レクサスES300hのタイヤサイズは?17インチ、18インチ、19インチのラインナップを徹底解説
レクサスESは、2018年10月に日本市場で発売されました。日本にレクサスブランドが導入される以前は、トヨタのウィンダムとして販売されていたモデルです。ここで扱う7代目ES(XV70型)は、どのようなタイヤを装着しているのでしょうか。なお、ESは2026年6月11日に8代目へフルモデルチェンジしており、新型の純正は235/55R19を標準、235/45R21をオプションとする構成に変わっています。ここから先の内容は7代目に適合するサイズを対象としています。
日本市場で販売された7代目ESのタイヤサイズは、グレードによって異なります。ベースグレードの「ES300h」には、乗り心地と燃費性能を両立させた215/55R17の17インチタイヤが標準装備されています。上級グレードの「version L」には、より走行安定性を高める235/45R18の18インチタイヤ、そしてスポーツグレードの「F SPORT」には、さらに大径の235/40R19の19インチタイヤが採用されています。
3つのサイズを並べると、外径がほぼ揃えられていることが分かります。17インチで668mm前後、18インチで670mm前後、19インチで673mm前後と、リム径が2インチ変わっても外径の差は5mm程度に収まります。ホイールを大きくした分だけタイヤの厚みを削るという設計で、これによりスピードメーターの表示や最終減速比を揃えたまま、見た目と接地感だけを変えているわけです。
レクサスESは、量産車として世界で初めてカメラを用いたサイドミラー、通称「デジタルアウターミラー」を採用したことでも大きな話題となりました。この技術に加え、静粛性や乗り心地の良さもESの大きな特徴です。では、ESには具体的にどのようなタイヤを装着できるのでしょうか。燃費性能、走行性能、静粛性など、ESの特性を最大限に引き出すタイヤの選び方について詳しくチェックしていきましょう。
215/55R17はベースグレードのレクサスES300hに標準装備される、乗り心地と燃費を両立させたバランスの良いサイズ
ESのベースグレードに標準装備されている17インチの「215/55R17」は、ESの快適な乗り心地を支えるバランスの取れたサイズです。このサイズは、国内・海外の多くのタイヤメーカーから幅広く販売されています。ES300hは、高い静粛性と低燃費を実現したハイブリッドセダンであるため、タイヤ選びでは燃費性能と静粛性を重視したコンフォートタイヤが適しています。
17インチを選ぶ実利は、扁平率55というサイドウォールの厚みにあります。18インチの45、19インチの40と比べると、段差を越えたときにゴムが吸収してくれる余地が明確に大きくなります。同時に、1本あたりの価格も3サイズの中で最も抑えられます。ESの静粛性と乗り心地という本来の資質を最も引き出しやすいのは、実はこのベースグレードのサイズです。
間近で見ると、17インチのESはホイールアーチとタイヤの間にわずかな余白が残り、19インチのF SPORTと比べて足元の印象は穏やかです。見た目の迫力を優先するか、乗り味と維持費を優先するかという分岐が、そのまま3つのサイズ設定に表れています。
路面状況に関わらず安定したハンドリング性能と安全性 レクサスESで安心走行ができるコンチネンタル プレミアムコンタクト7
Continental PremiumContact 7 215/55R17 94V
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | コンチネンタル |
| ブランド | PremiumContact 7 |
| タイヤサイズ | 215/55R17 |
| タイヤ外径 | 668mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | ラベル対象外 |
| 値段 | 20,900円~(2026年調べ) |
コンチネンタル PremiumContact 7(プレミアムコンタクト セブン)は、パフォーマンス・コンフォートタイヤに位置付けられるフラッグシップモデルです。アダプティブ・パターン技術により、ウェット路面やドライ路面といった路面状況に左右されない操縦安定性能とグリップ力を発揮します。
「テーラーメード・コンストラクション」を採用している点が大きな特徴で、車両の重量、サイズ、そしてEV(電気自動車)を含む駆動方式に応じてタイヤ構造を最適化しています。ES300hのようなハイブリッド車は、バッテリーとモーターの分だけ同クラスのガソリン車より重く、その重さを支えながら転がり抵抗も抑えるという相反する要求が生まれます。車両特性に合わせて構造を作り分ける設計思想は、この矛盾に対する一つの回答です。
新開発のレッド・チリ・コンパウンドにより、低温時でもウォームアップを必要とせず、走り出した瞬間から高いグリップレベルを発揮します。冬場の朝、駐車場を出てすぐの交差点で踏むブレーキは、タイヤが冷え切った状態での制動です。この領域の性能は数値には表れにくい一方、日常の安全性には直結します。
表の低燃費グレードが「ラベル対象外」となっているのは、国内タイヤラベリング制度への参加対象外という意味です。輸入タイヤでは珍しくない扱いで、性能が劣ることを示すものではありません。ただし国産のコンフォートタイヤと転がり抵抗の等級で横並び比較ができないため、燃料消費率を数値で比べたいオーナーには判断材料が少なくなります。
