VWポロがモデルチェンジ!2018年3月20日に6代目へ進化
2009年から日本で発売されているフォルクスワーゲンのコンパクトカーであるポロは、販売開始から8年が経過した2017年10月にモデルチェンジが発表され、イギリスで販売されています。日本では2018年3月20日から発売され、ボディサイズが大きくなり全長が4mを超えるなど大きく変化しました。
そこで、欧州ではすでに販売されている新型ポロのエクステリアやインテリア、ボディサイズに搭載装備、搭載エンジンなどを紹介します。外車のコンパクトカーは日本でも人気のスタイルですので要チェックです。
フォルクスワーゲン・ポロが一部仕様変更で安全装備を強化
2020年3月24日、フォルクスワーゲンはポロの一部仕様変更を実施しました。
今回の改良により、ポロのセットオプション「セーフティパッケージ」に「レーンアシスト」が追加されました。レーンアシストは車線逸脱のタイミングで運転手のステアリング操作をアシストし、警告で注意を促します。
なお、セーフティパッケージの価格は「TSI Comfortline Limited」の場合154,000円、「TSI Highline」「TSI R-Line」「GTI」の3モデルの場合は132,000円で装着可能です。
ポロの特別限定モデル「Polo TSI Comfortline Limited」が2019年10月1日より発売
特別仕様車Polo TSI Comfortline Limitedが2019年10月から登場!
フォルクスワーゲン・ポロに特別仕様車「Polo TSI Comfortline Limited』が新設定されました。価格は2,623,000円から、オプションで選択可能となるアダプティブクルーズコントロールや駐車支援システム“Park Assist”などを含むセーフティパッケージは121,000 円です。
TSI Comfortlineをベース車両に採用した本モデルは、Volkswagen純正のインフォテインメントシステム「Discover Pro」やLEDヘッドライト、スマートエントリーandスタートシステム「Keyless Access」を標準装備した魅力的な一台。
足元には185/65 R15 タイヤ/15インチ10本スポークアルミホイール、車内に握り心地の良いレザーマルチファンクションステアリングホイールを備えます。
インド版新型フォルクスワーゲン・ポロGTが発売日直前にリーク!
インド市場で販売されているフォルクスワーゲンのポロGTの新型モデルがリークされました。
新型ポロGTのエクステリアを見てみると、深いレッドカラーのボディが採用されていて、GTIと欧州で販売された5代目に近いデザインを取り入れています。ルーフスポイラーやフロントリップなどに黒のパーツをあしらい、足回りには16インチのアルミホイールを装着するなど、全体的にスポーティーな装いです。
インド市場で発売の次期型「ポロ」に新たな専用プラットフォームを採用
インド市場で販売中のフォルクスワーゲン・ポロのエクステリア
インド市場で販売されるフォルクスワーゲン・ポロの次期型に、インド市場の規格に合わせた「MQB A0 INプラットフォーム」を採用することがわかりました。
排気量1.0L MPIガソリンエンジン・排気量1.2L TSIガソリンエンジン・排気量1.5L TDIディーゼルエンジンの3つのパワートレインが用意される見込みです。
従来モデルではMQBプラットフォームを搭載していましたが、全長4,000mmを超えることで税制上不利になることから、過去モデルのポロと同じ4000mmに収まる「MQB A0 INプラットフォーム」の採用を検討したとのこと。コンパクトサイズですが、ラゲッジ容量としては280Lから351Lとなるので利便性は大幅に高まります。
新型ポロ モデルチェンジ後のエクステリア
6代目ポロのエクステリアは、5代目とさほど変わらないキープコンセプトですが、全長は4,053mm、ミラーを含まない全幅は1,751mm、全高1,461mmになっていて、5代目のポロより大きなボディサイズになっています。
新型 | 5代目 | |
---|---|---|
全長 | 4,053mm | 3,995mm |
全幅 | 1,751mm | 1,685mm |
全高 | 1,461mm | 1,460mm |
ホイールベース | 2,548mm | 2,470mm |
6代目となる新型ポロでは、全長が4mを超えていて全幅が1,751mmと1.7mを超えているので3ナンバーサイズになります。5ナンバーのポロが欲しいときは5代目までのモデルを買うといいでしょう。
リアビューは、5代目モデルと変わりなくテールランプの形状などもほぼ同じになっています。販売されているモデルは2018年2月の時点で7モデル、日本にも全てのモデルが導入されると考えられます。
