JEEP ラングラーの内装

Jeep ラングラーの内装はオフローダーの冒険心に火をつける無骨で機能的な設計

ラングラーの内装をシートデザインやコックピット周辺などを中心に解説。オフローダーに人気のジープ ラングラーの内装は水洗いできるのでアウトドアで汚れても清潔に保てる。メーター部は航空機の計器類を模したデザインで実用性を重視。視認性にも優れる。

Jeep 4代目JL型ラングラーの内装をグレード別にチェック!

2018年10月25日にフルモデルチェンジを行い、4代目を迎えたジープ・ラングラーの内装を紹介します。
JeepのラングラーはSPORT(スポーツ)・UNLIMITED SPORT(アンリミテッド・スポーツ)・UNLIMITED SAHARA(アンリミテッド・サハラ)の3モデル構成でしたが、2019年4月4日にはUnlimited Rubicon(アンリミテッド・ルビコン)を新たに設定することを発表し、5月18日から発売をスタートします。
これらのグレード間での装備差にも触れながら、コックピットやシート設定など、ジープ ラングラーの内装を詳しくまとめていきます!

ジープラングラーアンリミテッド・ルビコンに特別限定車「スカイワンタッチパワートップ」が登場!ルビコン専用の内装に開放的な電動式ルーフがプラス

本格オフローダーのジープラングラーアンリミテッド・ルビコン「スカイワンタッチパワートップ」が2019年6月22日より発売

ジープ・ラングラーの最強グレード「Unlimited Rubicon(アンリミテッド・ルビコン)」の特別仕様車「Sky One-Touch Power Top(スカイワンタッチパワートップ)」が新たに設定され、限定257台で発売されます。価格は6,136,000円で、ベース車両のアンリミテッド・ルビコンとは250,000円差となります。

アンリミテッド・ルビコン・スカイワンタッチパワートップは、電動開閉式ルーフの「スカイワンタッチパワートップ」を標準装備しています。ボタンを押すと20秒程度でルーフを開閉でき、フロントシート頭上のみをオープンにすることも可能です。リアクォーターウィンドウは取り外し可能で収納バッグがついています。

ラングラー・アンリミテッド・ルビコン・スカイワンタッチパワートップの内装カラーはスポーティーな黒を採用。ブラック・ブライトホワイトを選択した場合はルビコン専用のレッド、ヘラヤライエローを選択するとシルバーのインパネがそれぞれ設定されます。ステアリングやシフトレバー等にあしらわれたレッドステッチもポイントです。「Rubicon」ロゴ刺繍が入ったレザーシートは手触りが良く、座り心地も抜群です。

ジープラングラーのコックピットは使い勝手がよくデザインにも妥協しない機能美デザイン

JLラングラーはオフローダーにマッチした操作しやすいインパネが特徴

ジープ・ラングラーのコックピットは本格オフロード車らしいタフなデザインです。オーディオ・エアコンのスイッチやシフトノブ・ハンドルもドライバーの操作性を考えたレイアウトとなっています。
インパネ周りは先代モデルにあたるジープ・CJシリーズや初代ラングラーYJ型のオマージュとなっており、新しくも随所に伝統を受け継ぐデザインとなっています。

前方視界を広く確保しているJEEPラングラー

ラングラーの前方視界はとても開放的で運転しやすくなっています。軽量化と構造の見直しによりフリーダムトップの着脱も簡単になり、オープンエア走行がさらに身近に楽しめるようになりました。

ラングラーの見やすいメーター類はドライバーの運転をしっかりとサポートしてくれる

ラングラーに搭載されるのは視認性の高い2眼メーターです。センターには多彩な情報を表示するフルカラーのマルチビューディスプレイが搭載されています。メーターはドライバーが見やすいよう自由に照度の調整が可能となっています。

防水性のスタートボタンを搭載するラングラーなら急な天候の悪化にも対応できる。サブウーハーも頑丈な作り

ラングラーのエンジンスタートボタンは耐候型で、防水シールドが施されています。そのため、ルーフのオープン時に雨や雪が降っても問題なく対応できます。
さらにアウトドアライブさながらの音楽を体感できる耐候型サブウーハーも装備されています。

冬の厳しい寒さにも対応するフロントシートヒーターとステアリングヒーター

Jeepラングラーのアンリミテッド・サハラとアンリミテッド・ルビコンにはフロントシートヒーターとステアリングヒーターを標準装備しています。

オートエアコンディショナーはラングラーの全グレードに標準装備されている

Jeepラングラーに搭載されるオートエアコンは、ドライバー席と助手席で異なる温度に設定できるデュアルゾーン温度調整機能付きです。標準仕様から上級グレードまでラングラー全車に標準装備となります。

