MX-30のタイヤ

MX-30ロータリーEVのタイヤ 18インチ純正サイズ別おすすめ

マツダMX-30のタイヤ選びをパワートレイン別に整理。ロータリーEVは転がり抵抗と静粛性、マイルドハイブリッドは費用対効果と、重視すべき順番が変わる理由を車両重量と音の環境から説明しました。ホイールサイズや交換費用の内訳も掲載しています。

MX-30ロータリーEVのタイヤ 18インチ純正サイズ別おすすめ

マツダ・MX-30ロータリーEVの純正タイヤサイズに適合するグレード

ここで紹介するのは、MX-30ロータリーEVに純正装備されるサイズ「215/55R18」に適合するタイヤです。MX-30ロータリーEVはロータリーエンジンを発電機として搭載したシリーズ式PHEVで、日常のEV走行では電費への影響が大きく、タイヤの転がり抵抗がランニングコストに直結します。純正装着タイヤはブリヂストン・トランザT005A(215/55R18 95H)が確認されており、交換時はこれを基準に選ぶのがひとつの判断軸になります。

「215/55R18」タイヤを標準装備するMX-30ロータリーEVのグレード

  • ロータリーEV(ベースグレード)
  • ロータリーEV モダンコンフィデンス
  • ロータリーEV ナチュラルモノトーン
  • ロータリーEV インダストリアルクラシック(2023年の発売時に設定)
  • ロータリーEV エディションR(発売記念の特別仕様車)

2024年10月31日発売の商品改良では、センターディスプレイの10.25インチ化やUSB Type-C端子への変更、AT誤発進抑制制御の検知対象拡大などが行われ、特別仕様車「Retro Sports Edition」が加わりました。この改良を経てもタイヤサイズは215/55R18のままで変更ありません。

タイヤを注文する前に、実際の装着サイズをタイヤ側面の刻印で確認してください。全グレードが同じサイズという車なので取り違えは起きにくいものの、中古車では前オーナーがサイズを変更している場合があります。

純正装着タイヤのロードインデックス95と市販タイヤのXL規格の違い

MX-30ロータリーEVのタイヤ選びで、最初に理解しておきたいのがロードインデックス(荷重指数)です。純正装着のトランザT005Aは215/55R18 95Hで、ロードインデックスは95です。

ところが市販の215/55R18を見ると、95のほかに99という表記の商品が多く流通しています。99はXL規格(エクストラロード)にあたり、標準規格より高い負荷能力を持つタイヤです。この記事で紹介する10本のうち、半数が99、残りが95という構成になっています。

どちらを選んでも負荷能力は足ります。違いが出るのは空気圧の考え方です。XL規格は同じ荷重を支えるために必要な空気圧の対応関係が標準規格と異なるため、純正指定の数値をそのまま入れると条件が変わります。XL規格のタイヤを選ぶ場合は、装着時に作業店で適切な空気圧を確認してください。この確認を省くと、乗り心地が硬く感じられたり、接地面の中央だけが減ったりする原因になります。

車両重量が1,780kg程度あるPHEVという性格上、荷重に対する余裕はどちらの規格でも確保されます。純正と同じ感覚で乗りたいなら95、剛性感を上げたいなら99という選び分けが現実的です。

MX-30ロータリーEVにおすすめの低燃費/コンフォート/SUV専用タイヤ10選

タイヤ

MX-30ロータリーEVにおすすめのタイヤを紹介します。純正サイズ「215/55R18」に適合する、電費に貢献する低燃費タイヤ、乗り心地が快適なコンフォートタイヤ、急な降雪にも対応しやすいSUV専用タイヤをピックアップしました。

MX-30ロータリーEVはEV走行時の静粛性が高いため、タイヤのロードノイズと転がり抵抗が走行フィールに直接響きます。エンジンが常時回っている車では、エンジン音がタイヤ由来の音をある程度覆い隠します。モーター駆動が中心の車ではその覆いがないぶん、同じタイヤでも音が耳につきやすくなるという理屈です。

