ヴェゼルの内装

ヴェゼルの内装をグレード別に解説 インテリアカラーや快適装備の特徴とシートアレンジ

ヴェゼルの内装はどのグレードが自分に合う?現行モデルのインテリアカラー・シート素材・収納・荷室容量から、初代の人気インテリアカラー「ジャズブラウン」やシートアレンジまで、グレード別に詳しく比較・解説します。

初代ヴェゼルの内装は上質を極めた美しいインテリアに注目!コクピットやシートデザイン

ここからは参考情報として、初代ヴェゼル(2013〜2021年販売・現在は生産終了)の内装を解説します。コックピット・シート・ラゲッジルーム・安全性能・純正アクセサリーなどに注目して紹介します。

初代ヴェゼルは3代目フィットをベース車両として開発され、2018年2月のマイナーチェンジで内装の質感向上と装備強化が図られました。2019年1月には上位グレード「VEZEL TOURING・Honda SENSING」が追加されています。

ヴェゼルのコックピットはエレガントで心地よい運転環境が整っている

ホンダ・ヴェゼルのTOURING Honda SENSINGのコックピット画像

初代ヴェゼルのコックピットは、各グレードのシートに合わせたインパネが特徴のスタイリッシュなデザインです。スイッチ周りが整然とまとめられていて操作性に優れています。

エコアシスト・コーチング機能・ECONモードで快適なエコドライブを実現

エコアシスト・コーチング機能・ECONモードは全モデルに標準装備されていました。低燃費運転を頼もしくサポートしてくれる機能です。

本革巻のハンドルは高級感があり握り心地も良い

HYBRID Honda SENSINGとG Honda SENSINGを除く全グレードに、本革巻ステアリングホイールが標準装備されていました。手によく馴染み、ハンドリングも軽快になります。

フルオートのエアコンはヴェゼル全車に標準装備される

全グレードに標準搭載されていたフルオートエアコンディショナーは、車内の温度調整だけでなく空気を清潔に保つ効果もありました。

最新の地図を表示しルートを探索するHonda インターナビはメーカーオプションで装備可能

Hondaインターナビは、HYBRID Honda SENSINGとG Honda SENSINGを除く全車両にメーカーオプションで装着できました。Apple CarPlayにも対応しており、ハンズフリー通話や音楽再生、メッセージのやりとりも可能でした。

ホンダ・ヴェゼルの後部座席はゆったりとした開放的な空間が広がる

ヴェゼルはリアシートに座るゲストへの配慮も忘れない

初代ヴェゼルはリアシートの居住性にも徹底してこだわっていました。足元にゆとりを持たせ、身長の高い人でも足を組んでくつろげるほどのスペースを確保。上級セダンにも採用される遮音性の高いフロアカーペットを使用することで、快適な乗り心地を実現していました。

ヴェゼルのシートデザインはブラックやブラウンで洗練されたデザイン

HYBRID Honda SENSING/HYBRID X Honda SENSING/G Honda SENSING/X Honda SENSINGのシート

HYBRID Honda SENSING/HYBRID X Honda SENSING/G Honda SENSING/X Honda SENSINGの4グレードにはブラックのファブリックシートが標準装備されていました。スポーティでシックなデザインです。

HYBRID Z Honda SENSINGに標準装備となるのは2種類のコンビシート

パッションブラックとジャズブラウンのコンビシートはHYBRID Z Honda SENSINGの標準装備でした。このうちパッションブラックはHYBRID X Honda SENSINGとX Honda SENSINGにもメーカーオプションで設定可能でした。

HYBRID RS Honda SENSINGとRS Honda SENSINGのコンビシート

ウルトラスエードを使ったグレーのコンビシートはHYBRID RS Honda SENSINGとRS Honda SENSINGの2グレードに標準装備でした。スエードならではの柔らかな触り心地が特徴です。

TOURING Honda SENSINGにはTOURINGモデル専用のシートが用意されていた

TOURING Honda SENSINGには、ダークグレーのウルトラスエードにブラウンカラーを組み合わせたコンビシートが標準設定されていました。専用装備ならではのプレミアムな雰囲気が特徴です。

TOURING Honda SENSINGとHYBRID Z Honda SENSINGに装備できるメーカーオプションの本革シート

高級感のある本革シートは、TOURING Honda SENSINGとHYBRID Z Honda SENSINGにのみメーカーオプションで設定されていました。TOURING Honda SENSINGはブラックとブラウンから選択でき、HYBRID Z Honda SENSINGはブラックのみの設定でした。

ヴェゼルのラゲッジルームは通常時でも393Lの荷室容量を確保!シートアレンジも多彩

大きくて広いヴェゼルのラゲッジスペースはレジャーや買い物シーンで大活躍してくれる

テールゲートの開口部が大きく荷物を積みやすい初代ヴェゼル。5人乗車した状態でも393Lの荷室スペースを確保しており、低床フロアで重い荷物もスムーズに積載できました。

荷物に合わせてさまざまなシートアレンジが可能なホンダ・ヴェゼル

ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」特許技術の採用により空間効率が大幅に向上。自転車やサーフボードなどの長尺物を積み込むことも容易でした。

