ステップワゴンのフルモデルチェンジをまとめ エア・スパーダ・スパーダプレミアムラインを設定
ホンダのステップワゴンがモデルチェンジ。エア、スパーダ、スパーダプレミアムラインの全てのモデルで大型化され3ナンバーに。予防安全パッケージのホンダセンシング(Honda SENSING)も最新型を搭載し全車標準装備。
ステップワゴンに新グレードSTEP WGN AIR EXとSTEP WGN SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITIONを2025年5月16日発売
ステップワゴンにパワーテールゲートや2列目シートのオットマンなど標準装備を追加した上級グレードSTEP WGN AIR EXと、フロントグリルガーニッシュやアルミホイールなどをブラックアウトした精悍なグレードSTEP WGN SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITIONを追加して2025年5月16日発売。
そのほか共通の改良は安全運転支援システムのホンダセンシングへ後退出庫サポート・急アクセル抑制機能を追加。
パワーテールゲートのリモート操作のメモリー機能を強化、パワースライドドアのリモート操作にも対応、ボディカラーの塗料は耐久性や艶感が向上したクリア素材に改良されています。
AIR EXの追加装備
- 本革巻ステアリングホイール
- 運転席&助手席シートヒーター
- キャプテンシート 2列目オットマン
- 全席USBチャージャー
- トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー
- メモリー機能付パワーテールゲート
- ブラインドスポットインフォメーション
SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITIONの装備
- ブラッククロームメッキ加飾 フロントグリルガーニッシュ
- ブラッククロームメッキ加飾 ロアーガーニッシュ
- ブラッククロームメッキ加飾 サイドシルガーニッシュ
- ブラッククロームメッキ加飾 テールゲートガーニッシュ
- ベルリナブラック 専用17インチアルミホイール
- クリスタルブラックパール ドアミラーカバー
- クリスタルブラックパール アウタードアハンドル
- ピアノブラック ステアリングロア―ガーニッシュ
- BLACK EDITION専用エンブレム
グレード | エンジン | 乗車定員 | 駆動方式 | 販売価格 |
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AIR | 1.5L ガソリンターボ | 7名 | 2WD | 3,348,400円~ |
AIR EX | 7名 | 2WD | 3,543,100円~ | |
7名 | 4WD | 3,763,100円~ | ||
8名 | 4WD | 3,785,100円~ | ||
e:HEV AIR EX | 2.0L e:HEV | 7名 | 2WD | 3,938,000円~ |
8名 | 2WD | 3,960,000円~ | ||
SPADA | 1.5L ガソリンターボ | 7名 | 2WD | 3,603,600円~ |
7名 | 4WD | 3,823,600円~ | ||
8名 | 4WD | 3,845,600円~ | ||
e:HEV SPADA | 2.0L e:HEV | 7名 | 2WD | 3,998,500円~ |
8名 | 2WD | 4,020,500円~ | ||
SPADA PREMIUM LINE | 1.5L ガソリンターボ | 7名 | 2WD | 3,873,100円~ |
7名 | 4WD | 4,063,400円~ | ||
e:HEV PREMIUM LINE | 2.0L e:HEV | 7名 | 2WD | 4,268,000円~ |
e:HEV SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION |
2.0L e:HEV | 7名 | 2WD | 4,406,600円~ |
新型ステップワゴン発売開始 AIR・SPADA・プレミアムラインの3種展開で2022年5月27日発売
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ステップワゴンAIR -
ステップワゴンAIR -
ステップワゴンAIR
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ステップワゴンSPADA -
ステップワゴンSPADA -
ステップワゴンSPADA
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ステップワゴンSPADA PREMIUM LINE -
ステップワゴンSPADA PREMIUM LINE
6代目の新型ステップワゴンを2022年1月7日ホンダ公式が世界初公開。2022年5月27日に発売開始しました。