転がり抵抗の等級は電費に直結します。ラベリング制度の等級はAAA/AA/A/B/Cの5段階で、AAとAでは数%の抵抗差です。EV走行が中心の使い方では、この抵抗差がそのまま電力消費の差になります。掲載10本のうち転がり抵抗「AA」を取得しているのは2本で、電費を最優先するならここが選択の分かれ目になります。

高度なハンドリング性能と安全性でMX-30ロータリーEVの走行を快適にする コンチネンタル プレミアムコンタクト7

Continental PremiumContact 7 215/55R18 99V

Continental PremiumContact 7 215/55R18 99V強力なグリップ力で快適走行を実現する Continental PremiumContact 7

車種 MX-30ロータリーEV
メーカー コンチネンタル
ブランド PremiumContact 7
タイヤサイズ 215/55R18
タイヤ外径 693mm
タイヤの種類 コンフォートタイヤ
ロードインデックス 99
速度記号 V
低燃費グレード ラベル対象外
値段 23,190円~(2026年調べ)

コンチネンタル PremiumContact 7(プレミアムコンタクト セブン)は、ウェットとドライの両路面で操縦安定性を確保したヨーロッパ系のコンフォートタイヤです。ハンドリングの正確さと静粛性のバランスに設計の重心があります。

注意点として、このタイヤは日本の低燃費タイヤラベリング制度の対象外表示です。転がり抵抗の等級で他銘柄と比較できないため、電費を数値で判断したい場合には材料が足りません。等級表示がないことは性能が低いことを意味しませんが、比較の土俵には乗らないという点は理解しておく必要があります。

この銘柄の価値はウェット性能の高さにあります。濡れた路面でのブレーキング時に制動距離が伸びにくく、雨天の高速道路で車線変更する場面での安心感につながります。MX-30はフリースタイルドアの構造上、Bピラーがない設計です。剛性感のあるタイヤを組み合わせると、車体側の素性を引き出す方向に働きます。

電費の数値を追いたい場合には向きません。天候に左右されない安定感と操舵感の質を優先する場合の選択肢です。

すぐれた静粛性とハイレベルなハンドリング性能のクロスオーバーSUV専用の ヨコハマ ブルーアース-XT AE61

YOKOHAMA BluEarth-XT AE61 215/55R18 99V

YOKOHAMA BluEarth-XT AE61 215/55R18 99V高剛性で耐偏摩耗性能を発揮してコーナリングが安定する YOKOHAMA BluEarth-XT AE61

車種 MX-30ロータリーEV
メーカー ヨコハマ
ブランド BluEarth-XT AE61
タイヤサイズ 215/55R18
タイヤ外径 693mm
タイヤの種類 低燃費タイヤ
ロードインデックス 99
速度記号 V
低燃費グレード A/a
値段 20,020円~(2026年調べ)

ヨコハマ BluEarth-XT AE61(ブルーアース エックスティ エーイー ロクイチ)は、クロスオーバーSUV専用に設計された低燃費タイヤです。転がり抵抗A、ウェットグリップaという組み合わせで、雨天性能を落とさずに経済性を確保しています。

非対称のトレッドパターンが採用されており、間近で見ると内側と外側で溝の切り方が明確に違います。内側は排水を担う縦溝が中心、外側は接地圧を受け止めるブロックが並ぶという役割分担です。この構造が、コーナリング時に外側へ荷重が集中するSUVの挙動に対応しています。

MX-30は車高が一般的なSUVより低く抑えられており、重心もクロスオーバーとしては低い部類です。そのためSUV専用タイヤの剛性が過剰に効いて乗り心地が硬くなる懸念は小さく、この銘柄の持つ路面追従性が素直に出やすい組み合わせになります。

