一覧] |
ルオーテマルケジーニ F037は、イタリアの二輪用ホイールでも知られるマルケジーニが手がける四輪用鍛造アルミの595向けモデルです。1台分で純正比7.5kgの軽量化となり、車両重量がおよそ1,120kgのアバルト595にとってバネ下軽量化の効果が出やすい数値です。実際に履き替えた事例では、ステアリングの初期応答や段差通過時の収まりの良さに違いを感じやすいといった声が見られます。
アバルト595専用設計で17インチ7.0J・インセット37mmが用意され、車検対応サイズで開発されているため適合確認の手間が少ない点が利点です。落ち着いたガンメタ単色の仕上げで、走り重視のオーナーが派手さを避けつつ性能面で純正からアップデートしたい場合に向く1本です。
OZの軽量マルチスポーク・スーパーツーリズモGT
O・Z SPORT スーパーツーリズモ GT
アバルト595にマッチ!O・Z SPORT スーパーツーリズモ GT(グリジオコルサの画像は5穴モデル)
| リム径 | 16inch/17inch |
|---|---|
| インセット | 30mm/35mm |
| リム幅 | 7.0J |
| カラー | グリジオコルサ マットブラック |
| 参考 | OZ[ホイールメーカー一覧] |
O・Z SPORT スーパーツーリズモ GTは、レーシーなマルチスポークデザインとアバルト系オーナーに馴染みのあるグリジオコルサ(レース用グレー)を組み合わせたアルミです。間近で見ると、艶を抑えたグレーが派手な反射を出さずに陰影だけで形状を強調し、イタリアの旧車ラリーカーを思わせる雰囲気を作り出します。OZはアバルト・フィアット系で正規供給の歴史が長く、PCD98のサイズ展開が豊富な点が選ばれる理由です。
アバルト595には16インチ7.0J・インセット30mm、17インチ7.0J・インセット35mmが適合します。16インチサイズはコンペティツィオーネ等のブレンボキャリパー装着車で適合外となるケースがあり、ベースグレード(500/595/F595)向けの選択肢として位置づけるのが安全です。
OZの定番軽量モデル・ULTRALEGGERA
O・Z Racing ULTRALEGGERA
足長な2×6スポークが流麗で美しいO・Z Racing ULTRALEGGERA(写真は5穴)
| リム径 | 15inch/16inch/17inch |
|---|---|
| インセット | 37mm |
| リム幅 | 7.0J |
| カラー | クリスタルチタニウム マットグラファイトシルバー マットブラック レースゴールド |
| 参考 | OZ[ホイールメーカー一覧] |
O・Z Racing ULTRALEGGERAは、2×6スポークの細身デザインと軽量性で長年支持されているOZの定番モデルです。実際に履き替えた事例では、純正同じ17インチサイズでも別途ハブリングを必要とせず純正ボルトがそのまま使えるという扱いやすさが報告されており、初めて社外ホイールに替える際の選択肢として無理なく組み込める1本です。ブレンボキャリパー装着車にも対応します。
アバルト595には15〜17インチが装着可能で、リム幅7.0J・インセット37mmが王道のセッティングです。マットグラファイトシルバーは派手さを抑えつつ深いグレーで陰影が出るため、純正鋳造の重い印象から軽快さに振りたい場合に効きます。レースゴールドは限定車「スコルピオーネオーロ」のブラック×ゴールドコーディネートを再現したいときの候補です。
力強い5スポークデザインのモモ ハイパースターエボ
モモ ハイパースターエボ
モモ ハイパースターエボは王道の5スポークがかっこいいワンピースホイール
| リム径 | 15inch/16inch/17inch |
|---|---|
| インセット | 35mm |
| リム幅 | 6.0J/6.5J/7.0J |
| カラー | マットアンスラサイトダイヤモンドカット |
| 参考 | モモ[ホイールメーカー一覧] |
モモ ハイパースターエボは、リムオーバーした5スポークデザインを採用するワンピースアルミです。目の前にすると、リムを越えてスポーク先端が外側に張り出す造形が、コンパクトなボディに対して厚みのある足元を演出します。マットアンスラサイト(暗いグレー)にダイヤモンドカットを加えた仕上げは、近距離では切削の輝き、遠距離ではマットの落ち着きという2つの表情を持つ点がデザイン上の特徴です。
アバルト595には15インチ6.0J、16インチ6.5J、17インチ7.0Jが適合し、インセットはいずれも35mmで統一されています。15インチへインチダウンするとブレンボキャリパー装着車では装着できなくなるため、サイズ選択はグレード(ブレーキ仕様)と合わせて確認することが必要です。
軽量1ピース構造のTWS鍛造アルミ
TWS エクスリート 405S スポーツモノブロック
TWS エクスリート 405S スポーツモノブロックは3つのホイールカラーが展開でアバルト595にも合わせやすい
| リム径 | 17inch |
|---|---|
| インセット | 33mm |