新型ステップワゴンはAIR(エア)とSPADA(スパーダ)と派生モデルのSPADA PREMIUM LINE(スパーダ プレミアムライン)の3グレードを用意。それぞれにガソリンモデルとe:HEVモデル(2WDのみ)を設定します。
新型ステップワゴンの特徴として、豪華な装備があります。
全グレードに静電タッチ式後席パワースライドドア、PM2.5対応オートエアコン、三眼LEDヘッドライトなどが標準装備。セカンドシートは前後のロングスライドにプラスして左右にもスライド可能になりました。
安全予防装備のホンダセンシングも新型ヴェゼルと同じ最新式にアップグレードして、ホンダ史上最大サイズの11.4インチディスプレイを設定します。
全長 | 4,830mm |
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全幅 | 1,750mm |
全高 | 1,840mm |
ホイールベース | 2,890mm |
室内長 | 2,845mm |
室内幅 | 1,545mm |
室内高 | 1,410mm |
車両重量 | 1,840kg |
最低地上高 | 145mm |
最小回転半径 | 5.4m |
総排気量 | 1.993L |
エンジン最高出力 | 107kW(145ps)6,200rpm |
エンジン最大トルク | 175Nm(17.8kgm)3,500rpm |
モーター最高出力 | 135kW(184ps)5,000-6,000rpm |
モーター最大トルク | 315Nm(32.1kgm)0-2,000rpm |
WLTCモード燃費 | 19.6km/L |
WLTCモード燃費 | 7名/8名 |
2022年1月13日に発売するトヨタのミニバン、ヴォクシーとノアは標準装備を簡素にして車両価格を抑えますが、新型ステップワゴンは初めから豪華装備に。ベースの車両価格はライバルの新型ヴォクシーやノアなどのミニバンより高くなりますが、ステップワゴンの充実した装備を考慮すると、ライバル車種と同等の価格帯になっています。
新型ステップワゴンはフラッグシップミニバンのオデッセイの後継を担う役目もあるため、機能性と質感を向上したスパーダプレミアムラインを設定。
先行して発売したノアとヴォクシーや、セレナと、どれだけ差別化できるのか、ライバル対決が楽しみなモデルになりそうです。
ステップワゴンのボディカラーはグレード専用色を含む全8色設定
ステップワゴンのボディカラーはグレード毎に専用色が設定しており、AIRはフィヨルドミストパール、シーベッドブルーパール、SPADAはトワイライトミストブラックパール、プレミアムクリスタルガーネットメタリック、SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITIONはソニックグレーパールを設定、ステップワゴン全体では全8色をラインアップ。
AIRはプレーンなフロントフェイスが特徴でボディカラーもフレッシュなカラーを設定、SPADAは力強く精悍なフロントフェイスが特徴でブラック系カラーを2色とミニバンでは希少なレッド系カラーも設定。
ステップワゴンのボディカラー一覧
- フィヨルドミストパール(AIR専用色、38,500円高)
- プラチナホワイトパール(38,500円高)
- メテオロイドグレーメタリック(38,500円高)
- クリスタルブラックパール
- シーベッドブルーパール(AIR専用色、38,500円高)
- トワイライトミストブラックパール(SPADA専用色、38,500円高)
- プレミアムクリスタルガーネットメタリック(SPADA専用色、60,500円高)
- ソニックグレーパール(BLACK EDITION専用色、38,500円高)
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フィヨルドミストパール(AIR専用色、38,500円高) -
プラチナホワイトパール(38,500円高) -
メテオロイドグレーメタリック(38,500円高) -
クリスタルブラックパール -
シーベッドブルーパール(AIR専用色、38,500円高) -
トワイライトミストブラックパール(SPADA専用色、38,500円高) -
プレミアムクリスタルガーネットメタリック(SPADA専用色、60,500円高) -
ソニックグレーパール(BLACK EDITION専用色、38,500円高)
ステップワゴンのインテリアはAIR2種類、SPADA1種類、SPADA PREMIUM LINE1種類の全4種類のカラーと素材を設定
ステップワゴンのインテリアカラー・素材はグレードにより違いがあり、シンプルなエクステリアで人気のAIRは車内が広く明るく見えるグレーと、シックな見た目のブラックの2種類のカラーにファブリックシートを設定。
スポーティな雰囲気の強いSPADAは、上質なブラックカラーのインテリアにファブリック×プライムスムースのシートを設定、このシートは液体や油汚れに強いFABTECT(ファブテクト)をシート素材に使うため、ファミリーユースにもぴったり。
