ホンダeが2020年10月に日本導入 2023年にはホンダeの生産終了を発表
ホンダeのエクステリアやインテリア、航続距離などのスペックを紹介。ホンダeは2017年のフランクフルトモーターショーで初公開したホンダ アーバンEVコンセプトを源流にする、ホンダ初のピュアEV(電気自動車)。欧州のディーゼル規制を背景に、ホンダがEV攻勢を仕掛けるグローバルモデルです。国内では2019年10月の東京モーターショーでジャパンプレミアされました。
サイドミラーをカメラに置き換えるミラーレス仕様を採用したことや、ワイドモニターを並べたような近未来のインストルメントパネルなどが話題になった、2020年に市販化が予想される車種の中で注目された電気自動車「ホンダe」の最新情報です。
ホンダeが再産終了を発表 世界累計販売数は11,987台で目標に届かず
ホンダ初の量産EVとして誕生したホンダeが2023年に生産終了します。
ホンダeの年間販売計画は欧州10,000台、日本1,000台でしたが、実際には3年間の販売期間で欧州11,987台、日本1,761台で目標に及びませんでした。
1度のフル充電の航続距離259km、車両価格4,950,000円という、競合他社が販売するEVと比較すると見劣りするスペックが伸び悩んだ要因とも言われています。
ホンダeが受注を一時停止 第2期の販売開始は生産状況により発表
ホンダeは2020年10月30日に発売しますが、予約の段階で第1期の予定販売台数に達したため、受注を一時ストップしました。
年間の販売計画台数が僅か1,000台と、生産能力に限りがあることに加え、ユーザーの関心も高く予約が殺到したと考えます。好調のホンダeですが、今後は生産状況を踏まえて、第2期の販売開始をアナウンスするとしています。
2020年6月に販売したトヨタのRAV4 PHVもそうですが、予想外の売れ行きにより販売を一時ストップするケースが目立っています。ユーザーの関心もプラグインハイブリッドやEV(電気自動車)に移っている証明なのかもしれません。
新型ホンダeの日本発売が2020年10月30日で決定 2グレードで販売価格は4,510,000円から
ホンダが発売する新型EVのホンダeが2020年10月30日に発売します。ベースグレードのHonda eが4,510,000円で、上位グレードのHonda e Advance(アドバンス)が4,950,000円からで、500万円を切る価格帯になりました。
グレードは2つだけで、グレード間の大きな違いはホイールサイズのみ(ベースグレードは16インチでアドバンスは17インチ)です。
グレード | 価格 |
---|---|
ホンダe | 4,510,000円~ |
ホンダe アドバンス | 4,950,000円~ |
すでに先行予約は始まっていて、2020年8月27日に発表、2020年10月30日に発売決定。発売当初はリース契約のみという噂もありましたが、個人の一般ユーザーでも購入できるようになりました。
ドアミラーの替わりにサイドカメラミラーシステムを採用するなど、個性的で愛らしいエクステリアと、ワイドビジョンインストルメントパネルを採用した未来感抜群のインテリアがホンダeの大きな魅力です。
またホンダから発表されたボディカラーも豊富で、全7色から選択できます。
新型ホンダeのボディカラー一覧
- プラチナホワイトパール(38,500円高)
- ルナシルバーメタリック
- モダンスティールメタリック
- クリスタルブラックパール
- プレミアムクリスタルブルーメタリック(55,000円高)
- プレミアムクリスタルレッドメタリック(55,000円高)
- チャージイエロー
ホンダeなどのEV車向けサービス「e:PROGRESS」が2020年内に開始
2020年3月3日、ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドはEVモデル向けの充電サービス「e:PROGRESS(イー プログレス)」をヨーロッパで2020年内に開始することを発表しました。
e:PROGRESSはホンダ、Moixa(モイクサ)、Vattenfall(バッテンフォール)が共同提供するエネルギーマネジメントサービスで、電力コストが最も安い時間帯にオート充電を行います。2020年夏にはホンダeのデリバリーと同じタイミングで、EV用充電器「Honda Power Charger」が欧州市場で発売されます。
ホンダeにスポーツモデル「タイプR」が設定されるとの噂が浮上!
