【北米版・スパイショットなどインサイトの事前情報】インサイトが2018年冬に発売することが決定 ホンダの公式サイトもオープン
インサイトが日本で復活し2018年冬に発売することが決定しました。詳細な発売日については2018年12月13日とするのが有力です。
公式サイトで詳細なスペックなどは発表されていませんが、エクステリアの一部が判明しています。北米で先行販売されているインサイトと違う点はフロントグリルで、日本仕様のインサイトはライン状のメッキグリルを採用しています。北米モデルよりも押し出しが強くなり迫力ある顔になりました。
一度はプリウスに追われる形で日本販売を終了したインサイトですが、販売価格や燃費次第ではプリウスの牙城を崩せる可能性もあります。
今では販売台数が落ち込みつつあるプリウスも黙っているわけではなく、2018年12月にビッグマイナーチェンジを行っています。
先代インサイトから続く因縁の対決が2018年冬に再び見られるでしょう。
アメリカで販売開始された新型インサイトはホンダセンシングを標準搭載して燃費はアメリカ基準で23.4km/Lを記録
アメリカンホンダは2018年6月29日に通算3代目となるインサイトを発売開始しました。プラットフォームはシビックと共有しアコードとシビックの中間モデルとして販売していて、ハイブリッドシステムにはSPORT HYBRID i-MMDを採用し、1.5Lエンジンが搭載されています。
トランスミッションはCVTのみでグレードは3展開していて全車にホンダセンシングを標準搭載、グレードはLX・EX・Touringで価格は22,830米ドルからです。上級グレードからはアップルカープレイやアンドロイドオートを搭載したディスプレイオーディオを搭載するなど快適性が増しています。
エンジンが最新のハイブリッドシステムになるなど、大幅なアップデートを施して登場した新しいインサイトをチェックしていきましょう。
グレードは3種類でボディカラーは7色の展開でカラーバリエーションが豊富
アメリカのホンダで発売したインサイトのグレードは3種類で、標準グレードのLX・上級グレードのEX・最上級グレードのTouringとなっています。価格帯は22,830米ドルから28,090米ドルの間で、1ドル110円で計算すると251万円から308万円の間になります。
標準グレードLXの主な装備
- ホンダセンシング
- 3モードドライブシステム(ECON・SPORT・EV)
- マルチアングルリアビューカメラ
- 16インチアルミホイール
- LEDヘッドライト・デイライト・テールランプ
- プッシュボタンスタート
標準グレードのLXには、安全装備パッケージであるホンダセンシングが搭載され自動ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなどが装備されています。16インチアルミホイールやヘッドライトだけではなくデイライトやテールランプもLEDになっていて標準グレードながら豪華な装備が充実しています。
上級グレードEXの主な装備
- Apple CarPlay
- Android Auto
- リモートエンジンスタート
- スマートエントリー
- 8インチディスプレイハイレゾオーディオ
上級グレードのEXでは標準グレードのLXの装備に加えて8インチディスプレイを備えたオーディオにApple CarPlayやAndroid Autoを搭載してエンターテインメント性を高めています。ほかにもスマートエントリーやリモートエンジンスタートが搭載され車のキーをポケットやカバンから出さなくても開錠やエンジンスタートが出来ます。
最上級グレードTouringの主な装備
- レザーシート
- 本革巻きステアリングホイール
- 運転席・助手席シートヒーター
- ムーンルーフ
- 17インチアルミホイール
- 450Wプレミアムオーディオシステム(10.1ch)
- LEDサイドミラーウインカー
- LEDフォグライト
最上級グレードのTouringでは、レザーシートや本革巻きステアリングホイール・ムーンルーフなどの豪華装備が追加され運転席と助手席にシートヒーターが装備され快適性がさらに増しています。アルミホイールも17にインチアップされ、LED光源のフォグライトやサイドミラーウインカーが装備されます。
搭載するスピーカーも450Wのシステムオーディオで、10個のスピーカーと1個のサブウーハーが装備された10.1chサラウンドですので臨場感あふれる体験ができます。
アメリカ仕様インサイトのボディカラー
- エーゲブルーメタリック
- コズミックブルーメタリック
- クリムゾンパール
- クリスタルブラックパール
- ルナシルバーメタリック
- モダンスチールメタリック
- ホワイトオーキッドパール
アメリカ仕様のインサイトは青系2色・赤系1色・黒系2色・シルバー系1色・ホワイト系1色の合計で7色展開です。
-
エーゲブルーメタリック -
コズミックブルーメタリック -
クリムゾンパール -
クリスタルブラックパール -
ルナシルバーメタリック -
モダンスチールメタリック -
ホワイトオーキッドパール
気になる燃費は市街地換算で55MPG=23.4km/Lとなっているが日本基準で測ると32.4km/Lになるかも
旧モデルでトヨタのプリウスのライバルとなったホンダのインサイトの燃費はいくらになったのでしょうか?アメリカ基準で発表された燃費は市街地で55MPGとなっていて、単純に計算すると23.4km/Lとなります。アメリカと日本では計測方法が違うので日本で試験するとまた違った結果になると考えられます。
