ノアのモデルチェンジ情報:2列5人乗りコンプリートカー「MULTI UTILITY」新設定とウェルキャブ改良の最新内容
トヨタは2026年5月12日、ミニバン「ノア」「ヴォクシー」に、モデリスタが開発した2列シート5人乗り仕様のコンプリートカー「MULTI UTILITY」を新設定し、同日より発売を開始しました。あわせて福祉車両のウェルキャブシリーズも一部改良され、車いす仕様車には介助者の負担を軽減する新機能が導入されています。これまでモデルチェンジを重ねてきたノアシリーズに、新たな使い方を提案するモデルが加わった今回の発表内容を詳しく解説します。
トヨタ、「ノア」「ヴォクシー」に2列シート5人乗り仕様のコンプリートカー「MULTI UTILITY」を新設定 ウェルキャブシリーズも一部改良
トヨタ自動車は2026年5月12日、ミニバンの「ノア」および「ヴォクシー」に、モデリスタが開発した2列シート5人乗り仕様のコンプリートカー「MULTI UTILITY(マルチユーティリティ、以下MU)」を新たに設定し、同日より発売を開始しました。あわせて、福祉車両のウェルキャブシリーズについても一部改良を実施しています。
新設定された「MULTI UTILITY」は、ノアおよびヴォクシーのS-Gグレード(ハイブリッド車・2WD)をベースとしたモデルです。日常使いから趣味やレジャーまで、クルマをより自由かつ自分らしく使いたいというニーズに応えるため、従来の3列目シートを廃して広いラゲッジスペースを確保した仕様となっています。標準状態の「カーゴモード」に加え、架装メーカーオプションの「フロントベッドボード」を装着することで、大人2人がゆったりと横になれるフラットな空間を実現する「ベッドモード」が選択可能です。
「MULTI UTILITY」の専用装備
- 専用ラゲージフレーム/ラゲージボード:荷室の使い勝手を高める専用設計
- 6灯の専用ルームランプ:拡張された荷室空間を明るく照らす
- 専用クォータートリムトレイ:小物収納に便利な専用装備
- 専用ユーティリティフック:荷物の固定や吊り下げに対応
- 専用アクセサリーソケット(DC12V・120W):車中泊やレジャー時の電源確保に活躍
- 「MU」の車名デカール:エクステリアに専用の識別性を付与
「MULTI UTILITY」の車両価格
車両価格は、ノアの「MULTI UTILITY」が407万円から、ヴォクシーが412万600円からに設定されました。オプションの「フロントベッドボード」は16万5000円、販売店装着オプションとして用意される「専用シートカバー」は11万円となっています。
ウェルキャブシリーズの一部改良内容
同時に実施されたウェルキャブシリーズの一部改良では、2026年4月10日に公表されたベース車の改良内容を反映したほか、車いす仕様車において介助者の負担を軽減する新たな機能を導入しました。
具体的には、2本の固定アームで車いすを電動固定する「ワンタッチ式固定装置」を新たに追加設定し、スイッチ操作不要のオートロック機能により車いすの固定を自動化しています。これにより、乗降時の一連の動作で介助者がしゃがむ回数が少なくなり、負担が軽減されます。さらに、「サイドリフトアップチルトシート装着車」および「ウェルジョイン」のラインアップに、電気式4輪駆動システム「E-Four」を新たに追加し、機能を充実させています。
「ノア」一部改良 5月6日発売 全車ハイブリッド化&新グレード追加
トヨタは、ミニバン「ノア」を一部改良し、2026年5月6日に発売すると発表しました。カーボンニュートラルの実現に向けてハイブリッド車に統一(ウェルキャブを除く)するとともに、エアロデザインの新グレード「S-X」を追加。フロントデザインの刷新や装備の充実を図っています。
一部改良後の新型ノアのエクステリア
改良後のノアは、フロントまわりの意匠変更によって大きく印象が変わりました。プロジェクター式LEDヘッドランプに細くシャープな目元が加わり、ひと目で顔が引き締まったと感じさせる仕上がりです。フロントグリルのメッキ部位をメッキモール+ボディカラー同色に改めたことで、過度な主張を抑えつつボディとの一体感が高まり、上質かつスポーティな雰囲気を演出しています。新設定の「S-X」グレードはエアロデザインを採用し、精悍なフォルムが際立ちます。よりスポーティな外観を好むユーザーに向けた新たな選択肢となります。
