RVRのモデルチェンジ

RVRはフルモデルチェンジされず生産終了 海外専売モデルのエクスフォース導入に期待

RVRのフルモデルチェンジが2024年以降に行われる噂でしたが生産終了に。搭載するエンジンは1.1Lターボか日産のe-powerで、従来に比べて大幅に燃費は向上。ボディサイズが小さくなると言われていて、より取り回しのしやすいクロスオーバーSUVとなる予定でした。

RVRが2024年春で生産終了 三菱のエントリーコンパクトSUVが消滅

三菱RVRのフルモデルチェンジ情報をまとめました。次期モデルはボディサイズが小型化されエンジンには1.1Lプラグインハイブリッドか、日産のe-powerを搭載するのではないかと噂されていましたが、2024年春に生産終了。
三菱最小SUVのRVRのスペック、これまでのモデルチェンジ情報、後継車種などを解説します。

RVRの後継モデルはインドネシア市場で発表されたエクスフォースになる噂

インドネシアでワールドプレミアされた新型エクスフォースがRVRの後継モデルになる可能性も

RVRはフルモデルチェンジを行わず生産終了、後継車種として2023年8月にインドネシア市場で発表したコンパクトSUVの新型エクスフォースを日本市場に導入するという噂。
エクスフォースのボディサイズは全長4,390mm、全幅1,810mm、全高1,660mm、ホイールベース2,670mm。RVRのボディサイズと比較すると全長+25mm、全幅変わらず、全高+30mm、ホイールベースも変わらずほぼ同じサイズ感に収まります。最低地上高は222mmのゆとりがあり、悪路走破性も高いモデルです。

パワートレインは1.5Lの直列4気筒エンジン、足元は18インチアルミホイールを装備することで精悍なスタイルに。
国内で発売した場合はトヨタのカローラクロスやホンダのヴェゼル、スバルのクロストレックなどがライバルになります。インテリアには12.3インチセンターディスプレイと8インチドライバーディスプレイ搭載で先進性も備えます。

三菱自動車から日本発売のアナウンスはありませんが、日本市場でもエクスフォース発表のプレスリリースがあったことから、国内導入の可能性も期待できると考えます。

RVRの一部改良は2023年2月24日 エントリーグレードMに安全装備などを標準化

2023年の一部改良では寒冷地仕様を全ての駆動方式モデルに追加しMグレードにはGグレード相当の安全装備も標準化

RVRが安全装備の充実化を含めた一部改良を実施。
具体的にはRVRのエントリグレードに該当するMグレードへ、Gグレードと同等の安全装備を標準化したことや、4WD駆動モデルのみ標準化していた寒冷地仕様を2WD駆動モデルへ拡充しました。

2023年RVR一部改良の内容

  • Mグレードへ予防安全装備追加
  • 対車両・対歩行者衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)
  • オートマチックハイビーム(AHB)
  • 前進時誤発進抑制機能
  • レーンチェンジアシスト機能付車線逸脱警報システム(LDW)
  • レーンチェンジアシスト機能付後側方車両検知警報システム(BSW・LCA)
  • 後退時車両検知警報システム(RCTA)
  • 2WD駆動モデルへ寒冷地仕様追加
  • ヒーテッドドアミラー
  • リヤヒーターダクト
  • ラジエータークーラント寒冷地仕様化
  • Mグレードへガーニッシュ追加
  • ターンランプ付きドアミラー
  • ホイールアーチモール追加
  • サイドガーニッシュのメッキ加飾追加

またMグレードにはホイールアーチモールの追加やサイドガーニッシュの追加、サイドミラーにターンランプを追加するなど上級化したことで、Gグレードとの装備差を縮小しています。
販売価格はMグレードが2,306,700円から2,534,400円、Gグレードが2,470,600円から2,698,300円、特別仕様車のブラックエディションも引き続き販売しており2,604,800円から2,832,500円です。

ベトナム市場でRVRクラスの新型コンパクトSUVのMITSUBISHI XFC CONCEPT(XFCコンセプト)発表

XFCコンセプトはアジアを中心に販売する世界戦略車で日本市場導入も期待される

MITSUBISHI XFC CONCEPT(XFCコンセプト)はアジアを中心に販売する世界戦略車で、ベトナムモーターショー2022でワールドプレミアすることを2022年10月19日発表。
日本市場でも販売が望まれる新型コンパクトSUVです。