ホンダの市販型EVで日本では2020年にデビュー予定のホンダeに、タイプRが設定される可能性があるとの情報を入手しました。
アシスタント・プロジェクトリーダー人見康平氏は、英国の雑誌インタビューでホンダeについて「顧客のニーズ次第でタイプRを設定する可能性はある」と述べています。「数年のうちにタイプRの形が見えてくるだろう」とも答えており、今からそのデザインやスペックが気になるところ。
なお、ホンダは既にレトロな丸目ヘッドライトの2ドアEVクーペの特許画像を申請していて、これがHonda eタイプRである可能性も否めません。
Honda eが東京モーターショー2019に出展!国内でテスト走行中の個体の目撃情報も
ホンダが手掛けるピュアEVモデル「ホンダe」がついに東京モーターショー2019でジャパンプレミアしました。ヨーロッパでは既に受注予約を受け付けており、2020年末までには日本市場にも投入される見込み。国内の路上では既にテスト走行中のホンダeの目撃情報もあります。
シンプル・クリーンで無駄のないホンダeのエクステリア。「サイドカメラミラーシステム」を搭載し、ドアハンドルにはポップアップ式を採用するなど先進的な要素が散りばめられています。
インテリアは質感の高いブラウンの木目調パネルに、視認性の高いフルスクリーンのディスプレイやオートエアコンを設置します。ソファベンチシートは座り心地がよく、ロングドライブでも身体に負担がかかりにくい構造です。
また、ホンダeにはコネクテッド技術によるAIアシスタント機能「Honda Personal Assistant」を採用。直感的な音声操作でドライバーに多彩な情報を提供します。
フランクフルトモーターショー2019開幕でホンダeがデビュー!
2019年9月10日(現地時間)よりフランクフルトモーターショー2019が開幕し、新開発の後輪駆動のEV専用プラットフォームを採用したHonda eの量産モデルが公開されました。同時に、イギリスでのエントリーモデル販売価格が2万6160ポンドから(日本円ではおよそ350万円)となることも明らかとなりました。
ホンダeのインテリアはナチュラルな木目調デザインを取り入れています。シートデザインもシンプルで、シートベルトやコンソール等にブラウンが利かせてあります。
AIシステムには「Honda Personal Assistant」を採用しているホンダe。「OK、ホンダ」と一声かけるとシステムが起動します。スマートフォンアプリ「My Honda+」との連携で、車両の施錠・解錠が可能なデジタルキーも使用できます。
ホンダeは取り回しの良いサイズ感ながらも広々とした室内空間を実現。フロント・リア・荷室スペースにゆとりがあります。
ホンダはHonda eをヨーロッパ市場で年間1万台を販売する計画を提示しており、現時点で欧州市場での予約件数はおよそ4万台でデリバリーは2020年の夏頃、2020年10月30日に日本発売が決定しています。
ホンダeの量産モデルのスペックが判明!バッテリー容量は35.5kWhと非常にコンパクト
ホンダがフランクフルトモーターショー2019に発表する「Honda e」の量産モデルのスペックが発表されました。デザイン・スペックはプロトモデルとほぼ変わりません。
航続可能距離は220km、バッテリー容量は35.5kWhと、他の自動車メーカーが大容量バッテリーを搭載する中、非常にコンパクトなサイズを採用しています。急速充電機能でバッテリーの8割をおよそ30分で充電することができます。
最高出力は136ps(オプション装備で154ps)、最大トルクは315Nm。0-100km/hの加速時間はおよそ8秒で達します。
ホンダeのインテリアは居心地の良いゆとりある室内空間が広がります。未来感あふれるフルスクリーンを搭載したインパネは、デザインが美しいのはもちろん操作性にも優れています。
欧州市場では既に先行予約が殺到しているHonda eですが、日本市場への導入の予定は明らかにされていません。こちらについてはフランクフルトモーターショー2019での詳細発表が期待されます。
