ムーヴのモデルチェンジに関する最新情報
ダイハツの軽トールワゴン「ムーヴ」のモデルチェンジを2025年6月5日に実施。先にフルモデルチェンジが行われて誕生した4代目タントと同様に新プラットフォームDNGAで開発する新型ムーヴは、次世代型の予防安全装備スマートアシストを搭載、7代目ムーヴに関する情報を予想も交えて紹介していきます。
新型ムーヴのフルモデルチェンジモデルは2025年6月5日発売
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7代目ムーヴはカスタムグレードを廃止 L・X・G・RSの4グレード設定 -
ムーヴのリヤテールランプは立体感のある縦型配置 -
2025年モデルチェンジでスライドドアを搭載した7代目ムーヴ
ダイハツ・ムーヴのフルモデルチェンジを2025年6月5日に実施することをダイハツが公式発表。
2023年6月下旬に現行ムーヴの生産終了を発表、新型モデルの正式発表は2023年内に実施する可能性がありましたが、2025年に発表・発売へスライド。
新型ムーヴはタントと共通のコンポーネンツとDNGA(ダイハツ ニュー グローバル アーキテクチャ)を採用。重心が低く安定性のある走りと優れた燃費性能、先進技術による高い安全性能を実現。
ムーヴのパワートレインはコンパクトSUVのロッキーからスタートした、100%モーター走行のシリーズハイブリッドシステムe-SMART HYBRIDの搭載が噂されましたが、2025年6月のフルモデルチェンジではe-SMART HYBRID搭載は見送りに。
新装備の電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドを搭載、9インチディスプレイオーディオや両側スライドドア、コストパフォーマンスの良いスタートプライスで魅力を高めます。
グレード展開はエントリーグレードのLから始まり、X・G・RSの4グレードを設定。
今回のフルモデルチェンジでは6代目ムーヴまで設定していたエアロ仕様のムーヴカスタムの名称を廃止、ムーヴの単グレード展開になり、ムーヴの上級グレードRSに専用アルミホイールやエアロパーツなどを装着するエアログレードとして、実質的なムーヴカスタムの代替モデルにします。
注目されるのはLグレードが1,358,500円からという価格設定。近年は改良せずに車両価格を上昇するケースも一般的になりつつあり、スライドドア搭載で安全装備も充実するモデルが手に入りやすい価格で購入できるのは魅力的です。
L・X・G | RS | |
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全長 | 3,395mm | |
全幅 | 1,475mm | |
全高 | 1,655mm-1,670mm | |
ホイールベース | 2,460mm | |
室内長 | 2,140mm | |
室内幅 | 1,335mm | |
室内高 | 1,270mm | |
車両重量 | 860kg-910kg | 890kg-940kg |
最小回転半径 | 4.4m | 4.7m |
最低地上高 | 150mm-165mm | |
エンジン型式 | KF型 直列3気筒 | KF型 直列3気筒ターボ |
エンジン総排気量 | 0.658L | |
エンジン最高出力 | 38kW(52PS)/6,900rpm | 47kW(64PS)/6,400rpm |
エンジン最大トルク | 60Nm(6.1kgm)/3,600rpm | 100Nm(10.2kgm)/3,600rpm |
乗車定員 | 4名 | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | |
タンク容量 | 30L | |
WLTCモード燃費 | 20.6km/L-22.6km/L | 19.9km/L-21.5km/L |
グレード | 駆動方式 | 値段 |
---|---|---|
L | 2WD | 1,358,500円~ |
4WD | 1,485,000円~ | |
X | 2WD | 1,490,500円~ |
4WD | 1,617,000円~ | |
G | 2WD | 1,716,000円~ |
4WD | 1,842,500円~ | |
RS | 2WD | 1,897,500円~ |
4WD | 2,024,000円~ |
7代目ムーヴのボディカラーは新色グレースブラウンクリスタルマイカなど10色のモノトーンと3色の2トーンを設定
ボディカラーはモノトーンカラー10色と2トーンカラー3色の全13色。