SPADA PREMIUM LINEはプレミアムグレードに相応しいブラックインテリアに、スエード調表皮×プライムスムースのシートを採用、汚れやシワに強い機能性を両立するシートです。
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ステップワゴンAIRのグレー内装 インストルメントパネル -
ステップワゴンAIRのグレー内装 2列目キャプテンシート -
ステップワゴンAIRのグレー内装 -
ステップワゴンAIRのグレー内装 -
ステップワゴンAIRのグレー内装 シート素材はファブリックを使用
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ステップワゴンAIRのブラック内装 -
ステップワゴンAIRのブラック内装 -
ステップワゴンAIRのブラック内装
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ステップワゴンSPADAのブラック内装 インストルメントパネル -
ステップワゴンSPADAのブラック内装 2列目キャプテンシート -
ステップワゴンSPADAのブラック内装 -
ステップワゴンSPADAのブラック内装 -
ステップワゴンSPADAのブラック内装 撥水・撥油機能搭載のFABTECT(ファブテクト)
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ステップワゴンSPADA PREMIUM LINEのブラック内装 インストルメントパネル -
ステップワゴンSPADA PREMIUM LINEのブラック内装 前席 -
ステップワゴンSPADA PREMIUM LINEのブラック内装 -
ステップワゴンSPADA PREMIUM LINEのブラック内装 -
ステップワゴンSPADA PREMIUM LINEのブラック内装 プライムスムース表皮
ステップワゴンは2列目キャプテンシートにオットマン採用 内寄せ機能でシートアレンジも多彩
ステップワゴンの室内サイズは室内長2,845mm・室内幅1,545mmの広大な空間で、前後左右に移動する2列目シートはリラックスできる独立キャプテンシートにも、席を繋げて便利に使えるベンチシートにもなる優れもの。
2列目シートを左右寄せられるミドルサイズミニバンは日産セレナとステップワゴンだけなのでシートアレンジの幅も広がります。
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ステップワゴンの2列目キャプテンシートは前後左右自由に移動可能
ステップワゴンの2列目キャプテンシートは運転席側・助手席側最大75mmの内寄せが可能。
オットマンを搭載していて、内寄せ時の最大ロングスライド量780mmで足を伸ばしてリラックス。
2列目シートの操作は簡単で、キャプテンシートの横のレバーを操作するだけで前後左右自由に席をスライドできます。
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2列目シートは背面レバーでも前後スライドが可能 -
ステップワゴンは8人乗りの2列目ベンチシートも用意
ステップワゴンは2列目キャプテンシートのほか、8人乗り仕様の2列目ベンチシートも設定。
センターアームレスト付きでソファーのような寛ぎ空間を楽しめるでしょう。
乗降時などは2列目キャプテンシートを調整するための背面レバーを操作することで、自由なスライド量を確保できます。
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厚みがあり居心地の良い3列目シート -
シートアレンジで3列目をテレワークの空間に活用できる
3列目シートに厚みがあるのもステップワゴンの特徴で、座面位置を高くすることにより車内を見渡せる爽快な視界を確保するなど、レジャーなど長時間のドライブでも疲れにくい工夫も。
車内の会話もスムーズに行えるよう吸音材・遮音構造も追加、3列目のシートアレンジではパソコンを設置できる空間を作れるため、テレワークにも活用できます。
パワーテールゲートやマジックシートなど機能的な装備や大容量の収納など便利に使えるステップワゴン
ステップワゴンの荷室サイズはテールゲート開口部最大で約1,195mm、3列シート格納時荷室幅は約1,195mm、テールゲート開口部地上高は約530mm。
低床なので最小限の力で重い荷物を積み下ろし、自転車やソファーなど大容量の荷物も積載可能。
サーフボードやスノーボードなど長物は助手席・2列目・3列目を畳むことで乗員を確保しながら運ぶこともできます。
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ワンアクションで格納できるマジックシート -
3列目を格納してフラットにした状態 -
3列目の右側だけ使用 -
3列目の左側だけ使用 -
3列目を両方使用時