ホンダeのタッチスクリーンが公開!AI音声認識・アプリ連携・物理スイッチで使い勝手抜群
2019年7月25日、ホンダeのインテリアとその機能が一部公開されました。
ジュネーブモーターショー2019では、サイドカメラミラーの映像を映し出す左右のディスプレイを含めて、5つのワイドモニターが装備される近未来的なインテリアが話題でした。
その他、運転席側に走行モードや充電状態などの車両情報を表示する8.8インチのインストルメントクラスターと、その隣に12.3インチのデュアルLCDタッチスクリーンが2つ装備されますが、今回のプレスリリースでは主にデュアルLCDタッチスクリーンの機能が紹介されています。
中央に設置されたデュアルLCDタッチスクリーンは、スマホのようにドラッグ、ドロップなど直感的な操作が可能。ナビゲーション&音楽プレイなど2つのアプリケーションを同時起動でき、運転手と助手席同乗者が別々の操作を行えます。グーグルの「Android Auto」のアップルの「CarPlay」との連携も可能です。
また、タッチ操作だけでなく、音声操作もでき、「OK、ホンダ」でシステムが起動。AI採用のため、機械学習によって、使う程により正確な応答が期待できます。
ホンダeは、「Smartphone Honda」アプリによるリモートアクセス(遠隔操作)も可能です。車両ロック&ロック解除、車内の温度管理はもちろん、位置監視機能によって車両が移動した場合は所有車に通知するなどセキュリティ面も強化できます。
ハイテクなホンダeですが、車内の気温設定に切り替えるためのクイックスイッチなども完備。運転中の操作はタッチ式より、物理的なスイッチの方が使いやすいという声も多いので、単に最先端のシステムを投入するのではなく、ユーザーにとっての快適性・利便性を追求している点が好印象です。
ホンダeの最新プロトタイプを公開!EVパワートレインの詳細が明らかに
2019年7月2日、ホンダ欧州部門がホンダeのEVパワートレインの詳細を公開しました。
ホンダeは最大出力150ps、最大トルク30.6kgmを発揮する電気モーターを搭載します。スポーツモードをセレクトすることで加速性能を引き上げることができます。
前後重量配分が50:50とバランスが良く低重心なホンダeは、優れた安定性とハンドリング性能を実現しています。軽自動車と同等の取り回しの良さで、最小回転半径は約4.3mとなっています。
アクセルペダルで車速を調整できる「シングルペダルコントロール」を採用し、自分の手で車を操る楽しさが味わえます。
一度の充電による航続距離は200km以上を達成する見込みで、充電速度は30分で80%の充電が可能とされています。充電はボンネットの専用ポートから行うことができます。
ホンダeのバッテリ容量や重量配分などが新たに判明!大注目されている1台!
2020年春に発売の「Honda e」ですが、中々詳細が明らかになっていませんでしたが、今回ホンダがバッテリ容量や重量配分などを発表しました。
「ホンダe」に搭載するリチウムイオンバッテリーの容量は35.5KWHであると発表しました。Type2 ACコネクターに対応しており、CCS2 DC急速充電が可能となっているとのこと。
バッテリーパックは水冷式で、ボディ前面中央に充電ポートを設けることで、どの方向からでもアクセスが容易になっています。
EV専用に設計されたプラットフォームで、ボディ中央の低い位置にバッテリーを搭載することで、50:50の重量配分とすることで、操舵性と安全性の充実を目指しています。
駆動方式は後輪駆動(FR)となっていて、コンパクトサイズでオーバーハングも短く、街乗りを想定したデザインになっており、フル充電の状態では200km以上の走行が可能となっています。30分の急速充電ではバッテリー容量の8割の充電が可能とのことです。
ホンダの新型EV「ホンダe」にデジタルミラーが標準装備決定!ミラーレスで後方が見やすくなった!
