RVRのモデルチェンジ

RVRのフルモデルチェンジは2023年で1.3Lターボを搭載

RVRのフルモデルチェンジが2023年に行われるのではないかと噂されています。搭載するエンジンは1.1Lターボか日産のe-powerで、従来に比べて大幅に燃費は向上します。ボディサイズが小さくなると言われていて、より取り回しのしやすいクロスオーバーSUVとなります。

RVRのフルモデルチェンジは2023年で1.3Lターボを搭載

RVRのフルモデルチェンジ情報 スペックやデザインはどう変わる?

三菱RVRのフルモデルチェンジ情報をまとめました。噂ではダイナミックシールドを装備し、ボディサイズが小型化されエンジンには1.1Lプラグインハイブリッドか、日産のe-powerを搭載するのではないかと噂されています。

RVRは初代モデルが1991年に発売して2代目の2002年を最後に途切れたモデルでしたが、2010年にクロスオーバーSUVとして復活しました。2018年では発売からすでに8年経過していて、クロスオーバーSUV3兄弟の中ではもっとも古いモデルです。

アウトランダー・エクリプスクロス・RVRの中では1番コンパクトなモデルですが、どのように進化するのでしょうか?さっそくチェックしていきましょう。

RVRの一部改良は2023年2月24日 エントリーグレードMに安全装備などを標準化

2023年に一部改良した三菱RVRのエクステリアとインテリア2023年の一部改良では寒冷地仕様を全ての駆動方式モデルに追加しMグレードにはGグレード相当の安全装備も標準化

RVRが安全装備の充実化を含めた一部改良を実施。
具体的にはRVRのエントリグレードに該当するMグレードへ、Gグレードと同等の安全装備を標準化したことや、4WD駆動モデルのみ標準化していた寒冷地仕様を2WD駆動モデルへ拡充しました。

2023年RVR一部改良の内容

  • Mグレードへ予防安全装備追加
  • ・対車両・対歩行者衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)
  • ・オートマチックハイビーム(AHB)
  • ・前進時誤発進抑制機能
  • ・レーンチェンジアシスト機能付車線逸脱警報システム(LDW)
  • ・レーンチェンジアシスト機能付後側方車両検知警報システム(BSW・LCA)
  • ・後退時車両検知警報システム(RCTA)
  • 2WD駆動モデルへ寒冷地仕様追加
  • ・ヒーテッドドアミラー
  • ・リヤヒーターダクト
  • ・ラジエータークーラント寒冷地仕様化
  • Mグレードへガーニッシュ追加
  • ・ターンランプ付きドアミラー
  • ・ホイールアーチモール追加
  • ・サイドガーニッシュのメッキ加飾追加

またMグレードにはホイールアーチモールの追加やサイドガーニッシュの追加、サイドミラーにターンランプを追加するなど上級化したことで、Gグレードとの装備差を縮小しています。
販売価格はMグレードが2,306,700円から2,534,400円、Gグレードが2,470,600円から2,698,300円、特別仕様車のブラックエディションも引き続き販売しており2,604,800円から2,832,500円です。

ベトナム市場でRVRクラスの新型コンパクトSUVのMITSUBISHI XFC CONCEPT(XFCコンセプト)発表

ベトナムモーターショー2022に出品するMITSUBISHI XFC CONCEPTXFCコンセプトはアジアを中心に販売する世界戦略車で日本市場導入も期待される

MITSUBISHI XFC CONCEPT(XFCコンセプト)はアジアを中心に販売する世界戦略車で、ベトナムモーターショー2022でワールドプレミアすることを2022年10月19日発表。
日本市場でも販売が望まれる新型コンパクトSUVです。

XFCコンセプトの詳細は発表されていませんが、日本でも発売しているRVRと同程度のサイズ感としていて、将来的には電動パワートレインを搭載するBEVも視野にいれているとのこと。
当初はアセアン各国がターゲットですが、将来的にはアセアン以外も視野に入れていることから、日本で販売する可能性もあると考えます。