ヴェゼルの車内にはいたるところに収納スペースが配置

ヴェゼル車内のコンソール周りの収納は特に充実している

マルチユーティリティドリンクホルダーはドリンクの容量に合わせて底面の高さを調整でき便利です。アームレスト付きコンソールボックスはコインケースなど小物の整理に、LED照明付きのフロントコンソールポケットは夜間の使い勝手も良好でした。

衣類の収納に便利なコートフックはリア右側に配置されている

右側の後部座席に設置されるコートフックは全車標準装備。スーツやコートをシワなくスマートに保管できます。

ヴェゼルは全モデルにHonda SENSINGを標準搭載

ホンダ・ヴェゼルは先進安全機能ホンダセンシングを搭載するセーフティ・サポートカーS<ベーシック+>に該当

初代ヴェゼルは全グレードにHonda SENSINGを標準装備していました(グレード別で装備しない仕様も一部用意)。Honda SENSINGの内容は以下の8つです。

  • 衝突軽減ブレーキ(CMBS)
  • 誤発進抑制機能
  • 歩行者事故低減ステアリング
  • 路外逸脱抑制機能
  • ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
  • LKAS(車線維持支援システム)
  • 先行車発進お知らせ機能
  • 標識認識機能

Honda SENSINGに加え衝突安全性能を高めたヴェゼル。小さな子供も安心して乗せられる

衝突安全の面では、連続容量変化タイプのエアバッグシステムとISOFIX対応チャイルドシート固定用アンカレッジを標準装備していました。チャイルドシートはディーラーオプションでの購入が可能でした。

ヴェゼルの内装をレベルアップする純正アクセサリーをピックアップ!

ヴェゼルの内装を彩るLEDイルミネーションはホワイトとブルーの2タイプがラインナップ

センターコンソールやドア周り、足元を照らすLEDイルミネーションは内装のドレスアップにぴったり。ホワイトとブルーの2色がラインナップされていました。

「VEZEL」のロゴが幻想的に光るドアステップガーニッシュ

スタイリッシュなドアステップガーニッシュは乗降時につく傷や汚れからドアステップを保護する役割も兼ねていました。LEDイルミネーションなしのタイプも販売されていました。

アルミ製のスポーツペダルがヴェゼルの高級感を高めてくれる

銀色に美しく輝くスポーツアルミペダルは、内装カスタムとしておすすめのアイテムでした。ヴェゼルの力強い走りをより引き立てるアクセサリーです。

ヴェゼルのHYBRID用とガソリン車用の本革製セレクトノブ

本革ステアリングと合わせてコーディネートできるセレクトノブは、ハイブリッド車用・ガソリン車用の2タイプが用意されていました。手触りのよい高級感のある本革製です。

本物のレザーに近いビジュアルの合成皮革シートカバー

合成皮革のシートカバーは内装の印象を大きく変えられるアクセサリーです。ガソリン車・ハイブリッド車ともにブラックとタンの2色が展開されており、本革のような高級感が得られました。

ヴェゼルの内装から人気の秘密を探る グレードごとに選べる内装や人気の内装

初代ヴェゼルは2013年に販売開始されたコンパクトクロスオーバーSUVで、コンパクトカーのフィットをベースに開発されました。2016年2月のマイナーチェンジでは安全装備「Honda SENSING」が搭載されました。2021年4月に現行2代目へフルモデルチェンジされており、初代は現在生産終了となっています。

ガソリンエンジンとハイブリッドエンジンを用意し、どちらもFFの2WDとリアルタイム4WDのラインナップを揃えていました。初代ヴェゼルの内装はグレード別で選択できるシート素材や多彩なシートアレンジ、選り取りのインテリアカラーが魅力でした。

ヴェゼルはSUV販売台数3年連続1位の大人気車種(2014年〜2016年)

初代ヴェゼルは2014年度・2015年度・2016年度の3年連続でSUV新車販売台数ナンバーワンを獲得した人気車種でした。

グレード体系はガソリン車が「G・Honda SENSING」「X・Honda SENSING」「RS・Honda SENSING」の3種類、ハイブリッド車が「HYBRID・Honda SENSING」「HYBRID X・Honda SENSING」「HYBRID Z・Honda SENSING」「HYBRID RS・Honda SENSING」の4種類でした。なお、これらのグレードは現在生産終了となっています。価格は当時の参考値として掲載します。

初代ヴェゼルの価格表(税込・当時の参考価格)
2WD(FF) 4WD
G・Honda SENSING 2,075,000円 2,291,000円
X・Honda SENSING 2,165,000円 2,381,000円
RS・Honda SENSING 2,475,000円 -
HYBRID・Honda SENSING 2,460,000円 2,676,000円
HYBRID X・Honda SENSING 2,539,000円 2,755,000円
HYBRID Z・Honda SENSING 2,710,000円 2,926,000円
HYBRID RS・Honda SENSING 2,810,000円 -

初代ヴェゼルは1,500ccの排気量を持つコンパクトなボディで、住宅街でもサイズを気にせず走れるクロスオーバーSUVでした。スペックは下記のとおりです(初代ヴェゼルの参考値)。