XFCコンセプトの詳細は発表されていませんが、日本でも発売しているRVRと同程度のサイズ感としていて、将来的には電動パワートレインを搭載するBEVも視野にいれているとのこと。
当初はアセアン各国がターゲットですが、将来的にはアセアン以外も視野に入れていることから、日本市場では2025年にデビューするという噂です。

次期型RVRの発売が開発工数の増加により2024年に延期

フルモデルチェンジが期待されていた三菱RVRですが、次期型の発売が早くても2024年以降となることがわかりました。
運転支援機能の強化等により開発に時間がかかっており、今年中の市場投入は難しいと判断したとのこと。さらに提携先のルノーが開発するキャプチャーとのプラットフォーム共有により、開発方針のすり合わせに時間がかかっていることも遅れが発生した理由のひとつであると推測されます。

またパワートレインには、1.3Lターボエンジンと1.6Lのエンジン+モーターを組み合わせたPHEVモデルを追加するという噂もあります。電動化とSUVに力を入れている三菱自動車なので、今後のRVRの展開にも注目しましょう。

三菱自動車がコンパクトSUV「ASX(日本名RVR)」2020年モデルがジュネーブ国際モーターショーで世界初披露!

ジュネーブ国際モーターショーでお披露目されるコンパクトSUV「ASX(日本名RVR)」

ジュネーブ国際モーターショー2019でお披露目予定の三菱ASX(日本名RVR)のリヤのエクステリア

三菱自動車工業から、コンパクトSUV「ASX(日本名RVR)の2020年モデルをジュネーブ国際モーターショーで世界初披露されることが分かりましたが、残念ながら開催が中止となってしまいました。

新型RVRのエクステリアはデザインフィロソフィ「Robust & Ingenious」をベースとして、無駄なものを排除し、大幅に変えています。

ボディカラーには深い輝きの中にも鮮やかさを持つレッドダイヤモンド、パワフルでスポーティな印象のサンシャインオレンジ、落ち着いた上質な印象のオークブランの3種類が採用されています。

車の顔とも言えるフロントフェイスはエクリプスクロスに似たダイナミックシールドを採用、プロテクト形状のバンパーと水平・垂直基調のフロントグリル部分をスクエアラインにし、スキッドプレート形状にしたバンパー下部からなるシルエットは、頑丈で力強さを印象付けます。特徴的なのはバンパーサイドにターンランプとフォグランプを配置したフロントランプで、三菱ならではのデザインを演出しています。

リヤは、ターンランプ以外のリヤコンビランプにLEDを採用し、ワイド感を出すために、車幅に広がる水平貴重の見た目となっており、スキッドプレート形状になったバンパー下部により、さらに力強さをアピールできる見た目です。

ジュネーブ国際モーターショー2019に登場するコンパクトSUV「ASX(日本名RVR)」のインテリア

インテリアは、これまで7インチだったモニター画面が8インチに拡大され、スマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)も改良され、USBメモリーに入れた動画をSDA画面で楽しめるようにもなっています。

上級クラスのASXには搭載されているナビゲーションシステムには、オランダのTom Tom社のナビが搭載されています。また、スマホを使ってインターネットを楽しめるだけではなく、交通情報がリアルタイムで入手できたり、車速や走行距離、各種の警告等など、ASXの車両情報を活用できるアプリの提供もされる予定です。

新型RVRのボディサイズは小さくなりクロスオーバーSUV3兄弟の中でもコンパクトなサイズへ

フルモデルチェンジした次期RVRはボディサイズをコンパクトにしてエクリプスクロスと明確な差をつけると考える

2019年12月に発売されると予想されている新型RVRは、ボディサイズが少しコンパクトになると考えます。三菱のクロスオーバーSUV3兄弟であるアウトランダー・エクリプスクロス・RVRのボディサイズを見比べてみると、アウトランダーとエクリプスクロスにはしっかりと差がついているのに対して、エクリプスクロスとRVRはそれほど差がありません。