大きくて見やすい8.4インチのVGAタッチパネルモニターは上級モデルならではの特別装備

高精細な8.4型Uconnect VGAタッチパネルは、ラングラーのアンリミテッド・サハラとアンリミテッド・ルビコンに標準装備されます。スポーツとアンリミテッド・スポーツには7型のタッチパネルが設定されています。Apple Car PlayやAndroid Autoにも対応しています。

4代目モデルとなるラングラーのシートデザインはグレードやボディカラーによって素材・色が異なる

ブラックとヘリテージタンの高級感あふれる本革シートは風格のあるラングラーにふさわしい

JeepのラングラーのSPORTとUNLIMITED SPORTには布製バケットシートが、UNLIMITED SAHARAとUnlimited Rubiconには専用のレザーシートが標準装備されます。UNLIMITED SAHARAとUnlimited Rubiconのレザーシートには「Jeep」「RUBICON」の刺繍が入っています。
フロントシート・リアシートともに快適な座り心地で、フットスペースにもゆとりがあります。

なお、JEEPラングラーはボディカラーごとにカラーコンビネーションが異なります。詳細は以下の適合表で確認してください。

ジープ・ラングラーのグレード・ボディカラー別カラーコンビネーション一覧表
スポーツ アンリミテッド・スポーツ アンリミテッド・サハラ アンリミテッド・ルビコン
ボディカラー インテリアカラー ブラック ブラック/ヘリテージタン ブラック ブラック/ヘリテージタン ブラック ブラック
シート 布製バケットシート レザーシート
ブラック
ブライトホワイト
ファイヤークラッカーレッド
グラナイトクリスタルメタリック
パンプキンメタリック
スティンググレー

ジープ・ラングラーのラゲッジルームは2000Lの荷室容量を確保

ラングラーは長期での旅行やキャンプでも安心な大容量のラゲッジルームを有する

ジープ・ラングラーの荷室スペースはおよそ2000Lとかなり広く使えます。ラゲッジフロア下部に設置されるアンダーボックスも非常に便利で、レジャーシーンやショッピングなどでも活躍してくれます。
ラングラーはスポーツグレードを除く全グレードに60:40分割可倒式リアシートを採用しているため、乗せる荷物や乗車人数に合わせた多彩なシートアレンジが可能です(ラングラー スポーツのみ可倒式リアシートとなります)。

走行中から駐車時まで乗員の安全を守るジープ・ラングラーの先進安全装備

悪路を駆け抜ける力強い走りはジープ・ラングラーの大きな魅力ですが、ドライブを思い切り楽しむ上でチェックしておきたいのが安全装備の充実度です。
ジープ・ラングラーには以下の安全装備が全グレードに標準装備されています。

ジープラングラーの安全装備

  • デュアル エアバッグ(運転席/助手席)
  • サイドエアバッグ(運転席/助手席)
  • エレクトロニック・スタビリティ・コントロール
  • エレクトロニック・ロール・ミティゲーション
  • トラクションコントロール
  • 4輪ディスクブレーキ
  • ブレーキアシスト
  • 速度感応式オートパワードアロック
  • ParkviewTMリアバックアップカメラ
  • ParkSenseリアパークアシスト
  • キー付フューエル キャップ

ラングラーに搭載されるParkview・ParkSenseで狭い場所での駐車操作も安心

トレーラービュー機能付きのParkviewリアバックアップカメラはラングラー全車に標準装備されています。
カメラと連携して後方の障害物を検知し、警告音や警告表示でドライバーに危険を知らせるParkSenseリアパークアシストはラングラー全車に、加えてParkSenseフロントパークアシストがラングラー アンリミテッド・サハラとアンリミテッド・ルビコンの2グレードに標準搭載されます。

Jeepラングラーの内装は大幅な改良を経てさらにかっこよく使いやすくパワーアップ!

11年ぶりにフルモデルチェンジしたジープ ラングラーの内装は、実用性の向上に力を入れており、従来モデルよりも大幅に改良されています。エントリーモデルにあたるスポーツグレードの充実度も高いですが、特にラングラー アンリミテッド・サハラと新設定されたアンリミテッド・ルビコンの内装は上級グレードならではの特別装備が多く備わっています。
外装・内装ともにグレードアップしたジープ・ラングラーは、これからも新しい魅力で多くのオフローダーの心を惹きつけてやまないでしょう。