ホンダCR-Vの内装が気になる!デザインや装備を徹底調査!
CR-Vは1995年から2016年までホンダが国内で販売していたミドルSUVです。日本では2016年以降生産をストップしていたCR-Vですが、2018年8月30日に復活しガソリンモデルが同時に発売開始され、ハイブリッドモデルが同年11月1日に発売しました。
2022年に再び生産終了したCR-Vの内装はSUVの風格と機能性を兼ね備えたデザインです。内装カラーやコックピット、上級グレードならではの快適装備のほか、CR-V全車に標準装備されている安全運転支援システムやラゲッジスペースの収納性等、さまざまな観点からCR-Vの内装をチェックしていきます。
CR-Vの内装カラーは全3種類がラインナップ
HONDAのCR-Vのインテリアカラーは全部で3タイプ用意されています。ベースグレードはブラックのファブリック(布)シートが標準装備となり、上級グレードでは本革シートが標準装備となります。
スポーティなブラックのファブリックシートはCR-VのワイルドなSUVらしさを引き立てる
ドライバーをしっかりホールドする厚みのあるCR-Vのブラックファブリックシート
肉厚なブラックのファブリックシートはしっかりとした座り心地です。スポーティなイメージが強く押し出されていて、逞しく剛健なCR-Vのエクステリアとの相性も抜群です。布素材なので通気性がよく、耐久性にも優れています。
CR-Vのブラック本革シートは大人の魅力漂うスタイリッシュな内装
上質な本革シートはパンチング加工がされていて暑い日でも快適にドライブできる
ブラックの上質な本革を使った内装は高級感たっぷりで気品が漂います。はっきりとした木目を持つブラウンのウッドパネルが黒一色の内装に絶妙なアクセントをプラスしています。本革素材のシートは滑りにくく柔らかい質感で座り心地も快適。身体にしっかりフィットします。
パッと室内空間が華やぐ明るめのブラウンの本革シート
車内の雰囲気が明るくなるブラウン本革シート 黒の内装は少し地味に感じる方におすすめの内装
明るいブラウンカラーの内装は、ドライバーやその他の乗員を優しく包みこむナチュラルでおしゃれな雰囲気が魅力です。ブラックの本革シートと同様、厚みのある作りで長時間のドライブでも疲れにくくなっています。なお、運転席と助手席にはシートヒーターが全タイプに標準装備されているため、寒さが厳しい冬も快適に運転が楽しめます。
CR-Vのコックピットは実用性を重視した作り
シンプルに表示するドライブ情報は誰がCR-Vに乗っても使いこなせるドライバビリティが考えられている
ホンダCR-Vのディスプレイはシンプルなデザインで、速度や気温、その他の走行情報をハイコントラストで走行情報をクリアに表示し、ドライバーの運転をサポートします。美しくグラデーションがかったイルミネーションの輝きが、生まれ変わったホンダCR-Vの新たな魅力と先進性を感じさせます。
車両を操作するスイッチ類もシンプルにまとめられている
シートベンチレーションやエアコン調整等のボタン数は少なめなので、それぞれの機能がわかりやすく、感覚的に操作できるようデザインされています。
CR-Vは電動パーキングブレーキとブレーキホールドを装備
握りやすいシフトレバーは操作性に優れ、ドライバーの運転の質をアップしてくれます。右隣りには電動パーキングとブレーキホールドのボタン、さらにその右にはドライバーの膝への負担を和らげるニーパッドが装備されています。
後部座席にもフロントシートに負けない居心地の良さを追求
足もとは余裕がある 後席の中央にはUSBポートを備えたオートエアコンを完備
前席よりも柔らかめのクッションでゆったりとした空間が広がるリアシート。足元にも十分なスペースがあって、小柄な方から体格の良い方までリラックスして過ごすことができます。フロントシートの中心部にはエアコンの吹き出し口とともに後席用のUSBポートが装備されており、携帯電話やタブレットの充電が可能です。
今までのSUVの乗降のし難さを改善するためCR-Vの後席ドアは90°まで開く
乗員がスムーズに乗り降りできるよう、後部座席のドアは90度まで開く仕様となっているのもこだわりのひとつです。車中心ではなく、乗る人のことを常に考えたデザインとなっています。
荷室容量がたっぷりで旅行やアウトドアにも大活躍するCR-Vのラゲッジルーム
広々とした使い勝手の良いラゲッジスペースも、CR-Vの大きな魅力のひとつです。荷物を載せやすいフラットな荷室設計で、長期の旅行などには荷物をたっぷり積み込めます。登山やスノーボード、キャンプなど、荷物がかさばるシーンにも難なく対応できます。
また、先代モデルまでのCR-Vは5人乗りのみの展開でしたが、CR-Vは燃料タンクの形状などを再検討し、全長を変えることなく3列目シートを実現したため、ガソリン車は5人乗りと7人乗りから選ぶことができるようになりました。5人乗りと7人乗り、どちらの仕様も居住性は抜群で足回りにもゆとりがあります。シートアレンジもレバーを引っ張るだけの簡単な操作で可能となっています。
CR-Vはホンダセンシング(Honda SENSING)を全車に標準装備し安全性もばっちり
CR-Vの全グレードに標準装備されたホンダセンシング(Honda SENSING)
ドライバーの運転をサポートするホンダの先進安全運転支援システム「Honda SENSING」は、グレードにかかわらずCR-V全車に標準装備されています。
単眼カメラとミリ波レーダーが常に周囲の状況に目を配り、適切な車間距離を維持するアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)や衝突軽減ブレーキ(CMBS)、標識認識機能など、様々な機能が状況に応じて作動し、ドライバーをはじめとする乗員全員の安全をしっかりと守ります。
CR-Vの上級グレードのマスターピースにのみ標準装備されるハンズフリーアクセスパワーテールゲートと電動パノラミックサンルーフ
上級グレードのマスターピースに標準装備されるハンズフリーアクセスパワーテールゲート
ハンズフリーアクセスパワーテールゲートはCR-Vの上級グレードにのみ標準装備されている装備です。テールゲートの下部に足を入れてスライドさせると、簡単にテールゲートを開閉することができます。たくさんの荷物で両手が塞がってしまっているときに非常に便利です。
マスターピースグレードは日本国内で販売されている車種では珍しい電動パノラミックサンルーフも標準装備
ハンズフリーアクセスパワーテールゲートと同様、上部に設置された大型サイズの電動パノラミックサンルーフも上級グレードの標準装備です。サンルーフから降り注ぐ明るい陽射しが開放感あふれる室内空間を演出し、走行中もゆったりとした気持ちでドライブを楽しめます。
ホンダの新世代SUVCR-Vの内装は乗車する全ての人のことを考えた実用性の高い作り
従来のモデルよりもさらに室内空間にゆとりを持たせ、居住性をアップさせたCR-Vの内装。今回のCR-Vのガソリンモデルは5人乗りだけでなく7人乗りも選べる(ハイブリッドモデルは5人乗りのみ)ようになったことから、ますます使い道が広がり活躍してくれること間違いなしです。
デザイン面においても上質感のある仕立てとなっており、見た目を重視するオーナーの心もしっかりと満足させてくれます。遊びに趣味に仕事にと、十人十色のライフスタイルにマッチする機能美を追求したクルマと言えるでしょう。