電費と快適性のどちらかに極端に振るのではなく、両方を平均以上で確保したい場合に噛み合います。逆に、転がり抵抗の等級を最優先するなら後述のAA取得銘柄のほうが狙いに合います。

ハイレベルの静粛性が長く維持されてMX-30ロータリーEVの車内が快適になる ブリヂストン アレンザ LX100

BRIDGESTONE ALENZA LX100 215/55R18 95V

BRIDGESTONE ALENZA LX100 215/55R18 95VSUV専用設計でふらつきを抑えて安定走行の BRIDGESTONE ALENZA LX100

車種 MX-30ロータリーEV
メーカー ブリヂストン
ブランド ALENZA LX100
タイヤサイズ 215/55R18
タイヤ外径 693mm
タイヤの種類 コンフォートタイヤ
ロードインデックス 95
速度記号 V
低燃費グレード A/c
値段 27,590円~(2026年調べ)

ブリヂストン ALENZA LX100(アレンザ エルエックス ヒャク)は、オンロードSUV専用のプレミアムコンフォートタイヤです。専用のサイド設計によってふらつきを抑え、コーナリング中の姿勢変化を小さくまとめています。

この銘柄が評価される軸は静粛性の絶対値ではなく、その持続性にあります。摩耗が進むとブロックの倒れ込み方が変わって音が増えるタイヤは少なくありませんが、この設計ではその増え方が緩やかです。EV走行が中心で静かな車内に慣れた状態から、2年後3年後にノイズが増えていくという変化を避けたい場合に効いてきます。

ロードインデックスは純正と同じ95で、XL規格ではありません。空気圧の設定を組み替える必要がない点は、地味ですが実務的な利点です。

ウェットグリップ性能はcという構成で、雨天性能を最優先する選び方には向きません。価格も掲載10本の中では上位に位置します。静粛性を長く保つことに価値を見いだせるかどうかが判断の分かれ目になります。

上質な静粛性とSUV専用設計によるロングライフを実現している トーヨータイヤ プロクセス CL1 SUV

TOYOTIRES PROXES CL1 SUV 215/55R18 95V

TOYOTIRES PROXES CL1 SUV 215/55R18 95V操縦安定性と摩耗性能が向上している TOYOTIRES PROXES CL1 SUV

車種 MX-30ロータリーEV
メーカー トーヨータイヤ
ブランド PROXES CL1 SUV
タイヤサイズ 215/55R18
タイヤ外径 693mm
タイヤの種類 低燃費タイヤ
ロードインデックス 95
速度記号 V
低燃費グレード A/b
値段 14,690円~(2026年調べ)

トーヨータイヤ PROXES CL1 SUV(プロクセス シーエルワン エスユーブイ)は、静粛性と偏摩耗性能をまとめたSUV専用の低燃費タイヤです。「ダイナミックテーパー」と呼ばれる構造でブロックの根元を太くし、路面を蹴ったときの変形を抑えています。

ブロックが大きく変形すると、そのぶん摩耗が進み、音も出ます。変形を抑える設計がライフと静粛性の両方に効くという理屈で、この銘柄はその両立をコストを抑えた価格帯で実現しています。

掲載10本の中では価格が下から2番目の水準です。純正装着タイヤが摩耗してはじめて交換するという場面で、性能を大きく落とさずに費用を抑えたいという狙いに素直に合います。

転がり抵抗はA、ウェットグリップはbで、どの項目も平均を上回りつつ突出はしないという性格です。何かひとつを極めたい場合には物足りなく感じます。

メーカー試乗最上級の静粛性と快適性を誇りMX-30ロータリーEVをさらに上質な走りに導く ダンロップ ビューロ VE304

DUNLOP VEURO VE304 215/55R18 95V

DUNLOP VEURO VE304 215/55R18 95Vウェット性能が最高レベルを獲得し雨の日の安定走行が実現する DUNLOP VEURO VE304

車種 MX-30ロータリーEV
メーカー ダンロップ
ブランド VEURO VE304
タイヤサイズ 215/55R18
タイヤ外径 697mm
タイヤの種類 コンフォートタイヤ
ロードインデックス 95
速度記号 V
低燃費グレード A/a
値段 22,800円~(2026年調べ)

