フェラーリのテスタロッサが復活!ハイブリッドシステムとV12エンジンを搭載し1000PSの出力を発揮
イタリアのフェラーリが80年代半ばから90年代前半にかけて販売していたスーパーカーであるテスタロッサが復活するという噂があります!パワートレインはV型4.9Lの12気筒エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせて1000PSを発揮し、エクステリアは当時のテスタロッサや512TRの姿に感化されたイメージになると考えます。
復活する新型テスタロッサの情報や、1980年代に販売されていたテスタロッサの当時のスペックやボディサイズなどを振り返ってみましょう。新型テスタロッサの発表と同時に、V型6気筒を搭載したディーノもハイブリッドモデルとして発表されるでしょう。
テスタロッサ(赤い頭)という名の通り、新型でもエンジンカムカバーは赤く塗装されているのか、新しい情報を待ちたいと思います。
新型テスタロッサはV型12気筒エンジンとハイブリッドシステムを搭載したパワートレインとなるだろう
新型テスタロッサとみられる車両イメージ
フェラーリのテスタロッサは近い将来に新型を発表すると噂されていて、排気量4.9LのV型12気筒エンジンとラ・フェラーリに搭載されているハイブリッドシステムであるHY-KERSシステムを組み合わせ最高出力1000PS以上を発揮するといわれています。
HY-KERSシステムとは、7速DCTのトランスミッションに電動機を組んだユニットとエンジンアシストのKERSユニットを組み合わせた2モーター式のハイブリッドシステムで、電池にはリチウムイオンを使用しています。市販車でハイブリッドシステムが初搭載されたのが2013年に発売したラ・フェラーリで、2022年までには新型車の6割をハイブリッド化する目標を立てているため、今後フェラーリの車種はHY-KERSシステムを搭載したモデルが増えていくでしょう。
テスタロッサは1984年に発売されたフェラーリのフラッグシップモデルで512TRの前身となった車両である
フェラーリのテスタロッサは1984年~1992年まで販売していたV12エンジンを搭載するフラッグシップモデル
フェラーリのフラッグシップモデルであったテスタロッサは、1984年から1992年まで販売されていたモデルで、バンク角180度のV型12気筒エンジンを搭載、2ドアクーペスタイルのカッコいいスーパーカーです。ボディサイズは全長4,510mm・全幅1,980mm・全高1,160mmの超ワイドローなプロポーションでトランスミッションには5速MTが設定されています。
最高出力は390PS、最大トルクは50.0kgmにもなり、最高速度は時速300kmで0-100km加速は5.8秒です。2019年の日本市場の中古車価格は999万円から確認できます。駆動方式はMRですが、客室の居住性をよくするためにエンジンをより後ろに追いやったため、RRに近い重量配分となっています。
全長 | 4,510mm |
---|---|
全幅 | 1,980mm |
全高 | 1,160mm |
ホイールベース | 2,550mm |
エンジン種類 | V型12気筒(バンク角180度) |
排気量 | 4,943cc |
駆動方式 | MR |
トランスミッション | 5MT |
最高出力 | 390PS/6,300rpm |
最大トルク | 50.0kgm/4,500rpm |
フェラーリ テスタロッサは2回の改良が施されており、1986年に中期型・1989年に後期型へなっています。中期型ではミラー位置の変更や燃料供給システムの変更、後期型ではホイールのロック方式がセンターロックからナットでの固定になる変更が加えられました。
1992年には後継モデルである512TR(5,000cc・V12エンジン・TestaRossa)に、モデルチェンジとなりテスタロッサは生産終了となりました。
フェラーリのテスタロッサは近い将来復活する可能性がある!ラ・フェラーリのハイブリッドシステムを搭載し出力は1000PS以上へ
フェラーリのフラッグシップモデルであったテスタロッサは、近い将来にハイブリッドモデルとして復活するという噂があります。ラ・フェラーリに搭載されたHY-KERSシステムを積み、エンジンはV型12気筒の5,000ccというパワフルなエンジンを搭載し最高出力は1000PSを超えると考えます。新型テスタロッサは、どんなモデルとなるのか発表を楽しみにしたいと思います。