三菱のクロスオーバーSUVボディサイズ比較
アウトランダー エクリプスクロス RVR
全長 4,695mm 4,405mm 4,365mm
全幅 1,800mm 1,805mm 1,770mm
全高 1,540mm 1,685mm 1,525mm

1番大きいアウトランダーと2番目のエクリプスクロスでは、全長に200mm以上の差がついていますが、エクリプスクロスと3代目RVRでは40mmしか変わっておらず、少し縮小され全長が4,200mmほどになるのではないかと考えます。

新型RVRのボディサイズ

  • 全長:4,200mm
  • 全幅:1,780mm
  • 全高:1,550mm

新型RVRのボディサイズはコンパクトになり取り回しのしやすいサイズ感になります。ボディサイズで見るとトヨタのC-HRやホンダのヴェゼル、マツダのCX-3と同じサイズとなります。競争が激しいコンパクトSUVの領域に乗り込んでいく新しいRVRは、クロスオーバーSUVに新しい風を吹かせるでしょう。

新しいRVRにはコンセプトXRの1.1Lプラグインハイブリッドか日産のe-powerを搭載する可能性も

新型RVRはコンセプトモデルの「XR-PHEV2」のパワートレインを受け継ぐ可能性も

ジュネーブモーターショー2015で発表されたコンセプトXR-PHEV2ですが、スタイリングは2018年に発売されたエクリプスクロスと酷似していますが、初代のコンセプトXRの時に発表されていたダウンサイジングターボエンジンの1.1Lターボが新型RVRに搭載されるのではないかと考えます。

新型RVRに搭載すると考えるエンジン
種類 直列3気筒
過給機 ターボ
排気量 1,100cc
最高出力 100kW
モーター最高出力 120kW
バッテリー容量 14kWh

ほかにも現実味のある搭載エンジンは日産の1.2Lエンジンとリーフのパワートレインを使ったレンジエクステンダーEVのe-powerです。日産ではノートやセレナに搭載されているエンジンで、コンパクトSUVのRVRにもピッタリのエンジンです。

新しいRVRに搭載するであろう日産のe-powerスペック
種類 直列3気筒
排気量 1,198cc
最高出力 58kW/5,400rpm
最大トルク 103Nm/3,600-5,200rpm
フロントモーター型式 EM57
モーター最高出力 80kW
モーター最大トルク 254Nm

2019年12月に発売すると考えている新しいRVRには、三菱のコンセプトカーに搭載されている1.1Lターボエンジンか日産のe-powerが搭載されると考えます。2010年から販売されているRVRには1.8Lエンジンが搭載されていますが、ダウンサイジングされるため運動性能はそのままに税金が安くなる・燃費があがるなどのメリットがあります。

RVRのフルモデルチェンジ時期は2019年12月と予想!後からEVモデルも登場する?

新型RVRのフルモデルチェンジは2010年の登場から9年後の2019年12月になると考えます。直近のマイナーチェンジは2017年2月に入っていて、2年後の2019年12月にはフルモデルチェンジが行われると予想します。

2018年には安全装備のe-Assistが全車標準装備となり、安心感が増しています。次のRVRでも安全装備は全車標準装備になり、いずれはオレンジアクセントが力強いACTIVE GEARも設定されるのではないかと考えます。

プラグインハイブリッドモデルのほかにも、将来的にはEVモデルが発売されるのではないかと考えていて、三菱の車も将来に向けて電動化を進めていくでしょう。

三菱のEVモデルとして発表された「EXコンセプト」

実はコンセプトカーでEVモデルは発表されていて、東京モーターショー2015でお披露目された「EXコンセプト」が新型RVRではないかともいわれています。S-AWCを搭載した4WDシステムと、大容量バッテリーで航続可能距離は400kmです。

電気で400kmも走るのなら普段の街乗りには十分のスペックで、使い方によりますが1週間に1回程度充電をすればいいと感じるため、ガソリン車と変わりのない生活になると考えます。

新型RVRのライバルとなりそうなモデルは?やはりトヨタのC-HRやホンダのヴェゼルだろう

3代目RVRが登場した2010年は日産デュアリスがライバルとしていましたが、デュアリスは生産終了しています。少しコンパクトになると予想している新型RVRはトヨタのC-HRやホンダのヴェゼルがライバル車となるでしょう。