高い静粛性でレクサスESの車内での会話が心地よくなる ダンロップ ルマン V+
DUNLOP LE MANS V+ 215/55R17 94V
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | LE MANS V+ |
| タイヤサイズ | 215/55R17 |
| タイヤ外径 | 672mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | AA/b |
| 値段 | 16,030円~(2026年調べ) |
ダンロップのLE MANS V+(ル・マン ファイブ プラス)は、2023年2月1日に発売されたコンフォートタイヤです。「サイレントコア(特殊吸音スポンジ)」を搭載することで、タイヤ内部で発生する空洞共鳴音を低減し、静粛性を追求しています。低車外音タイヤの基準も満たしています。
このタイヤの位置づけを分かりやすくするなら、価格対効果です。表の低燃費グレードは「AA/b」で、転がり抵抗性能はAAA・AA・A・B・Cの5段階で上から2番目にあたります。プレミアムコンフォート系の上位銘柄と比べると価格帯は明確に抑えられており、それでいて転がり抵抗の等級は落ちていません。ハイブリッドセダンで燃料消費率を意識しつつ、静粛性にも投資したいという条件に対して、最も無理のない着地点になります。
一方で、静粛性の絶対値を最優先するなら、後述するプレミアムコンフォート専用設計の銘柄には譲ります。ル・マンはコンフォートカテゴリー、ビューロやレグノ、アドバンデシベルはプレミアムコンフォートカテゴリーという住み分けで、価格差はそのままカテゴリー差です。予算を決めてから比較対象を絞ると選びやすくなります。
レクサスESのベースグレードに新車装着タイヤで採用されたのはミシュランのプライマシー3で高速も街乗りも安定した性能のコンフォートタイヤ
MICHELIN PRIMACY3 215/55R17 94V
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ミシュラン |
| ブランド | プライマシー3 |
| タイヤサイズ | 215/55R17 |
| タイヤ外径 | – |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | V |
| 値段 | 21,800円~(2026年調べ) |
ミシュランのPrimacy 3(プライマシー スリー)は、ESのベースグレードに新車装着タイヤとして採用された実績を持つコンフォートタイヤです。新車時の乗り味をそのまま再現したいなら最短の選択肢になりますが、シリーズはすでに世代交代が進んでいます。
プライマシーシリーズはPrimacy 4、Primacy 4+と進み、2025年3月にはPrimacy 4+とプライマシーSUV+を統合する形でPrimacy 5が登場しました。Primacy 5はウェットラベリング最高グレードの「a」を取得し、耐摩耗性能を約30%向上させたうえで、摩耗した状態でのウェットブレーキング性能も約2.4%高めています。さらに2026年4月には、環境性能を磨いたプライマシー5エナジーが加わりました。
新車装着タイヤと同じ銘柄にこだわるより、「新車装着タイヤが何を狙っていたか」を引き継ぐほうが現実的です。ESの場合、その狙いは静粛性と転がりの軽さ、そして摩耗が進んでもウェット性能が落ちにくいことです。この3点を満たす銘柄であれば、世代が新しいほど数値は良くなります。
なお、新車装着タイヤと同じ銘柄名の市販品は、内部構造やコンパウンドが異なる場合があります。新車装着専用に開発されたタイヤは車両メーカーとの共同開発で仕様が作り分けられており、サイドウォールの刻印で見分けがつくものもあります。「純正と同じものを買ったのに乗り味が違う」という感想が出るのは、この違いによるものです。
ダンロップのビューロVE303は燃費のほかにもロングライフ性能を高めたタイヤで吸音スポンジのサイレントコアを搭載しているため音も静か
DUNLOP VEURO VE303 215/55R17 215/55R17 94V
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | ビューロVE303 |
| タイヤサイズ | 215/55R17 |
| タイヤ外径 | 665mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | W |
| 値段 | 16,900円~(2026年調べ) |
ダンロップのVEURO VE303は、2013年に登場したプレミアムコンフォートタイヤです。独自の「サイレントコア」がタイヤ内部の空洞共鳴音を吸収し、ESのような高級セダンが持つ静かで上質な走行フィールを引き出します。
後継のVEURO VE304は2020年3月1日から発売されています。主溝に「3D波型グルーブ」を新採用して溝を流れる気流をコントロールし、VE303と比べてパターンノイズを24%低減。さらに剛性の異なる素材をより合わせた「ハイブリッドバンド」をトレッド部に配置することでタイヤの振動を抑え、ロードノイズを29%低減しています。ウェットグリップ性能は展開64サイズ中63サイズでラベリング最高グレードの「a」を達成しました。
24%と29%という数字は、騒音エネルギーの低減率です。人間の耳が感じる音量は対数的に変化するため、この数値がそのまま体感の半減を意味するわけではありません。それでも、目地の連続する高速道路の継ぎ目やアスファルトの粗い路面で、耳につく成分が減ることは実感できる範囲です。静粛性を主目的に交換するなら、旧型を探すより現行のVE304を検討するほうが投資に見合います。