ダンロップ VEURO VE304(ビューロ ブイイー サンマルヨン)は、ダンロップのコンフォートカテゴリーにおける最上級モデルです。タイヤ内側に貼り付けられた吸音スポンジ「サイレントコア」が、タイヤ内部の空気が共振して発生する空洞共鳴音を吸収します。

この空洞共鳴音は、路面の継ぎ目を越えたときに「ボーン」と車内に響く低周波のノイズです。エンジンが止まっている時間の長いMX-30ロータリーEVでは、この音がとりわけ目立ちます。吸音スポンジを内蔵した銘柄を選ぶ意味は、ガソリン車より大きくなります。

転がり抵抗A、ウェットグリップaという組み合わせは、静粛性を追う銘柄としては優秀です。静粛性に振ると接地面が柔らかくなって雨天性能が落ちるという一般的なトレードオフを、ここでは緩めています。

実際に履き替えた事例では、新品時にやや硬さを感じるという評価と、摩耗後も静かさが持続するという評価が並びます。柔らかく包み込むタイプではなく、剛性を保ったまま音だけを削る設計思想のためです。段差の突き上げよりも走行中のこもり音を減らしたい場合に、効果を実感しやすくなります。

ウェット・ドライ路面で確実なハンドリング性能を発揮して安定した走行ができる ピレリ パワジー

PIRELLI POWERGY 215/55R18 99V

PIRELLI POWERGY 215/55R18 99Vウェットグリップ性能が高く耐ハイドロプレーニングにすぐれた PIRELLI POWERGY

車種 MX-30ロータリーEV
メーカー ピレリ
ブランド POWERGY
タイヤサイズ 215/55R18
タイヤ外径 694mm
タイヤの種類 低燃費タイヤ
ロードインデックス 99
速度記号 V
低燃費グレード ラベル対象外
値段 12,400円~(2026年調べ)

ピレリ POWERGY(パワジー)は、ハイドロプレーニング耐性に重心を置いたタイヤです。ピレリのラインナップではスポーツ系のP ZEROより快適性寄りに位置づけられており、価格帯も掲載10本の中で最も抑えられています。

ピレリというブランドに対してスポーツタイヤの印象を持っている場合、この銘柄は意外に映ります。日常使いを前提に組み立てられており、街乗りでの扱いやすさが確保されているためです。

掲載銘柄の中では耐摩耗性能で他に譲る面があります。走行距離が年間1万kmを超えるような使い方では、交換サイクルが早まる可能性を織り込んでおく必要があります。裏を返せば、走行距離が少なく経年で交換することになる使い方なら、この弱点は表面化しません。

低燃費タイヤラベリング制度の対象外表示であるため、電費を等級で比較する材料がない点はPremiumContact 7と同じです。ブランドを試してみたい、費用を抑えたいという動機が先に立つ場合の選択肢になります。

すぐれたウェット性能と耐摩耗性能に加えロングライフで運動性能もある至れり尽くせりのコンフォートタイヤ グッドイヤー エフィシェントグリップ 2 SUV

GOODYEAR EfficientGrip 2 SUV 215/55R18 99V

GOODYEAR EfficientGrip 2 SUV 215/55R18 99Vコンフォートタイヤなのに運動性能にもすぐれた GOODYEAR EfficientGrip 2 SUV

車種 MX-30ロータリーEV
メーカー グッドイヤー
ブランド EfficientGrip 2 SUV
タイヤサイズ 215/55R18
タイヤ外径 694mm
タイヤの種類 コンフォートタイヤ
ロードインデックス 99
速度記号 V
低燃費グレード A/a
値段 27,950円~(2026年調べ)