イギリスで販売中のポロ(2018年2月)
- ポロS
- ポロSE
- ポロbeats
- ポロR-Line
- ポロSEL
- ポロGTI
- ポロGTI Plus
ボディカラーは11種類あり、標準カラーにオプションカラー、メタリックカラーがラインナップしています。エントリーグレードのPolo Sは9種類のラインナップです。
6代目ポロのボディカラー(英国仕様)
- Urano Grey
- Flash Red
- Pure White
- Champagne Silver Metallic(SEから)
- Deep Black Pearl
- Energetic Orange Metallic
- Ivory Silver Metallic
- Limestone Grey Metallic
- Reef Blue Metallic(SEから)
- Reflex Silver Metallic
- White Silver Metallic
ポロ モデルチェンジ後のインテリア
新しいポロのインテリアは5代目とコンセプトは変わっておらず、新型ではセンタークラスターのナビとエアコンルーバーの位置が逆になっているのが分かります。
オレンジ内装のほかにレッド内装もあり、メーター内のディスプレイにはナビの画面や日付、ドライブレンジやデジタル速度計など様々な情報が表示されています。オレンジ内装は標準グレード、レッド内装はGTIグレードに採用されているものと考えられます。
ポロ モデルチェンジ後の搭載装備
5代目ポロには、オプションでLEDヘッドライトやフロントとリヤのフォグランプ、暗い場所での乗降時に便利なカミングホーム・リビングホーム機能が搭載されていて、6代目ポロにも受け継がれると考えられます。
5代目ポロに搭載されている主な装備
- Start/Stopシステム
- センターロッキング機能
- パドルシフト
- アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付き)
- タイヤ空気圧警告灯
- マルチファンクションメーター
- フルオートエアコン
ポロ モデルチェンジ後の搭載エンジン
欧州で販売されている新型ポロのエンジンは、1.0Lガソリンや1.6Lディーゼル、2.0Lガソリンがラインナップしています。2018年3月20日に発売した日本仕様では、ガソリンエンジンのみがラインナップしています。
排気量 | 1.0L | 1.6L | 2.0L |
---|---|---|---|
トランスミッション | 5速MT | 5速MT | 6速MT |
最高出力 | 65PS/5,100rpm | 80PS/2,700rpm | 200PS/4,400rpm |
最大トルク | 95Nm/3,000rpm | 230Nm/1,500rpm | 320Nm/1,500rpm |
0-100km/h加速 | 15.5秒 | 12.9秒 | 6.7秒 |
使用燃料 | ガソリン | 軽油 | ガソリン |
同じ1.0LのエンジンでもSグレードでは65PS、SEグレードでは95PSのエンジンがあるなど、様々なラインナップがあります。日本では、マニュアル仕様は採用されず、トランスミッションが7DSGに対応するガソリンエンジンが採用されています。
新型ポロ フルモデルチェンジ後の発売日・価格帯
モデルチェンジしたあとのポロの発売日は、2017年10月に欧州で発売済みで、日本には2018年3月20日に導入されました。気になる値段は13,855ユーロからで、日本では2,098,000円~になっています(2019年10月1日から消費税10%込みの新価格に変更。さらにポロは+0.3%の税抜小売価格の改定を実施)。
フォルクスワーゲン新型ポロの日本販売価格 | |
---|---|
TSIトレンドライン | 2,098,000円~ |
TSIコンフォートライン | 2,299,000円~ |
TSIハイライン | 2,650,000円~ |
ポロのモデルチェンジで3ナンバーサイズにスペックアップ
5代目までのポロは、全長3,995mm、全幅1,685mm、全高1,475mmの5ナンバーサイズでしたが、新型のポロでは全長4,053mm、全幅1,751mm、全高1,461mmの3ナンバーサイズになり、全長も4mを超えました。エクステリアはキープコンセプトですので、5ナンバーが欲しい時は5代目のポロを、最新のポロが欲しい時は発売まで待つといいでしょう。
販売価格は2,098,000円~になり、エンジンは1.0Lのガソリンエンジンと7速DSGを搭載したモデルがラインナップしています。おしゃれでコンパクトなので街中にも映える新型ポロの実車が楽しみです。