ビューロシリーズが狙うのは、音を単に小さくすることではなく、耳障りな成分を減らして自然な音に整えることです。無音の車内は不自然で、かえって細かな異音が目立ちます。高級セダンの静粛性という言葉が指しているのは、音量そのものより音の質です。
グッドイヤーのエフィシェントグリップパフォーマンスは燃費性能AAとウェットグリップ性能aを獲得しているレクサスESに似合うプレミアムなタイヤ
GOODYEAR EfficientGrip Performance 215/55R17 98W XL
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | グッドイヤー |
| ブランド | エフィシェントグリップパフォーマンス |
| タイヤサイズ | 215/55R17 |
| タイヤ外径 | 665mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | W |
| 値段 | 25,980円~(2026年調べ) |
グッドイヤーのEfficientGrip Performance(エフィシェントグリップ パフォーマンス)は、燃費性能でグレード「AA」または「A」、ウェット性能で最高グレードの「a」を取得したハイパフォーマンスコンフォートタイヤです。後継のEfficientGrip Performance 2は2022年2月1日に発売され、ウェット性能と耐摩耗性能をテーマにさらに進化しています。
この銘柄で必ず押さえておきたいのが、表のロードインデックス98という数値です。他の多くの選択肢が94であるのに対し、負荷能力が一段高く設定されています。これはエクストラロード(XL)規格であることを示しており、タイヤ構造を強化して高い空気圧を入れることで負荷能力を高める設計です。
XL規格で見落とされやすいのが空気圧の読み替えです。スタンダード規格の指定値をそのまま入れると、本来の負荷能力に届きません。運転席側のドア開口部に貼られたラベルの数値は純正装着タイヤを前提としたもので、規格が変われば適正値も変わります。装着時に販売店で確認しておかないと、剛性不足によるふらつきや、ショルダー部の偏摩耗につながります。
逆に言えば、適正な空気圧で運用できれば、XL規格の高い剛性はESのような車重のあるセダンに対して素直に効いてきます。高速道路でのレーンチェンジや、荷物を積んだ状態での安定感という形で差が出る部分です。
ヨコハマのフラグシップブランドであるアドヴァンから静けさを重視したデシベルがラインナップ!いままでのどのタイヤよりも性能を高めている
YOKOHAMA ADVAN db V552 215/55R17 94W
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | アドヴァンデシベル |
| タイヤサイズ | 215/55R17 |
| タイヤ外径 | 668mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | W |
| 値段 | 14,980円~(2026年調べ) |
ヨコハマタイヤのフラッグシップブランドがADVAN(アドバン)シリーズです。その中で静粛性と快適性を追求したプレミアムコンフォートタイヤがADVAN dB V552(アドバン デシベル ブイゴーゴーニ)で、2017年から販売されてきました。
後継のADVAN dB V553は2024年2月から発売されています。トレッドパターンを新設計し、構造をタイヤサイズごとに最適化することで、新品時の騒音エネルギーを従来品比15%低減。さらに摩耗時の騒音エネルギーも22%低減しました。国内タイヤラベリング制度では転がり抵抗性能「AA〜A」、ウェットグリップ性能は全サイズで最高グレードの「a」を獲得しています。
V553で注目したいのは、摩耗時の性能低下に踏み込んでいる点です。タイヤは新品のときが最も静かで、溝が減るにつれてノイズは増えていきます。カタログの数値は新品時のものであり、実際にオーナーが過ごす時間の大半は摩耗が進んだ状態です。「静かさが持続する」という開発コンセプトは、この現実に対する回答になっています。長期使用で見えてくる差という意味では、新品時の数値以上に価値のある改良です。
V553には電動車対応商品を示す独自マーク「E+(イー・プラス)」が打刻されています。ハイブリッドやEVはエンジン音が小さいぶん、ロードノイズが相対的に目立ちます。ES300hのようなハイブリッドセダンは、この設計思想が最も生きる車種です。
トーヨーのナノエナジー3プラスは価格帯が安くコストパフォーマンスに優れる1本でA-bを獲得しているスタンダードなエコタイヤ
TOYO NANOENAERGY3 Plus 215/55R17 94V
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | トーヨー |
| ブランド | ナノエナジー3プラス |
| タイヤサイズ | 215/55R17 |
| タイヤ外径 | 668mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | W |