新色の「ニュートラルブラック」は深みのある落ち着いた黒で、上質感と存在感を両立しています。「アーバンロック」はグレー系のシックな色調で都会的な印象を与えます。どちらも改良後のシャープなフロントデザインとよく合い、完成度の高い組み合わせとなっています。
一部改良後の新型ノアのインテリア
インテリアはS-Zグレードを中心に質感が大幅に引き上げられました。メータフードの表皮巻き・ステッチ加工、インストルメントパネルへのステッチ追加、ドアトリムのステッチ加工など、随所に手の込んだ仕上げが施されており、乗用車ライクな上質感が感じられます。シフトノブやウィンドウスイッチまわりはピアノブラック塗装(S-X除く)となり、クリーンでモダンな雰囲気を演出しています。シート表皮も意匠が刷新(S-Z)され、合成皮革とファブリックを組み合わせた素材に精緻なステッチが施されています。
液晶メーターはS-Zが7インチから12.3インチへ、S-G・S-Xは4.2インチから7インチへと大型化されました。12.3インチの広大なディスプレイは視認性が格段に向上し、デジタルコックピットとしての完成度が高まっています。
新型ノアの主な改良ポイント
- 全車ハイブリッド化(ウェルキャブを除く)、新グレード「S-X」(エアロデザイン)を追加
- フロントデザイン刷新:プロジェクター式LEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ(デイライト機能付)を採用。フロントグリルはメッキモール+ボディカラー同色に変更(全グレード)
- 内装の質感向上:シフトノブ・ウィンドウスイッチまわりのピアノブラック塗装(S-X除く)、メータフード表皮巻き・ステッチ加工、シート表皮意匠変更(S-Z)
- メーター大型化:S-Zは12.3インチ、S-G・S-Xは7インチのTFTカラーディスプレイを採用
- 安全・利便装備の充実:前後方ドライブレコーダーをS-Zに標準装備(S-Gはメーカーオプション)、ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアをS-Gにも標準装備
- 走行・快適性の向上:ショックアブソーバーの減衰力最適化による乗り心地向上、防音材の最適配置による静粛性向上、E-Four車に「SNOW EXTRAモード」追加
- 新色追加:ニュートラルブラック、アーバンロック(全グレード)
なお、ウェルキャブについては5月中旬頃の発売を予定しています。
モデリスタから一部改良に合わせた新カスタマイズアイテムが登場
今回の一部改良と同タイミングとなる2026年4月10日、トヨタカスタマイジング&ディベロップメントが展開するカスタマイズブランド「モデリスタ」から、ノア向けの新カスタマイズアイテムが追加発売されました。追加されたのは「ルーフスポイラー」と「マルチカラーインテリアイルミネーション」の2アイテムで、価格は5万5,000円〜7万1,500円となっています。
ルーフスポイラーはLEDを省いたシンプルな設計で、従来モデルのフォルムを踏襲しつつも余分な主張を抑えたデザインが特徴です。今回の改良で引き締まったフロントフェイスに生まれ変わったノアに装着すると、リア側にも同じくすっきりとした緊張感が生まれ、車全体のシルエットに統一感をもたらしてくれます。派手さより品のよさを求めるユーザーにとって、ちょうどよい選択肢といえるでしょう。
マルチカラーインテリアイルミネーションは、静電タッチパネルのタップ・スライド操作で助手席オープントレイの発光色や明るさを自由にカスタマイズできるインテリアアクセサリーです。今回の改良によってステッチや表皮の質感が底上げされた車内空間に組み合わせると、夜間や停車時の雰囲気をさらに個性豊かに演出できます。デジタルコックピット化が進んだ新しいノアのインテリアとの親和性も高く、手軽に非日常感を加えられるアイテムとして注目されそうです。
ノアが2025年9月2日にヴォクシーとともにマイナーチェンジ(一部改良)でグレード・ボディカラーを整理
ノアは2025年9月2日にマイナーチェンジ(一部改良)を実施しました。
安全装備の拡充やボディカラーの整理、ノーマルボディのZとGグレードの廃止(エアログレードは継続)など、グレード構成の見直しが行われました。2022年のフルモデルチェンジ以降、初めての特別仕様車の追加も期待されましたが、今回の改良では追加されませんでした。
なお、3代目モデルまで人気だった特別仕様車「W×B」は、4代目モデルには設定されていませんが、次回の改良での復活が期待されています。