ホンダの欧州部門は、新型EV「ホンダe」に、「サイドカメラミラーシステム」を標準装備すると発表しました。これまでのドアミラーを小型のカメラに置き換え、車内左右にある6インチスクリーンを設置し、ライブ映像として映し出すシステムで、視線を動かすだけで後方が確認できます。
トヨタのレクサス「ES」のフラッグシップ「L」にも採用されているシステムですが、オプションとなっておりますが、今回の「ホンダe」へは標準搭載ということから、画期的なニュースで、mコストパフォーマンス以上の1台になるのではないでしょうか。
サイドカメラミラーシステムでは、ドアミラーに比べて空気抵抗が90%も減り、コンパクトなデザインや安全性もポイントになるでしょう。また、天気や昼夜によって外の明るさが変わっても、サイドカメラが自動で輝度を調節し、さらにはカメラユニットのハウジングには撥水性の処理がされているため、どのような状況でクリアにカメラの映像を確認することができます。
また、視界もワイドビューモードを備えているため、ほとんど死角もなく、Rギアの選択でカメラのアングルが変わり、ガイドラインがサイドビュー画面に表示され、バックでの駐車も楽に行うことができます。
2020年10月30日に日本でも発売する「ホンダe」は注文が殺到するのではないでしょうか。今後も目が離せません。
ホンダeが欧州市場で先行予約開始 納車は2020年夏を予定
ホンダeが欧州市場(英国)で2019年5月から先行予約をスタートしました。本格的なオーダーは2019年末から始まり、納車は2020年夏を予定しています。
今回の先行予約は、予約金として800ポンド(日本円で約112,000円)以上で登録できて、2019年末に本予約できる権利を与えるものになっています。
欧州市場の納車予定は2020年夏からで、その頃には日本市場でも予約が始まる可能性があります。ホンダ初のEVということ、航続距離200kmで実用的なサイズということ、可愛らしいスタイルと先進性を融合した新しい形の車ということで、世界中から注目されています。
欧州市場のホンダeには5つのボディカラーを設定
ホンダeが欧州市場で設定するボディカラーはプラチナムホワイトメタリックやクリスタルブラックパールなどベーシックなカラーと個性的なチャージイエローやクリスタルブルーメタリックなどです。日本市場でも同じようなラインナップになることが考えられます。
ホンダeの欧州市場に設定するボディカラー一覧
- チャージイエロー(CHARGE YELLOW)
- クリスタルブラックパール(CRYSTAL BLACK PEARL)
- クリスタルブルーメタリック(CRYSTAL BLUE METALLIC)
- モダンスチールメタリック(MODERN STEEL METALLIC)
- プラチナムホワイトメタリック(PLATINUM WHITE METALLIC)
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チャージイエロー(CHARGE YELLOW) -
クリスタルブラックパール(CRYSTAL BLACK PEARL) -
クリスタルブルーメタリック(CRYSTAL BLUE METALLIC) -
モダンスチールメタリック(MODERN STEEL METALLIC) -
プラチナムホワイトメタリック(PLATINUM WHITE METALLIC)
ホワイト系やブラック系のボディカラーも似合いますが、チャージイエローは丸目で可愛らしいホンダeにピッタリのボディカラーなので人気になるのではないでしょうか。
ボディカラーはモノトーンカラーのみですが、今後2トーンカラーが登場するとホンダeの雰囲気もガラっと変わり、さらに個性的でキュートな印象になるでしょう。
ホンダeを世界初公開 新開発のEV専用プラットフォームで航続距離200kmを達成する実用的な電気自動車
ホンダeが2019年3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアしました。ホンダeは30分の充電で航続距離200kmを達成する実用的なEVとして世界中から注目されています。 2019年夏頃に生産開始して欧州市場に先行投入、2020年10月30に日本市場販売します。
エクステリアの特徴はヘッドライトやリヤコンビネーションライプに丸型を使っていることです。近年は流線形のボディ形状を持つ車が増えるなか、直線基調のボディラインを採用するのも新鮮です。
サイドミラーには「サイドカメラミラーシステム」を搭載して、レクサスES以来のサイドミラーレス仕様になっていることにも注目です。
Honda Urban EV Conceptがベースの新型電気自動車「Honda e(ホンダ イー)」のプロトタイプがついにヴェールを脱ぐ!