グレースブラウンクリスタルマイカやスムースグレーマイカメタリックなど新色も用意。
グレードにより選択できるボディカラーも違い、2トーンカラーはGとRSの上位グレードのみ設定。
ムーヴのボディカラー一覧
- クロムグレーメタリック
- コンパーノレッド(22,000円高)
- グレースブラウンクリスタルマイカ(22,000円高)
- サンドベージュメタリック
- レーザーブルークリスタルシャイン(22,000円高)
- シャイニングホワイトパール(22,000円高)
- スカイブルーメタリック
- ブラックマイカメタリック
- ブライトシルバーメタリック
- ホワイト
- スムースグレーマイカメタリック×グレースブラウンクリスタルマイカ(66,000円高)
- ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール(66,000円高)
- ブライトシルバーメタリック×スカイブルーメタリック(55,000円高)
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クロムグレーメタリック -
コンパーノレッド(22,000円高) -
グレースブラウンクリスタルマイカ(22,000円高) -
サンドベージュメタリック -
レーザーブルークリスタルシャイン(22,000円高) -
シャイニングホワイトパール(22,000円高) -
スカイブルーメタリック -
ブラックマイカメタリック -
ブライトシルバーメタリック -
ホワイト -
スムースグレーマイカメタリック×グレースブラウンクリスタルマイカ(66,000円高) -
ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール(66,000円高) -
ブライトシルバーメタリック×スカイブルーメタリック(55,000円高)
ムーヴのインテリアはL・X・GとRSで差別化 シート表皮はファブリックのグレージュとネイビー
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ムーヴRS・Gのインストルメントパネルとシート -
ムーヴL・Xのインストルメントパネルとシート
ムーヴのインテリアはL・X・GとRSで違いがあり、L・X・Gは材着インパネセンターシフトやウレタンステアリングホイール、RSは本革巻インパネセンターシフトや本革巻ステアリングホイールを採用。
シート表皮は全グレードでフルファブリックで、LとXがグレージュ、GとRSがネイビーカラーを採用。
マルチインフォメーションディスプレイもLとXではスピードメーターのみですが、GとRSはタコメーター付きのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイに変更されます。
ムーヴは収納も豊富で助手席には大型インパネトレイ・グローブボックス、カップホルダーなどを設置。
お買い物袋を吊り下げられるショッピングフックは固定式で前席に設定。
助手席の後ろにはシートバックポケットなどを書類系の収納場所も数多く設置されています。
7代目ムーヴの収納
- 大型インパネトレイ(助手席)
- カップホルダー(前席/ 掘込み式)
- インパネセンタートレイ
- ショッピングフック(前席・固定式)
- インパネセンターポケット
- フロントセンターアームレスト(ボックス付)
- シートバックユーティリティフック(助手席)
- インパネロアポケット(運転席)
- HDMIソケット(インパネ1口)
- USBソケット(インパネ1口・電源用)
- グローブボックス
- ドアポケット& ボトルホルダー(前席)
- 後席クォーターポケット&ボトルホルダー
- シートバックポケット(助手席)
- サンバイザー(チケットホルダー〈運転席〉 &バニティミラー〈運転席/助手席〉付)など
ムーヴはロングソファーモードなど4種のシートアレンジに対応 両側スライドドアで乗り降りも楽々
ムーヴの2列目は左右別々にスライドできる、240mmのリヤシート左右分割ロングスライドに対応。
リヤシートも左右分割リクライニングに対応しており、後席の乗員に合わせた快適な位置に設定可能。
シートアレンジはロングソファーモード・フロントサイドフラットモード・ハーフラゲージモード・フルラゲージモードの4種。
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ウェルカムオープン機能 -
タッチ&ゴーロック機能
7代目ム-ヴの最大の変更点とも言えるのが、ドアタイプが横開きのヒンジドアからスライドドアになったことで、荷物の積み下ろしや乗員の乗り降りも楽になりました。