| グレード | エンジン | 駆動方式 | 値段 |
|---|---|---|---|
| X | ガソリン | 2WD | 2,830,300円~ |
| 4WD | 3,028,300円~ | ||
| ハイブリッド | 2WD | 3,182,300円~ | |
| 4WD | 3,402,300円~ | ||
| S-G | ガソリン | 2WD | 3,195,500円~ |
| 4WD | 3,393,500円~ | ||
| ハイブリッド | 2WD | 3,545,300円~ | |
| 4WD | 3,765,300円~ | ||
| S-Z | ガソリン | 2WD | 3,579,400円~ |
| 4WD | 3,777,400円~ | ||
| ハイブリッド | 2WD | 3,929,200円~ | |
| 4WD | 4,149,200円~ |
90系ノアのボディカラーはヴォクシーと同じモノトーンカラー4色設定
ノアは2トーンカラーを設定せず全て1トーンのモノトーンカラー4色を設定。
2025年の一部改良によりスパークリングブラックパールクリスタルシャインとレッドマイカメタリックが廃止、ホワイト系のホワイトパールクリスタルシャインがプラチナホワイトパールマイカに変更。
グレードではXとハイブリッドXでグリッターブラックガラスフレークが選択できず3色から選択可能。
ホワイトパールクリスタルシャインが一番人気のカラーですが、2022年のフルモデルチェンジで押し出しの強いエクステリアに変更されたことで、ダーク系カラーも人気を集めています。
90系ノアのボディカラー一覧
- プラチナホワイトパールマイカ(33,000円高)
- メタルストリームメタリック
- アティチュードブラックマイカ
- グリッターブラックガラスフレーク(33,000円高)
-
プラチナホワイトパールマイカ(33,000円高) -
メタルストリームメタリック -
アティチュードブラックマイカ -
グリッターブラックガラスフレーク(33,000円高)
90系ノアは2022年1月13日にミニバン専用TNGA-Cプラットフォームを採用し登場
トヨタ・ノアが、TNGA-Cのミニバン専用プラットフォームを採用して、低重心ボディの剛性に優れたミニバンとして2022年1月13日に登場。ノアは水平基調の3本の大型メッキグリルを採用し、キープコンセプトながら存在感を強めた、いわゆるオラオラ顔を全面に出したフルモデルチェンジとなりました。
エスクァイアやヴォクシーと統合するという情報もありましたが、ヴォクシーは現行モデルと同様に独立した車種として販売され、同じく兄弟車のエスクァイアは2021年12月で廃止が決定。
一時はノアに統合する、もしくはヴォクシーに統合する、という噂もありましたが、それぞれの車種でイメージが出来上がっているため、2車種とも継続販売することになりました。
90系ノアのパワートレインは、ハリアーやRAV4にも搭載する2.0Lダイナミックフォースエンジンを搭載。ハイブリッドエンジンは第5世代の1.8L次世代ハイブリッドシステムの2種類のエンジンを採用します。
燃費性能は大幅に向上し、セレナe-POWERやステップワゴンのようなライバル車種よりも低燃費になり、ガソリンモデルでWLTCモード15.1km/L、ハイブリッドモデルで23.4km/Lを達成。
安全装備についても、最新のトヨタセーフティセンスを搭載して、ハイブリッドモデルには4WD(E-Four)を設定します。レーンチェンジアシスト(ウインカーで車線変更する機能)やステアリング操作やシフト操作を自動化する駐車機能のアドバンスドパークをオプションで用意。
| 全長 | 4,695mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,730mm |
| 全高 | 1,895mm |
| ホイールベース | 2,850mm |
| 室内長 | 2,805mm |
| 室内幅 | 1,470mm |
| 室内高 | 1,405mm |
| 車両重量 | 1,670kg |
| 最小回転半径 | 5.5m |
| 最低地上高 | 140mm |
| 乗車定員 | 7人乗り |
| 総排気量 | 1.797L |
| エンジン最高出力 | 72kW(98ps)/5,200rpm |
| エンジン最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/3,600rpm |