3列目シートは分割床下格納のマジックシートを採用。
3列目の肩口にあるストラップを引き上げることで背もたれが倒れ、シートが後方に下がることでステップワゴンの床に格納するワンアクション仕様。
ミドルサイズミニバンで床下格納を採用するのはステップワゴンだけで、瞬時にフラットフロアが完成。
横に吊り下げる収納方法では2列目シートを十分に倒すことができないミニバンもあるため、2列目の快適性や積載性を両立した画期的な機能になっています。
また3列目の右側だけ、左側だけの仕様も簡単で必要に応じて対応できるのも良い点です。
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1列目の収納 -
2列目と3列目の収納
ステップワゴンは収納も豊富で、前席の上部へ設置したルーフコンソールは大き目のタオルなども収納できるなど大容量。
一列目の収納にはドリンクホルダーやバニティミラーに設置するチケットホルダーなど基本的な物のほか、お買い物袋を吊り下げるポップアップフックやインパネアッパーボックスなども用意。
2列目はシートバックポケットやコンビニフック付きシートバックテーブルなど利便性の高い装備を、3列目はコートフックやUSBチャージャーなども用意します。
ステップワゴンのホンダセンシングはアダプティブドライビングビームやトラフィックジャムアシストなど搭載
ステップワゴンの予防安全装備Honda SENSING(ホンダセンシング)は広範囲に対応するミリ波レーダーと単眼カメラにソナーセンサーを前後8つ搭載。
ステップワゴンを日常使いで運転するときは衝突軽減ブレーキや歩行者事故低減ステアリングなどで車と歩行者・障害物の衝突を回避、高速道路や自動車専用道路などでは渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)や車線維持支援システム(LKAS)でドライバーの運転の負担を軽減、渋滞時のストレスを和らげるトラフィックジャムアシストなども搭載。
誤発進抑制機能や急アクセル抑制機能で万が一の踏み間違いなどを予防することも可能。
視界が狭くなりがちな夜間の運転支援も万全で、先行車・対向車を検知してハイローを自動で切り替えるオートハイビーム、ハイビームの照射範囲を自動制御するアダプティブドライビングビームも搭載。
ホンダセンシングはステップワゴンのAIR・SPADA・SPADA PREMIUM LINE全てのグレードに標準化してドライバーの安全運転をサポートします。
ステップワゴンの予防安全装備Honda SENSING(ホンダセンシング)の機能
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS)
- 先行車発進お知らせ機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- 標識認識機能
- 渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)
- 車線維持支援システム(LKAS)
- トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)
- ブラインドスポットインフォメーション
- 誤発進抑制機能
- 後方誤発進抑制機能
- 近距離衝突軽減ブレーキ
- 急アクセル抑制機能
- パーキングセンサーシステム
- 後退出庫サポート
- オートハイビーム
- アダプティブドライビングビーム
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衝突軽減ブレーキ(CMBS) -
先行車発進お知らせ機能 -
歩行者事故低減ステアリング -
路外逸脱抑制機能 -
標識認識機能 -
渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC) -
車線維持支援システム(LKAS) -
トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能) -
ブラインドスポットインフォメーション -
誤発進抑制機能 -
後方誤発進抑制機能 -
近距離衝突軽減ブレーキ -
急アクセル抑制機能 -
パーキングセンサーシステム -
後退出庫サポート -
オートハイビーム -
アダプティブドライビングビーム
ステップワゴンのライバルは日産セレナ・トヨタノア・デリカD5
ステップワゴンと比較されるミドルサイスミニバンは、2列目シートを寄せられるなどステップワゴンの使い勝手が似ている日産セレナ、燃費性能が高く最新の予防安全装備を搭載するトヨタノア、ボディサイズが似ていて信頼性の高いデリカD5などです。
これら3車種をステップワゴンのライバルとして特徴などを比較します。
日産セレナはステップワゴンと同じ2列目シートを寄せることでベンチシートとキャプテンシートの使い分けが可能
セレナは日産のミドルサイズミニバンで、7人乗りのキャプテンシート仕様にはステップワゴンと同じく席を寄せることでベンチシートのように使う事が可能。