トーヨータイヤのNANOENERGY 3 PLUS(ナノエナジー スリー プラス)は、材料設計基盤技術「ナノバランステクノロジー」を投入したスタンダードな低燃費タイヤです。国内タイヤラベリング制度において転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「b」を獲得しています。
この銘柄をESに履かせる場合、どこで妥協するかを明確にしておく必要があります。プレミアムコンフォート系と比べると、静粛性と乗り心地では明確に一段下です。ESの持ち味である静かな車内空間を優先するなら、選択としては噛み合いません。
それでも候補に入る理由は、交換総額です。プレミアムコンフォートを4本そろえる場合と比べて、費用は大きく変わります。年式が進んで走行距離も伸びた個体で、次の車検までを見据えた交換なら、性能と費用のバランスとして成立します。所有期間や売却予定まで含めて判断する場面で効いてくる選択肢です。
パターン設計では、排水性を高めるワイドグルーブ、接地面を広げるワイドトレッド、高剛性リブパターンが採用されています。直進安定性と耐摩耗性を確保する構成で、基本性能に不足はありません。求めるものが「静けさ」なのか「経済性」なのかを先に決めれば、判断は難しくありません。
ミシュランのプライマシー4は安定性や静粛性・燃費性能すべてを考えて作られたプレミアムタイヤで履き始めから交換時期まで性能を実感
MICHELIN PRIMACY4 215/55R17 94W
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ミシュラン |
| ブランド | プライマシー4 |
| タイヤサイズ | 215/55R17 |
| タイヤ外径 | – |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | W |
| 値段 | 25,630円~(2026年調べ) |
ミシュランのPrimacy 4(プライマシー フォー)は、従来モデルのPrimacy 3と比較して排水性能を大きく向上させたプレミアムコンフォートタイヤです。特許技術の「エバーグリップテクノロジー」により、トレッドが摩耗してもグルーブ(溝)の幅の減少を抑える設計を採用しており、使用末期までウェット性能が落ちにくい構造になっています。
この「摩耗しても性能が落ちにくい」という方向性は、実は経済性の話でもあります。溝が減ってウェット性能に不安を感じた時点で交換する人と、限界まで使い切る人とでは、実質的な使用期間が変わります。安全側に倒しながら長く使えるということは、1本あたりの単価が高くても年あたりのコストでは逆転する可能性があるということです。
Primacy 4はサイドウォールに、スリップサインとは別に残溝が減ってきたことを示すインジケーターを設けています。トレッド面を覗き込んで溝の深さを目測するより、この表示のほうが判断しやすい構造です。残り溝が1.6mmを下回ったタイヤは使用できませんが、実際にはその手前から雨天時の制動距離は伸びています。早めに気づける仕組みは、そのまま安全マージンになります。
シリーズはPrimacy 4+を経てPrimacy 5へ、さらにプライマシー5エナジーへと進んでいます。同じミシュランのプレミアムコンフォートで選ぶなら、世代の新しいものからサイズ設定を確認するのが順序としては合理的です。
「疲れにくい」ことを重点に置いたPlayz PXは燃費性能もウェットグリップ性能も高めていてレクサスESにもピッタリのタイヤ
BRIDGESTONE Playz PX 215/55R17 94V
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | プレイズPX |
| タイヤサイズ | 215/55R17 |
| タイヤ外径 | 668mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | W |
ブリヂストンのPlayz PX(プレイズ ピーエックス)は、「疲れにくい」というコンセプトを掲げたタイヤです。現行はPlayz PXⅡで、従来はセダン・クーペ専用と軽・コンパクトカー専用に分かれていたものを1銘柄に統合しています。ミニバン専用はPlayz PX-RVⅡとして別に設定されています。
疲れにくさの根拠は、無意識のハンドル修正を減らすという点にあります。直進しているつもりでも、ドライバーは絶えず微小な修正舵を当てています。タイヤの接地が安定していれば、この修正回数が減り、長時間の運転で蓄積する負担が軽くなります。高速道路を長距離走る機会が多いESの使われ方には、この方向性が噛み合います。
Playz PXⅡのサイズラインアップでは、ラベリング制度の転がり抵抗係数「A」かつウェットグリップ性能「a」という組み合わせが半数以上を占めています。低燃費性能と雨天時の安全性という相反しやすい2つを同時に高い等級で取っている点が、この銘柄の技術的な見どころです。
静粛性に振り切ったプレミアムコンフォートとは狙いが異なります。車内の静けさより、走っているときの安定感と疲労の少なさを重視するオーナーに刺さる一本です。
上位グレードにはインチアップされた235/45R18のタイヤを装備!幅は太く大きくなり安定感が増した
ES300hの上位グレードには、幅が太くなり1インチアップさせた235/45R18のタイヤがラインナップしています。17インチの215/55R17と比べると、幅は20mm広がり、扁平率は10ポイント下がります。