新型RVRとライバル車のスペック比較
新型RVR C-HR ヴェゼル
全長 4,200mm 4,360mm 4,330mm
全幅 1,780mm 1,795mm 1,770mm
全高 1,550mm 1,550mm 1,605mm
エンジン種類 直列3気筒 直列4気筒 直列4気筒
排気量 1,100cc 1,797cc 1,496cc
最高出力 100kW 72kW 97kW
最大トルク 142Nm 156Nm
燃費 20.0km/L 30.2km/L 27.0km/L
価格帯 214万円 236万円 211万円

新型RVRは3代目よりも少しボディサイズが小さくなると考えていて、モデルチェンジをするごとに肥大化していく最近の車種には珍しい傾向だと考えます。ボディサイズは新型RVRが少しだけ全長が短いくらいで、全幅や全高は同じサイズ感です。

搭載しているエンジンは、新型RVRのみガソリンエンジンでC-HRやヴェゼルはハイブリッドエンジンを搭載しています。燃費はほかのモデルに比べて劣りますが価格帯は1番安くなると考えます。

欧州ではASXとして販売されているRVRのモデルチェンジ遍歴

RVRは三菱が販売している乗用車で、「Recreational Vehicle Runner」の頭文字をとってネーミングされたモデルです。3代目からは「ASX」のネーミングで、欧州市場などで販売されています。

RVR初代 N11W/N13W/N21W/N23W/N23WG/N28W/N28WG型(1991年~1997年)

1991年2月、RVブームの中、RVRがデビュー。当初のグレードは2WDの「S」、4WDで5人乗りの「R」、4人乗りの「X」が用意され、いずれも5MTと4ATの設定がありました。6月には16バルブエンジンを搭載した「Z」が追加になります。

1992年10月、当時流行していたスタイル、フロントグリルガードやオーバーフェンダー、背面スペアタイヤクヤリアを装備した「スポーツギア」と、「Z」の4WDにディセールエンジン搭載車を追加。
1993年1月、カープラザ15周年特別仕様車として、PIAAのフォグランプやMOMOのステアリング、AMGホイールを装備した「X ANNIVERSARY 15」を発売。5月には特別仕様車「Z スペシャルバージョン」を発売。8月に3ドア仕様の「オープンギア」を追加しました。

1994年1月、特別仕様車「スペシャルエディション」を発売。6月、キーレスエントリーやグリルガードを装備した特別仕様車「オープンギアリミテッド」を発売。9月にはマイナーチェンジを実施して、ディーゼルモデルがインタークーラーターボエンジンに。外観形状の一部変更と、新たに「X2」「X3」「スーパースポーツギア」「スーパーオープンギア」を追加設定しました。10月には専用アンダーガードバーなどを装備した特別仕様車「ワイルドギア」を発売。

1995年5月、マイナーチェンジを実施。排ガス規制にディーゼルモデルを適合させ、ボディカラーも一部変更。6月には特別仕様車「バージョンS」を発売。10月、専用の大型フロントグリルガードを追加装備した特別仕様車「ワイルドギア」を再販。12月、特別仕様車「スポーツギアリミテッド1.8」を発売。

1996年1月、アルミホイールとカセットデッキを装備した特別仕様車「スポーツギアリミテッド2.0」と、スポイラーを装備した特別仕様車「X3」スペシャルを発売。5月のマイナーチェンジでは5人乗りを廃止。「スポーツギア」を2.0Lのみにし、フロントガードバーを装備しない「スポーツギアZ」を追加設定。

1997年1月、大型エアロパーツを装備した新グレード「ハイパースポーツギアZ」「ハイパースポ0ツギアR」を追加するとともに、カープラザ20周年特別仕様車「スポーツギアV20」を発売。9月にはABSやキーレスエントリーなどを搭載した特別仕様車「フィールドエクスプレス」を発売。11月、2代目と入れ替わりのため販売を終了しました。

RVR 2代目 N61W/N64WG/N71W/N73WG/N74WG型(1997年~2003年)