スライドドアはウェルカムオープン機能やタッチ&ゴーロック機能付が付いた両側パワースライドドアで、半ドアでも全閉してくれるイージークローザー機能やキーフリーシステム機能を搭載。
スライドドアに求められる機能が揃っているため、狭い駐車場でもストレスのなく、子育て世代のユーザーにも便利に使える車へ進化しました。
7代目ムーヴはダイハツの新プラットフォーム「DNGA」を採用
2025年6月に次期型へモデルチェンジした7代目ムーヴは、先にフルモデルチェンジが行われたムーヴキャンバスと同様にDNGA(Daihatsu New Global Architecture)を導入。
DNGAは、親会社であるトヨタがプリウスから採用するTNGA(Toyota New Global Architecture)をインスパイアする形で、開発が進められたダイハツの新たなプラットフォームです。
電動化やコネクトサービス等の実現も見据えながら、車の基本設計をゼロベースから見直して一括化させるDNGAを7代目ムーヴも導入、車両重量の軽減化・車体の高剛性化・操縦安定性の向上などを実現しています。
ムーヴの予防安全装備はダイハツ スマートアシスト搭載 17種類の機能でドライブの安全をサポート
7代目ムーヴはダイハツが開発した最新の予防安全装備スマートアシストを搭載。
衝突回避をアシストするブレーキ制御付き誤発進抑制機能や車線逸脱警報機能、運転中の見落としをサポートする標識認識機能や先行車発進お知らせ機能、クルーズコントロールは全車速追従タイプのアダプティブクルーズコントロール(ACC)を搭載します。
7代目ムーヴ スマートアシスト機能一覧
- 衝突警報機能(対車両・対歩行者[昼夜])
- 衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者[昼夜])
- ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)
- 車線逸脱警報機能
- 車線逸脱抑制制御機能
- ふらつき警報
- 路側逸脱警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能(進入禁止/最高速度/一時停止)
- オートハイビーム(AHB)
- アダプティブドライビングビーム(ADB)
- サイドビューランプ
- 全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)
- レーンキープコントロール(LKC)
- スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
- パノラマモニター
- コーナーセンサー(フロント2個/リヤ4個)など
ムーヴのライバルはホンダ N-BOX・スズキ スペーシア・ダイハツ タント
2025年にフルモデルチェンジしたムーヴのライバルになるモデルは、軽自動車販売台数トップを走るホンダのN-BOX、多機能な軽自動車スズキ スペーシア、そしてムーヴと同じダイハツが販売するタントです。
いずれもスーパーハイト系にカテゴライズされるモデルですが、ムーヴはこれらの車種よりも全高が低いため室内の広さはライバル車種にアドバンテージがありますが、風の抵抗を受けにくい特徴を活かしたキビキビした走行性能が武器になります。
ホンダN-BOXは広大な室内空間と高い走行性能が特徴
N-BOXは軽スーパーハイト系ワゴンの代表格で、軽自動車の販売台数では2015年から2024年まで10年連続No.1を獲得、乗用車を入れた新車販売台数でも2022年から2024年まで3年連続No.1を獲得した、日本で最も売れているモデル。
エコな燃費性能、スーパーハイト系ワゴンの弱点でもある走行性能も高い剛性を持つプラットフォームを採用することで、ライバルよりも安定感を高めていることなどが評価されています。
洗練された内外装、予防安全装備のホンダセンシングも全グレードに搭載するなど年齢や性別問わず幅広いユーザーに支持される人気モデルです。
スペーシア低床設計・スリムサーキュレーターなど機能的な軽スーパーハイトワゴン
スズキが販売するスペーシアもムーヴの強力なライバルで、小さなこどもでも乗り降りしやすい低床設計、後席の同乗者が快適にドライブできるスリムサーキュレーターの設定、運転席・助手席シートヒーターなど、おもてなし機能を多数搭載する機能性が特徴。
ラゲッジルームは工夫次第で自転車も積むことができるため、様々な用途で使ことが可能に。
「ザ・かぞくの乗りもの」がスペーシアのテーマになっている通り、家族がみんなが快適に過ごせる軽自動車です。