この変化が実際に何を意味するかというと、接地面の形が変わるということです。幅が広がれば路面に接する面積が増え、コーナリング時の踏ん張りが効きます。一方で扁平率が下がった分だけサイドウォールが薄くなり、段差でゴムが吸収してくれる余地は減ります。乗り心地の面では17インチに一歩譲るというのが、物理的な帰結です。
ただしESの場合、サスペンションのセッティングが18インチ装着を前提に作り分けられているため、単純な劣化にはなりません。実際に乗り比べると、18インチのほうが高速域での落ち着きが増し、17インチのほうが市街地の荒れた路面で穏やか、という違いに落ち着きます。どちらが上ということではなく、性格の違いです。
タイヤ幅も太く扁平率も低い18インチですが、国内メーカー・海外メーカーでラインナップはあるのでしょうか。チェックしてみましょう。
高いグリップ力が操縦安定性能に貢献してレクサスESの快適な走行を実現する コンチネンタル プレミアムコンタクト7
Continental PremiumContact 7 235/45R18 98Y
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | コンチネンタル |
| ブランド | PremiumContact 7 |
| タイヤサイズ | 235/45R18 |
| タイヤ外径 | 669mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | ラベル対象外 |
| 値段 | 27,400円~(2026年調べ) |
コンチネンタルのPremiumContact 7は、18インチでも17インチと同じ設計思想で展開されています。速度記号がVからYへ上がっている点が17インチとの違いで、Yは最高速度300km/hに対応することを示します。日本の公道で使い切る数値ではありませんが、高速域での構造的な余裕を示す指標として読み取れます。
version Lグレードの性格を考えると、この銘柄が向くのは高速道路での長距離移動が多いオーナーです。冷間時から立ち上がるグリップと、車両特性に合わせた構造の作り分けは、荷重が乗った状態での安定感につながります。
一方で、静粛性を最優先する場合は国産のプレミアムコンフォート勢と比較する価値があります。欧州の高速走行を前提に開発されたタイヤは、しっかり感の方向に振られている傾向があり、日本の市街地中心の使い方では硬さとして受け取られることもあります。試乗できる機会があれば、目地の多い路面での印象を確かめておくと選びやすくなります。
タイヤ全体で路面からの振動を吸収してレクサスESの乗り心地を快適にする ダンロップ ルマン V+
DUNLOP LE MANS V+ 235/45R18 94W
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | LE MANS V+ |
| タイヤサイズ | 235/45R18 |
| タイヤ外径 | 672mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | AA/b |
| 値段 | 24,880円~(2026年調べ) |
ダンロップのLE MANS V+は、18インチでも転がり抵抗性能「AA」、ウェットグリップ性能「b」という等級を維持しています。17インチから18インチへ上がると転がり抵抗の等級が落ちる銘柄もあるなかで、サイズ間で性能が揃っている点は選びやすさにつながります。
扁平率45のタイヤは、17インチの55と比べてサイドウォールの吸収代が減ります。ここを補うのがサイレントコアとしなやかな構造設計で、路面からの細かな入力が角の立った振動として伝わりにくくなります。18インチで乗り心地の悪化を最小限にしたいという条件に対して、素直に効いてくる設計です。
ル・マンV+はサステナブルシリカ分散剤を採用しており、低車外音タイヤの基準も満たしています。車外騒音の低減は運転者自身が体感する部分ではありませんが、住宅街を通る時間帯が多いなら、周囲への配慮という意味を持ちます。
ブリヂストンのレグノGR-XIIはプレミアムなレクサスESにピッタリのコンフォートタイヤで様々な騒音をカットし優雅な走行を楽しめる
BRIDGESTONE REGNO GR-XII 235/45R18 94W
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | レグノGR-XII |
| タイヤサイズ | 235/45R18 |
| タイヤ外径 | 671mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | W |
ブリヂストンのREGNO GR-XII(レグノ ジーアール・クロスツー)は、「GREAT BALANCE」をコンセプトに開発されたプレミアムコンフォートタイヤです。単にノイズを抑えるだけでなく、ドライバーが耳にする音の質まで作り込んだ設計で、レグノというブランドが長く支持されてきた理由でもあります。
後継のREGNO GR-XIIIは2024年2月に発売されました。商品設計基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」を搭載し、静粛性と乗り味、サステナビリティ性能を両立しています。トレッドパターンはGR-XIIの消音効果の高いパターンを進化させたもので、一見似ていますが縦溝の幅が異なり、溝の中で空気がぶつかり合う気柱管共鳴を抑える構造がさらに作り込まれています。発売当初の53サイズから約1年で78サイズまで拡大し、2025年2月にはミニバン・コンパクトSUV向けのGR-XIII TYPE RVも加わりました。