1997年11月、フルモデルチェンジで「RVR」のグレードは「X」「X2」「X2タイプS」の3グレードに。「RVRスポーツギア」は「2.0X3」「2.4X」「2.4X2」の3グレードになりました。

1998年6月、「Xリミテッド」と「X2リミテッド」を追加設定。
1999年1月、ラグジュアリーな演出を凝らした最上級グレード「スーパーエクシード」を追加。2月にはスポーツフィッシングを楽しむためのロッドケースやマグネット式ロッドスタンド、撥水シートカバー、温冷蔵庫などを搭載した特別仕様車「フィッシングギア」を発売。5月、特別仕様車「EXCEED サンルーフリミテッド」を発売。10月のマイナーチェンジでは「RVRスポーツギア」にオンロード指向モデルの「エアロ」を追加し、「RVR」のグレードが整理され、「X」「エクシード」「スーパーエクシード」の3グレードになりました。

2000年7月、特別仕様車「ナビリミテッド」と「スポーツギア エアロ ナビリミテッド」を発売。12月には特別仕様車「エクシードL」を発売。
2003年1月、販売を終了しました。

RVR 3代目 GA3W/GA4W型(2010年~)

2010年2月、7年間の空白期間を越えてコンパクトクロスオーバーとして復活しました。安全性能や快適性能が充実し、エンジンスイッチも新たに採用されています。7月には特別仕様車「BEAM Edition」を発売。8月には中国で輸入車として「ASX」のネーミングで販売を開始。12月には特別仕様車「1st Anniversary Edition」を発売。

2011年6月、ドレスアップ仕様の特装車「ROADEST」「ROADEST M」「ROADEST G」を発売。10月にマイナーチェンジを実施し、新開発のエンジンを搭載し、DOHCからSOHCに変更。当時のSUVでは国内初のアイドリングストップシステムを採用。12月には台湾で「ASX」として販売を開始。

2012年10月、マイナーチェンジを実施して2型へと移行。燃費性能も大幅に向上しています。
2013年7月の一部改良ではサスペンションの変更や静粛性の向上、4WDモデルへの寒冷地仕様を標準装備としました。

2014年の一部改良で燃費性能がさらに向上。操縦安定性と乗り心地も向上。
2015年4月の一部改良ではベーシックグレードの「E」を廃止。7月には一部改良して英国仕様を発売開始。
2017年マイナーチェンジで3型に移行。ダイナミックシールドを採用してフロントフェイスを刷新。「ROADEST」を廃止。10月、一部改良で4型に移行すると共に、特別仕様車「ACTIVE GEAR」を発表。
2018年9月、一部改良で「e-Assist」を全車に標準装備。
2019年8月、5型へと移行し、進化したダイナミックシールドを採用。12月、特別仕様車「Black Edition」を発売。
2021年7月、一部改良で6型へ。充電用USBポートの追加や「G」にBSW/LCA、RCTAを標準装備。
2023年4月、一部改良で7型になり、「M」にもBSW/LCA、RCTAを標準装備。全車にSRSサイド&カーテンエアバッグが標準装備になりました。また、4WDのみに設定されていた寒冷地仕様が全車で標準装備となりました。

RVR 4代目(2023年~)

2023年3月、欧州にて新型三菱・ASXを発売しました。

RVRのモデルチェンジ遍歴
RVRのモデル 販売年表
初代 N11W/N13W/N21W/N23W/N23WG/N28W/N28WG型 1991年~1997年
2代目 N61W/N64WG/N71W/N73WG/N74WG型 1997年~2003年
3代目 GA3W/GA4W型 2010年~
4代目 2023年~

RVRのモデルチェンジはされず2024年春に生産終了へ

RVRは三菱が発売するSUVの中では最小クラスのエントリーモデルです。
モデルチェンジではミドルサイズSUVのエクリプスクロスに近いサイズ感になるとされ、使い勝手の向上が期待されていました。しかし2024年春にRVRはモデルチェンジすることなく生産終了し廃止されます。

後継車種の予定はないですが、日本のプレスリリースでも発表された海外専売モデルのエクスフォースが導入された場合、サイズ感も近いことからRVRの代替モデルになりうると考えます。