次期型RVRの発売が開発工数の増加により2023年に延期

フルモデルチェンジが期待されていた三菱RVRですが、次期型の発売が早くても2023年以降となることがわかりました。
運転支援機能の強化等により開発に時間がかかっており、今年中の市場投入は難しいと判断したとのこと。さらに提携先のルノーが開発するキャプチャーとのプラットフォーム共有により、開発方針のすり合わせに時間がかかっていることも遅れが発生した理由のひとつであると推測されます。

またパワートレインには、1.3Lターボエンジンと1.6Lのエンジン+モーターを組み合わせたPHEVモデルを追加するという噂もあります。電動化とSUVに力を入れている三菱自動車なので、今後のRVRの展開にも注目しましょう。

三菱自動車がコンパクトSUV「ASX(日本名RVR)」2020年モデルがジュネーブ国際モーターショーで世界初披露!

三菱ASX(日本名RVR)のフロントエクステリアジュネーブ国際モーターショーでお披露目されるコンパクトSUV「ASX(日本名RVR)」

三菱ASX(日本名RVR)のリヤのエクステリアジュネーブ国際モーターショー2019でお披露目予定の三菱ASX(日本名RVR)のリヤのエクステリア

三菱自動車工業から、コンパクトSUV「ASX(日本名RVR)の2020年モデルをジュネーブ国際モーターショーで世界初披露されることが分かりましたが、残念ながら開催が中止となってしまいました。

新型RVRのエクステリアはデザインフィロソフィ「Robust & Ingenious」をベースとして、無駄なものを排除し、大幅に変えています。

ボディカラーには深い輝きの中にも鮮やかさを持つレッドダイヤモンド、パワフルでスポーティな印象のサンシャインオレンジ、落ち着いた上質な印象のオークブランの3種類が採用されています。

車の顔とも言えるフロントフェイスはエクリプスクロスに似たダイナミックシールドを採用、プロテクト形状のバンパーと水平・垂直基調のフロントグリル部分をスクエアラインにし、スキッドプレート形状にしたバンパー下部からなるシルエットは、頑丈で力強さを印象付けます。特徴的なのはバンパーサイドにターンランプとフォグランプを配置したフロントランプで、三菱ならではのデザインを演出しています。

リヤは、ターンランプ以外のリヤコンビランプにLEDを採用し、ワイド感を出すために、車幅に広がる水平貴重の見た目となっており、スキッドプレート形状になったバンパー下部により、さらに力強さをアピールできる見た目です。

三菱ASX(日本名RVR)のインテリアジュネーブ国際モーターショー2019に登場するコンパクトSUV「ASX(日本名RVR)」のインテリア

インテリアは、これまで7インチだったモニター画面が8インチに拡大され、スマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)も改良され、USBメモリーに入れた動画をSDA画面で楽しめるようにもなっています。

上級クラスのASXには搭載されているナビゲーションシステムには、オランダのTom Tom社のナビが搭載されています。また、スマホを使ってインターネットを楽しめるだけではなく、交通情報がリアルタイムで入手できたり、車速や走行距離、各種の警告等など、ASXの車両情報を活用できるアプリの提供もされる予定です。

新型RVRのボディサイズは小さくなりクロスオーバーSUV3兄弟の中でもコンパクトなサイズへ

道を走るRVRのエクステリアフルモデルチェンジした次期RVRはボディサイズをコンパクトにしてエクリプスクロスと明確な差をつけると考える

2019年12月に発売されると予想されている新型RVRは、ボディサイズが少しコンパクトになると考えます。三菱のクロスオーバーSUV3兄弟であるアウトランダー・エクリプスクロス・RVRのボディサイズを見比べてみると、アウトランダーとエクリプスクロスにはしっかりと差がついているのに対して、エクリプスクロスとRVRはそれほど差がありません。