グッドイヤー EfficientGrip 2 SUV(エフィシェントグリップ ツー エスユーブイ)は、ウェットグリップ最高グレードaと転がり抵抗A、そして耐摩耗性能をまとめて備えたSUV専用コンフォートタイヤです。

コンフォートタイヤとしては珍しく、ステアリングを切り始めた瞬間の反応が速い設計です。MX-30はマツダ3やCX-30と共通のプラットフォームを持ち、操舵に対する応答が素直な車です。その素性に対して、動きの立ち上がりが速いタイヤを合わせると、狙ったラインに乗せやすくなります。

価格は掲載10本の中で最も高い水準です。ただし耐摩耗性能が確保されているぶん交換サイクルが延びやすく、1年あたりのコストで見ると印象が変わります。年間走行距離が1万kmを超えるなら、本体価格の差を交換頻度で取り返せる計算が成り立ちます。

週末の遠出と平日の通勤を1台でこなす、走行距離が読みにくい使い方に噛み合います。逆に年間3,000km程度しか走らない場合は、摩耗より経年劣化が先に来るため、この銘柄の強みが活きにくくなります。

高いウェットブレーキング性能が長く続くから安心も長く続く ミシュラン プライマシー 4+

MICHELIN PRIMACY 4+ 215/55R18 99V

MICHELIN PRIMACY 4+ 215/55R18 99V高剛性が操縦安定性能に貢献して安心感がある MICHELIN PRIMACY 4+

車種 MX-30ロータリーEV
メーカー ミシュラン
ブランド PRIMACY 4+
タイヤサイズ 215/55R18
タイヤ外径 693mm
タイヤの種類 コンフォートタイヤ
ロードインデックス 99
速度記号 V
低燃費グレード AA/b
値段 22,180円~(2026年調べ)

ミシュラン PRIMACY 4+(プライマシー フォー プラス)は、掲載10本の中で転がり抵抗性能「AA」に達している2本のうちの1本です。EV走行を主体にするMX-30ロータリーEVにとって、この等級は電費に直結します。

AAとAの差は数%の抵抗差ですが、EV走行では電力消費にそのまま反映されます。年間1万kmを走る条件で電費が数%改善すれば、充電にかかる電気代として年間で見える差が出ます。日常的にEVモードを使う乗り方をしているなら、ここは意識する価値のあるポイントです。

この銘柄のもうひとつの柱が、ウェット性能の持続です。新品時から摩耗末期まで溝の体積を確保する設計で、排水性が落ちにくくなっています。溝が浅くなるほど雨天の制動距離が伸びるという弱点に、正面から対策を打った構成です。

ロードインデックスは99でXL規格にあたるため、装着時に空気圧の設定を確認してください。電費と雨天の安心感をまとめて取りにいく場合の、現実的な第一候補になります。

高い静粛性と耐摩耗性能でロングドライブも快適になる ヨコハマ ジオランダー CV G058

YOKOHAMA GEOLANDAR CV G058 215/55R18 99V

YOKOHAMA GEOLANDAR CV G058 215/55R18 99V専用の新コンパウンドで高い制動性能を向上させた YOKOHAMA GEOLANDAR CV G058

車種 MX-30ロータリーEV
メーカー ヨコハマ
ブランド GEOLANDAR CV G058
タイヤサイズ 215/55R18
タイヤ外径 693mm
タイヤの種類 SUV専用サマータイヤ(M+S表記あり)
ロードインデックス 99
速度記号 V
値段 20,550円~(2026年調べ)

ヨコハマ GEOLANDAR CV G058(ジオランダー シーブイ ジー ゼロゴーハチ)は、クロスオーバーSUV向けのグランドツーリングタイヤです。2Dと3Dのサイプを組み合わせた設計により、エッジ効果とブロック剛性を両立させています。