新旧を同じ車両で比較した試乗では、段差を通過したときにGR-XIIIのほうが明らかにショックの角が取れ、衝撃が乗員へ伝わりにくいという評価が出ています。この比較にはES300hが使われており、まさにこの車格での差が確かめられた形です。
一方で、GR-XIIIは車重の軽い車ではタイヤ全体の剛性が伝わりやすく、段差でショックを拾いやすい傾向も指摘されています。1.7t前後のESのような車重のあるセダンは、この銘柄が本来想定している相手です。軽量な車で評判を聞いて選ぶより、自分の車の重量帯で判断したほうが失敗が少なくなります。
ダンロップのルマンファイブはレクサスESに転がり抵抗係数AAを与えてくれるコンフォートタイヤ!リムガードもついてガリ傷にも安心
DUNLOP LE MANS V 235/45R18 94W
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | ルマンファイブ |
| タイヤサイズ | 235/45R18 |
| タイヤ外径 | 672mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | W |
| 値段 | 24,880円~(2026年調べ) |
ダンロップのLE MANS V(ル・マン ファイブ)は2017年2月に登場したコンフォートタイヤで、現在はLE MANS V+が後を継いでいます。シノビテクノロジーにより従来品から騒音エネルギーを低減し、耐摩耗性にも配慮した設計で、静粛性とロングライフの両立を求める層に支持されました。
この銘柄で実用面から評価したいのが、リムプロテクター(リムガード)です。サイドウォールの外周に一段盛り上がった帯が設けられており、縁石に寄せすぎたときにホイールのリムより先にこの部分が当たります。18インチや19インチのホイールは修理費用が小さくないため、この数mmの出っ張りには相応の価値があります。実際に触れてみると、指で辿ったときにサイドウォールから明確に段差として感じられる高さがあります。
コインパーキングの縁石やガソリンスタンドの段差など、ホイールを傷めるのは高速走行ではなく低速時の不注意です。19インチ装着車では特に、リムとタイヤ外周の余白が少なくなるため、この保護構造の有無が結果を分ける場面が出てきます。
レクサスESのスポーツグレードであるFスポーツには19インチの235/40R19が装着!タイヤが薄くサイドビューもカッコいい
ESのスポーツグレードであるF SPORTには、18インチと幅は同じですが扁平率の低い19インチタイヤが装着されます。235/40R19という設定で、幅は235mmのまま、扁平率だけが45から40へ下がっています。
この5ポイントの差は、数字で見ると小さく感じられます。しかし235mm幅の40%は94mm、45%は約106mmで、サイドウォールの高さは12mmほど違います。路面の突起を越えたときにゴムがつぶれて吸収できる量が1cm以上減るということで、体感としてははっきり分かる差になります。
19インチを選ぶ理由は、見た目の説得力と、ステアリングを切り込んだときの応答の速さです。逆に、ホイールを縁石で傷めるリスクは3サイズの中で最も高く、タイヤの単価も最も高くなります。F SPORTの足元を維持するか、乗り心地と費用を取って別のサイズを検討するかは、使い方次第です。
運動性能や乗り心地を大きく左右するF SPORTに適合する19インチタイヤのラインナップを紹介します。
ウェットブレーキ性能が向上して雨の日や濡れた路面でも安全性が高い ダンロップ ルマン V+
DUNLOP LE MANS V+ 235/40R19 96W
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | LE MANS V+ |
| タイヤサイズ | 235/40R19 |
| タイヤ外径 | 673mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 96 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | AA/b |
| 値段 | 30,760円~(2026年調べ) |
LE MANS V+は19インチでも転がり抵抗性能「AA」を維持しており、17・18・19の3サイズすべてで同じ等級がそろう構成になっています。グレードを問わず同じ性格のタイヤを選べるという点は、F SPORTから他グレードへ乗り換えるオーナーにとっても分かりやすい要素です。
19インチのLE MANS V+で効いてくるのは、サイレントコアと構造のしなやかさです。扁平率40のタイヤは構造上どうしても入力が直接的になりますが、内部の吸音スポンジが空洞共鳴音を抑えることで、耳につく成分は減らせます。F SPORTの見た目を維持したまま、車内の質感をコンフォート寄りに戻したいという要望に対する現実的な答えになります。
ロードインデックスが17・18インチの94から96へ上がっている点も確認しておきたい部分です。19インチではタイヤの空気室容積が小さくなるため、同じ負荷能力を確保するには構造側で補う必要が出てきます。数値が違うのはサイズごとの設計上の必然で、交換時にはこの数値を下回らないものを選んでください。
ブリヂストンのコンフォートタイヤであるレグノは19インチサイズもしっかりラインナップしていてレクサスES Fスポーツの走りを支えてくれる
