ノートのマイナーチェンジや一部改良は毎年行われていてマイナーチェンジは4回で2016年が最後
ノートは2012年の発売からすでに6年が経過していますが、発売当初はパッと販売台数が増えず苦戦していましたが、2013年には「エアロスタイル」と呼ばれるエアロパーツを装備したモデル、2014年には「NISMO」のスポーティモデル、ほかにもライダー・アクシス・モードプレミアなどの特別仕様車を追加していき、2016年には燃費がいいハイブリッドモデルのe-powerを投入して爆発的な販売台数を売り上げました。
2012年9月 | 2代目ノート発売 |
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2013年1月 | オーテックから「アクシス」発売 |
2013年7月 | 特別仕様車の「エアロスタイル」発売 |
2013年12月 | 1度目のマイナーチェンジ |
2014年10月 | 2度目のマイナーチェンジ、「NISMO」発売 |
2015年7月 | 3度目のマイナーチェンジ |
2015年11月 | 特別仕様車の「ブランナチュール インテリア」発売 |
2016年5月 | 特別仕様車の「Vセレクション+セーフティ2」発売 |
2016年11月 | 4度目のマイナーチェンジ、「e-power」発売 |
2017年10月 | 一部改良、「C-Gear」発売 |
2018年7月 | e-powerに4WDモデル追加 |
2013年のマイナーチェンジではエマージェンシーブレーキを一部グレードに追加設定した
発売から初めて入ったマイナーチェンジでは、エマージェンシーブレーキや車線逸脱警報を装備した安全対策が1番の目玉です。「S」や「S DIG-S」には設定されませんでしたが、それ以外のグレードに追加設定されているパッケージオプションです。
そのほかには、アラウンドビューモニターに移動物検知機能がつく、後部座席中央にヘッドレストの全車標準装備など、安全に対する意識が高まっています。
2014年のマイナーチェンジでは横滑り防止装置(VDC)を全車標準装備・LEDヘッドライトが装備された
2014年のマイナーチェンジで追加された特別仕様車Vセレクション+Safety
2014年のマイナーチェンジでは廉価グレードのSが廃止され、横滑り防止装置(VDC)やサイドミラーウインカーの全車標準装備、メダリストにはLEDヘッドライトの標準装備・Xグレードにはオプション設定されるなどのアップデートが行われています。
エマージェンシーブレーキパッケージを標準モデルでは設定できなくなった代わりに「+Safety」の特別仕様車が設定されています。
2015年のマイナーチェンジではエマージェンシーブレーキとLDWが標準装備されMEDALISTに4WDモデルが登場
3度目のマイナーチェンジは2015年に行われエマージェンシーブレーキと車線逸脱警報がパッケージングされたオプションが標準装備されるようになりましたが、「X DIG-S シンプルパッケージ」「NISMO」「NISMO S」は除かれています。
また、いままでMEDALISTグレードではスーパチャージャーを搭載したエンジンしかラインナップしていませんでしたので2WDしかありませんでしたが、NAエンジンを搭載した「MEDALIST X」と「MEDALIST X FOUR」が登場し4WDも選べるようになりました。
2016年のマイナーチェンジでフェイスリフトが行われハイブリッドモデルであるe-powerがラインナップに加わる
2016年のマイナーチェンジで追加されたe-powerメダリスト
2016年に行われた4度目のマイナーチェンジでは、ガソリンエンジンを発電用に使ってリーフのパワートレインを採用したハイブリッドモデルである「e-power」が発売され人気のモデルとなりました。
ほかにもインテリジェントアラウンドビューモニター・スマートルームミラー・踏み間違い衝突防止アシスト・フロントソナー・バックソナーを標準装備した「スマートセーフティエディション」を追加設定し、さらに安全性が増した車へと進化しています。
ノートe-powerに4WDモデルが追加されることでエクストレイルでは大きすぎる人の声に応えた
2017年の冬には全国各地で豪雪になり特に毎年雪が積もる北海道や東北の人は、「2WDの車ではやっぱりダメだ」と思った人も多いのではないでしょうか。日産のカーラインナップには、4WDでSUVのエクストレイルがありますが、ボディサイズは3ナンバーで少々大きいと思うこともあり足踏みしていた、ノートのe-powerは燃費がいいけど2WDだから雪道では役に立たないかもしれない。
そう考えていた人にはピッタリな5ナンバーサイズで、ハイブリッドで燃費もいい4WDが装備された「ノートe-power4WD」は、きっと全ての希望を叶えてくれる車となるでしょう。
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