ここで誤解されやすいのがM+S表記の意味です。M+S(マッド&スノー)はオフロードや雪道での走行性能を備えたタイヤに刻印されるマークですが、その雪道性能は浅い雪での走行レベルにとどまります。この銘柄はオールシーズンタイヤではなくサマータイヤの区分で、圧雪路や凍結路をスタッドレスの代わりに走れる製品ではありません。

オールシーズンタイヤを求める場合、ヨコハマのクロスオーバーSUV向けには別商品の「GEOLANDAR CV 4S」が用意されています。こちらはM+Sに加えてスノーフレークマーク(3PMSF)を全サイズで取得しており、高速道路の冬用タイヤ規制下でも通行できます。年に数回の雪を想定するなら、規格の違いを理解したうえで選び分けてください。

サマータイヤとして見れば、耐摩耗性能と静粛性のバランスが取れた銘柄です。降り始めの雪やシャーベット路面で少し余裕がほしいという場面には効きますが、それ以上を期待する選び方には向きません。

ハイレベルの静粛性とキレのあるハンドリングをバランスよく両立した グッドイヤー エフィシェントグリップ コンフォート

GOODYEAR EfficientGrip Comfort 215/55R18 95V

GOODYEAR EfficientGrip Comfort 215/55R18 95V上質な乗り心地でMX-30ロータリーEVの走行が快適になる GOODYEAR EfficientGrip Comfort

車種 MX-30ロータリーEV
メーカー グッドイヤー
ブランド EfficientGrip Comfort
タイヤサイズ 215/55R18
タイヤ外径 693mm
タイヤの種類 コンフォートタイヤ
ロードインデックス 95
速度記号 V
低燃費グレード AA/b
値段 15,450円~(2026年調べ)

グッドイヤー EfficientGrip Comfort(エフィシェントグリップ コンフォート)は、転がり抵抗「AA」を確保しながら快適性もまとめた銘柄です。掲載10本の中でAAを取得しているのはこの銘柄とPRIMACY 4+の2本だけで、しかもこちらは価格が抑えられています。

ロードインデックスが純正と同じ95である点も扱いやすさにつながります。XL規格ではないため、空気圧の設定を組み替える必要がありません。純正から乗り換えたときの違和感が小さく収まります。

間近で見ると、トレッドのブロックが細かく分割され、その並びが一定の繰り返しになっていないことがわかります。均一なパターンは一定の高さの音を生みますが、あえて崩すことで音の成分を分散させるという考え方です。

電費を等級で確保しつつ、初期費用も抑えたいという条件に対して、掲載10本の中で最もバランスの取れた回答になります。静粛性の絶対値ではVE304やALENZA LX100に譲りますが、費用対効果という軸では上回ります。

MX-30ロータリーEVのタイヤ選びに必要な純正タイヤサイズとホイールサイズ

MX-30 ロータリーEVのグレード タイヤサイズ ホイールサイズ 型式
Rotary-EV(ベースグレード) 215/55R18 18×7J(+45) 3LA-DR8V3P
Industrial Classic 215/55R18 18×7J(+45) 3LA-DR8V3P
Modern Confidence 215/55R18 18×7J(+45) 3LA-DR8V3P
Natural Monotone 215/55R18 18×7J(+45) 3LA-DR8V3P
Edition R(特別仕様車) 215/55R18 18×7J(+45) 3LA-DR8V3P

ホイールのPCDは114.3mm、穴数は5穴で全グレード共通です。ハブ径は67.1mmで、社外ホイール側のハブ径が大きい場合はハブリングを併用するとセンター出しが安定します。ハブ径について押さえるのはここだけで十分です。

リム幅7Jに対して215mm幅のタイヤという組み合わせは、標準的な適合範囲の中央付近です。社外ホイールを選ぶ場合も、7Jから7.5J、インセット+40から+48あたりに収まる製品であれば純正に近い位置関係を保てます。