BRIDGESTONE REGNO GR-XII 235/40R19 92W
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | レグノGR-XII |
| タイヤサイズ | 235/40R19 |
| タイヤ外径 | 673mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 92 |
| 速度記号 | W |
| 値段 | 45,030円~(2026年調べ) |
レグノはF SPORTに装着される19インチサイズでもラインナップされています。19インチという大径かつ扁平率の低いタイヤは乗り心地が硬くなりやすいカテゴリーですが、レグノは静粛性としなやかさでその不利を埋める方向に振られています。
19インチのレグノは、3サイズの中で最も価格帯が上がります。この投資が見合うかどうかは、車内で過ごす時間の長さで判断できます。通勤や送迎で毎日ハンドルを握り、同乗者を乗せる機会も多いなら、静粛性への投資は回収しやすくなります。逆に週末に短距離を走る程度なら、体感できる時間そのものが短くなります。
後継のREGNO GR-XIIIは、ENLITEN搭載によって静粛性と乗り味に加えてサステナビリティ性能も引き上げています。19インチでの選択肢としても、世代の新しいものからサイズ設定を確認する順序が合理的です。
なお、ロードインデックスが92と、17・18インチの94より低い数値になっています。これはサイズごとの規格に基づく設定で、車両指定を満たしていれば問題ありません。ただし社外ホイールと組み合わせる際は、指定値を下回らないかを必ず確認してください。
ヨコハマのスポーツタイヤであるアドヴァンスポーツはES300hのFスポーツに合うタイヤで高い速度域でも安心して走行
YOKOHAMA ADVAN sport V105 235/40ZR19 96Y
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | アドヴァンスポーツV105 |
| タイヤサイズ | 235/40ZR19 |
| タイヤ外径 | 671mm |
| タイヤの種類 | スポーツタイヤ |
| ロードインデックス | 96 |
| 速度記号 | Y |
| 値段 | 36,400円~(2026年調べ) |
ヨコハマタイヤのADVAN Sport V105(アドバン スポーツ ブイイチマルゴ)は、2013年から市販されたグローバルフラッグシップのプレミアムスポーツタイヤです。メルセデス・ベンツやアウディ、ポルシェといったハイパフォーマンスカーへの新車装着で知られる系譜に連なるモデルで、高速域での運動性能と操縦安定性に軸足を置いています。
転がり抵抗係数は「C」で、コンフォート系の「AA」や「A」と比べると明確に不利です。この等級差は燃料消費率に直結するため、ハイブリッドセダンであるES300hの経済性という点では譲る部分になります。一方でウェットグリップ性能は最高の「a」を獲得しており、雨天時の制動性能は高い水準にあります。
後継のADVAN Sport V107は2022年3月から発売されています。V105の運動性能・快適性・安全性のバランスを踏襲したうえでドライ・ウェット性能と操縦安定性を高め、一部サイズでは低燃費タイヤの基準となる「A/a」を満たしています。転がり抵抗を理由にV105を見送っていたなら、V107で条件が変わる可能性があります。
この系統を選んで後悔しやすいのは、静粛性を期待した場合です。スポーツタイヤはトレッドの剛性を高める設計上、パターンノイズがコンフォート系より大きく出ます。ESの持ち味である静けさを損なわずに走りを引き上げたいなら、プレミアムコンフォートの上位銘柄を選ぶほうが目的に合います。ハンドリングの手応えを最優先し、静粛性は二の次でよいと割り切れる場合に刺さる選択肢です。
レクサスESの静粛性はタイヤのどこで決まるのか
ESのタイヤ選びで静粛性が繰り返し話題になるのは、この車の商品性そのものが静けさに寄っているからです。ただ、ひと口に静粛性といっても、車内に届く音は種類が違い、それぞれ対策する部位も異なります。
まずロードノイズです。路面の凹凸がタイヤを振動させ、その振動がホイールからサスペンションを通じて車体に伝わって発生する低い音です。トレッド部の構造や、剛性の異なる素材を組み合わせたベルト層の設計で抑えられます。ビューロVE304がハイブリッドバンドでロードノイズを29%低減したというのは、この領域の話です。
次にパターンノイズ。トレッドの溝が路面を叩き、溝の中の空気が圧縮と開放を繰り返すことで生じる高めの音です。ブロックの配列やピッチの並べ方、溝の断面形状を最適化することで低減します。レグノGR-XIIIが縦溝の幅を変えて気柱管共鳴を抑えているのは、まさにここへの対策です。
3つめが空洞共鳴音です。タイヤの内部にある空気そのものが特定の周波数で共鳴して発生する音で、構造やパターンでは抑えにくい成分です。ここに効くのが、ダンロップのサイレントコアに代表される吸音スポンジで、タイヤ内側に貼り付けたスポンジが空気の振動を吸収します。目地を越えたときに「ボー」と尾を引くような音が減るのは、この技術によるものです。
つまり、静粛性を求めて銘柄を選ぶときは、「どの音が気になっているのか」を先に切り分けると外しにくくなります。粗いアスファルトでゴーという音が続くならロードノイズ、特定の速度域でヒューという音が乗るならパターンノイズ、段差の後に低い残響が残るなら空洞共鳴音です。気になっている音に対応した技術を持つ銘柄を選ぶほうが、総合評価の高さだけで選ぶより満足度は上がります。