| リム幅 | 7.0J |
| カラー | グロスシルバー/マシーンドリム グラファイトブラック/マシーンドリム ブラッシュド |
| 参考 | TWS[ホイールメーカー一覧] |
TWS エクスリート 405S スポーツモノブロックは、軽量性に優れた1ピース構造の鍛造アルミです。間近で見ると、5本スポークの裏側まで切削で肉抜きされた造形が確認でき、見た目のシンプルさに反して軽量化への作り込みが伝わってきます。TWSはアバルト向けに別シリーズの「Motorsport T66-F」も用意しているメーカーで、4H/PCD98の鍛造設定を継続している国内メーカーの代表格です。
アバルト595には17インチ7.0J・インセット33mmが装着可能です。インセット33mmは外側へ出る方向のセッティングで、ノーマル車高でも足元を引き締める効果が出やすく、車高調を装着して下げる予定がある場合のフェンダーとの納まりも計算しやすいサイズ感です。
アバルト595のホイール選びで失敗しないためのチェックポイント
PCD98mm/4穴という特殊規格と、グレードによるブレーキ仕様の違いが、アバルト595のホイール選びを難しくしている主因です。購入前に確認しておきたいポイントは以下の通りです。
ブレンボキャリパー対応の確認:595コンペティツィオーネや695系の多くはブレンボの大型キャリパーを装備しており、ホイール内側のキャリパー逃げ形状が必要です。アバルト専用設計(ASSO、ルオーテマルケジーニ、TWS Motorsport T66-Fなど)またはブレンボ対応の明記がある製品を選ぶのが安全策です。
ハブの位置決めピンの扱い:純正ハブにはホイール固定用の位置決めピンが立っており、社外ホイールに履き替える際はピンを外す手順が発生するケースがあります。ピンの取り外しはディーラーやアバルト整備に慣れたショップで対応してもらうのが確実です。
ハブセントリックリングの有無:アバルト595のハブ径は58.1mmで、社外ホイールの大半は58.1mm前後の専用ハブ径か、汎用フリーサイズ+ハブリング併用での対応となります。ハブ径が合わない状態で装着するとセンター出しが甘くなり、走行中のハンドルブレが発生しやすくなります。
変換スペーサーでPCD100化する選択肢:PCD98の選択肢を増やす方法として、変換ホイールスペーサー(PCD98→PCD100)を介して国産車向けの豊富なPCD100ホイールを履く手法もあります。スペーサー分の厚みが追加されるため、フェンダーとのクリアランスとボルト長の調整が必要で、ショップでの実車合わせが前提となるカスタムです。
アバルト595が装着する純正ホイールのスペックをチェック
アバルト595(31214T型)の純正ホイールは、グレードによってサイズが分かれます。ベースグレードの595と595ツーリズモは16インチ・タイヤ195/45R16が標準で、ブレンボキャリパーを装備するコンペティツィオーネは17インチ・タイヤ205/40R17が標準装着です。リム幅とインセットも年式・グレードで異なるため、現車のサイズはタイヤ側面の刻印または車両のサイズ表示で確認するのが確実です。
| リム径 | 16inch(ベース・ツーリズモ)/17inch(コンペティツィオーネ) |
|---|---|
| インセット | 38mm |
| リム幅 | 6.5J(16inch)/7.0J(17inch) |
| ボルト穴数 | 4穴 |
| P.C.D(ピッチ) | 98mm |
| ハブ径 | 58.1φ |
| タイヤサイズ | 195/45R16(16inch)/205/40R17(17inch) |
| ナットサイズ | M12×1.25 |
| 型式 | ABA-31214T |
純正ホイールはコンパクトなボディに対してギリギリのオフセットで設計されており、欧州車に多い「タイヤチェーン非考慮設計」のため、車体側のクリアランスマージンが国産車より少なくなっています。社外ホイールのインセットを純正比で大きく外側に振ると、ノーマル車高でもフェンダーに当たるケースがあり、車高調と組み合わせた変更が前提になりやすい車種です。
アバルト595のホイールをカスタムして性能も見た目もグレードアップ!

アバルト595はPCD98mm・4穴という特殊規格に加え、グレードによってブレンボキャリパー装着の有無があり、社外ホイールの選択肢は国産車と比べ限定的です。それでも、見た目だけでなく走りにこだわるオーナーには、TWSやASSOといったハイスペックな鍛造系を選ぶ動きが見られ、純正比で1台分7〜10kg近い軽量化が走行フィールに与える影響を体感できる車重域です。
選択肢を広げるなら変換ホイールスペーサーでPCD100化する手もあり、その場合はBBS LMやWORK MEISTERなど国産車向けPCD100ホイールにも装着の道が開けます。日本向け新車の生産は終了しましたが、中古車市場では595シリーズが安定した人気を保っており、長く乗るためのホイールカスタムは依然として活発な領域です。アバルトの走りを磨く1本を、ボディカラー・ブレーキ仕様・用途に合わせて選んでみてください。