MX-30ロータリーEVのタイヤ空気圧と交換時期の目安

MX-30ロータリーEVの指定空気圧は、運転席ドアの開口部に貼られたラベルに記載されています。XL規格のタイヤに交換した場合は前述のとおり対応関係が変わるため、装着した作業店で設定を確認してください。

空気圧の点検は月に1回を目安にすると状態が安定します。空気圧が低いまま走行すると転がり抵抗が増えてEV走行の電費が悪化し、接地面の両端だけが減るという偏摩耗の原因にもなります。車両重量が1,780kg程度あるぶん、空気圧不足の影響は軽い車より大きく出ます。

交換時期の判断材料は3つです。

  • 残溝1.6mm:保安基準で定められた使用限度で、スリップサインが接地面と同じ高さになった時点で車検には通りません
  • 製造からの経過年数:サイドウォールに刻印された4桁の数字が製造年週を示します。「1225」なら2025年の第12週です
  • ひび割れの深さ:サイドウォールや溝の底に、爪が引っかかる深さのひび割れが出ていれば交換対象です

走行距離だけで一律に区切るのは実態に合いません。同じMX-30ロータリーEVでも、毎日通勤で使う車と週末しか動かさない車では摩耗の進み方が大きく違います。1.6mmは限界値であって推奨値ではなく、雨天の高速道路を走る機会があるなら残り4mmを切ったあたりから交換を視野に入れておくと安全側に立てます。

MX-30ロータリーEVのタイヤ交換費用はどこまでかかるか

タイヤ交換の請求額は、タイヤ本体の価格だけでは決まりません。実際には次の項目の合計になります。

  • タイヤ本体(4本)
  • 組み換え工賃
  • ホイールバランス調整
  • ゴムバルブ交換、またはTPMSセンサー装着車はその脱着と点検
  • 廃タイヤ処分料

18インチは組み換え工賃が高めに設定される傾向があり、15インチや16インチの車と比べると総額の差はタイヤ本体の価格差以上に開きます。見積もりを比較するときは1本あたりの単価ではなく、上記の項目を含んだ4本総額で並べてください。

依頼先による違いは、価格よりも車種の理解度に出ます。ロータリーEVはPHEVで車両重量が重く、純正がロードインデックス95という条件を把握している店であれば、XL規格を組む際の空気圧設定も含めて任せられます。ディーラーはこの点で確実性があり、タイヤ専門店は銘柄の在庫と作業の速さで勝ります。

MX-30ロータリーEVはマツダが11年ぶりに復活させたロータリーエンジン搭載のPHEV

マツダ MX-30ロータリーEVは、ロータリーエンジンを発電機として活用するシリーズ式PHEV(プラグインハイブリッド)です。2012年6月に生産を終了したRX-8以来となるロータリーエンジン搭載車として、2023年9月に予約受注を開始し11月に発売されました。

走行は100%モーター駆動で、日常はEVモードで走り、遠出のときはロータリーエンジンが発電しながら走るという使い分けができます。EV走行換算距離(等価EVレンジ)は107kmを確保し、17.8kWhのリチウムイオンバッテリーと50Lの燃料タンクを組み合わせた構成です。EVモード、ノーマルモード、チャージモードの3つの走行モードを備えています。

タイヤ選びの観点で重要なのは、この構成が生む2つの性格です。ひとつは常時モーター駆動であることによる静粛性の高さ、もうひとつはバッテリーと発電用エンジンの両方を積むことによる車両重量です。前者はロードノイズを目立たせ、後者はタイヤへの負荷を増やします。静粛性と耐摩耗性能の両方に目を配る必要があるのは、この2つが同時に効いてくるためです。

なお、MX-30のBEVモデル(EVモデル)は2025年3月末をもって生産終了しており、現在はロータリーEVがMX-30系電動車の主軸となっています。