| フロントモーター最高出力 | 70kW(95ps) |
| フロントモーター最大トルク | 185Nm(18.9kgm) |
| リヤモーター最高出力 | 30kW(41ps) |
| リヤモーター最大トルク | 84Nm(8.6kgm) |
| WLTCモード燃費 | 23.0km/L |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
| タンク容量 | 52L |
90系ノアは従来あった標準ボディの5ナンバーサイズから、全てのグレードで3ナンバーになり、第5世代になる新技術を投入したハイブリッドシステム(THS2)を搭載、燃費性能や走行性能を向上。
渋滞時の運転を支援するアドバンスドドライブ、2列目にはオットマンやシートヒーターなど、豪華な機能や装備も設定します。
| 2001年11月 | 初代ノア誕生 |
|---|---|
| 2004年8月 | マイナーチェンジで後期型へ |
| 2007年6月 | 2代目ノア誕生 |
| 2010年4月 | マイナーチェンジで後期型へ |
| 2014年1月 | 3代目ノア誕生 |
| 2017年7月 | マイナーチェンジで後期型へ |
| 2022年1月13日 | 4代目ノア誕生 |
90系ノアのグレードは、標準ボディとエアロボディに分かれており、標準ボディはエントリーグレードのX、中間グレードのG、上位グレードのZの3種類を用意。エアログレードは中間グレードのS-G、上位グレードのS-Zの2種類を用意。
ノアのインテリアは重厚な質感のブラックと車内が明るくなるフロマージュを設定
ノアのインテリアカラーは重厚感のあるスポーティなブラック内装と明るくクリーンなイメージのフロマージュを設定。
シートはXとGとZで違いがあり、エントリーグレードのXはダークグレーのファブリックシート、中間グレードのGとS-Gがブラックとフロマージュの上級ファブリック、上位グレードのZとS-Zがブラックの合成皮革+ファブリックのコンビシートを採用。
天井色もグレードにより違い、XとGがライトグレー、Zがブラックを採用します。
ノアは標準ボディとエアロボディの2つのエクステリアが特徴です。
エアロボディはどのカラーを選択してもフロントグリルがメッキになるのですが、標準ボディはカラーによりフロントグリルも同色になります。
同色グリルはノアのイメージもガラリと変えられるので、エアロボディにないカラー選びの楽しみとなっています。
ノアは世界最高レベルの熱効率を実現する2.0Lエンジンとモーターを組み合わせた第5世代ハイブリッドシステムを採用
ノアは2017年にフルモデルチェンジが行われて誕生した10代目カムリも導入する「ダイナミックフォースエンジン(Dynamic Force Engine)」をハイブリッドシステムに組み合わせます。
90系ノアに搭載される新開発の2.0Lのダイナミックフォースエンジンは、世界初のレーザーピットスカートピストンなどの最先端技術を搭載することで、世界最高レベルの熱効率40%を実現。
ノアのハイブリッドモデルは、同エンジンにトヨタの第5世代ハイブリッドシステム(THS2)を組み合わせて、新開発の無段変速機を搭載させるなどして、ライバル車である日産のセレナよりも更なるエコ性能を獲得。
新型ノアは第2世代トヨタセーフティセンスを搭載して予防安全性能を大幅に向上
2022年にフルモデルチェンジが行われて誕生した新型ノアは、高精度なミリ波レーダーと単眼カメラを用いる事で、予防安全性能を大幅に向上させる第2世代のトヨタセーフティセンスを搭載。
家族を乗せて走行する機会の多いミニバンにとって、安全システムの充実は消費者の購買意欲を刺激するためには重要です。
第2世代のトヨタセーフティセンスと、現行ノアが搭載するトヨタセーフティセンスCを比較すれば、パッケージングされるPCSは対車両に対する作動域が広げられ、歩行者や自転車に対しても自動ブレーキシステムが作動します。
第2世代では、LTA(レーントレーシングアシスト)やRSA(ロードサインアシスト)などの新機能も加わり走行中の安全性は大幅に強化されます。
4代目ノアは新型「無段変速機(CVT)」を搭載して更なるスムーズでストレスのない走りに
トヨタの先進技術を導入して完成させる新型「無段変速機(CVT)」を搭載して更なるスムーズでストレスのない走りになりました。