三菱のクロスオーバーSUVボディサイズ比較
アウトランダー エクリプスクロス RVR
全長 4,695mm 4,405mm 4,365mm
全幅 1,800mm 1,805mm 1,770mm
全高 1,540mm 1,685mm 1,525mm

1番大きいアウトランダーと2番目のエクリプスクロスでは、全長に200mm以上の差がついていますが、エクリプスクロスと3代目RVRでは40mmしか変わっておらず、少し縮小され全長が4,200mmほどになるのではないかと考えます。

新型RVRのボディサイズ

  • 全長:4,200mm
  • 全幅:1,780mm
  • 全高:1,550mm

新型RVRのボディサイズはコンパクトになり取り回しのしやすいサイズ感になります。ボディサイズで見るとトヨタのC-HRやホンダのヴェゼル、マツダのCX-3と同じサイズとなります。競争が激しいコンパクトSUVの領域に乗り込んでいく新しいRVRは、クロスオーバーSUVに新しい風を吹かせるでしょう。

新しいRVRにはコンセプトXRの1.1Lプラグインハイブリッドか日産のe-powerを搭載する可能性も

コンセプトモデルの「XR-PHEV2」のエクステリア新型RVRはコンセプトモデルの「XR-PHEV2」のパワートレインを受け継ぐ可能性も

ジュネーブモーターショー2015で発表されたコンセプトXR-PHEV2ですが、スタイリングは2018年に発売されたエクリプスクロスと酷似していますが、初代のコンセプトXRの時に発表されていたダウンサイジングターボエンジンの1.1Lターボが新型RVRに搭載されるのではないかと考えます。

新型RVRに搭載すると考えるエンジン
種類 直列3気筒
過給機 ターボ
排気量 1,100cc
最高出力 100kW
モーター最高出力 120kW
バッテリー容量 14kWh

ほかにも現実味のある搭載エンジンは日産の1.2Lエンジンとリーフのパワートレインを使ったレンジエクステンダーEVのe-powerです。日産ではノートやセレナに搭載されているエンジンで、コンパクトSUVのRVRにもピッタリのエンジンです。

新しいRVRに搭載するであろう日産のe-powerスペック
種類 直列3気筒
排気量 1,198cc
最高出力 58kW/5,400rpm
最大トルク 103Nm/3,600-5,200rpm
フロントモーター型式 EM57
モーター最高出力 80kW
モーター最大トルク 254Nm

2019年12月に発売すると考えている新しいRVRには、三菱のコンセプトカーに搭載されている1.1Lターボエンジンか日産のe-powerが搭載されると考えます。2010年から販売されているRVRには1.8Lエンジンが搭載されていますが、ダウンサイジングされるため運動性能はそのままに税金が安くなる・燃費があがるなどのメリットがあります。

RVRのフルモデルチェンジ時期は2019年12月と予想!後からEVモデルも登場する?

新型RVRのフルモデルチェンジは2010年の登場から9年後の2019年12月になると考えます。直近のマイナーチェンジは2017年2月に入っていて、2年後の2019年12月にはフルモデルチェンジが行われると予想します。

2018年には安全装備のe-Assistが全車標準装備となり、安心感が増しています。次のRVRでも安全装備は全車標準装備になり、いずれはオレンジアクセントが力強いACTIVE GEARも設定されるのではないかと考えます。

プラグインハイブリッドモデルのほかにも、将来的にはEVモデルが発売されるのではないかと考えていて、三菱の車も将来に向けて電動化を進めていくでしょう。

EXコンセプトのエクステリア三菱のEVモデルとして発表された「EXコンセプト」

実はコンセプトカーでEVモデルは発表されていて、東京モーターショー2015でお披露目された「EXコンセプト」が新型RVRではないかともいわれています。S-AWCを搭載した4WDシステムと、大容量バッテリーで航続可能距離は400kmです。