パワートレインにはパラレルハイブリッドのe-POWERを搭載することで、モーター駆動の力強いトルクを感じられます。
またセレナの強みは5ナンバーサイズの横幅を持つ国内唯一のミニバンということで、狭い道を走る時や車両とのすれ違い、駐車する時などにも5ナンバーの丁度良い車幅が活躍します。
トヨタノアは商品力の高い大人気ミンバンでは燃費性能の高さが魅力
ノアはトヨタが発売するミドルサイズミニバンで、兄弟モデルのヴォクシーと合わせると日本で一番売れているミニバンです。
モデルチェンジや改良を重ねた高い商品力が魅力で、ユニバーサルステップで乗降時の安全を、2列目のストレート超ロングスライド機能で家族がリラックスできる空間を提供。
燃費性能はライバルのミドルサイズミニバンでトップのWLTCモードで22.0km/Lから23.4km/Lを達成、レジャーなどで走行距離が伸びがちなミニバンなので燃費性能の高さは魅力的。
装備やシートアレンジが同じ兄弟車のヴォクシーもラインナップするため、見た目の好みでどちらか選択できるのも強味です。
デリカD5はステップワゴンとサイズが近く走破性や趣味性を求めるユーザーに人気のミニバン
デリカD5は全長4,800mm、全幅1,795mm、全高1,875mmとステップワゴンのボディサイズと近いミドルサイズミニバン。
シートアレンジや車内収納はシンプルで使い勝手はステップワゴンに軍配があがりますが、リブボーンフレームを搭載するデリカD5の強靭な走破性はその他のミニバンを凌駕。
唯一無二のミニバンとして人気があり、アフターパーツも豊富なことからアクティブなファミリーユースに最適。
ハイブリッドの設定はありませんが使用燃料がディーゼルエンジンなので、ハイブリッドを搭載するモデルと同等の経済性も魅力です。
新型ステップワゴン発売後1か月で販売計画の5倍超にあたる27,000台を受注
ホンダが2022年5月27日に発売した新型ステップワゴンの受注状況を公開。
新型ステップワゴンの月間販売計画台数は5,000台ですが、発売後1か月で27,000台を受注しました。
5代目ステップワゴンからの乗り換えユーザーだけでなく、新規で購入するユーザーも多く、幅広い年代から支持されているとのこと。
パワートレインの販売比率はガソリンモデルが33%、e:HEVが67%。トワイライトミストブラックパール、クリスタルブラックパール、プラチナホワイトパールが人気のボディカラーが多く選ばれています。
ファミリー向けコンセプトからスタートしたステップワゴンの販売遍歴
ステップワゴンはホンダが販売するミニバンで、ボンネットタイプのミニバンとして登場しました。初代はファミリー向けとして大ヒットを記録し、他社からの対抗車種が展開されたほどの人気車種です。
ステップワゴン 初代 RF1/2型(1996年~2001年)
1996年5月、初代ステップワゴンが登場しました。タイプ名は「W」「G」「N」。「STEP WGN」の車名からというのが分かります。
1997年8月、一部改良で安全性能を向上。装備の充実も図られました。12月にはボディカラーがホワイトのみの特別仕様車「ホワイテイ」を設定。
1998年1月、ポップアップルーフを装備した「フィールデッキ」を発売。8月には特別仕様車「デラクシー」を発売。
1999年5月、マイナーチェンジを実施。エアロ仕様の「スピーディー」を新設しています。
2000年3月、「デクシー」ベースの特別仕様車「ウルトラ」を発売。4月には「スピーディー」ベースの特別仕様車「グラフティー」を、8月には「デラクシー2」を、11月には「G」ベースの「グディー」を発売しました。
2001年4月、2代目と入れ替わりのため販売を終了しました。
ステップワゴン 2代目 RF3/4/5/6/7/8型(2001年~2005年)
2001年4月、フルモデルチェンジで2代目になりました。専用に開発されたプラットフォームとボディ、サスペンションが採用されています。子供を意味する「KID」から、タイプ名が「K」「I」「D」に廉価仕様の「Y」のラインナップです。11月、「D」ベースの特別仕様車「ドアゴン」を発売。
2002年5月、一部改良で「Y」と「I」を廃止。電波式キーレスエントリーシステムを全車に標準装備しました。10月にはマイナーチェンジと同時に、特別仕様車「デラクシーS」を、12月には「デラクシーA」を発売しました。
2003年2月、マイナーチェンジを実施し、大幅に前後のデザインを変更し、ヘッドライトの形状もシャープで鋭い印象になりました。また、2.4L K24A型を搭載した「24L」を新設し、3ナンバーとなりました。同時に専用エクステリアとインテリアが特徴的な3ナンバーシリーズの「SPADA」シリーズを追加。グレードは「S」「24T」の2タイプです。
2004年6月、一部改良と共に特別仕様車「HIDエディション」を発売。
2005年5月、3代目と入れ替わりで販売を終了しました。
ステップワゴン 3代目 RG1/2/3/4型(2005年~2009年)