タントはミラクルオープンドアでファミリーユーザーに大人気
ムーヴと同じダイハツから発売するスーパーハイト系ワゴンの軽自動車タントは、助手席センターピラー(車を支える中央の柱)をドアに内蔵したミラクルオープンドアを搭載するのが最大の特徴。
ミラクルオープンドアによりスライドドアを開ける時は大開口になるため、大きな荷物の出し入れも乗員の乗り降りもスムーズに、アウトドアなどでは車内から開放的な景色を楽しむことができます。
予防安全装備もダイハツのスマートアシストを搭載、ムーヴより高い全高を活かして快適なドライブを楽しめます。
「感動させる」という意味を持つムーヴのモデルチェンジ遍歴
ムーヴはダイハツが販売していた軽トールワゴンで、「ムーヴ」「ムーヴカスタム」の2グレードで、5代目まで続いた横開き式のバックドアにこだわり続けました。スズキのワゴンRと共に、軽トールワゴン人気を牽引してきた存在でもあります。
ムーヴ 初代 L600/602/610S型:1995年~1998年
1995年L500系ミラをベースとした初代ムーヴが誕生しました。AT車にフルタイム4WDの用意がありました。翌年5月には一部改良で運転席SRSエアバッグシステムとパワードロックが全車に標準装備されました。「SR」に3気筒DOHCターボEF-RL型が搭載され、4気筒ターボエンジンを搭載しているのは「SR-XX」となりました。
1997年5月、一部改良で「カスタム」モデルを追加。「CL」に4WDの追加設定がされました。12月にはマイナーチェンジを行い、「SR」を廃止、「SR-XX」が3気筒EF型エンジンに変更、4気筒JBエンジンを搭載した「エアロダウンカスタムXX」が追加になりました。
1998年12月、販売が終了します。
ムーヴ 2代目 L900/902/910S型:1998年~2002年
1998年10月、2代目ムーヴに軽自動車規格改定に合わせてフルモデルチェンジしました。エクステリアは現代風に刷新されています。
1999年5月、「CL」をベースとした特別仕様車「ハローキティ」を発売。同年6月、特別仕様車「CLセレクション」を発売。11月にはグレード体系が見直され、「SR-XX」が廃止すると入れ替わりでEF-DET型3気筒DOHC12バルブインタークーラー付きターボエンジンを搭載した「CR」を、装備を省略した「カスタムLセレクション」、5速MTに4WDの「M4」を追加設定。
2000年、5月、特別仕様車「Sエディション」を発売。「カジュアルSエディション」「カスタムSエディション」「エアロダウンカスタムSエディション」が用意されました。10月には「カスタムL」「カスタムターボ」「エアロダウンカスタム」にABSを標準装備の「リミテッドシリーズ」を設定。新グレードとして「CX-T」を追加。
2001年1月、「エアロダウンRS」「エアロダウンRSリミテッド」を追加。5月には制サイン累計台数100万台を突破した記念に、特別仕様車「メモリアルエディション」を発売。10月には一部改良で環境性能とインテリアがベンチシートになるなど、内装の変更も行われました。グレードでは「エアロRS-XX」、PARCOとのコラボで「カスタムパルコ」「カスタムパルコターボ」が追加されました。12月には「RSパルコ」も追加されています。
2002年6月、「ナビエディション」として、コンパクトナビゲーションシステムⅡを装備したシリーズを発売。10月には3代目と入れ替えのため、販売を終了しました。
ムーヴ 3代目 L150/152/160S型:2002年~2006年
2002年10月、標準者は「生活改新!エキサイティングミニバン」、カスタムは「モバイル世代のラジカルボックス」をテーマに、3代目にフルモデルチェンジしました。
2003年5月、一部改良と特別仕様車「カスタムXリミテッド」「カスタムRリミテッド」を発売。9月には特別仕様車「Lリミテッド」「Xリミテッド」を発売。12月に特別仕様車「ナビエディション」を発売。
2004年5月、ハイグレード仕様の特別仕様車「V Selection」を発売。7月には「ナビエディションⅡ」「カスタムL Vセレクション」が発売。12月にはマイナーチェンジで環境性能が向上し、内外装のデザインが変更されました。また、グレード体系の整理も行われました。
2005年8月、シリーズ発売10周年を記念して、特別仕様車「カスタムVS」「HDDナビエディション」を発売。9月には標準車にも「VS」を追加。
2006年10月、4代目と入れ替えで販売が終了しました。
ムーヴ 4代目 L175/L185S型:2006年~2010年