ジュネーブモーターショー2019で、ホンダ初の電気自動車アーバンEVの市販車がワールドプレミアされるのがアナウンスされていましたが、新型電気自動車「Honda e(ホンダ イー)」のプロトタイプモデルがモーターショーに先駆けてその姿が発表されました。
ドアハンドルはポップアップ式、サイドカメラミラーシステムがサイドミラーの役割を担い、インパネの左右にあるディスプレイに映し出されるなど、先進機能が採用されており、なめらかなエクステリアを作り上げています。N-ONEゆずりの丸めのライトがとても可愛らしく、女性からの人気を集めること間違いなしでしょう。
プラットフォームは新開発のEV専用となっており、EV走行距離は WLTPモードで200km以上、気になる充電は急速充電にも対応しており、30分で80%まで充電することができます。
日本では2019年後半に生産を開始するとのことで、日本での発売も大いに期待されます。
ホンダ初の電気自動車アーバンEVの市販車がジュネーブモーターショー2019でワールドプレミア決定
アーバンEVはホンダが手掛ける初めての電気自動車です。2017年のフランクフルトモーターショーではコンセプトモデルが初めて登場、東京モーターショー2017でも出展され可愛い見た目が注目を集めました。
コンセプトモデルがお披露目された場で市販化の話もあり、今回正式に2019年3月にスイスで行われるジュネーブモーターショー2019でアーバンEVコンセプトの市販モデルを世界初公開することが決定しました。
同時に公開されたディザー画像にはボンネットに充電するためのポートが見え、サイドミラーはミラーレス仕様になっているのがわかります。
インテリアのインストルメントパネルには全面ワイドディスプレイを採用、運転席のディスプレイには充電状況、真ん中のディスプレイにはインフォテインメント情報、運転席から一番遠いディスプレイには車両情報が表示されています。
2019年には欧州市場で市販化、2020年には日本市場で市販化を目指すホンダ初の電気自動車アーバンEVはスイスのジュネーブモーターショーで発表されます。
アーバンEVの開発車両をキャッチ 5ドアになりサイドミラーレスになった未来感のあるスタイルに
2019に欧州で、2020年に日本発売を目指す新型アーバンEVの開発車両が撮影されました。今まで市販化の噂がありましたが、スパイショットはなく「本当に市販化されるのか」疑問の声もありましたが、実際に開発車両がキャッチされたことで市販化に向けて準備していることがわかりました。
撮影されたアーバンEVの開発車両はコンセプトに似ていますが、3ドアから5ドアに変更された点は実用性を重視した結果と言えます。
テールランプはコンセプトモデルのヘッドライトのように、丸型を採用し中央に2本線が入っています。ヘッドライトはシンプルな円形で、ミラトコットのような潔さを感じます。
レクサス新型ESで初めて量産車に搭載されたサイドミラーレス機構や、テスラなどで採用するポップアップ式のドアハンドルを備えているようにも見え、未来感たっぷりのスタイルになっています。車内には巨大なワイドモニターを設置しているという噂もあり最新のデザイスを搭載していると考えます。
アーバンEVは充電時間15分で250kmから300kmまで走行可能としているので、受電時間が弱点になっていた電気自動車の概念をひっくり返す画期的なEVになるでしょう。
アーバンEVは2019年に行われる5大モーターショーの1つ、ジュネーブモーターショーで市販モデルに近い形で登場することが決定しています。その後2020年にも日本に導入される可能性が高いため、EV化の波に乗り大ヒットするかもしれません。
ホンダ アーバンEVコンセプト(ホンダeのコンセプトモデル)の情報
ホンダEV車の未来を示唆する「ホンダ アーバンEVコンセプト」が、ドイツのフランクフルトモーターショーで公開されました。2019年にはスイスのジュネーブモーターショーで市販モデル「ホンダe」を発表、2020年には日本導入を目指しています。
ホンダの電気自動車の未来を示唆する「ホンダ アーバンEVコンセプト」のエクステリアやインテリア、搭載装備や発売日から市販車の開発車両も紹介します。
ホンダ アーバンEVコンセプトは往年のシティにそっくりな懐かしいエクステリア
ホンダ アーバンEVコンセプトのエクステリアはコンパクトな3ドアモデルで、全長はフィットよりも100mmほど短い3,890mmです。ボディタイプはホンダのシティにどことなく似ているサイズ感で、都市部での買い物やお出かけにピッタリのサイズです。