トランスミッションの基本性能は「伝達効率」「エンジン高効率領域での動作性」「高応答変速」です。新型CVTは発進用ギヤを採用し・プーリーを小型化するなどして、それら基本性能を向上すると考えられます。
新型CVTを搭載することで、従来型のウィークポイントであった発進時のショックは解消され、変速がスムーズとなりシームレスな加速が実現されます。また機械損失が減少するために、従来型CVTよりも6%もの低燃費が達成されます。
4代目ノアはTNGA思想のミニバン専用GA-Cプラットフォーム採用
4代目90系ノアは、「TNGA(Toyota New Global Architecture)」思想のミニバン専用GA-Cプラットフォームを導入、腰高のため車体がブレやすいというミニバンのデメリットを改善。
「低重心化」「高剛性化」「静粛性の向上」「居住空間の拡充」などが実現されました。
ヴォクシーと同様プラットフォームを変更することで剛性が向上、高速走行でもブレの無いカッチリしたハンドリングになることで、長距離ドライブでも疲れにくくなり目的地のレジャーも思い切り楽しめるでしょう。
ノアはオットマン標準装備 快適な居住空間に
2022年にフルモデルチェンジが行われて誕生した90系ノアは、乗員の快適性を向上するためにオットマンを標準装備、快適な居住空間が魅力です。
ノアは家族にとって最も身近なファーストクラスのような乗り心地を目指して、内装に力を入れているミニバンです。
足をゆったりと伸ばすことで乗車のストレスを軽減できるため、オットマンを利用すれば、自分の足を最もリラックスできて疲れにくい状態にできます。
居住空間が広いほど、パーソナルスペースは拡がるため各人のリラックス度は向上します。ミニバンは大人数で乗車する機会の多い車であるため、居住空間の広さも消費者心理に影響を与えます。
4代目ノアは寒冷地のユーザーの期待に応えてハイブリッドモデルへ4WDをラインナップ
4代目ノアは、北海道や北陸地方など寒冷地で暮らすユーザーの期待に応えてハイブリッドモデルに4WDをラインナップ。
80系はガソリン車に2WDと4WDをラインナップしていましたが、ハイブリッド車は2WDのみ、ボディが大きくて車両重量のあるミニバンを、冬でもストレスなく運転を行うためには4WDが理想的なので待ちに待った追加に。
寒冷地では燃料代が節約できるハイブリッド車を希望しながらも、冬の運転の事を考えると4WD走行が可能なガソリン車を選んでしまうケースが多くあります。
そのため90系ノアのハイブリッド車に4WDもラインナップし、寒冷地を中心として新たな顧客獲得を狙います。
ノアのライバルはホンダ ステップワゴン・日産セレナ・トヨタ ヴォクシー
ノアのライバル車種(競合車種)はホンダのステップワゴン、日産のセレナ、兄弟モデルのヴォクシーです。
どの車種もハイブリッドシステムを搭載するエコ性能が高いモデルで、多人数乗車でお出かけするのに最適。
2列目シートの仕様や3列目シートの格納方法など細かな仕様を比較することが上手なミニバンの購入方法です。
ステップワゴンはミドルサイズミニバンで唯一の格納式3列目シートを採用
ステップワゴンはホンダが発売するミドルサイズミニバンで、ボディサイズはノアより少し大きいため、車内もゆとりがあります。
最大の特徴と言えるのが2列目と3列目の仕様で、2列目キャプテンシートは左右寄せが可能、3列目シートは床下に格納式になっていること。
2列目はキャプテンシートにするかベンチシートにするかミニバン購入時に迷うポイントですが、ステップワゴンならキャプテンシート仕様車もベンチシートのように使えます。
格納式の3列目は吊り下げ式よりもシートが邪魔になりません。
セレナは2列目に左右寄せ可能なキャプテンシートが魅力
日産セレナはステップワゴンと同じ左右寄せ可能な2列目キャプテンシートを採用、フレキシブルなシートアレンジで乗員みんなが快適に移動できる空間が特徴です。
3列目シートはノアと同じ吊り下げ式を採用、パワートレインは純ガソリンエンジンのほか、シリーズハイブリッドのe-POWERを設定。
ノア、ヴォクシー、ステップワゴンが全て5ナンバーを廃止して3ナンバー専用モデルになった中、セレナは5ナンバーサイズのグレードも残しているため、駐車スペースがタイトな時や車幅が狭い道のすれ違いなどでもストレスない運転が可能です。
ノアの最大のライバルが同じトヨタが販売する兄弟モデルのヴォクシー
ノアと比較対象になる最大のライバルがヴォクシー。