2006年10月、プラットフォームとエンジンを一新して4代目にフルモデルチェンジしました。ターボエンジンが廃止され、「L」「X」「X Limited」のグレード体型になります。
2007年8月、創立100周年記念特別仕様車「メモリアルエディション」を発売。
2008年6月、特別仕様車「L selection」「カスタムXC edition」を発売。12月にマイナーチェンジを行いました。グレードでは「S」が追加されました。
2009年、特別仕様車「L VS」「X VS」「R VS」を発売。12月に一部改良が施され、グレードの整理などが行われます。
2010年5月、新グレードの「X VSⅢ」を追加。12月、5代目へ移行のため販売を終了。
ムーヴ 5代目 LA100/110S型:2010年~2014年
2010年12月、軽量化とエンジンの見直し、CVTにトランスミッションを統一して5代目にフルモデルチェンジしました。標準モデルが「L」「X」「X Limited」、カスタムモデルが「X」「X Limited」「G「RS」のグレード設定。
2011年5月、スバルのステラにOEM供給を開始。8月と11月に一部改良で環境性能が向上。
2012年5月、一部改良で燃費性能が向上、12月にはマイナーチェンジが行われ、基本性能と燃費性能、安全性能、デザインの向上が施されました。グレードではスマートアシストを搭載したモデルが追加になりました。
2013年6月、国内累計販売台数が307万台を突破。7月には「カスタムRS”SA”」を追加。10月には一部改良が施されます。
2014年5月、特別仕様車「スマートセレクションSA」「スマートコレクションSN」「スマートセレクションSA&SN」が発売されました。12月には6代目と入れ替わりのため、販売を終了しています。
ムーヴ 6代目 LA150/160S型:2014年~2023年
2014年12月、基本性能に重点を置いて6代目にフルモデルチェンジしました。「X"Limited"」「X"Limited SA"」が廃止され、「X"ハイパー"」「X"ハイパーSA"」「RS"ハイパー"」「RS"ハイパーSA"」を追加しました。
2015年4月、一部改良で安全性能が向上。10月、発売20周年記念の特別仕様車「20th Anniversary ゴールドエディション SAⅡ」を発売。
2016年一部改良で、カスタムに「X”Special”」を追加。ハイパーシリーズではインテリアの仕様変更を行いました。
2017年3月に一部変更でボディカラーの見直し、8月にはマイナーチェンジが行われました。スマートアシストⅡがⅢになり、その他の安全性能も強化され、グレードの見直しもされました。
2018年8月、特別仕様車「X”リミテッドSAⅢ”」「カスタムX”リミテッドⅡ SAⅢ”」「カスタムRS"ハイパーリミテッド SA III"」を発売。12月にはボディカラーの設定を変更。
2019年7月、前年8月の特別仕様車をバージョンアップして「X”リミテッドⅡSAⅢ”」を発売。
2020年2月にボディカラーの設定を見直し、8月には仕様変更で環境性能が向上しました。
2021年9月には一部改良と特別仕様車「カスタムX"VS SA III"」を発売。
2023年7月、販売終了。フルモデルチェンジの発表が無期延期となり、ムーヴは一時的に途切れることとなりました。
ムーヴ 7代目 LA850/860S型:2025年~
2025年6月、7代目ムーヴへのフルモデルチェンジを発表、グレード体系はL・X・G・RSの4グレードになり、先代まで設定されていたカスタムを廃止。
ヒンジドアからスライドドアに変更され利便性を向上、電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドを初搭載し先進性を向上。
予防安全装備のスマートアシストも最新化され、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールや車線逸脱警報などを搭載、安全性もアップデート。
ムーヴのモデル | 販売年表 |
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初代 L600/602/610S型 | 1995年~1998年 |
2代目 L900/902/910S型 | 1998年~2002年 |
3代目 L150/152/160S型 | 2002年~2006年 |
4代目 L175/L185S型 | 2006年~2010年 |
5代目 LA100/110S型 | 2010年~2014年 |
6代目 LA150/160S型 | 2014年~2023年 |
7代目 LA850/860S型 | 2025年~ |