サイドビューから見ると何本もスポークの入ったホイールが見え、ボディと同色のカラーリングで一体感があります。ボンネットの黒い部分が充電口になっていて、ドアハンドルはサイドドア側の黒い部分にあります。サイドミラーとウインカーはフェンダー側にあり、カメラで後方を確認するミラーウインカーです。
リアビューは大きなテールランプが目を引き、中央にはホンダのエンブレムが表示されています。エンブレム横には「Honda Urban EV Concept」と表示されています。フロント部分にも同じく文字が表示されていますが、充電状況や多言語対応の挨拶など様々な情報を表示できるようになっています。
ホンダ アーバンEVコンセプトのインテリア
ホンダ アーバンEVコンセプトのインテリアは、前後ソファベンチシートの4人乗りでコクピットには大型のタッチスクリーンディスプレイのほか、ドアにはサイドカメラからの映像を映し出すディスプレイがあります。運転席から助手席にまで渡る大型ディスプレイには充電状態や航続可能距離、ドライバーがいつも行くところなどを学習して有益な情報を教えてくれるなど、様々な情報を表示します。
ステアリングは楕円形の持ち手に、ウインカーレバーが2本出ているシンプルなデザインです。奥に見えるディスプレイにはkmという表示が見えガソリン(電気)残量計のインジケーターも見えるので、運転席正面のディスプレイには速度計と充電残量が表示されると考えられます。
ホンダ アーバンEVコンセプトの搭載機能
ホンダ アーバンEVコンセプトに搭載されている装備は、フロントのディスプレイで感情表現を周囲に伝える、充電状況を表示するディスプレイの他にも、家庭に設置されたコンソールにつなぎ家庭の電気から充電、または家庭へ放電し使用するなどの使い方ができます。
家庭の電気を使って充電して消費していくだけのサイクルではなく、メインの充電設備は太陽光発電などの再生可能エネルギーを使用し、家庭電力は足りない分を補うような形で行うエコな充電サイクルシステムを構築すると予想します。
ホンダeの発売日は欧州で2019年末頃で日本導入は2020年を予定
ホンダ アーバンEVコンセプトをベースにした市販モデルのホンダeは2019年5月に先行予約を開始しました。本格的なオーダーは2019年後半から始まり、2020年夏から納車開始します。欧州ではガソリン車やディーゼル車を禁止する方向に進んでいて、2030年か2040年頃にはハイブリッドカー・電気自動車(EV)だけが販売される見通しです。
その状況を見据えて、ホンダは今後欧州で発売する新型モデルにハイブリッドシステムを盛り込んだ電動技術を搭載すると発表しました。
「ホンダ アーバンEVコンセプト」は、今後ハイブリッドカー・電気自動車しか販売できなくなる見通しの欧州市場において重要な役割を果たす1台で、ホンダの電気自動車の未来を担っているといっても過言ではありません。
予約では好調だったホンダ・eのモデルチェンジ遍歴
Honda・eはホンダが販売していた5ドアハッチバック式のBEVです。販売前から話題となり、予約の段階では目標販売台数を早々に突破したのですが、デビューから約3年で姿を消すことになります。
ホンダ・e ZC7型/2020年~2024年
2020年10月、日本でホンダ・eの販売を開始しました。標準仕様の「Honda・e」、上級仕様の「Honda e Advance」が用意されました。
2022年9月、ホンダ直営の四輪新車のオンラインストア「Honda ON」デホンダ・eの取り扱いをスタート。また、欧州のみで販売されている「ヨーロッパスタイル」を限定でオプション設定しました。
2023年12月、2024年1月末で生産を終了、売り切れ次第販売終了がアナウンスされました。
ホンダ・eのモデル | 販売年表 |
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ZC7型 | 2020年~2024年 |
アーバンEVコンセプト(ホンダe)はホンダEV車の未来を示す
ホンダ アーバンEVコンセプト(ホンダe)は、今後ガソリン車・ディーゼル車が禁止されるであろう欧州をメインターゲットにした電気自動車で、日本でも電気自動車が普及し始める2020年に導入。
家庭電源との親和性もバツグンで家庭のインフラから充電して消費するだけではなく、太陽光発電など再生可能エネルギーを使い自宅で充電した電気をメインに活用するエコな充電サイクルを使用。
ホンダのピュアEV「ホンダe」の日本発売は2020年10月30日で、フィットよりも全長の短いコンパクトサイズなので、交通量の多い都市部でも取り回しがしやすく買い物や普段の通勤に活躍、しかし2023年に生産終了しました。