N-VANのモデルチェンジ

N-VANのモデルチェンジ ラストワンマイル達成航続距離210kmのピュアEV N-VAN e:も

N-VANの発売で、ホンダの扱う軽自動車はほとんどNシリーズへと生まれ変わりました。助手席側ピラーレス構造で荷物も積みやすく効率が良くなるので、良き仕事の相棒となってくれるでしょう。

新型N-VANはどのグレードがお買い得?搭載装備やボディカラーで検証

ホンダの軽貨物車であるアクティバン・乗用仕様のバモスの後継となるモデルが新型「N-VAN」で、アクティバンがN-VANのG・Lに、バモスがN-VAN FUN(ハイルーフ)・N-VAN COOL(ロールーフ)となりました。

最近では仕事に使う軽貨物車や軽トラックでも自動ブレーキなどの安全装備が充実していて、ホンダのN-VANにはどのような装備が標準で搭載されているのでしょうか?仕事だけに使う・プライベートにも使いたいなどそれぞれの使い方に応じたおすすめグレードを選びました。

N-VANのG・Lは仕事の相棒にピッタリなベースグレード

N-VANを道具として機能性を追求した「G」グレード 機能を追加した「L」グレードも用意

N-VANのベースグレードである「G」と「L」は、自営業や法人での使用を想定したモデルで「G」には最低限の装備を用意し「L」には電動ドアミラーなど快適装備を追加したモデルです。

N-VAN Gの標準装備

  • ホンダセンシング(Honda SENSING)
  • AM/FMチューナー
  • 運転席・助手席エアバッグ
  • マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ
  • ダイブダウン機能付き助手席・リアシート
  • フルオートエアコン

標準グレードのGは、自動ブレーキなどのHonda SENSINGを標準装備して安全面を確保しながらも、フルオートエアコンを装備しています。オーディオはラジオチューナー・未塗装ドアミラー・マニュアルレベリングのハロゲンヘッドランプなどでコストパフォーマンスを上げています。

上級グレードにあたる「L」では、Gの装備に加えてナビ装着用スペシャルパッケージをメーカーオプション、ボディカラーに合わせた電動格納式リモコンカラードドアミラーを標準装備しています。

ボディカラーは「タフタホワイト2」「ルナシルバーメタリック」の営業車にピッタリな2色が設定されていて、白は清潔感のある印象を与え、シルバーは忙しくて洗車できない時でも汚れが目立ちにくい色です。

N-VANのFUN・FUNターボは普段使いもこなせるポップな仕様

仕事もレジャーも楽しめる「+STYLE FAN」グレード

ハイルーフ仕様のカジュアルなグレードが「N-VAN +STYLE FUN」で、先代のバモスを思い起こすモデルです。ボディカラーは一気に7色まで増え、FUNだけに「プレミアムイエローパール2」が設定されています。エンジンもターボモデルがラインナップしていますが、ターボエンジンを選ぶとトランスミッションはCVTのみになりますので注意が必要です。

N-VAN +STYLE FUNの標準装備

  • ホンダセンシング(Honda SENSING)
  • USBオーディオ・AUXジャック
  • 運転席・助手席エアバッグ
  • フルLEDヘッドライト
  • ダイブダウン機能付き助手席・リアシート
  • フルオートエアコン
  • スマートキー
  • 電動格納カラードドアミラー

標準のN-VANと比べるとラジオチューナーのみだったオーディオが、USBオーディオになり携帯音楽プレイヤーやスマホと接続できるAUXジャックも搭載しています。ヘッドライトはフルLEDになりリフレクタータイプではなくプロジェクタータイプですので、より広い範囲を明るく照らしてくれます。

車の鍵もスマートキーになり、ドアハンドルのボタンを押して開閉してエンジンをかけることができます。ボディカラーは、白・シルバーだけではなく青・ピンクなどのポップな色もラインナップしていて、好きな色を選ぶことができます。

N-VAN +STYLE FUNのボディカラー

  • プレミアムイエローパール2(FUNのみ)
  • プレミアムホワイトパール2
  • シャイニンググレーメタリック
  • クリスタルブラックパール
  • ブリリアントスポーティブルー・メタリック
  • プレミアムピンクパール
  • ガーデングリーンメタリック

N-VANのCOOL・COOLターボはロールーフでスタイリッシュ仕様

ローフールでスタイリッシュスタイルの「+STYLE COOL」グレード

N-VAN +STYLE COOLは、ロールーフ仕様のスタイリッシュな見た目で仕事のほかに買い物などの普段使いもしやすいモデルです。エンジンやトランスミッションはFUNと同様にNA仕様は6MTとCVT、ターボ仕様はCVTのみラインナップしていて駆動方式はどちらもFFの2WDと4WDが採用されています。

N-VAN +STYLE COOLの標準装備

  • ホンダセンシング(Honda SENSING)
  • USBオーディオ・AUXジャック
  • 運転席・助手席エアバッグ
  • マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ(オートライト付き)
  • ダイブダウン機能付き助手席・リアシート
  • フルオートエアコン
  • スマートキー
  • 電動格納式カラードドアミラー

ハイルーフ仕様のFUNと比べてCOOLはヘッドライトに違いがあり、LEDではなくオートライト機能付きのハロゲンヘッドランプになっています。センサーが暗くなったと判断すると自動的にスモールライトやヘッドライトを点灯し、無灯火運転を防止してくれます。

ボディカラーはFUNと同様の全7色で、COOLには「プレミアムベルベットパープル・パール」が設定されています。

N-VAN +STYLE COOLのボディカラー

  • プレミアムベルベットパープル・パール
  • プレミアムホワイトパール2
  • シャイニンググレーメタリック
  • クリスタルブラックパール
  • ブリリアントスポーティブルー・メタリック
  • プレミアムピンクパール
  • ガーデングリーンメタリック

N-VANは全グレード4ナンバーの軽貨物車なので維持費もお得に

N-VANは軽トラックと同じ軽貨物車の分類で、5ナンバーではなく4ナンバーのプレートが付きます。自家用乗用の5ナンバー軽自動車の税金は10,800円ですが、自家用貨物の4ナンバーだと半額の5,000円になります。

さらに配達などの業務用に使うもので登録するともっと安くなり3,800円になるので、コストパフォーマンスに優れるモデルです。

車検も初回は2年ですが、継続の2回目以降は1年ごとではなく2年毎にやってくるので、普通貨物車(白の1・4ナンバー)に比べて車検代の負担も半分になります。

ホンダの新しい軽貨物車であるN-VANはHonda SENSINGの安全装備も標準で搭載され、営業車はもちろん自家用車でも使いやすいモデルで、4ナンバー登録になるのでとてもコストパフォーマンスのいい車です。