電気で400kmも走るのなら普段の街乗りには十分のスペックで、使い方によりますが1週間に1回程度充電をすればいいと感じるため、ガソリン車と変わりのない生活になると考えます。

いままでのRVRのモデルチェンジ遍歴をチェックしておこう

三菱のRVRは1991年にデビューしたRV車で初代は1991年から1997年、2代目は1997年から2002年、3代目のRVRは2010年にクロスオーバーSUVとして復活して、当時はアウトランダーの弟分として登場しています。

初代と2代目では後ろにスライドドアを搭載したRV車で、3代目からは全てヒンジドアになったクロスオーバーSUVとなっています。初代では6年・2代目では5年かけてモデルチェンジしていますが、3代目RVRは2010年の登場からすでに8年以上が経過しています。

三菱の顔であるダイナミックシールドを採用したマイナーチェンジは2017年に行われているため、2年後の2019年12月には4代目の新型RVRが誕生するのではないかと考えます。

RVRのモデルチェンジ歴
1991年2月 初代RVRが発売
1994年9月(3年7ヶ月) マイナーチェンジ
1997年11月(3年2ヶ月) フルモデルチェンジで2代目RVRへ
1999年10月(1年11ヶ月) マイナーチェンジ
2002年8月(2年10ヶ月) 2代目RVRの生産終了
2010年2月 3代目RVRの復活
2012年10月(2年8ヶ月) マイナーチェンジ
2017年2月(4年4ヶ月) マイナーチェンジ
2019年12月 フルモデルチェンジで4代目RVRへ?

新型RVRのライバルとなりそうなモデルは?やはりトヨタのC-HRやホンダのヴェゼルだろう

3代目RVRが登場した2010年は日産デュアリスがライバルとしていましたが、デュアリスは生産終了しています。少しコンパクトになると予想している新型RVRはトヨタのC-HRやホンダのヴェゼルがライバル車となるでしょう。

新型RVRとライバル車のスペック比較
新型RVR C-HR ヴェゼル
全長 4,200mm 4,360mm 4,330mm
全幅 1,780mm 1,795mm 1,770mm
全高 1,550mm 1,550mm 1,605mm
エンジン種類 直列3気筒 直列4気筒 直列4気筒
排気量 1,100cc 1,797cc 1,496cc
最高出力 100kW 72kW 97kW
最大トルク 142Nm 156Nm
燃費 20.0km/L 30.2km/L 27.0km/L
価格帯 214万円 236万円 211万円

新型RVRは3代目よりも少しボディサイズが小さくなると考えていて、モデルチェンジをするごとに肥大化していく最近の車種には珍しい傾向だと考えます。ボディサイズは新型RVRが少しだけ全長が短いくらいで、全幅や全高は同じサイズ感です。

搭載しているエンジンは、新型RVRのみガソリンエンジンでC-HRやヴェゼルはハイブリッドエンジンを搭載しています。燃費はほかのモデルに比べて劣りますが価格帯は1番安くなると考えます。

モデルチェンジする新型RVRは2019年12月に発表して2020年に発売するスケジュールになると予想

RVR

三菱が販売するSUVのRVRは、2010年に発売した3代目RVRが2018年でもマイナーチェンジを施され販売が継続しています。モデルチェンジが行われ4代目となるのは2019年12月発表の2020年頃と予想します。

ボディサイズはエクリプスクロスに近づくのではなく、逆に小さくなりよりコンパクトなクロスオーバーSUVとなるでしょう。また、搭載されるエンジンは1.1Lガソリンターボエンジンで、排気量は小さくなりますがターボがついているため運動性能は変わらないと考えます。

燃費はさすがにハイブリッドカーには負けますが、従来よりも向上して20.0km/L付近になるのではいかと考えます。ライバル車のC-HRやヴェゼルにはハイブリッドエンジンがありますが、RVRにはないので日産のe-power導入の可能性も高いでしょう。