2005年5月、フルモデルチェンジで3代目に。全体的にダウンサイジングされています。ボディ剛性もアップし、使い勝手や快適性が向上しました。グレード体系は「B」「G」「24Z」の3グレードです。
2006年5月の一部改良ではパワースライドドアを「G」「G・Sパッケージ」「24Z」に標準装備。10月には特別仕様車「スタイルエディション」を発売しました。
2007年6月、特別仕様車「HDDナビ スタイルセレクト」「HDDナビ エアロセレクト」を発売、11月にはマイナーチェンジを実施しました。2005年のフルモデルチェンジで廃止されていた「SPADA」が復活しました。グレードは2.0L車の「S」「SZi」と、2.4L車の「24SZ」「24SZi」です。
2008年8月、国内累計販売台数100万台を記念した特別仕様車「スマートスチアルエディション」を発売。
2009年10月、4代目と入れ替わりのため、販売を終了しました。
ステップワゴン 4代目 RK1/2/3/4/5/6/7/型(2009年~2015年)
2009年10月、フルモデルチェンジで4代目になりました。グレード体系はノーマルで「G」「L」「Li」で、SPADAは「S「Z」「Zi」のラインナップです。
2010年10月、特別仕様車「G・HIDエディション」「SPADA Z・クールスピリット」を発売。
2011年8月、一部改良。「G・スマートスタイルエディション」「G・HDDナビ スマートスタイルエディション」「SPADA Z・HDDナビエディション」を追加設定。
2012年4月、FF車をマイナーチェンジ。燃費性能の向上とインテリアカラーの変更などを実施。新たに「G・Eセレクション」「G・インターナビEセレクション」「G・コンフォートセレクション」とSPADAに「Z・インターナビセレクション」と「Z・COOL SPIRIT」を追加設定しました。5月には4WD車をマイナーチェンジ。燃費性能が向上しました。9月には新タイプ、「G・インターナビコンフォートセレクション」「スパーダZ・COOL SPIRITインターナビセレクション」を発売。11月には「スパーダS」の特別仕様車「パワーエディション」「インターナビ パワーエディション」を発売。
2013年12月、一部改良で最上級グレードの「Li」を廃止。安全装備の充実を図りました。
2015年4月、5代目と入れ替わりで販売を終了しました。
ステップワゴン 5代目 RP1/2/3/4/5/型(2015年~2022年)
2015年4月、フルモデルチェンジで5代目に。エンジンは「L15B」型を搭載。グレードはエントリーモデルの「B」、スタンダードモデルの「G」、上級グレードの「G・EX」の3タイプ。スパーダではスタンダードの「SPADA」、上級モデルの「SPADA・Cool Spirit」の2タイプになります。12月には特別仕様車「Advance Package α」「Advance Package β」を発売。
2016年5月、一部改良を実施し、10月にはコンプリートカーの「Modulo X」を追加。
2017年9月、マイナーチェンジを実施し、新たにハイブリッド車を設定。「SPADA HYBRID B・Honda SENSING」「SPADA HYBRID G・Honda SENSING」「SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING」のラインナップになります。「Modulo X」は「Modulo X Honda SENSING」に名称を変更しました。
2018目mm12月、「Modulo X」のマイナーチェンジと同時に特別仕様車「SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING BLACK STYLE」「SPADA・Cool Spirit Honda SENSING BLACK STYLE」を発売。
2020年1月、一部改良で「SPADA」と「Modulo X」を「e:HEV SPADA」と「e:HEV Modulo X」に改名。「B・Honda SENSING」と「SPADA HYBRID B・Honda SENSING」が廃止になりました。
2022年5月、6代目と入れ替わりで販売を終了しました。
ステップワゴン 6代目 RP6/7/8型(2022年~)
2022年5月、フルモデルチェンジで6代目になりました。標準タイプの「AIR」、SPADAには上級仕様の「SPADA PREMIUM LINE」が設定されました。全幅が拡大されて全タイプが3ナンバーになりました。
ステップワゴンのモデル | 販売年表 |
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初代 RF1/2型 | 1996年~2001年 |
2代目 RF3/4/5/6/7/8型 | 2001年~2005年 |
3代目 RG1/2/3/4型 | 2005年~2009年 |
4代目 RK1/2/3/4/5/6/7/型 | 2009年~2015年 |
5代目 RP1/2/3/4/5/型 | 2015年~2022年 |
6代目 RP6/7/8型 | 2022年~ |