レクサスESのタイヤ交換で見落とされやすい注意点とは
銘柄選びと同じくらい、交換時の実務で確認しておきたい項目があります。あとから気づくと余計な費用や手間につながる部分です。
ひとつめは、規格と空気圧の関係です。前述のとおりXL規格のタイヤは、スタンダード規格より高い空気圧を入れることで負荷能力を確保します。純正がスタンダード規格でXL規格に履き替えた場合、ドア開口部のラベルに書かれた数値をそのまま使うと本来の性能が出ません。ロードインデックスが純正より大きい数値になっていたら、規格が違う可能性を疑って販売店に確認してください。
ふたつめは、空気圧そのものの管理です。日本自動車タイヤ協会が2025年に全国25回実施した路上タイヤ点検では、実測した340台のうち183台、53.8%が整備不良で、不良項目のワースト1は空気圧不足の49.7%でした。JAFのロードサービス救援データでも、2025年度の高速道路における出動理由の第1位は「タイヤのパンク・バースト・空気圧不足」で26,985件、全体の44.0%を占めています。扁平率40のタイヤは空気圧が下がっても外観の変化が読み取りにくく、月1回の点検が実質的な唯一の防衛策になります。
3つめは、外径の管理です。純正の17・18・19インチはいずれも外径が670mm前後にそろえられています。銘柄を変えると数mmの差は生じますが、この範囲ならスピードメーターへの影響は問題になりません。一方、サイズそのものを変える場合は、外径が純正から大きく離れないことを条件に組み合わせを選んでください。
4つめが、ホイールとの適合です。ESのホイールはPCD(ピッチ円直径)114.3mm、5穴が基本です。社外ホイールを検討する際は、リム幅とインセットが純正から極端に離れないものを選ぶと、フェンダーからのはみ出しやサスペンションとの干渉を避けやすくなります。
最後に、空気圧警報システムを備える車両では、タイヤやホイールを交換した後に初期設定の操作が必要になる場合があります。作業を依頼した店舗で対応してもらえるかを、事前に確認しておくと安心です。
新型レクサスESの夏タイヤ交換に使う純正タイヤサイズとホイールサイズ
7代目ESにラインナップしているタイヤサイズは、ベースグレードで215/55R17、上級グレードで235/45R18、スポーツグレードで235/40R19になっています。
| レクサスESのグレード | タイヤサイズ | 型式 | ホイールサイズ |
|---|---|---|---|
| ES300h | 215/55R17 | XV70 | 17インチ X 7.0J(+40) |
| ES300h バージョンL | 235/45R18 | XV70 | 18インチ X 8.0J(+41) |
| ES300h Fスポーツ | 235/40R19 | XV70 | 19インチ X 8.0J(+38) |
リム幅とインセットに注目すると、18インチと19インチはどちらも8.0Jで、インセットだけが41mmと38mmで3mm違います。数値上は小さな差ですが、インセットが小さくなるほどホイールは外側へ出ます。19インチのF SPORTがわずかにワイドに見えるのは、この設定によるものです。社外ホイールでインセットを大きく変えると、フェンダーとの位置関係が崩れるため、純正値を基準に選ぶのが無難です。
新しいレクサスESは「リトルLS」と称されるラグジュアリーで使いやすいミドルセダンです
レクサスESは、2018年10月の日本導入以前は、トヨタ・ウィンダムとして2006年まで販売されていました。しかし、ESという車名で日本市場に登場したのは、この7代目モデルが初めてです。エクステリアデザインはフラッグシップセダンであるレクサスLSにも匹敵する上質さを誇り、「リトルLS」とも称されるラグジュアリーなミドルセダンとして注目を集めました。
7代目ES300hのタイヤサイズは、ベースグレードが17インチ(215/55R17)、上級グレードのversion Lが18インチ(235/45R18)、F SPORTが19インチ(235/40R19)と明確に分けられています。ESは元々高い静粛性と乗り心地を備えていますが、タイヤを交換することでその性能をさらに引き上げることが可能です。
使い分けの目安を整理すると、車内の静けさを最優先するならレグノGR-XIII、アドバンdB V553、ビューロVE304といったプレミアムコンフォート勢が軸になります。静粛性と価格のバランスを取るならル・マンV+、走りの手応えと安定感を重視するならプレイズPXⅡやプレミアムコンタクト7、ハンドリングを最優先するならアドバンスポーツV107という並びです。低燃費性能を数値で追うなら、転がり抵抗性能「AA」を取得している銘柄から絞り込むのが早道になります。
なお、ESは2026年6月11日に8代目へ全面刷新され、ハイブリッドに加えてBEVも設定されました。新型の純正タイヤは235/55R19を標準とし、235/45R21をオプションに設定しています。19インチが標準、21インチが上級という構成へと一段階上がった形です。7代目の17インチから19インチという設定は、セダンとしてのバランスが最も取りやすい範囲にあったともいえます。
タイヤは、車の性格を後から調整できる数少ない部品です。静粛性、乗り心地、燃費、ハンドリングのどれを伸ばしたいかを一つ決めてから銘柄を絞れば、選択肢の多さに迷わずに済みます。ご自身の使い方に合わせて、足元から自分だけの一台を作り上げてください。