同じトヨタが販売する車種で、ボディサイズ、ホイールベース、車内寸法、機能など全て同一ですが、ノアが標準ボディとエアロボディの2タイプ設定するのに対しヴォクシーはエアロボディのみ設定。
車両価格はノアが幅広い価格帯で展開するのに対し、エアロボディしか設定しないヴォクシーは同グレードで比較しても高価格に。
2022年のフルモデルチェンジ以前はヴォクシーのほうが販売台数が上でしたが、フルモデルチェンジ後はノアがヴォクシーの販売台数を上回っています。
ヴォクシーと兄弟車のノアが歴代モデルチェンジで遂げてきた進化の遍歴
ノアはトヨタが販売しているミニバンで、ヴォクシーとは兄弟車になります。先代モデルは「タウンエースノア」「ライトエースノア」で後輪駆動でした。
ノア初代 R60G型(2001年~2007年)
2001年11月、タウンエースノアの後継車として、FFになって初代ノアが登場しました。
2002年7月、特別仕様車「Xナビスペシャル」を発売。8月に、新グレード「X/Vセレクション」「S/Vセレクション」「L/Gセレクション」を追加設定。12月、特別仕様車「X S-Edition」を発売。
2003年5月、特別仕様車「X エルセオエディション」を発表。8月、一部改良。
2004年8月、マイナーチェンジでフロントバンパーやヘッドランプ、テールランプを変更。内装ではメーターやエアコンパネルを変更しました。
2005年4月、特別仕様車「X Limited」を発売。8月、一部改良で環境性能を向上し、特別仕様車「X Limited」を新仕様で発売されました。
2006年8月、特別仕様車「X Special Edition」を発売。
2007年6月、2代目と入れ替わりのため販売を終了しました。
ノア 2代目 R70G/W/R型(2007年~2014年)
2007年6月、フルモデルチェンジで2代目に進化。
2008年6月、aeroグレードの「S」をベースにした特別仕様車「S G Edition」を発売。
2010年4月、マイナーチェンジを実施。6月、「TOYOTA G SPORTS」シリーズの発売を開始。9月、「X”Smart Edition”」を再販。
2011年5月、「G SPORT」シリーズを一部改良で専用スポーティシートを採用。トヨタカローラ店のチャンネル創立50周年を記念した特別仕様車「Si”Rayish”」を発表。
2012年9月、特別仕様車「X”G Edition”」を発売。2013年4月、特別仕様車「X”Special Edition”」を発売。
2014年1月、3代目と入れ替わりのため販売を終了しました。
ノア 3代目 R80G/W型(2014年~2021年)
2014年1月、ガソリン車をフルモデルチェンジ。ハイブリッド車は2月に発売になりました。
2015年4月、特別仕様車「X”Delight Plus”」を発売。ハイブリッド仕様の「HYBRID Si」を追加設定しました。
2016年4月、特別仕様車「Si “G’s”」を、7月には「Si “W×B”」を発売しました。
2017年7月、マイナーチェンジを実施。9月は「Si”GR SPORT”」を追加し、11月には特別仕様車「Si “W×B”」を発売。
2019年1月、一部改良と同時に特別仕様車「Si”W×B Ⅱ”」を発売。翌年2020年10月、特別仕様車「Si”W×B Ⅲ”」を発売しました。
2021年9月、4代目と入れ替わりのため、オーダーストップになりました。
ノア 4代目 R90W型(2022年~)
2022年1月、フルモデルチェンジで4代目に。グレード体系は「X」「G」「Z」「S-G」「S-Z」の設定になります。ボディカラーにはノア専用色の設定もされました。
| ノアのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代 R60G型 | 2001年~2007年 |
| 2代目 R70G/W/R型 | 2007年~2014年 |
| 3代目 R80G/W型 | 2014年~2021年 |
| 4代目 R90W型 | 2022年~ |
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80系ノアX -
80系ノアX -
80系ノアX -
80系ノアX -
80系ノアX -
80系ノアX
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80系ノア -
80系ノア -
80系ノア -
80系ノア -
80系ノア