試しにアメリカ仕様のアコードハイブリッドの燃費と日本仕様のアコードハイブリッドの燃費を比べてみます。アメリカのアコードハイブリッドの燃費は市街地で47MPG=19.9km/Lですが、日本仕様のアコードハイブリッドは31.6km/Lとなっています。その差は1.6倍となり、新しいインサイトが日本の計測方法で測ると37.4km/Lになりますが、現実的な数字で32.4km/Lになると考えます。
アメリカ | 日本 | |
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アコードHV | 47MPG(19.9km/L) | 31.6km/L(1.6倍) |
シビックセダン | 28MPG(11.9km/L) | 19.4km/L(1.6倍) |
インサイト | 55MPG(23.4km/L) | 32.4km/L(予想) |
インサイトのエクステリアは流線形で丸みのあるクーペスタイル
4年振りに復活するホンダのインサイトはシビックやグレイスをベースとして作られています。
発売するクラスはシビックの上位車種として登場し、日本ではシビックの上、アコードの下に位置するハイブリッドカーとして復活しました。
フロントフェイスは2017年日本でも販売されたシビック セダンに似ていますが、インサイトはポジションランプをヘッドライトの下に配置した他、フロントグリルの面積を大きくとり、左右にエアダクトを配置しています。
新型インサイトのインテリア大型のディスプレイを設置して最新のコネクティビティを搭載
ワールドプレミアされたデトロイトモーターショー2018では、正面の7インチTFTデジタルメーターを標準装備することが発表されています。
中級グレードのEX以上では8インチのディスプレイオーディオを標準装備するなど、最新のコネクティビティを搭載しているのが特徴です。
最上級グレードのツーリングではWi-Fiのホットスポット化や無線アップデートを採用するサテライトリンクナビゲーションを装備します。
新型インサイトのスパイショット
新型インサイトと見られている車両のスパイショットです。ボディタイプはセダンのように見えグレイスをベースに開発しているものと考えられていましたが、実際はシビックをベースに開発が進められていました。
サイドビューでは5穴のホイール、ガソリン給油口、切れ長のヘッドライトなどが確認できます。後部座席の窓には2代目インサイトと同様に可動するウインドウの他に後部座席から景色が見やすくなる三角窓が配置されています。
リアビューから見るとレッドテールランプが目を引くデザインで、ボディ側のレンズがテールランプとウインカー、トランク側のレンズには両側にストップランプがあり左側にはリアフォグランプ、右側にはバックランプが配置されているものと予想します。
アンテナは最近の車に多いシャークフィンタイプのものが採用されていて、スッキリとしたデザインです。グレイスのホイールベースは2,600mmで、2代目インサイトのホイールベースよりも50mm延長されていることから後部座席の空間は広がるものと考えられます。
ホンダが2017年12月20日に発表したニュースリリースでは新型インサイトのより詳細なエクステリアと内装が公開されています。
シビックに似たエクステリアを持ち、2018年夏に米国で販売しています。
全長 | 4,665mm |
---|---|
全幅 | 1,820mm |
全高 | 1,415mm |
ホイールベース | 2,700mm |
新型インサイトの搭載エンジン・燃費は32.4km/L以上を目指すと考えられる
新型インサイトでは、グレイスに搭載されている1.5Lハイブリッドエンジン(1.5L i-VTEC+i-DCD)をインサイト向けに改良し搭載すると考えられ、ホンダのハイブリッド車では4WDモデルの設定も多く新型インサイトでも2代目インサイトには無かった4WDモデルを発売すると予想します。
エンジン型式 | LEB |
---|---|
排気量 | 1,496cc |
エンジン最高出力 | 110PS/6,000rpm |
エンジン最大トルク | 134Nm/5,000rpm |
モーター型式 | H1 |
モーター最高出力 | 29.5PS/1,313-2,000rpm |
モーター最大トルク | 160Nm/0-1,313rpm |
トランスミッションはCVTを搭載して、駆動方式はFFの2WDと4WDが設定されると考えられます。
気になる燃費は、2代目インサイトがJC08モードで27.2km/Lを記録していて、ライバル車として見据えているであろう4代目プリウスの燃費は40.8km/Lを記録しているので、新型インサイトでは40.0km/L以上を目標として設定していると予想します。
インサイトの日本での発売日は2018年12月を予定・価格はライバルのプリウスを下回ると考える
インサイトの発売日は2018年12月で、2018年1月に行われた2018年のデトロイトモーターショーでワールドプレミアされました。価格帯はトヨタのプリウスよりも高くカムリに近い価格帯になりました。
インサイトは再びプリウスのライバルになるか
インサイトは、プリウスのライバル車として2014年まで販売されていたハイブリッドカーで、2014年に販売を終了してからフルモデルチェンジが行われていない車種です。
ですが、インサイトが2018年のデトロイトモーターショーで発表、2018年夏に米国で発売されることが公式発表され日本でも2018年の夏から秋にかけて販売される噂もありましたが、2018年はCR-Vの日本復活やN-VANの発表・発売があったためインサイトの日本導入は少し遅く2018年12月に発売しました。
インサイトはシビックベースとして開発されていて、ホイールベースは2代目インサイトよりも長くなり後部座席の空間も広がっています。
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