初代ヴェゼルのスペック(参考)
全長 4,295mm
全幅 1,770mm
全高 1,605mm
室内長 1,930mm
室内幅 1,485mm
室内高 1,265mm
ホイールベース 2,610mm
最低地上高 185mm
定員 5人
排気量 1,496cc
使用燃料 レギュラーガソリン
タンク容量 40リットル
車両重量 1,270kg
燃費(JC08モード) 27.0km/L(ハイブリッド2WD)

ヴェゼルのグレード別に設定されている内装パターンは6種類ある

初代ヴェゼルの内装は6種類用意されており、グレード別で設定される内装パターンが異なっていました。

「ブラック」は黒を基調としたパネルにファブリック素材を使うベースの内装パターンです。

「パッションブラック」はソフトな素材を使った黒基調のインテリアカラーで、座面と背もたれにクロスデザインのファブリックとプライムスムースレザーのコンビシートを採用していました。

「ジャズブラウン」は柔らかいレザーを使ったインテリアに、センターコンソール・クラスター・ドアトリムに明るいブラウンをあしらったデザインです。シート素材は「パッションブラック」と共通で、ファブリックの色味が茶色系統に変更されていました。

「ウルトラスエード」はRSグレード専用のインテリアパターンで、座面と背もたれにスエード素材を使い、他の部分を合皮で仕上げたコンビシートが特徴でした。

「ブラックレザー」はメーカーオプションでのみ選択できる上質な本革インテリアパターンです。クラスター・センターコンソール・ドアトリムにも本革があしらわれ、全体に高級感が漂う仕上がりでした。

「ブラックレザー(ブラック×アイボリー)」はHYBRID Z・Honda SENSINGのみ選択できたメーカーオプションで、ブラックの本革シートにホワイトレザーのクラスター・センターコンソール・ドアトリムを組み合わせたツートーンの上質なデザインでした。

初代ヴェゼルのグレードごとに選択できた内装パターン
B PB JB US BL BL(アイボリー)
G・Honda SENSING ○          
X・Honda SENSING ○       ●  
RS・Honda SENSING       ○    
HYBRID・Honda SENSING ○          
HYBRID X・Honda SENSING ○ ●        
HYBRID Z・Honda SENSING   ○ ○   ● ●
HYBRID RS・Honda SENSING       ○    

※B=ブラック、PB=パッションブラック、JB=ジャズブラウン、US=ウルトラスエード、BL=ブラックレザー
※○=標準装備、●=メーカーオプション

ヴェゼルのラゲッジはコンパクトサイズSUVではトップレベルの快適性も備えている

初代ヴェゼルの荷室は、コンパクトSUVとは思えないほどの広さが特徴でした。ゴルフバッグも積みやすく、大きな開口部と地上から低い積載面で重い荷物の積み込みも容易でした。

リアシートの足元空間は広くとられており、体格の大きい人でも窮屈な姿勢をとる必要がありませんでした。フロアアンダーカバーや遮音性の高いフロアカーペットの採用により、上級セダン並みの静粛性を誇っていました。

ヴェゼルの内装の特徴であるシートアレンジは4種類

初代ヴェゼルのシートアレンジは以下の4種類が用意されていました。

「ノーマルモード」は5人乗車+広めのラゲッジスペースを確保した通常の状態で、5人分の手荷物もゆとりをもって積めました。

「ユーティリティモード」は後部座席を全て倒して最大の荷室容量を確保するアレンジで、マウンテンバイクなら前輪を外して2台積み込むことも可能でした。

「トールモード」は後部座席の座面を跳ね上げて使うアレンジで、床から天井まで広い縦の空間を確保。観葉植物など背の高い荷物を積んだり、スキーブーツなどの着脱もしやすい姿勢がとれました。

「ロングモード」は後部座席と助手席を倒して荷室からフロントまでかかる長尺物を積載できるアレンジです。運転席と後部座席で2名乗車しながらサーフボードやスノーボードを積んで移動することができました。

ヴェゼルの内装で1番の人気インテリアカラーは「ジャズブラウン」

初代ヴェゼルのなかで人気のインテリアカラーは「ジャズブラウン」でした。ドアを開けた瞬間に目に飛び込んでくる明るいブラウンの色味が高い満足感を生み出していました。「ジャズブラウン」を選択できたグレードは「HYBRID Z・Honda SENSING」のみでしたが、上級グレード専用という希少性が特別感をさらに高めていました。

ヴェゼルの内装はクラス最高峰の上質な空間が迎えてくれる

現行2代目・初代ともに、ヴェゼルは手頃な価格帯のコンパクトクロスオーバーSUVながら上質な室内空間が魅力です。Honda CONNECTやワイヤレス充電器などの利便性を高める装備、ドリンクホルダーをはじめとした充実した収納、手触りのよいシートやステアリングなど、随所にユーザーへの配慮が感じられる内装設計はヴェゼルの大きな特徴です。初代・現行どちらのヴェゼルも、この充実した内装の質と実用性の高さがコンパクトSUVクラスにおける人気の理由といえます。